JP3073615B2 - マルチメディア交換装置 - Google Patents

マルチメディア交換装置

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JP3073615B2
JP3073615B2 JP33403092A JP33403092A JP3073615B2 JP 3073615 B2 JP3073615 B2 JP 3073615B2 JP 33403092 A JP33403092 A JP 33403092A JP 33403092 A JP33403092 A JP 33403092A JP 3073615 B2 JP3073615 B2 JP 3073615B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチメディア通信に
おけるマルチメディア交換装置に関するものであり、交
換機の通話回路やLANのドロッパ/インサータやスプ
レッドスペクトラム応用通信装置等に適用することがで
きるものである。
【0002】
【従来の技術】画像、音声、データ等の多種多様なメデ
ィアを包括的に取り扱うことのできる広帯域通信網、B
−ISDN等のいわゆるマルチメディア通信網におい
て、低速のビットレートから数百Mbit/sという伝
送速度を実現するための伝送方式としてATM(Ayn
chronous Transfer Mode)があ
る。そして、このATMによるサービスとして、1対1
の通信の他に映像分配等のメディアに用いられる1対複
数の通信がある。
【0003】1対複数の通信として、同一情報を同時に
全出力端子に転送して出力を行うものマルチキャスト
通信と、特定複数端子へ転送して出力を行うマルチポイ
ント通信がある。図8はマルチキャスト通信のブロック
図であり、図9はマルチポイント通信のブロック図であ
る。
【0004】なお、以下の説明ではマルチキャスト通信
及びマルチポイント通信等の1対複数の通信を同報通信
という。
【0005】以下、図8によってマルチキャスト通信に
ついて説明する。
【0006】図8において、51−1〜51−kは同報
形セル、51−1C,51−2Cは単セル、52−1〜
52−kは入線、53はATMスイッチ、54−1〜5
4−mは出線である。
【0007】マルチキャスト通信においては、ATMス
イッチ53は複数の入線52−1〜52−kに入力され
る同報形セル51−1〜51−kの内の一つの同一情報
を、同時に複数の出線54−1〜54−m転送して全
出力端子に出力を行う。ここで、同報形セルは同報通信
を要求するセルであり、単セルは複製されたセルあるい
は同報通信を行わないセルを表すものである。そして、
同報形セルは、ATMスイッチの入力において、複製す
るセルの数(以下、複製数という)及びそれらのセルが
出力される出線番号(以下、行先出線番号という)をヘ
ッダ情報として持っている。
【0008】例えば、図8の(a)は、入線52−1に
入力される同報形セル51−1を同時に複数の出線54
−1〜54−m転送して全出力端子に出力を行う場合
を示すものであり、ATMスイッチ53は同報形セル5
1−1を複製し、その複製した単セル51−1Cを複数
の出線54−1〜54−mに出力する。
【0009】また、図8の(b)は、入線52−2に入
力される同報形セル51−2を同時に複数の出線54−
1〜54−mに転送して全出力端子に出力を行う場合を
示すものであり、ATMスイッチ53は同報形セル51
−2を複製し、その複製した単セル51−2Cを複数の
出線54−1〜54−mに出力する。
【0010】次に、図9によってマルチポイント通信に
ついて説明する。
【0011】図9において、61−1〜61−kは同報
形セル、61−1C,61−2Cは単セル、62−1〜
62−kは入線、63はATMスイッチ、64−1〜6
4−nは出線である。
【0012】マルチポイント通信においては、ATMス
イッチ63は複数の入線62−1〜62−kに入力され
る同報形セル61−1〜61−kの内の一つの同一情報
を、出線64−1〜64−nから特定の複数出線へ転送
して特定の複数出力端子に出力を行う。
【0013】例えば、図9の(a)は、入線62−1に
入力される同報形セル61−1を出線64−1,64−
3,〜64−nに転送して出力を行う場合を示すもので
あり、ATMスイッチ63は同報形セル61−1を複製
し、その複製した単セル61−1Cを特定の複数の出線
64−1,64−3,〜64−nに出力する。
【0014】また、図9の(b)は、入線62−2に入
力される同報形セル61−2を出線64−1,64−
2,〜64−mに転送して出力を行う場合を示すもので
あり、ATMスイッチ63は同報形セル61−2を複製
し、その複製した単セル61−2Cを特定の複数の出線
64−1,64−2,〜64−mに出力する。
【0015】前記1対複数のマルチキャスト通信やマル
チポイント通信においては、1対複数の交換接続を行う
ATMスイッチ等のマルチメディア交換装置が重要な要
素となる。
【0016】ATMスイッチ等のマルチメディア交換装
置は、前記図8及び図9で示したように、入線に到着し
たセルを所望の出線に出力するものである。
【0017】従来1対1の中継交換を行うマルチメディ
ア交換装置として、従来多段接続回路によるスイッチや
格子形のスイッチ等が知られており、また、同報通信の
ための1対複数の中継交換を行うマルチメディア交換装
置として例えば「“同報通信を提供する広帯域スイッチ
のための複数分散段” 電子情報通信学会論文誌 B−
1 Vol.J75−B−1 No.3 pp.150
−155 1992年3月」や、「“ATMスイッチ用
高速CMOS LSI群の実用化” SSE90−36
IN90−29 CS90−25 pp.31−3
6」が知られている。
【0018】以下、1対複数の同報通信を行う従来のマ
ルチメディア交換装置について説明する。
【0019】図10は、マルチメディア交換装置の第1
の従来例の構成図である。
【0020】図10において、71−1,71−2は同
報形セル、71−1C,71−2Cは単セル、72はA
TMスイッチ、73は複製分散段、74は分散段、75
は複製段、76はルーチング段である。
【0021】マルチメディア交換装置の第1の従来例と
してのATMスイッチ72は、複製分散段73とルーチ
ング段76とから構成される。複製分散段73は分散段
74と複製段75とからなり、ATMスイッチ72の
力に到着した同報形セル71−1,71−2を複製数に
したがって複製して単セル71−1C,71−2Cに変
換する。したがって、複製分散段73の出力ではすべて
のセルは行先出線番号を一つだけ持つ単セルとなる。こ
こで、複製分散段73の出力はルーチング段76の入力
にタンデムにつながれている。
【0022】ルーチング段76では、行先出線番号にし
たがって単セル71−1C,71−2Cのルーチングを
行い、複製された各セルを所望の出線に出力する。
【0023】したがって、この第1の従来例のマルチメ
ディア交換装置は、同報セル71−1,71−2を複
製する複製分散段73とこの複製分散段73の後段に設
けたルーチング段76によって構成し、複製された各単
セル71−1C,71−2Cを所望の出線に出力する。
【0024】次に、一対複数の同報通信を提供するマル
チメディア交換装置の第2の従来例を、図11のマルチ
メディア交換装置の構成図によって説明する。
【0025】図11において、81−1,81−2は回
線終端部、82はATMスイッチ部、83−1,83−
2はセルヘッダ変換部、84−1,84−2は入力セル
ヘッダ変換部、85−1,85−2は出力セルヘッダ変
換部、86は出力バッファ型ATMスイッチである。
【0026】図11のATMスイッチ部82は、回線終
端部81−1,81−2とセルヘッダ変換部83−1,
83−2と出力バッファ型ATMスイッチ86とからな
り、さらにセルヘッダ変換部83−1,83−2は入力
セルヘッダ変換部84−1,84−2と出力セルヘッダ
変換部85−1,85−2から構成される。
【0027】前記ATMスイッチ部82はヘッダ変換機
能、セル同期機能、ATMスイッチ機能及びトラフィッ
クモニタ機能を有しており、これらの機能の内、主にヘ
ッダ変換機能とATMスイッチ機能により一対複数の同
報通信を行う。
【0028】前記ヘッダ変換機能は図11の入力セルヘ
ッダ変換部84−1,84−2と出力セルヘッダ変換部
85−1,85−2によって行われる。ここで、入力セ
ルヘッダ変換部84−1,84−2は、1回線分のスイ
ッチに入力するセルのヘッダの処理を行うものであり、
また、出力セルヘッダ変換部85−1,85−2は1回
線分のスイッチから出力される1:n接続用のセルのヘ
ッダの処理を行うものである。
【0029】そして、入力セルヘッダ変換部84−1,
84−2は、入力するセルに対してそのセルが属する仮
想チャネルの識別を行うための仮想チャネル識別子を検
索し、セルのルーチングに使用する付加情報(以下、ル
ーチング情報という)を発生する。
【0030】このルーチング情報について、図12のセ
ルヘッダ変換の構成図によって説明する。
【0031】図12において、91はセル、92はスイ
ッチエレメントの出線物理番号、93は仮想番号、94
−1,94−2は入力セルヘッダ変換部、95−1〜9
5−3は出力セルヘッダ変換部、96は出力バッファ型
ATMスイッチである。
【0032】1:1の接続を行う場合には、入力セルヘ
ッダ変換部94−1はセル91のヘッダを変換してルー
チング情報であるスイッチエレメントの出線物理番号9
2を発生し、このスイッチエレメントの出線物理番号9
2にしたがって出力セルヘッダ変換部95−1がセルの
スイッチングを行う。
【0033】また、1:nの接続を行う場合には、入力
セルヘッダ変換部94−2はセル91のヘッダを変換し
てルーチング情報であるスイッチ内部のみで定義される
仮想番号93を発生し、出力バッファ型ATMスイッチ
96はこの仮想番号93を検索して、外部メモリに記憶
されているセル91を出力する出線情報のデータにした
がって対応する出力バッファにセル91の書込みを行
う。この後は1:1の接続処理の場合と同様にして接続
制御が行われる。
【0034】したがって、この第2の従来例のマルチメ
ディア交換装置は、マルチメディア交換装置の前段部分
において、スイッチ内部だけで有効な同報通信用の制御
情報を管理してセルに割り当て、この制御情報をセルに
書き込む。そして、この後段において、制御情報にした
がって対応する複数のスイッチの出力バッファにセルを
書き込むルーチング処理を行うものである。
【0035】また、ユーザ及び通信網の要求を満足しつ
つ、通信網のリソースを効率的に運用するためには、ト
フィック制御が必要となる。
【0036】以下に、マルチメディア情報に対するトラ
フィック制御について説明する。
【0037】一般に、ATM通信網におけるトラフィ
ク制御として呼受付制御、ポリシング制御、優先制御、
輻輳制御などがある。
【0038】図13はATM通信網のATM交換機にお
けるトラフィック制御のブロック図である。
【0039】図13において、101は加入者端末、1
02は回線インタフェース、103は自己ルーチングス
イッチ、104はバッファ、105は制御部、106は
呼受付制御、107はポリシング制御、108は輻輳制
御、109は優先制御である。
【0040】トラフィック制御の内、呼受付制御106
は制御部105において行われ、ポリシング制御107
は回線インタフェース102において入力監視が行わ
れ、輻輳制御108及び優先制御109はバッファ10
4において行われる。
【0041】ATM通信網においては、伝送誤り率が低
い光ファイバを用い、従来のパケット網で行われていた
ようなリンクバイリンクの流量制御及び誤り訂正を行わ
ず、またセルの伝送・交換を高速に行うため、セルを転
送する段階での複雑なトラ ック制御は困難である。
【0042】そのため、一旦輻輳が発生した場合、情報
紛失や交換の遅延の増加といった品質劣化はある程度避
けられない。したがって、呼受付制御106が必要にな
る。
【0043】この呼受付制御106を行った場合におい
ても、加入者端末101が申告値を超えてセルを送出し
た場合、同時に多重されている他のトラフィックに割り
当てられているリソースを浸食し、場合によっては輻輳
を引き起して通信の品質劣化が生じる可能性がある。し
たがって、加入者端末101からのトラフィック発生状
況をモニタして申告値違反を検出した場合、加入者端末
101からのトラフィック発生特性を申告値に合致させ
るポリシング制御107や、あるいは輻輳制御108も
行う必要がある。
【0044】さらに、ATM通信網内には要求品質の異
なる種々のトラフィックが流入するので、要求品質を満
足させるために要求品質に対応する優先制御109を網
内で実施する必要がある。
【0045】各メディアにおける端末−端末間の要求品
質は、例えば音声は補間再生や階層化符号化を行うこと
が可能であり、ある程度の情報の廃棄は品質に影響を与
えず、廃棄率10%以内であれば良好なMOS値を示す
ことが知られている。しかし、実時間通信のため遅延や
遅延揺らぎに対しては要求が厳しい。
【0046】また、画像はフレーム間差分等の帯域圧縮
により冗長が取り除かれた後に伝達される。その場合、
参照情報が欠落すると正常な画面復元ができなくなるた
め、廃棄に対して高信頼度が要求される。あらかじめ廃
棄が起こることを前提として階層化符号化を用い、低優
先度情報に対し10%程度の廃棄であれば品質に影響を
与えないことが知られている。また、実時間通信である
ため遅延に関しては音声と同様要求が厳しい。
【0047】さらに、メディアとしてデータを扱う場合
には再送の可否により異なるが、一般にデータを取り扱
うことが多い計算機間の通信においては遅延よりも廃棄
に対する要求が厳しい。
【0048】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のマルチメディア交換装置では以下のような問題点が
ある。 (1)同一情報を同時に複数箇所へ転送するマルチポイ
ント、マルチキャスト通信を実現するためには、従来の
1:1接続であるポイント対ポイント型のルーチング回
路の前段に特殊なセルを複製する手段や、内部のみで使
用する制御情報を付加するための手段を設けなければな
らず、ハードウェアの機能の複雑化を招き、かつそのハ
ードウェアの量が多くなり、コストの面からも不利とな
る。 (2)従来のマルチメディア交換装置では、同報通信時
の同時接続数が複製分散段の複製数の能力や制御情報数
により制限され、大規模なスイッチ切替えを行う場合に
は、そのスイッチの規模が大きくなる。 (3)マルチメディア交換装置のATMスイッチ内部に
おいて、ポイント対ポイント型通信、ポイント対マルチ
ポイント型通信、マルチポイント対マルチポイント型通
信、あるいはマルチキャスト型通信等の各通信形態型の
設定、その各通信形態型内での出力先の変更、各通信形
態間での変更を容易に行うことができず、、マルチメデ
ィア交換装置適用領域が限定されてしまう。 (4)前記のトラフィック制御だけでは十分な制御効果
が得られず、種々の情報メディアが要求する品質を満足
するトラフィック制御が必要である。
【0049】そこで、本発明は音声、画像、データ等の
マルチメディア通信において、簡易なハードウェアによ
って同時接続数が大きく、通信形態の設定や変更が容易
なマルチメディア交換装置を提供することを目的とす
る。
【0050】
【課題を解決するための手段】本発明のマルチメディア
交換装置は、前記目的を達成するために、セルを蓄積す
るバッファと、セルのヘッダ情報にしたがってセルに拡
散符号を割り当てる制御用パラメータを発生するコント
ローラと、制御用パラメータにしたがって拡散符号を発
生する符号発生器と、セルを拡散符号で拡散変復調する
変復調器とからなり、拡散符号の選択によって複数のセ
ルの通話路を同時に設定するとともに、ネットワーク側
において拡散系列の設定を行う場合、セルヘッダによっ
てネットワーク側がメディアを判別して符号切替えを行
う、あるいはネットワーク付加の状況により符号切替え
を行うものである。
【0051】
【作用】本発明は、入力側において、入力情報のセルの
ヘッダ情報を読み取り、このヘッダ情報にしたがってコ
ントローラにおいてセルに拡散符号を割り当てる制御用
パラメータを発生させ、符号発生器においてこの制御用
パラメータにしたがって拡散符号を発生させ、変調器に
おいて入力情報を拡散系列と掛け合わせて符号変換す
る。そして、出力側において、復調器に符号変換された
信号と入力側と同一の拡散系列を入力することによって
逆拡散し、入力情報に復調するものである。
【0052】そして、この入力側と出力側において、拡
散符号の組み合せによって出力状態を変更することがで
き、また拡散系列の割り当てを制御することにより容易
に各種通信形態に対応することができる。
【0053】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。
【0054】図1本発明のマルチメディア交換装置の
ブロック図である。
【0055】図1において、1は入線、2はセル、3は
バッファ、4はコントローラ、5は符号発生器、6は変
調器、8はヘッド情報、9は入力側交換装置、10は多
重通信路、11は出線、14はコントローラ、15は符
号発生器、16は復調器、19は出力側交換装置であ
る。
【0056】図において、本発明のマルチメディア交換
装置は、多重通信路10をはさんで入力側交換装置9と
出力側交換装置19により構成される。
【0057】入力側交換装置9は、バッファ3とコント
ローラ4と符号発生器5と変調器6とからなり、バッフ
ァ3は入線1を介してセル2の情報を入力して蓄積した
後、変調器6に出力する。変調器6は、前記バッファ3
から出力されるセル2の情報と符号発生器5からの拡散
符号を入力して、セル2の情報を拡散符号によって拡散
変調をするものである。変調されたセル2の情報である
変調信号は多重通信路10に送出される。
【0058】前記バッファ3の制御及び符号発生器5の
拡散符号の発生は、コントローラ4からの制御信号によ
って行われる。そして、コントローラ4はセル2中のヘ
情報により前記制御信号を発生するものである。
【0059】また、出力側交換装置19は、コントロー
ラ14と符号発生器15と復調器16からなる。復調器
16は逆拡散を行うものであり、例えば相関器によって
構成される。この復調器16には多重通信路10によっ
て伝送された変調信号と符号発生器15からの拡散符号
が入力され、入力された変調信号はこの拡散符号によっ
て逆拡散され、セル2の情報が復調される。
【0060】前記符号発生器15の拡散符号の発生は、
コントローラ14からの制御信号によって行われる。
【0061】なお、拡散変調に用いた拡散符号はコント
ローラ4からコントローラ14に通知され、復調時に使
用される。また、コントローラ4とコントローラ14を
1つのコントローラで構成することも可能である。
【0062】以下、前記構成の本発明のマルチメディア
交換装置の動作について説明する。
【0063】本発明のマルチメディア交換装置は、入力
側交換装置において入力情報を拡散系列の符号と掛け合
わせることによって符号変換し、出力側交換装置におい
て入力側と同一の拡散系列の符号によって逆符号変換し
て入力情報に復元するものであり、この入力側及び出力
側で使用する拡散系列の符号の組み合わせにおいて、そ
の使用する拡散系列の割り当てを制御することにより、
出線を選択するものである。
【0064】本発明のマルチメディア交換装置において
使用する拡散系列の符号は、スペクトル拡散信号であ
る。
【0065】図1において、入力側交換装置9では入線
1によって入力されたセル2からヘッド情報8を取り出
しコントローラ4に入力する。
【0066】コントローラ4は、セル蓄積用バッファで
あるバッファ3の制御を行うと共に、ヘッド情報8をル
ーチング情報に変換し符号発生器5に送信する。符号発
生器5は前記ルーチング情報にしたがって拡散系列の符
号を発生し、変調器6に出力する。変調器6はセル2の
有する情報系列の信号と拡散系列の符号と掛け合わせ
て伝送する。ここで、拡散系列の符号は例えば直交M系
列等の拡散符号を用いることができる。
【0067】出力側交換装置19では、符号発生器15
に入力側交換装置9側の符号発生器5と同じ拡散系列の
符号を用意しておき、コントローラ4の制御により復調
器16において、多重通信路網10からの変調信号に前
記拡散系列の符号を同じ位相で掛け合わせることによっ
て元の情報系列を復元する。
【0068】そして、このような入力対出力の組を複数
組み合わせてマルチメディア交換装置を構成する。この
マルチメディア交換装置において、希望する入力側交換
装置と出力側交換装置の組において同じ入力対出力の組
内ではそれぞれに同じ拡散系列の符号を割り当て、異な
る入力対出力の組には異なる拡散系列の符号を割り当て
る。
【0069】そして、それぞれの入力側交換装置で互い
に異なった拡散系列の符号により拡散された情報系列を
同じ通信路で多重化して出力側に送る。
【0070】出力側交換装置では入力側交換装置と拡散
系列の符号拡散された情報系列のみが逆拡散により復調
される。したがって、入力側交換装置と出力側交換装置
の拡散系列の符号の組合せによって、1対複数の通信に
おいて送信先を選択することが可能となる。
【0071】なお、同報通信は、複数の出線に同じ拡散
系列を割り当てることにより可能となる。
【0072】以下、図2,図3及び図4の本発明のマル
チメディア交換装置の第1及び第2の動作図によって、
特定の出線にのみ情報を出力する場合及び同報通信を行
う場合について説明する。
【0073】図2,図3及び図4において、1−1〜1
−kは入線、9は入力側交換装置、10は多重通信路、
11−1〜11−mは出線、16−1〜16−mは復調
器、19は出力側交換装置であり、太い実線は入線1−
1に入力される情報系列、太い破線は入線1−2に入力
される情報系列、太い一点鎖線は入線1−kに入力され
る情報系列である。
【0074】入線1−1〜1−kの情報系列は、入力側
交換装置9においてそれぞれ異なる拡散系列の符号によ
って拡散変調された後多重化され、多重通信路10を介
して出力側交換装置19に伝送される。出力側交換装置
19において、伝送された情報系列である変調信号は各
復調器16−1〜16−mの入力端までは分離されない
状態にあるが、各復調器16−1〜16−mにおいて逆
拡散を行うことによって出線11−1〜11−mからそ
れぞれ分離状態で情報系列が出力される。
【0075】図2によって、特定の出線にのみ情報を出
力する場合を説明する。図2において、入線1−1側の
変調器と復調器16−1に使用する拡散系列の符号を同
一とすることによって入線1−1の情報系列を出線11
−1に出力し、入線1−2側の変調器と復調器16−2
に使用する拡散系列の符号を同一とすることによって入
線1−2の情報系列を出線11−2に出力し、また入線
1−k側の変調器と復調器16−mに使用する拡散系列
の符号を同一とすることによって入線1−kの情報系列
を出線11−mに出力する。また、図3によって、同報
通信を行う場合について説明する。
【0076】図3において、入線1−1側の変調器と復
調器16−1〜16−mに使用する拡散系列の符号を同
一とすることによって入線1−1の情報系列を出線11
−1〜11−mに同時に出力することができる。
【0077】また、図4において、入線1−2側の変調
器と復調器16−1〜16−mに使用する拡散系列の符
号を同一とすることによって入線1−2の情報系列を出
線11−1〜11−mに同時に出力することができる。
【0078】さらに、複数対1の通信については、入線
側の変調器に対して互いに異なる拡散系列を割り当て、
出線側では前記入線側で用いた拡散系列を順に復調器に
適用して情報系列を出力することが可能である。
【0079】なお、情報系列の多重度を示す尺度として
用いられる処理利得(Process Gain)は使
用する系列の種類と周期で決めることができる。
【0080】一般に、伝送する情報の特性つまりメディ
アの種類に応じてサービス品質は異なり、このサービス
品質は前記拡散系列の符号長である周期を異ならせるこ
とによって実現することができる。
【0081】拡散符号の1ビットに対応する符号発生器
のクロックレート、すなわちチップレートが一定である
とすると、長い周期の拡散系列を用いる場合は、情報系
列1ビットに対応するチップ数が多くなるため、伝送速
度は遅くなるが処理利得の増大に伴い情報系列の符号誤
り率は低下する。一方、短い周期の拡散系列の場合は、
長い周期の拡散系列に比べて伝送速度は速くなる反面、
処理利得が低下して符号誤り率は増大する。
【0082】また、メディアのサービス品質において
は、例えば画像や音声の場合には、遅延については厳し
いが廃棄率については緩く、またデータの場合には遅延
については緩いが廃棄率については厳しくなっている。
【0083】したがって、周期の異なる拡散系列を用い
る場合には、その拡散系列の設定位置によってユーザ側
において拡散系列の設定を行う形態と、通信路側におい
て拡散系列の設定を行う形態の2つの利用形態が考えら
れる。 (1)ユーザ側において拡散系列の設定を行う形態 呼設定時にどの系列を使うかをユーザが申告するもので
あり、廃棄率はあまり厳しくないが、リアルタイム性が
要求される音声や画像のメディアに対しては短い拡散系
列を割り当て、リアルタイム性はあまり厳しくないが廃
棄率に厳しいデータに対しては長い拡散系列を割り当て
ることで呼種別のサービスを符号で行うことができる図
5はユーザ側における拡散系列の設定ブロック図であ
る。
【0084】図5において、20はターミナル、22は
セル、24はコントローラ、25は符号発生器、26は
変調器である。
【0085】ターミナル20において、送出されるセル
22の情報が音声、画像であるかあるいはデータである
か等のメディアについての情報をコントローラ24に伝
え、それに応じて拡散系列の符号長Xを定め、その拡散
系列の符号長Xに応じて符号発生器25は拡散系列の符
号を発生する。そして変調器26において、セル22の
情報を拡散系列の符号で拡散変調する。 (2)ネットワーク側において拡散系列の設定を行う形
態 セルのヘッダ情報を見てネットワーク側がメディアを判
別して符号を切り替えたり、ネットワーク付加の状況を
見て符号を切り替えたりするものである。
【0086】例えば、回線が輻輳してきた場合には、短
い系列に切り替えたり、トラフィックパターンに応じて
拡散系列系列長を選択したりすることができる。
【0087】図6はネットワーク側における拡散系列の
設定ブロック図である。
【0088】図6において、32はセル、33はバッフ
ァ、34はコントローラ、35は符号発生器、36は変
調器である。
【0089】コントローラ34はセル32の蓄積を行う
バッファ33の制御を行うと共に、セル32のヘッダ情
報をルーチング情報に変換し、このルーチング情報に応
じて拡散系列の符号長Xを定め、その拡散系列の符号長
Xに応じて符号発生器35は拡散系列の符号を発生す
る。そして変調器36において、セル32の情報を拡散
系列の符号で拡散変調する。
【0090】前記ネットワーク側で拡散系列の設定を行
う形態においては、ネットワーク側におけるトラフィ
クパターンの判別によってこの設定を行うことができ
る。
【0091】そこで、次に本発明のマルチメディア交換
装置におけるトラフィックパターンの判別について説明
する。
【0092】本発明のマルチメディア交換装置における
トラフィックパターンの判別においては、トラフィック
量の時間軸上での変化の特徴をとらえ、制御対象とする
トラフィックの種類をネットワーク上で把握するもので
ある。
【0093】ネットワーク上で把握することにより、各
メディアに対し効果的にリソースを割り当てることがで
きる。
【0094】トラフィック量の時間軸上での変化の特徴
をとらえるにあたっては、ベクトル量子化技術を用いた
個人識別の一手段を利用する。すなわち、トラフィック
量の時間軸上での変化を対象としてLBGアルゴリズム
により作成したコードブックと入力トラフィック間との
ひずみを算出することにより識別する。
【0095】以下に、図7によってベクトル量子化を用
いたメディア情報のトラフィック判定アルゴリズムにつ
いて説明する。
【0096】図7は本発明のトラフィック判定アルゴリ
ズムのフローチャートである。
【0097】始めに、制御対象となるトラフィックの観
測周期を設定し(ステップS1)、呼を受け付け(ステ
ップS2)、それぞれの観測周期ごとにトラフィックパ
ターン、すなわち時系列パターンを取得し(ステップS
3)、この時系列パターンに対してコードブックとのひ
ずみ量の算出を行う(ステップS4)。
【0098】ここで、コードブックはシステムにおいて
あらかじめ用意されており、トラフィック量の時間変化
を入力として、例えばベクトル量子化で一般的に用いら
れているLBGアルゴリズムを用いて作成することが可
能である。
【0099】このひずみ量算出によって得られた結果に
基づいて、トラフィックの種類を判定する(ステップS
5)。このトラフィックの種類の判別においては、ひず
み量があるスレショルド値以下となるコードブック内の
ベクトル番号の出現パターンに基づき特定の情報メディ
アが前記交換装置に入力されていると判定する。
【0100】本実施例においては、ステップS5のトラ
フィックの種類判別における判別メディアとして、例え
ば音声(ステップS6)、データ(ステップS7)、映
像(ステップS8)を示したが、前記ベクトル番号の出
力パターンと交換装置に入力される情報メディアとの対
応関係を明らかにしておけば、より詳細な情報メディア
の判定が可能となり、また、新たな情報メディアが出現
した際も柔軟に対応することが可能である。
【0101】前記観測周期については、初期状態では例
えば、音声、データの低速度トラフィックの時系列パタ
ーンを観測可能な周期に設定しておき、トラフィックが
音声、データ以外と判定された場合、観測周期を映像ト
フィック等高速の時系列パターンが観測可能な周期に
設定する。これは画像トラフィックが他のメディアと比
較して高いバースト性を示すため、トラフィックパター
ンをより細かく観測する必要があるためである。以上、
ベクトル量子化についてのみ説明したが、個人識別で一
般的に使用されている手法を用いることが可能である。
【0102】なお、本発明のマルチメディア交換装置
は、ATM及びSTMの両方の同期方式に適用可能であ
り、また、例えば交換機の通話回路やLANのドロッパ
/インサータやスプレッドスペクトラム応用通信装置等
の広範囲な通信分野に適用することができる。
【0103】また、前記拡散符号の符号系列を信号のオ
ン、オフに対応して直交する系列とすることによって光
スイッチに適用することができる。
【0104】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形すること
が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
【0105】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、以下の効果を得ることができる。(1)ATM伝送方式におけるポリシング制御や輻輳制
御を行わず、符号多重の符号割り当てにより帯域制御
(リソース管理)を行い、伝送する情報の特性が異なる
ATMセルの通信品質を確保することができる。)簡易の同一ハードウェアによる拡散符号の選択に
よりポイント対ポイント型通信、ポイント対マルチポイ
ント型通信、マルチポイント対マルチポイント型通信、
マルチキャスト型通信等の各種の通信形態に対応するこ
とができ、B−ISDNの各種サービスを実現すること
ができる。 ()マルチメディア交換装置の拡散符号の符号長を選
択することによって、スイッチング速度を変更すること
が可能であり、扱うメディア情報の紛失率や遅延時間等
の特徴に適したスイッチング速度を選択することができ
る。 ()通信の多重化の程度を変更することが可能であ
り、扱うメディアの紛失率や遅延時間等の特徴に基づき
各種通信の多重度の設定が可能である。 ()例えば交換機の通話回路やLANのドロッパ/イ
ンサータやスプレッドスペクトラム応用通信装置等の広
範囲な通信分野に適用することができる。 ()拡散符号の符号系列を信号のオン、オフに対応し
て直交する系列とすることによって光スイッチに適用す
ることができる。 ()本発明のマルチメディア交換装置の転送方式は、
ATM及びSTMの両方の同期方式に適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマルチメディア交換装置のブロック図
である。
【図2】本発明のマルチメディア交換装置の第1の動作
図である。
【図3】本発明のマルチメディア交換装置の第2の動作
図である。
【図4】本発明のマルチメディア交換装置の第の動作
図である。
【図5】ユーザ側における拡散系列の設定ブロック図で
ある。
【図6】ネットワーク側における拡散系列の設定ブロッ
ク図である。
【図7】本発明のトラフィック判定アルゴリズムのフロ
ーチャートである。
【図8】マルチキャスト通信のブロック図である。
【図9】マルチポイント通信のブロック図である。
【図10】マルチメディア交換装置の第1の従来例の構
成図である。
【図11】マルチメディア交換装置の第2の従来例の構
成図である。
【図12】セルヘッダ変換の構成図である。
【図13】ATM交換機におけるトラフィック制御のブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 入線 2 セル 3 バッファ 4,14 コントローラ 5,15 符号発生器 6 変調器 8 ヘッド情報 9 入力側交換装置 10 多重通信路 11 出線 16 復調器 19 出力側交換装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04L 12/56 H04J 13/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)セルを蓄積するバッファと、 (b)前記セルのヘッダ情報にしたがって前記セルに拡
    散符号を割り当てる制御用パラメータを発生するコント
    ローラと、 (c)前記制御用パラメータにしたがって拡散符号を発
    生する符号発生器と、 (d)前記セルを前記拡散符号で拡散変復調する変復調
    器とからなり、 (e)前記拡散符号の選択によって複数の前記セルの通
    話路を同時に設定するとともに、ネットワーク側におい
    て拡散系列の設定を行う場合、セルヘッダによってネッ
    トワーク側がメディアを判別して符号切替えを行う、あ
    るいはネットワーク付加の状況により符号切替えを行う
    ことを特徴とするマルチメディア交換装置。
  2. 【請求項2】 前記拡散符号の符号長は前記マルチメデ
    ィアに応じて選択される請求項1記載のマルチメディア
    交換装置。
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