JP3073088U - 細胞組織に微小刺激を加える紫外線の制御発生装置 - Google Patents

細胞組織に微小刺激を加える紫外線の制御発生装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生物の細胞表面に微小刺激を与えるための特
定周波数帯域の紫外線を制御して発生させること。 【解決手段】 200と400mmの間の周波数の紫外線
の発生装置と、紫外線ビームを生物細胞組織の選択した
表面区域に焦点を合わせる手段と、細胞組織に接着され
た非反射性材料の保護遮蔽部材とを具備し、遮蔽部材
は、細胞組織の選択した表面区域を露出させ焦点を合わ
せた紫外線ビームにより刺激されるようにする少なくと
も1つの孔あき部分と、選択した区域に放射される発生
装置からの紫外線エネルギーを放射中に計量するための
プログラムされる制御ユニットとを具備している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は紫外線エネルギー(UV)を制御して発生させまた生物の細胞の選択 された区域に電磁放射線により微小な刺激を与える装置に関し、本考案は特に、 任意の生物の細胞組織に焦点を合わせた微小刺激を加えるのに、例えば生物細胞 の安定と再生に適し、又は本考案の紫外線装置を従来の装置に代えて用いるのが 特に効果的であるような他の処置に適している。
【0002】 この記載の目的にとって、“生物細胞表面の焦点を合わせた微小刺激”なる表 現は、計量された量の電磁エネルギーで刺激されなければならない適当に選択さ れた生物細胞の表面区域に焦点が合わされた特定範囲の紫外線周波数に含まれる 紫外線ビームの制御された発生を言うものである。
【0003】 本考案は生物細胞組織の選択された表面部分を刺激するためのUV発生装置と エネルギー制御手段との組合せからなる装置にあり、その可能な適用の1つは、 本考案の他の可能な適用と使用に関して限定することなく肉体的な外観を回復さ せるための生物細胞組織の色素形成の再現を参照して、以下にさらに詳細に記載 される。
【0004】
【従来の技術】
公知のように、自然又は人工の紫外線は約200ナノメートルと400ナノメ ートルの間の波長を有し、周波数が高いほどその細胞組織を突き抜ける能力が大 きくなる。
【0005】 生物細胞組織の再活性化のため又は刺激のため一般化された形式で紫外線を用 いる種々の試みが過去において行われてきた。しかし制御されないやり方で繰返 される大量の紫外線の付与は、大きな表面にわたってまた治療を必要としない領 域に過剰の放射線の吸収をもたらしまた過剰の長時間紫外線にさらされ負の反応 の危険を増大させることになる。
【0006】 従来の紫外線装置はしたがって、選択されかつ制御された使用を可能にするよ う構成された適当な装置と手段、すなわちその機構を発動させる光エネルギーを 受け取り使用することのできる生物細胞組織の表面部分に選択的な作用を施すこ とができるよう構成され、それにより細胞の生物学的活動又は活性化を容易にし 又は再現できる装置と手段が存在しないため、顕著な長く持続する効果が得られ るものではなかった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
したがって本考案の総括的な目的は、特別の効力と長く持続する効果とが得ら れるような、1つ又は複数の特定の紫外線の周波数帯域の計量された電磁エネル ギーにより、特定の生物細胞の表面に微小刺激の焦点を合わせるのに適した紫外 線を制御して発生させる装置を提供することである。
【0008】 本考案の他の目的は、処置されるべき細胞表面部分に光線の焦点を合わせるの に加えてさらに同一の表面部分の位置と特徴とが進歩しかつ明確に異なる方法で 予測できかつ選択できる紫外線を制御して発生させる装置を提供することである 。
【0009】 本考案のまた他の目的は、可変UVA及びUVB比率の紫外線によって焦点が 合わされた処理でその作用モードを正しく検査するのに加えてその作動パラメー タを調節するよう適当にプログラム化しかつ設定することのできる、上記のよう な細胞を刺激するため紫外線を制御して発生させる装置を提供することである。
【0010】 本考案のさらに他の目的は、発射される放射エネルギーのプログラム化と制御 に加えてさらに処理される生物の細胞表面への放射されたエネルギーを選択して 制御することのできる、紫外線の計量された発射による微小刺激の焦点を合わせ る装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
生物の細胞組織に紫外線による微小刺激の焦点を合わせるという上記の目的は 、特定の紫外線周波数帯域の紫外線を発生する紫外線(UV)発生装置と特定の 構造と設計の遮蔽要素との組合せからなる本考案の装置によって、達成される。
【0012】
【考案の実施の形態】
生物の細胞組織に微小刺激を加えるのに用いることのできる紫外線を制御して 発生させる装置と種々の形式の遮蔽要素とは添付図面を参照して以下にさらに詳 細に示される。
【0013】 図1の参照番号10は、例えば色素形成の本来の着色を復原するため紫外線( UV)による微小刺激を受けるべき生物の細胞部分11を有する一般的な身体を 示している。
【0014】 概略図で示されるように、本考案装置は、200と400ナノメートルの間の 、好ましくは260〜300ナノメートルの間の周波数帯域の高比率含有量の電 磁放射線を有する紫外線のビームを、制御された方法で発生させることのできる 特殊ランプによって提供された紫外線源13を具備している。
【0015】 ランプ13は、プログラム化できる制御ユニット15によって電流I又は電圧 Vが調整され放射電力と用途の特別の要求に対する装置の種々の作動パラメータ とを変えることのできる調節可能な電力源14に接続されている。これは例えば 適当な表示装置が設けられた制御卓16を介して作動することにより達成できる 。
【0016】 ランプ13と一直線上に、本考案装置は紫外線を集中させるための第1の光学 系18と、調節可能なダイヤフラム又はシャッター19と、処理される生物の細 胞部分11の限定された区域12に対応する基準平面又は表面上にランプ13に より発生された放射線のビームの焦点を合わせる第2の光学系20とを具備して いる。本装置はまた、装置を動かす必要がなく刺激される限定された区域12上 に放射線のビームのより良き焦点合わせをするための例えば水繊維として知られ ている繊維又は繊維の束により、図示しない可撓性液体の光導体を設けることが できる。
【0017】 シャッター19の開放と閉鎖は放射される表面11に向う放射線ビームを拡大 又は縮小させその放射されるエネルギーを調節する。シャッター19の開放と閉 鎖は適当なモーター駆動装置21、例えば制御ユニット15に関連作動するよう 接続された接触面23を介して圧縮空気源22に接続することのできる空気モー ター駆動装置によって行うことができる。
【0018】 図1の参照番号24は特殊のブラックライト又はウッドフィルターを示し、こ のウッドフィルターは処理される生物の細胞組織の表面区域11を位置決めしま た表面区域11の条件を数値で求めるようになっている螢光を発生するため光学 系20の前方に位置することができる。
【0019】 ウッドフィルター24は光学系20の前方に位置することができ、ウッドフィ ルター24を例えば空気モーター26又は他の駆動手段によって制御される軸線 25の周りに回転させる。
【0020】 最後に図1の参照符号27は処理される生物細胞表面11の限定された区域1 2を取巻きかつ区画形成するようにした不透明又は非反射性材料の特別の光遮蔽 体を示し、生物細胞表面を限定区域12を除いて保護している。これらの特徴と 幾つかの遮蔽要素27とは図4から9を参照して以下にさらに記載される。
【0021】 本考案の装置の特徴は紫外線の発生手段と放射される区域を区画形成する手段 とに加えて、本装置によって発生された放射線ビームの紫外線周波数の帯域と発 生された電磁放射線の含有率とを変えまた制御することからなっている。
【0022】 これは図2と3の紫外線のスペクトル分布のグラフを参照して以下にさらに明 瞭されている。
【0023】 広範囲で徹底的な実験の間、実際に、処理される生物細胞区域11の焦点を合 わせた微小刺激が、小さなもしくは点形状の区域、又は生物細胞刺激の区画され 限定された領域に焦点を合わせなければならない制御された放射線のビームによ り行われた場合、また発生されたビームの放射線の含有率がUVAとUVBの紫 外線周波数帯域、好ましくは260と320ナノメートルの間の範囲となりまた さらに以下に詳記されるように適当な遮蔽体を処理される細胞領域の周りに設け この遮蔽体により放射ビームが反射されないようにした場合に、良好な長く持続 する効果が得られることが発見された。
【0024】 さらに詳細には、従来のUV(紫外線)ランプは図2に示される型の紫外線の スペクトル分布を有している。この図から、70〜80%に等しい放射線の大部 分は315と380ナノメートルの間のUVA帯域に含まれ、一方残りの比率の 部分は実質的に280と315ナノメートルの間のUVB放射線の中央帯域に含 まれ、UVC放射線の帯域は全て無視できることが分かる。
【0025】 図2とは異なり、図3は約280と320ナノメートルの間のUVB放射線の 中央帯域に含まれた約60〜85%に等しい高い比率の含有量の紫外線を示し、 一方低い含有率のUVAとUVCがあることを示している。
【0026】 また本考案の装置による生物細胞組織への紫外線の微小刺激では、装置の一定 の作動パラメータを制御すること、特に放射線ビームを発生するランプ13に供 給される電圧Vと供給時間のほかにランプに流れる電流Iの値とを制御すること が同様に重要であることが発見された。一般に、細胞組織に供給されるエネルギ ーの量と直線状もしくは連続型又はパルス型とすることのできるエネルギー自体 を供給するモードとを調節し制御することが必要である。全てこれは電圧の値と ランプ13に流れる電流を制御することによるだけでなくまたシャッター19の 開く時間を制御する、すなわち処理される細胞表面に放射されるエネルギーの量 を制御することによって達成され、これは、制御卓のキーボード16で作業する 操作員によって適当にプログラムされその設定データは表示器17に表示する操 作テーブルで見ることができる制御ユニット15により、行われる。
【0027】 制御ユニット15はまた、他の作動パラメータ又はデータ、例えば放射エネル ギーの値、ランプ13の温度、及び/又は特別のビデオ表示目録を示すようにプ ログラムすることができる。特に制御ユニットは、処理を受ける目的物の特徴的 な細部を含む表、身体の部位と同じ目的物における処理される種々の表面区域の 形状及び/又は分布とに関するビデオ局部皮膚データ、その比率及び全量化、処 理されている表面の計数化された連続的で年代順に体系化された記録、処理され た生物細胞組織の色又は他の物理的特徴の変動の数値的記録に関するビデオ皮膚 色彩図表、及びこの装置の作業図表を蓄積するため、プログラム化することがで きる。
【0028】 上記の装置の作動及び使用は以下に要約される。すなわち 紫外線の発生装置13,14にスイッチが入れられた後、必要ならばWOOD (ウッド)フィルター24が紫外線を集めるレンズ20の前方に配置され図3の グラフの特定周波数で螢光を発射させるようにする。
【0029】 これらの条件の装置により、処理される生物細胞表面10の全表面11を探査 し、図1の装置により発生されたUVB放射ビームにより、微小刺激が与えられ る限定された区域12を制御された方法で識別することができる。微小刺激区域 12が識別されると、遮蔽要素として言及されている非反射性材料27が表面1 1に付着され限定された表面区域12だけが被覆されないままとされ、周囲の部 分を遮蔽し保護する。これと同時に、紫外線源の発射電力、発生される光ビーム の振幅、微小刺激が加えられる区域12からレンズ20までの距離、及び露出時 間のような、必要な作動パラメータが設定されかつ制御卓16を介して調節され る。
【0030】 装置をこのように設定すると、UVB放射ビームが発射され焦点を合わせる処 理がその間に行われエネルギー発射値が前もって設定され、この全てが制御ユニ ット15により自動的に制御されプログラム化される。
【0031】 放射ビームは連続して又はパルスモードで発射され、さらにまた処理は予め設 定された時間間隔で一回又は数回繰返され、装置の作動パラメータと同じ放射ビ ームの発射モードとを各時間毎に変更し又は調節する。同時に、装置の設定デー タと処理される1つ又は複数の領域の状態との全てが、特別の作動図表もしくは 表に、又は必要な時に表示器17上に呼び出され表示されるビデオ画像図表に蓄 積される。
【0032】 上記のように、本考案の装置は、生物細胞組織の微小刺激のための紫外線の制 御された発生を行う放射線発生装置と、処理される1つ又は複数の限定された表 面区域を区画形成し紫外線の効力を最高度に活用するよう周囲の領域を保護する のに適した特別の遮蔽要素27との組合せからなっている。
【0033】 遮蔽要素27の構造と形状の特徴は図4の詳細と図5〜9に示される特別の実 施態様とを参照して記載される。
【0034】 前に述べたように、遮蔽要素27は光反射特性を有してはならず、すなわち当 該周波数で低い反射係数を有する材料の暗色又は好ましくは黒色の表面のような UVB放射線の源に向って面する光吸収材料又は光吸収面を有する材料からなる ことが必要である。
【0035】 図4に示されるように、遮蔽要素は例えば取外し可能なフィルムで通常は保護 されている背後の自己接着剤層31が設けられた例えば0.4と0.7mmの間の 厚さを有するプラスチック材料の薄いフィルム30の形式である。
【0036】 プラスチック材料のフィルム30は基板に、例えばフィルム30に接着される ベルベット状の層からなる暗色の好ましくは黒色の任意の不透明で非反射性の材 料の前側層32を与える。
【0037】 遮蔽要素のフィルム30とベルベット状の層32とはまた、処理される表面の 形状を区画形成する、遮蔽要素上に様々に配置された異なった形状又は大きさの 1つ又は複数の孔又は小穴を有している。この点に関し、小さな表面の区域を区 画形成するようにした小さな直径又は断面寸法の孔又は小穴が用いられる時、フ ィルム30と不透明層32の厚さは前に示された値の範囲でできるだけ小さく保 たれ後側への反射をなくするようにすることが重要である。
【0038】 遮蔽要素27の形状と寸法と、放射を受ける表面の区域12を区画形成する孔 又は開口の形状、寸法及び数と、その配置とは特定の必要に応じて適合されまた 変更することができる。
【0039】 遮蔽要素の可能な形式は添付図面の図5から9に例として示されている。
【0040】 図5は円形状の遮蔽要素27を示し、例えば60と80mmの間の直径を有し、 小さな直径の単一の中央孔33が設けられている。中央孔33の寸法は1ミリメ ートルに等しいかこれより小さい直径から図5に34で輪郭が描かれているよう な大きい直径まで、例えば250mm又はそれ以上にまで変えることができる。処 理される細胞表面に放射されるエネルギーの量は孔の寸法と数とによって決まる ため、遮蔽要素に対する全放射表面の見地から述べるのがより便利である。
【0041】 したがって、図5の単一の孔を有する遮蔽要素の場合は、放射される表面の区 域は3mm2 から500mm2 までまたそれ以上に表示して変えることができる。
【0042】 好ましくは前記したように、遮蔽要素27は、供給される放射エネルギーの量 にしたがって、処理される表面の形状及び/又は寸法に適合するように配置され 整列された同一及び/又は異なる寸法の異なった数の孔を有することができる。
【0043】 図6,7及び8は円形の遮蔽要素27の幾つかの例を示し、図6の遮蔽要素は 1つ又は複数の同心の円周に沿って配列された同一又は異なった直径の複数の孔 35を具備している。
【0044】 図7はこれに代え2つの平行な列に整列された孔36を有する円形状の遮蔽要 素27を示し、また図8は正方形に整列され配列された孔37を有する円形状の 遮蔽要素27を示している。
【0045】 全ての場合に、全ての放射される区域は孔の数とその直径又は断面の寸法にし たがって10mm2 から250mm2 まで変えることができる。
【0046】 図9は理想的には等しい寸法の表面の部分に分割することのできる大きな表面 の区域を処理するのに適したモジュールの(標準寸法の)遮蔽要素27を示して いる。この場合遮蔽要素27は数個の平行な列に整列された複数の孔を有する細 長い矩形の形状を有している。孔のあけられた領域の長手方向の一方の側に遮蔽 要素27は、例えば大きな寸法の孔39の形式で、個々に処理される標準寸法単 位の表面に対応するピッチで一方が他方から均一に間隔をおいて配置された基準 標識が設けられている。この場合もまた各基準の表面の孔のあけられた表面の放 射される区域は前に記載された値の範囲内で変えることができる。 上記のまた図示されたことから、したがって、生物の細胞組織への焦点が合わ された微小刺激に用いることのできる紫外線の発生を制御しそれにより紫外線の 集中したビームが高い比率の含有量のUVB放射線を有する周波数の帯域内で用 いられるようにし、処理される生物細胞組織の表面の区域の周りに配置された適 当な非反射性の遮蔽体と組合わせた装置が提供され、紫外線ビームの発生装置の 種々の作動パラメータが装置全体とその作用を制御するプログラム化できる制御 ユニットにより適当に調節でき又は変更できることが明らかである。
【0047】 いずれにしても上記の記載と添付図面を参照して示されたことは本考案の色括 的な原理の一例と図示とによってもっぱら与えられたものであることを意図する ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置の全体図である。
【図2】従来の紫外線発生装置における紫外線のスペク
トル分布を示すグラフである。
【図3】本考案の装置のための紫外線発生装置の紫外線
のスペクトル分布を示すグラフである。
【図4】遮蔽部材の拡大断面図である。
【図5】本考案の遮蔽要素の多数の実施態様のうちの1
つを示す頂面図である。
【図6】上記遮蔽要素の他の実施態様の頂面図である。
【図7】上記遮蔽要素のまた他の実施態様の頂面図であ
る。
【図8】上記遮蔽要素のさらに他の実施態様の頂面図で
ある。
【図9】上記遮蔽要素のまたさらに他の実施態様の頂面
図である。
【符号の説明】
10…身体 11…細胞部分 12…細胞部分の限定区域 13…ランプ(紫外線源) 14…電力源 15…制御ユニット 16…制御卓 17…表示器 18…第1光学系 19…シャッター 20…第2光学系 21…モーター駆動装置 22…圧縮空気源 24…フィルター 26…空気モーター 27…光遮蔽体 30…フィルム 33…中央孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月8日(2000.6.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (17)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生物の細胞組織に焦点の合わされた微小
    刺激を加える紫外線を制御して発生する装置であって、 一定含有率の200ナノメートルと400ナノメートル
    の間の周波数帯域の紫外線電磁放射線を有する紫外線ビ
    ームを発生する紫外線発生装置と、 紫外線ビームを生物の細胞組織の限られた表面の区域上
    に焦点を合わせる集束手段と、 前記限られた表面区域に放射されるエネルギーの量を制
    御するエネルギー制御手段であって、生物の細胞組織の
    限られた表面区域を取巻き、周辺領域を遮蔽する非反射
    性材料の遮蔽要素を有する、エネルギー制御手段とを具
    備していることを特徴とする生物細胞組織への紫外線の
    制御発生装置。
  2. 【請求項2】 前記紫外線発生装置が紫外線ビームを連
    続して発生するよう構成されていることを特徴とする請
    求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記紫外線発生装置が紫外線ビームをパ
    ルス状態で発生するよう構成されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 紫外線ビームの振幅と出力とを調節する
    制御手段を具備していることを特徴とする請求項1に記
    載の装置。
  5. 【請求項5】 前記紫外線発生装置が、発生された全電
    磁エネルギーの60%と85%の間の含有率の、260
    ナノメートルと300ナノメートルの間の周波数帯域の
    電磁放射線を発生するよう構成されていることを特徴と
    する請求項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】 遮蔽要素が単一の中央孔を有しているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記中央孔が3mm2 より大きい面積を有
    していることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記孔が3mm2 と500mm2 との間の面
    積を有していることを特徴とする請求項7に記載の装
    置。
  9. 【請求項9】 遮蔽要素が複数の孔を有していることを
    特徴とする請求項1に記載の装置。
  10. 【請求項10】 遮蔽要素が同一直径の孔を具備してい
    ることを特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 遮蔽要素が異なる直径を有する孔を具
    備していることを特徴とする請求項9に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記孔が1つ又は複数の同心の円周に
    沿って配列されていることを特徴とする請求項9に記載
    の装置。
  13. 【請求項13】 孔が列に沿って平行に配列されている
    ことを特徴とする請求項9に記載の装置。
  14. 【請求項14】 孔の全表面積が10mm2 より大きいこ
    とを特徴とする請求項9に記載の装置。
  15. 【請求項15】 孔の全表面積が10mm2 と250mm2
    の間であることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  16. 【請求項16】 標準寸法の孔のあけられた区域と該標
    準寸法区域のための孔の列の一側に均一間隔で配置され
    た基準要素とを具備していることを特徴とする請求項1
    3に記載の装置。
  17. 【請求項17】 紫外線ビーム集束手段の前方に位置さ
    せることのできる螢光を発射するためのフィルターを具
    備していることを特徴とする請求項1に記載の装置。
JP2000003214U 1999-05-12 2000-05-09 細胞組織に微小刺激を加える紫外線の制御発生装置 Expired - Lifetime JP3073088U (ja)

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