JP3073644U - ツーインワン型金庫暗号ロック構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 金庫のドアに取り付けられた暗号ロックであ
り、機械解錠機構と電子解錠機構を具えて機械或いは電
子方式で金庫を開けられる、ツーインワン型金庫暗号ロ
ック構造の提供。 【解決手段】 ケース内に機械解錠機構と電子解錠機構
が設けられ、該ケースは金庫のドアに取り付けられ、該
ケースにスライド可能なラッチが設けられ、金庫のドア
に回転盤と環状数字盤が設けられ、該回転盤が一つの軸
でケース内の機械解錠機構と電子解錠機構に連接され、
以上の構造により、該回転盤を回すか或いは環状数字盤
で暗号を入力することにより、機械解錠機構或いは電子
解錠機構を動作させてラッチを内縮させて金庫を開けら
れるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、一種のツーインワン型金庫暗号ロック構造に係り、特に、金庫のド アに取り付けられた暗号ロックであり、機械解錠機構と電子解錠機構を具えて機 械或いは電子方式で金庫を開けられる、ツーインワン型金庫暗号ロック構造に関 する。

【０００２】

【従来の技術】

一般に金庫に取り付けられている機械式暗号ロックは金庫のドアの内面に一つ のロックケースが設けられ、該ロックケースに回転軸があり、該回転軸が金庫の ドアを貫通し、並びに回転軸の外端に暗号回転盤が装着されている。該ロックケ ース内の回転軸に複数の番号片と一つの係止盤が設けられ、且つロックケースに 一つのラッチが設けられ、該ラッチの下方に一つのフック板が設けられている。 金庫のドアの外側の暗号回転盤を回す時、該番号片が回転し、もし回転の暗号が 正確であれば、該フック板が係止盤を係止し、これにより回転盤が係止盤を引き 動かして、ラッチを内縮させることにより、金庫を開けることができる。

【０００３】 また、電子式の暗号ロックは、一つの電磁弁が金庫のドアに装着され、且つ該 電磁弁に一つの制御回路が連接され、該制御回路に一つの数字キーボードが連接 され、数字キーボードにより設定された暗号を入力することにより制御回路に電 磁弁を駆動させ、該電磁弁の伸縮ロッドを内縮させて、金庫のドアを開けられる ようにしている。

【０００４】 しかし、機械暗号ロックの暗号回転盤を回す時には正確に位置を合わせなけれ ばドアを開けることができず、ただし暗号回転盤を回す時には、設定された角度 に正確に回すことができないことがあり、このため正確な番号を入力したつもり でも金庫のドアを開けられないことがあり、使用者にとって不便であった。

【０００５】 また、電子式暗号ロックは電源を使用する必要があり、しかし金庫は常時開放 する訳ではなく、このため電池を電源として使用しているが、長時間不使用であ ったり或いは不注意から、電池の電気エネルギーが徐々に自然消滅し、電気エネ ルギーが不足したり或いは無くなって金庫のドアを開けられなくなることがあり 、これも使用上の不便と面倒を形成した。

【０００６】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の主要な目的は、金庫のドアに装着される暗号ロックを、機械解錠機構 と電子解錠機構を有するものとすることにより、機械或いは電子方式で金庫のド アを開けられるようにすることにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、一つのケース内に機械解錠機構と電子解錠機構が設けられ 、 該ケースは、金庫のドアに装着された矩形のケース体とされ、その内側に、一 つの隔板を具え、該隔板によりケースが第１空間と第２空間に分けられ、該ケー スの上部に矩形穿孔が設けられ、該矩形穿孔内に上下にスライド可能にラッチが 挿設され、 機械解錠機構はケースの第１空間の下部に穿設された軸を具え、並びに軸の外 端に一つの回転盤が装着され、また軸の内端に複数の番号片が装着され、各番号 片の円周辺にそれぞれ一つの凹口が設けられ、且つ番号片の外側の該軸に一つの 係止盤が装着され、該係止盤が一つの係止口を具え、ケースのラッチの下端に一 つの機械式フック板が枢接され、該機械式フック板の下端にフックがあり、該機 械式フック板の下方側辺に垂直に一つの当接棒が設けられ、該回転盤を回して該 軸を回転させて、番号片の凹口を整合させて、機械式フック板の当接棒を番号片 の凹口に挿入して機械式フック板のフックを係止盤の係止口に挿入させ、並びに 該回転盤を回す時に機械式フック板にラッチを連動させて下向きにスライドさせ ることができ、 電子解錠機構は、ケースのラッチに枢接された機械式フック板の位置と同軸に 枢接された一つの電子式フック板を具え、該電子式フック板の下端にフックがあ り、該電子式フック板の上方側辺に係止口が設けられ、該機械式フック板と電子 式フック板の間に一つのトルクばねが装着され、別に一つの梭動機構がケース内 に設けられ且つ電子式フック板の後方に位置し、該梭動機構は一つのスリーブ内 に伸縮可能に設けられた梭動棒を具え、該梭動棒が一つのバネによる付勢を受け 、また該梭動棒の前端が電子式フック板の係止口に挿接可能とされ、且つ梭動棒 の中間部分に第１連接棒が連接され、該第１連接棒の別端がケース内の第２空間 に装着された電磁弁により駆動され、また該電磁弁は一つの制御回路の制御を受 け、且つ該制御回路が一つの環状数字盤に連接され、該環状数字盤が前述の回転 盤外に装着され、該環状数字盤で暗号を入力して制御回路により電磁弁を駆動し て電磁弁に第１連接棒を駆動させ、並びに第１連接棒で梭動機構の梭動棒を引き 動かして梭動棒を内縮させて梭動棒を電子式フック板の係止口より退出させて、 電子式フック板のフックを係止盤の係止口に進入させ、上述の回転盤を回すこと により、ラッチを下向きにスライドさせることができ、 該第２連接棒は、ケース１の第１空間内に枢接され、該第２連接棒に一つのト ルクばねが套設され、該第２連接棒の一端が機械式フック板の側辺に圧接可能と され、該第２連接棒の別端が梭動機構の梭動棒の内端に連接され、機械式フック 板が動作する時に、第２連接棒が梭動機構の梭動棒を駆動して内縮させることに より、電子式フック板が釈放されて、その下端のフックが機械式フック板のフッ クと同時に係止盤の係止口に進入し、該機械式フック板が動作する時、該電子解 錠機構の電子式フック板が機械式フック板と同期に動作することを特徴とする、 ツーインワン型金庫暗号ロック構造としている。 請求項２の考案は、請求項１に記載のツーインワン型金庫暗号ロック構造にお いて、ケースの第１空間側の隔板に一つの凹上辺が設けられ、電子式フック板の 外側辺が該凹上辺内に当接可能とされて該ラッチのケース内への押し込みが防止 されたことを特徴とする、ツーインワン型金庫暗号ロック構造としている。

【０００８】

【考案の実施の形態】

本考案のツーインワン型金庫暗号ロック構造は、ケース内に、機械解錠機構と 電子解錠機構が設けられ、該ケースにスライド可能にラッチが設けられ、該機械 解錠機構をケース下方において一つの軸心が貫通し、並びに軸心の内端と外端に それぞれ複数の番号片と回転盤が装着され、且つ番号片の外側位置に一つの係止 盤が装着され、別にラッチの下端に一つの機械式フック板が枢接され、該電子解 錠機構が、ラッチに枢接された機械式フック板と同軸に枢接された電子フック板 を具え、該電子フック板の上方側辺に係止口が設けられ、別に一つの梭動機構が 設けられ、該梭動機構は一つのスリーブ内に穿設されて伸縮可能な梭動棒を具え 、該梭動棒が電子フック板の係止口に挿接可能とされ、該梭動棒が一つの電磁弁 により第１連接棒を介して駆動され、また該電磁弁が一つの制御回路により制御 され、且つ該制御回路が一つの環状数字盤に連接され、別に、ケース内に一つの 第２連接棒が装着され、該第２連接棒の一端が梭動機構の梭動棒の内端に連接さ れ、別端が機械式フック板の側辺に当接し、以上の構造により、該回転盤を回転 させるか、或いは環状数字盤で暗号を入力することにより、機械解錠機構或いは 電子解錠機構を動作させてラッチを内縮させて金庫のドアを開くことができるこ とを特徴としている。

【０００９】

【実施例】

図１、２、３及び図４に示されるように、本考案によると、一つのケース１内 に機械解錠機構２と電子解錠機構３が設けられている。

【００１０】 該ケース１は、金庫のドア４に装着された矩形のケース体とされ、その内側に 、一つの隔板１１を具え、該隔板１１によりケース１が第１空間１２と第２空間 １３に分けられ、該ケース１の上部に矩形穿孔１４が設けられ、該矩形穿孔１４ 内に上下にスライド可能にラッチ１５が挿設されている。

【００１１】 機械解錠機構２はケース１の第１空間１２の下部に穿設された軸２１を具え、 並びに軸２１の外端に一つの回転盤２２が装着され、また軸２１の内端に複数の 番号片２３が装着され、各番号片２３の円周辺にそれぞれ一つの凹口２３１が設 けられ、且つ番号片２３の外側の軸２１に一つの係止盤２４が装着され、該係止 盤２４が一つの係止口２４１を具えている。またケース１のラッチ１５の下端に 一つの機械式フック板２５が枢接され、該機械式フック板２５の下端にフック２ ５１があり、且つ機械式フック板２５の下方側辺に垂直に一つの当接棒２５２が 設けられている。

【００１２】 電子解錠機構３は、ケース１のラッチ１５に枢接された機械式フック板２５の 位置と同軸に枢接された一つの電子式フック板３１を具え、該電子式フック板３ １の下端にフック３１１があり、且つ電子式フック板３１の上方側辺に係止口３ １２が設けられ、並びに機械式フック板２５と電子式フック板３１の間に一つの トルクばね３２が装着されている。また、一つの梭動機構３３がケース１内に設 けられ且つ電子式フック板３１の後方に位置し、該梭動機構３３は一つのスリー ブ３３１内に伸縮可能に梭動棒３３３が設けられ、且つ梭動棒３３３が一つのバ ネ３３２による付勢を受け、また該梭動棒３３３の前端が電子式フック板３１の 係止口３１２に挿接可能とされ、且つ梭動棒３３３の中間部分に第１連接棒３４ が連接され、該第１連接棒３４の別端がケース１内の第２空間１３に装着された 電磁弁３５により駆動され、また該電磁弁３５は一つの制御回路３６の制御を受 け、且つ該制御回路３６が一つの環状数字盤３７に連接され、図５に示されるよ うに、該環状数字盤３７が前述の回転盤２２外に装着されている。

【００１３】 該第２連接棒５は、ケース１の第１空間１２内に枢接され、該第２連接棒５に 一つのトルクばね５１が套設され、該第２連接棒５の一端が機械式フック板２５ の側辺に圧接可能とされ、該第２連接棒５の別端が梭動機構３３の梭動棒３３３ の内端に連接され、機械式フック板２５が動作する時に、第２連接棒５が梭動機 構３３の梭動棒３３３を駆動して内縮させることにより、電子式フック板３１が 釈放されて、その下端のフック３１１が機械式フック板２５のフック２５１と同 時に上述の係止盤２４の係止口２４１に進入し、該機械式フック板２５が動作さ せられる時、該電子解錠機構３の電子式フック板３１が機械式フック板２５と同 期に動作するものとされている。

【００１４】 以上の構造により、もし電子解錠機構３で金庫のドア４を開けたい場合には、 環状数字盤３７で暗号を入力し、制御回路３６により電磁弁３５を動作させ、電 磁弁３５により第１連接棒３４を駆動し、並びに第１連接棒３４により梭動機構 ３３の梭動棒３３３を引き動かして内縮させ、これにより梭動棒３３３を電子式 フック板３１の係止口３１２より退出させ、これにより電子式フック板３１のフ ック３１１を上述の係止盤２４の係止口２４１に進入させ、これにより上述の回 転盤２２を回すことでラッチ１５を下向きにスライドさせて金庫のドア４を開放 可能な状態となす。これは図６から図１０に示されるとおりである。

【００１５】 さらに、もし機械解錠機構２で金庫のドア４を開ける場合には、該機械解錠機 構２の回転盤２２を左右に回して複数の番号片２３の凹口２３１を整合させ、該 機械式フック板２５の当接棒２５２を番号片２３の凹口２３１に挿入させて、機 械式フック板２５のフック２５１を係止盤２４の係止口２４１に挿入させる。且 つ機械式フック板２５のフック２５１が係止盤２４の係止口２４１に挿入された 時に、該第２連接棒５が該梭動機構３３の梭動棒３３３を連動させて該梭動棒３ ３３を内縮させ、該梭動棒３３３の外端を電子式フック板３１の係止口３１２よ り退出させ、且つ電子式フック板３１と機械式フック板２５の間にトルクばね３ ２が装着されているため、電子式フック板３１が梭動棒３３３に釈放された時、 該電子式フック板３１が動作可能となり、その下端のフック３１１が機械式フッ ク板２５のフック２５１と同時に係止盤２４の係止口２４１に進入し、図１１か ら図１６に示されるように、回転盤２２が回される時、機械式フック板２５と電 子式フック板３１が同期に下向きにラッチ１５を引き動かし、ラッチ１５を下向 きにスライドさせ、これにより金庫のドア４が開放可能となる。

【００１６】 これにより、使用者は好みにより機械解錠機構２の回転盤２２或いは電子解錠 機構３の環状数字盤３７で暗号を入力して金庫のドア４を開けることができる。 これにより、もし機械解錠機構２に故障が発生しても電子解錠機構３で金庫のド ア４を開けることができ、反対に、もし電子解錠機構３に使用される電池が切れ た時にも、機械解錠機構２で金庫のドア４を開けることができ、いずれか一方に 万一故障が発生した場合にも金庫のドア４を開けることができなくなる状況を防 止できる。

【００１７】 図１７に示されるように、該ケース１の第１空間１２側の隔板１１に一つの凹 上辺１１ａが設けられ、上述の電子式フック板３１の下方に一つの当接辺３１３ が設けられ、もし金庫が破壊されて泥棒が工具を用いてラッチ１５を押しても、 該電子式フック板３１の当接辺３１３が凹上辺１１ａ内に当接し、ラッチ１５を 下向きに押すことができないため、該ラッチ１５がケース１内に押し込まれるの を防止せき、これにより金庫のドア４を破壊してのこじ開けが防止される。

【００１８】

【考案の効果】

本考案の提供するツーインワン型金庫暗号ロック構造は、機械解錠機構と電子 解錠機構を具えて機械或いは電子方式で金庫を開けられる構造とされ、実用性、 新規性、進歩性を有している。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の取付け表示図である。

【図２】本考案の分解斜視図である。

【図３】本考案の組立正面図である。

【図４】図３のＡ−Ａ断面図である。

【図５】本考案の電子解錠機構の回路ブロック図であ
る。

【図６】本考案の電子解錠機構で金庫を開ける正面動作
表示図である。

【図７】本考案の電子解錠機構で金庫を開ける正面動作
表示図である。

【図８】本考案の電子解錠機構で金庫を開ける正面動作
表示図である。

【図９】本考案の電子解錠機構で金庫を開ける立体動作
表示図である。

【図１０】本考案の電子解錠機構で金庫を開ける立体動
作表示図である。

【図１１】本考案の機械解錠機構で金庫を開ける正面動
作表示図である。

【図１２】本考案の機械解錠機構で金庫を開ける正面動
作表示図である。

【図１３】本考案の機械解錠機構で金庫を開ける正面動
作表示図である。

【図１４】本考案の機械解錠機構で金庫を開ける立体動
作表示図である。

【図１５】本考案の機械解錠機構で金庫を開ける立体動
作表示図である。

【図１６】本考案の機械解錠機構で金庫を開ける立体動
作表示図である。

【図１７】本考案の破壊動作図である。

【符号の説明】

１ ケース １１ 隔板 １１ａ 凹上辺 １２ 第１空間 １３ 第２空間 １４ 矩形穿孔 １５ ラッチ ２ 機械解錠機
構 ２１ 軸 ２２ 回転盤 ２３ 番号片 ２３１ 凹口 ２４ 係止盤 ２４１ 係止口 ２５ 機械式フック板 ２５１ フック ２５２ 当接棒 ３ 電子解錠機
構 ３１ 電子式フック板 ３１１ フック ３１２ 係止口 ３１３ 当接辺 ３２ トルクばね ３３ 梭動機構 ３３１ スリーブ ３３２ バネ ３５ 電磁弁 ３６ 制御回路 ３７ 環状数字盤 ４ 金庫のドア ５ 第２連接棒 ５１ トルクば
ね

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 一つのケース内に機械解錠機構と電子解
   錠機構が設けられ、 該ケースは、金庫のドアに装着された矩形のケース体と
   され、その内側に、一つの隔板を具え、該隔板によりケ
   ースが第１空間と第２空間に分けられ、該ケースの上部
   に矩形穿孔が設けられ、該矩形穿孔内に上下にスライド
   可能にラッチが挿設され、 機械解錠機構はケースの第１空間の下部に穿設された軸
   を具え、並びに軸の外端に一つの回転盤が装着され、ま
   た軸の内端に複数の番号片が装着され、各番号片の円周
   辺にそれぞれ一つの凹口が設けられ、且つ番号片の外側
   の該軸に一つの係止盤が装着され、該係止盤が一つの係
   止口を具え、ケースのラッチの下端に一つの機械式フッ
   ク板が枢接され、該機械式フック板の下端にフックがあ
   り、該機械式フック板の下方側辺に垂直に一つの当接棒
   が設けられ、該回転盤を回して該軸を回転させて、番号
   片の凹口を整合させて、機械式フック板の当接棒を番号
   片の凹口に挿入して機械式フック板のフックを係止盤の
   係止口に挿入させ、並びに該回転盤を回す時に機械式フ
   ック板にラッチを連動させて下向きにスライドさせるこ
   とができ、 電子解錠機構は、ケースのラッチに枢接された機械式フ
   ック板の位置と同軸に枢接された一つの電子式フック板
   を具え、該電子式フック板の下端にフックがあり、該電
   子式フック板の上方側辺に係止口が設けられ、該機械式
   フック板と電子式フック板の間に一つのトルクばねが装
   着され、別に一つの梭動機構がケース内に設けられ且つ
   電子式フック板の後方に位置し、該梭動機構は一つのス
   リーブ内に伸縮可能に設けられた梭動棒を具え、該梭動
   棒が一つのバネによる付勢を受け、また該梭動棒の前端
   が電子式フック板の係止口に挿接可能とされ、且つ梭動
   棒の中間部分に第１連接棒が連接され、該第１連接棒の
   別端がケース内の第２空間に装着された電磁弁により駆
   動され、また該電磁弁は一つの制御回路の制御を受け、
   且つ該制御回路が一つの環状数字盤に連接され、該環状
   数字盤が前述の回転盤外に装着され、該環状数字盤で暗
   号を入力して制御回路により電磁弁を駆動して電磁弁に
   第１連接棒を駆動させ、並びに第１連接棒で梭動機構の
   梭動棒を引き動かして梭動棒を内縮させて梭動棒を電子
   式フック板の係止口より退出させて、電子式フック板の
   フックを係止盤の係止口に進入させ、上述の回転盤を回
   すことにより、ラッチを下向きにスライドさせることが
   でき、 該第２連接棒は、ケース１の第１空間内に枢接され、該
   第２連接棒に一つのトルクばねが套設され、該第２連接
   棒の一端が機械式フック板の側辺に圧接可能とされ、該
   第２連接棒の別端が梭動機構の梭動棒の内端に連接さ
   れ、機械式フック板が動作する時に、第２連接棒が梭動
   機構の梭動棒を駆動して内縮させることにより、電子式
   フック板が釈放されて、その下端のフックが機械式フッ
   ク板のフックと同時に係止盤の係止口に進入し、該機械
   式フック板が動作する時、該電子解錠機構の電子式フッ
   ク板が機械式フック板と同期に動作することを特徴とす
   る、ツーインワン型金庫暗号ロック構造。
2. 【請求項２】 請求項１に記載のツーインワン型金庫暗
   号ロック構造において、ケースの第１空間側の隔板に一
   つの凹上辺が設けられ、電子式フック板の外側辺が該凹
   上辺内に当接可能とされて該ラッチのケース内への押し
   込みが防止されたことを特徴とする、ツーインワン型金
   庫暗号ロック構造。