JP3073713U - デンタルフロス用柄付き清掃効率アップ歯ブラシ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の歯ブラシでは清掃効率が悪く、清掃効率
をアップするためにはバス法やスクラビング法、チャー
ターズ法、ステイルマン改良法といった難しいブラッシ
ング法を習得しなければその効果はあがらなかった。特
にこれからの高齢化社会を考えれば、長時間口を開きず
らい寝たきり老人の介護者が口腔ケアをはかることは難
しいことであり、同様のことが乳幼児の口腔清掃を行う
者にとっても言えることである。 【解決手段】歯ブラシの把柄の先端の部分にデンタルフ
ロスを使用できるようにし、尚且つ頭部の植毛状態を歯
冠を取り囲むようにすることにより口腔清掃効率をアッ
プする

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】この考案は、口腔内の疾病予防のために使われている歯ブラシ の柄の先端の部分をデンタルフロスが使えるように改良し、ま た頭部の毛先の植毛状態を清掃効率がアップするように改良し たものである。

【考案の属する技術分野】

【０００２】口腔衛生学

【従来の技術】

【０００３】従来より虫歯や歯周疾患の予防といった口腔衛生のために日常 歯ブラシが使用されてきた。

【考案が解決しようとする課題】

【０００４】従来の歯ブラシでは清掃効率が悪く、清掃効率をアップするた めにはバス法やスクラビング法、チャーターズ法、ステイルマ ン改良法といった難しいブラッシング法を習得しなければその 効果はあがらなかった。特にこれからの高齢化社会を考えれば 、長時間口を開きずらい寝たきり老人の介護者が口腔ケアをは かることは難しいことであり、同様のことが乳幼児の口腔清掃 を行う者にとっても言えることである。短時間で清掃効率をア ップすることにより、一般の人達だけでなく、寝たきり老人や 歯ブラシを嫌がる乳幼児などの虫歯や歯周疾患を減少させよう というものである。

【課題を解決するための手段】

【０００５】歯ブラシの把柄の先端の部分にデンタルフロスを使用できるよ うにし、尚且つ頭部の植毛状態を歯冠を取り囲むようにするこ とにより口腔清掃効率をアップする。

【考案の実施の形態】

【０００６】歯ブラシの把柄の先端の部分にデンタルフロスが引っ掛けられ ることにより歯間隣接面の清掃が容易になり、また植毛の状態 が咬合面にあたる部分は短く、そこから頬舌面にあたる部分か ら歯肉溝に入る部分にかけて徐々に長くなり、尚且つ歯冠頬舌 面に対し約３０度の角度がつき全体として歯冠を取り囲むよう に植毛されている。さらに咬合面にあたる部分の幅を変化させ ることにより前歯から大臼歯まで効率良く歯冠の咬合面、頬側 面、舌側面、並びに歯肉及び歯肉溝内部まで一度に清掃できる 。

【考案の効果】

【０００７】従来の歯ブラシよりも短時間で効率良く口腔清掃がはかれ、寝 たきり老人等の介護者にとっても使いやすい歯ブラシである。

【図面の簡単な説明】

【図１】歯ブラシの全体像を示した平面図である。

【図２】歯ブラシの頭部図１Ａの部分の断面図である。

【図３】歯ブラシの頭部図１Ｂの部分の断面図である。

【符号の説明】

１頭部 ２フック ３切れ込み ４切れ込み付きフック ５把柄 ６頚部 ７刷毛 ８大臼歯 ９歯肉 １０前歯

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【手続補正書】

【提出日】平成１２年６月２７日（２０００．６．２
７）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 歯ブラシの把柄の先端の部分にデンタル
   フロスが引っ掛けられるようなフックと切れ込みをそれ
   ぞれ２ヶ所ずつ設ける。
2. 【請求項２】 頭部の断面形態はＵ字状であり植毛の状
   態は断面でみると咬合面にあたる部分はやや短く、そこ
   から頬舌面にあたる部分から歯肉溝に入る部分にかけて
   徐々に長くなり、尚且つ歯冠頬舌面に対し約３０度の角
   度がつき全体として歯冠を取り囲むように植毛されてい
   る。さらに、頭部の先端部では主に大臼歯を清掃するた
   め、咬合面にあたる植毛部の幅が広く、歯ブラシの頚部
   にいくに従い咬合面にあたる植毛部は狭くなり、特に頚
   部に近い部分では主に前歯を清掃するため、咬合面にあ
   たる植毛部の幅は最も狭くなっている。