JP3074287U - 携帯情報端末装置用押釦 - Google Patents

携帯情報端末装置用押釦

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JP3074287U
JP3074287U JP2000004378U JP2000004378U JP3074287U JP 3074287 U JP3074287 U JP 3074287U JP 2000004378 U JP2000004378 U JP 2000004378U JP 2000004378 U JP2000004378 U JP 2000004378U JP 3074287 U JP3074287 U JP 3074287U
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JP
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push button
jewel
glass ball
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JP2000004378U
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健 堀内
俊明 對間
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Sunarrow Co Ltd
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Sunarrow Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯情報端末装置用に、以下の要求事項を満た
す押釦を実現すること。 (1) 当該押釦に対して横方向の力を加える際、指頭との
間に適度の摩擦があって滑りにくい押釦表面構造を有す
ること。(2) 当該押釦が携帯情報端末装置全体を惹き立
たせる装飾的効果を有すること。 【課題解決手段】ダイヤモンドカット様の、互いに連な
る複数の面からなる表面を有する透明な宝石状ガラス玉
の底面を、釦本体上面に固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、携帯電話機、PHS又は携帯型キーボード等携帯情報端末装置に用 いる押釦に関し、特に、いわゆるスクロールキーとして用いるのに適した押釦に 関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯情報端末装置の操作面に並ぶ押釦には、英数字・カナ入力キーに加えて、 各種機能に対応する機能キーがある。これらの機能キーの一つに、スクロールキ ーなどとと呼ばれる大型のキーがある。このスクロールキーは、複数の機能をワ ンボタン・ワンアクションで選択できるようにしたもので、例えば真上から押す 以外に、前後左右に傾けて押すことができる多方向性を持たせたものが多い。
【0003】 従来のスクロールキー用多方向性押釦の例として、短い円筒形をなす釦本体の 上面に浅いくぼみを設け、このくぼみの中にある種の合成樹脂を凸レンズ状に盛 り上げて飾りにしたものがある。この押釦は、樹脂の表面が滑らかな凸レンズ状 をなすので、押釦を前後左右に傾けるため横方向の力を加えようとするとき、指 頭が滑り易く安定感が乏しい。
【0004】 スクロールキー用多方向性押釦の他の従来例を挙げれば、扁平な円盤状をなす 釦本体の上面をほぼ全面にわたって浅い皿状にくぼませたものがある。この場合 も皿状のくぼみが滑らかであるので、指頭が滑り易く安定感に欠けるように感じ られる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、携帯情報端末装置用に、以下の要求事項を満たす押釦を実現するこ とを課題とする。すなわち、 (1) 当該押釦に対して横方向の力を加える際、指頭との間に適度の摩擦があって 滑りにくい押釦表面構造を有すること。 (2) 当該押釦が携帯情報端末装置全体を惹き立たせる装飾的効果を有すること。
【0006】
【課題を解決するための手段】
ダイヤモンドカット様の、互いに連なる複数の面からなる表面を有する透明な 宝石状ガラス玉の底面を、釦本体上面に固定する。
【0007】 上記の宝石状ガラス玉の表面には、ダイヤモンドカット様の各面が鋭い稜線を 伴って連なっているので、指でこの表面に触ると稜線が指面に引っ掛かって適度 の摩擦を生じる。したがって、指頭で押釦を操作するためガラス玉の表面に対し て前後又は左右方向の圧力を加えるとき、指先が滑らず、安定した触感が得られ る。
【0008】 また、上記押釦に取り付けた宝石状ガラス玉は、無色又は有色の透明なガラス 製で、光を反射してキラキラと輝くので、商品としての携帯情報端末装置に魅力 を添える装飾的効果を発揮する。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案の実施形態の一つは、宝石状ガラス玉の裏面(底面)の構造に関する。こ の底面構造には2種類あり、一つは平面、他は凸な多角錐面である。ガラス玉の 輝き方に影響を与えるが、どちらが優れているかは一概に断定できない。いずれ の場合も、選択されたガラス玉の底面構造に応じて、押釦本体の上面を平面又は 多角錐状の凹面に形成し、その上にガラス玉を載置して、両者を接着剤で固定す る。
【0010】 もう一つの実施形態は、ガラス玉の上記底面構造の修飾に関する。該底面が平 面又は多角錐面のいずれの場合も、その上に反射膜を付着させることにより異な る美感を得ることができる。反射膜の種類としてはアルミニウム等金属膜が考え られる。
【0011】 他の実施形態はガラス以外の材質に関する。すなわち、適宜な合成樹脂を用い て上記各種の宝石状ガラス玉の外観形状を模した玉を作成し、この合成樹脂製の 玉を釦上面に固定して押釦を構成するものである。これにより触感はガラス玉を 用いたものと遜色がなく、しかも耐衝撃性に優れる押釦が得られる。合成樹脂と しては、いわゆるアクリル樹脂(ポリメタクリル酸メチル等)が例示される。
【0012】 さらに他の実施形態は、押釦そのものに宝石状の表面を持たせて一体に形成す るものである。この実施形態は、特に大型の宝石状押釦を少ない工数で実現する 場合に適する。材質はガラス又は合成樹脂のいずれも可能である。
【0013】
【実施例】
以下に、添付図面を参照しつつ、本考案の好適な実施例を挙げて説明する。
【0014】 (第1実施例) 図1及び図2は、第1実施例に係る押釦の構造を示す図である。図1は用いる 宝石状ガラス玉又は合成樹脂製の玉の底面が平面の場合、図2は底面が凸多角錐 面の場合であって、ともに(A)が平面図、(B)が中心軸に沿って切断した断面図 である。
【0015】 本実施例に係る押釦は、短い円筒状をなす押釦本体1の上面に浅いくぼみを設 け、そのくぼみ面を、用いる宝石状ガラス玉又は合成樹脂製の玉2の底面構造に 合わせて平面(図1)又は多角錐状凹面(図2)に形成し、そこへ宝石状ガラス玉又 は合成樹脂製の玉2を載置して接着剤で固定したものである。押釦本体1上面の くぼみを囲む円環面上には、釦の作動方向を示す半球状突起3が4カ所に設けら れている。
【0016】 (第2実施例) 図3は第2実施例に係る押釦の構造を示す図である。平面図を中心として、そ の右側に平面図中のA−A矢視の断面図、下方にB−B矢視の断面図を配置して ある。本実施例に係る押釦は、押釦それ自体が、ダイヤモンドカット様の互いに 連なる複数の面からなる表面を有する。釦の下部にはフレームのキー穴からの釦 の抜け落ちを防止するためのフランジが設けられている。
【0017】
【考案の効果】
本考案によれば、指頭で押釦を操作するためその表面に対して前後又は左右方 向の圧力を加えるとき、表面のダイヤモンドカット様の面の稜線が指面に引っ掛 かって適度の摩擦を生じるので、指先が滑らず、安定した触感が得られる。
【0018】 また、宝石状ガラス玉の外観形状を模した合成樹脂製の玉を用いた押釦は、ガ ラス玉を用いた押釦と遜色のない触感を与え、しかも耐衝撃性に優れる。
【0019】 押釦自体に宝石状表面を付与して一体に形成したものは、特に大型で目立つ宝 石状押釦を少ない工数で製造する場合に好適である。
【0020】 本考案に係る押釦は、これに取り付けた宝石状ガラス玉又は合成樹脂製の玉、 あるいはそれ自体が宝石状をなす押釦が光を反射してキラキラと輝くので、携帯 情報端末装置表面の目立つ位置に配置されるならば、当該装置全体を惹き立たせ る装飾的効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る押釦の構造を示す平面図(A)
及び断面図(B)であって、用いる宝石状ガラス玉又は合
成樹脂製の玉の底面が平面の場合を示す。
【図2】図1と同様の平面図(A)及び断面図(B)であっ
て、用いる宝石状ガラス玉又は合成樹脂製の玉の底面が
凸多角錐面の場合を示す。
【図3】押釦自体に宝石状表面を付与して一体に形成し
た押釦を示す平面図及び断面図である。
【符号の説明】
1…押釦本体 2…宝石状ガラス玉又は合成樹脂製の玉 3…押釦の作動方向を示す突起

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】携帯情報端末装置用の押釦であって、ダイ
    ヤモンドカット様の互いに連なる複数の面からなる表面
    を有する透明な宝石状ガラス玉の底面を、釦本体上面に
    固定してなる前記押釦。
  2. 【請求項2】前記宝石状ガラス玉が有色である、請求項
    1記載の押釦。
  3. 【請求項3】前記宝石状ガラス玉の底面が平面である、
    請求項1記載の押釦。
  4. 【請求項4】前記宝石状ガラス玉の底面が凸多角錐面で
    ある、請求項1記載の押釦。
  5. 【請求項5】前記宝石状ガラス玉の底面に反射膜を付着
    させた、請求項3又は4のいずれかに記載の押釦。
  6. 【請求項6】携帯情報端末装置用の押釦であって、請求
    項1から5のいずれかに記載の宝石状ガラス玉の外観形
    状を模した合成樹脂製の玉の底面を、釦本体上面に固定
    してなる前記押釦。
  7. 【請求項7】携帯情報端末装置用の押釦であって、ダイ
    ヤモンドカット様の互いに連なる複数の面からなる表面
    を有する、宝石状の前記押釦。
JP2000004378U 2000-06-23 2000-06-23 携帯情報端末装置用押釦 Expired - Lifetime JP3074287U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004068519A1 (ja) * 2003-01-30 2004-08-12 Sunarrow Limited 透光性材料製のキートップへのマーキング方法、これによりマーキングしたキートップ、キーユニット、及びキーユニットの製造方法
KR102379118B1 (ko) * 2021-10-29 2022-03-25 주식회사 서연이화 차량용 장식 스위치 및 이를 포함하는 차량용 내부 패널

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