JP3073415U - 携帯電話の通話装置 - Google Patents
携帯電話の通話装置Info
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- JP3073415U JP3073415U JP2000003384U JP2000003384U JP3073415U JP 3073415 U JP3073415 U JP 3073415U JP 2000003384 U JP2000003384 U JP 2000003384U JP 2000003384 U JP2000003384 U JP 2000003384U JP 3073415 U JP3073415 U JP 3073415U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来の携帯電話の通話装置においてクリアーで
ない音声の送信、受信を解決し、より実用的なものにす
ること。 【解決手段】送話器はケース中間にマグネット芯、マグ
ネット芯の周囲に合わさるコイルを設置し、さらに振動
膜をケース内部に収納し、この振動膜が装着した皮膚を
経て声帯の振動を受けたときマグネット芯とコイルを経
由して音信を発するようにする。
ない音声の送信、受信を解決し、より実用的なものにす
ること。 【解決手段】送話器はケース中間にマグネット芯、マグ
ネット芯の周囲に合わさるコイルを設置し、さらに振動
膜をケース内部に収納し、この振動膜が装着した皮膚を
経て声帯の振動を受けたときマグネット芯とコイルを経
由して音信を発するようにする。
Description
【0001】
本考案は、携帯電話の通話装置に係り、コスト削減と音質向上のため、PC板を 必要とせず送話器をマグネット芯とコイルの構造にし、振動膜をケース内に収納 し、この振動膜が装着した者の皮膚を経た声帯の振動を受けたとき、上記マグネ ット芯とコイルとを経由して音信を発するようにした携帯電話の通話装置に関す るものである。
【0002】
携帯電話は、随時通話でき情報がコントロールできるという特性があるため、 通信の主流となってきており、多くの消費者に広く利用されている。ところで、 従来の携帯電話の通話装置の構造では、我々が普段携帯電話を使用する際、電話 を手に持ち、携帯電話の受話口を耳に当てながら使用するようになっている。更 には、車用ハンドフリー受話器や車内の電源によるマイクロホン、スピーカーな どがある。これらマイクロホンの種類は、コンデンサー式のものや接触式間接音 波伝達マイクロホン、皮膚接触電圧式マイクロホンなどがある。
【0003】
しかしながら、これら従来構造のハンドフリータイプのものが有する欠点とし ては、通話の音質が悪いことである。これは周囲の音が元となって発生するエコ ーの影響を受けるためで、手で持って通話する時より質が落ちる、つまりこれが 空気伝搬式のコンデンサーを用いたマイクロホン有する弱点である。
【0004】 また、接触式間接音波伝達マイクロホンでは、周囲の雑音を完全に除去するこ とはできるが、ざわざわとした音やエコー現象による音質がやや劣る、といった 不都合がある。
【0005】 一方、皮膚接触電圧式マイクロホンでは、陶磁電圧素子伝導を採用しており、 マイクロホンから人体の皮膚の接触部分を経由した音波振動が陶磁片により比較 的大きな音波信号を出し、周囲の音を消す効果を備えている。しかしながら、こ の方式の欠点は、必ず電気回路板及びスプリングの設置が必要であり、しかも上 陶磁片と下陶磁片を備える必要があるなど、組み立ての際に必要な部品が多くそ の組み立てが複雑なため、商品コストを上げている。更に、振動がスプリングを 経由した後、上下の陶磁片に到達するため、間接的な振動が急に連続出音になる と反応が遅れる状態になり、言葉が途切れ途切れになってしまう。
【0006】 本考案はこれらの事情に鑑みてなされたもので、通話の音質が良好で、またPC 板などを必要としない構造によって生産コストも低く、調節可能なバンドで実用 性にも優れている携帯電話の通話装置を提供することを目的としている。
【0007】
上記目的を達成するため本考案による携帯電話の通話装置は、携帯電話の入力 、出力端子に接続される接続器に入力接点及び出力接点を設け、他方の端子に二 つに分岐する回路を受話器及び送話器に連結する。上記受話器は拡声器の役割を 果たし、音の出力を提供するようにし、一方送話器はケースの中に設置して、そ の周辺にコイルを設け、皮膚を経た声帯の振動が振動膜に伝わり、送話者の携帯 電話に音信が伝えられるようにしている。
【0008】
図1に示すように、本考案の一実施の形態の通話装置は、接続器1、受話器2 、送話器3及びバンド4により主に構成されている。上記接続器1は、携帯電話 の型が異なると設計も違ってくるが、本考案の実施の形態においてはピンタイプ 設計にしているが、これには限られない。また、この接続器1は、少なくとも入 力接点11及び出力接点12とを備えたものであり、それぞれ携帯電話内部の関 連電路である入力端子と出力端子とに連結され、つまりこれらが音信の入力と出 力となるようになっている。
【0009】 上記受話器2は、音信の出力装置に関するもので、本考案の実施の形態ではイ ヤホーンタイプに形成しているが、この形態に限らないことは勿論である。この 受話器2は、関連回路が上記接続器1の入力接点11に連接され、それにより携 帯電話の音信を通話装置側に伝えることができるようにしている。
【0010】 上記送話器3は、ケースAの中間にマグネット芯31及びこのマグネット芯3 1の周囲に合わさる絶縁のコイル32を設置し、かつ振動膜33を収納しており 、この振動膜33が装着した皮膚を介して声帯の振動を受けて振動したとき、マ グネット芯31とコイル32とによって音声信号に変換し、この音声信号を上記 接続器1の出力接点12に出力するようになっている。本考案の発話器3の構造 は、基本的にはスピーカーの原理と似ており、その外側にいくつかの通気孔34 を設けたの保護カバー35を設置している。
【0011】 本考案通話装置を使用する際は、接続器1を携帯電話に連結させて受話器2を 耳に装着し、送話器3を通話者の肌に接触する部分に取り付けるが、通話時喉元 の声帯の振動が伝わりやすいため喉元に近い方がよりよく、上記振動膜33に直 接振動が生じ、この振動を上記コイル32とマグネット芯31とによって電気信 号に変換するようになっている。この送話器3は、空気伝搬によることなく直接 声帯の振動を感知することで、周辺の雑音を消去でき、音信は極めてはっきり伝 えられ、連続促音においても歪みをなくすことができる。
【0012】 また、使用者の操作をより便利にするために、本考案の実施の形態では、バン ド4を設置し、このバンド4の端に送話器3を収納した設置ケース41を取付け て使用者が喉元に装着することにより、送話器3の位置も喉元の位置になり、手 に持っての操作が不要となる。さらにまた、上記バンド4は、イヤホーンのバン ドのように、使用者が異なるサイズを必要とする場合を考慮してサイズの調節が 可能になっている。
【0013】
【考案の効果】 以上説明したように本考案によれば、通話の音質が良好で、またPC板などを必 要としない構造とすることができ、生産コストも低く、しかも調節可能なバンド をもちい、このバンドの端に送話器を設け、この送話器を喉元の近くに装着する ことができる効果を有する。
【図1】本考案の一実施の形態を示す全体斜視図であ
る。
る。
【図2】図1の送話器を示す分解斜視図である。
【図3】一実施の形態の通話装置の使用状態を示す説明
図である。
図である。
1:接続器 2:受話器 3:送話器 4:バンド 11:入力接点 12:出力接点 31:マグネット芯 32:コイル 33:振動膜 34:通気孔 35:保護カバー 41:設置ケース A:ケース
Claims (5)
- 【請求項1】 携帯電話の入出力端子に接続される入力
接点及び出力接点を有する接続器と、 上記接続器によって接続された携帯電話の出力端子から
上記入力接点を経て入力される音声信号を増幅して音声
に変換し拡声して出力する受話器と、 ケース中央にマグネット芯を設置し、このマグネット芯
の周囲にコイルを配設し、さらに振動膜を内設して、人
体に触れる部分に取付けられて皮膚を介した声帯の振動
を上記振動膜で受けて上記マグネット芯及びコイルにて
電気信号に変換して上記出力接点を経て携帯電話の入力
端子に出力する送話器と、 を備えることを特徴とする携帯電話の通話装置。 - 【請求項2】 上記送話器の外側に所望の数の通気孔が
ある保護カバーを設置することを特徴とする請求項1記
載の携帯電話の通話装置。 - 【請求項3】 上記送話器を収納する設置ケースを一端
部に備えたU字型のバンドを有することを特徴とする請
求項1記載の携帯電話の通話装置。 - 【請求項4】 上記バンドのサイズは、使用する者によ
って長さが調節可能であることを特徴とする請求項1記
載の携帯電話の通話装置。 - 【請求項5】 上記接続器は、ピンタイプ状であること
を特徴とする請求項1記載の携帯電話の通話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000003384U JP3073415U (ja) | 2000-05-22 | 2000-05-22 | 携帯電話の通話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000003384U JP3073415U (ja) | 2000-05-22 | 2000-05-22 | 携帯電話の通話装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3073415U true JP3073415U (ja) | 2000-11-30 |
Family
ID=43206643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000003384U Expired - Fee Related JP3073415U (ja) | 2000-05-22 | 2000-05-22 | 携帯電話の通話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3073415U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002098168A1 (fr) * | 2001-05-31 | 2002-12-05 | Temco Japan Co., Ltd. | Emetteur/recepteur |
-
2000
- 2000-05-22 JP JP2000003384U patent/JP3073415U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002098168A1 (fr) * | 2001-05-31 | 2002-12-05 | Temco Japan Co., Ltd. | Emetteur/recepteur |
JP3532535B2 (ja) | 2001-05-31 | 2004-05-31 | 株式会社テムコジャパン | 送受話装置 |
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Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |