JP3073072B2 - 画像データ圧縮及び復元方式 - Google Patents

画像データ圧縮及び復元方式

Info

Publication number
JP3073072B2
JP3073072B2 JP30495391A JP30495391A JP3073072B2 JP 3073072 B2 JP3073072 B2 JP 3073072B2 JP 30495391 A JP30495391 A JP 30495391A JP 30495391 A JP30495391 A JP 30495391A JP 3073072 B2 JP3073072 B2 JP 3073072B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
image
image data
character
universal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30495391A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05145772A (ja
Inventor
広隆 千葉
佳之 岡田
茂 吉田
泰彦 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP30495391A priority Critical patent/JP3073072B2/ja
Publication of JPH05145772A publication Critical patent/JPH05145772A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3073072B2 publication Critical patent/JP3073072B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像データ圧縮及び復元
方式に係わり、特に複数種類の画像で構成される符号化
対象画像を効率よくユニバーサル符号化して圧縮する画
像データ圧縮及び復元方式に関する。
【0002】近年、OA(オフィスオートメイション)
が発展し、画像を白黒階調画像情報として計算機で扱う
ことが増えている。これらの画像情報のデータ量は1枚
当り数Mバイトになり非常に大きい。従って、蓄積や伝
送等では画像情報を効率よく扱うには、効率的なデータ
圧縮を加えることでデータ量を減らすことが必須となっ
ている。
【0003】
【従来の技術】このため、データ圧縮及び復元化のため
に、ユニバーサル符号が実用化されている。ユニバーサ
ル符号は、情報保存型のデータ圧縮方法であり、データ
圧縮時に情報源の統計的な性質を予め仮定しないため、
種々のタイプ(文字コード、オブジェクトコードなど)
のデータに適用することができる。文書画像では、文字
の輪郭等や文字間隔に類似性があり、又、網点画像は網
点周期性、網点形状の同一性等が類似している。この類
似性の持つ冗長性をユニバーサル符号化により削減し、
有効な圧縮を行うことができる。尚、以下では、情報理
論で用いられている呼称を踏襲し、データの1ワード単
位を文字と呼び、データが任意ワードつながったものを
文字列と呼ぶことにする。
【0004】ユニバーサル符号の代表的な方法として、
ジブ−レンペル(Ziv-Lempel)符号がある。例えば、宗像
「Ziv-Lempelのデータ圧縮法」、情報処理、Vol.26,No.
1,1985年参照。このZiv-Lempel符号では、ユニバーサ
ル型と、増分分解型(Incremental parsing) の2つの
アルゴリズムが提案されており、ユニバーサル型アルゴ
リズムを用いた実用的な方法として、LZSS符号(T.
C. Bell,"Better OMP/LText Compression", IEEE Tran
s. on Commun., Vol. COM-34, No.12, Dec.1986)があ
り、又、増分分解型アルゴリズムを用いた実用的な方法
として、LZW(Lempel- Ziv- Welch)符号がある(T.A.
Welch, " A Technique for High-Performance Data Co
mpression" , Computer, June 1984)。
【0005】LZSS符号化 ユニバーサル型アルゴリズムを用いた実用的な方法とし
てのLZSS符号化においては、既に出現して符号化済
の入力データを記憶部(Pバッファ)に記憶すると共
に、符号化済みデータの任意の位置から始まる部分デー
タ列より入力データ列と最大長に一致する部分データ列
を捜し、該一致部分データ列の先頭文字の記憶部(Pバ
ッファ)におけるアドレスと一致長とを示す情報によ
り、入力データ列を符号化する。このLZSS符号化に
おいては、演算量は多いが、高圧縮率が得られる。
【0006】図11はかかるLZSS符号化の説明図で
あり、1はQバッファ、2はPバッファである。Qバッ
ファ1は例えば4ビットのインデックス情報(アドレ
ス)を持ち、これから符号化する16(=24)個の文
字列を格納するもの、Pバッファ2は例えば12ビット
のインデックス情報(アドレス)を持ち、最新に符号化
された4096(=212)個の文字列を格納するもので
ある。
【0007】図示しないユニバーサル符号化部は、Qバ
ッファ1の先頭からの文字列とPバッファ2の任意の位
置から始まる文字列とを照合して最大長一致部分文字列
3を求め、「該部分文字列のPバッファにおける一致開
始位置p1」と「部分文字列の一致長q1」とを用いてQ
バッファの部分文字列3′を符号化して記憶する。しか
る後、ユニバーサル符号化部はQバッファ1内の符号化
した文字列3′をPバッファ2に移すと共に該文字列数
分の最も古い符号化済み文字列をPバッファ2から捨
て、かつ符号化した文字列3′の文字数分の新たな文字
列をQバッファ1内に入力し、以後、前述の符号化処理
を継続する。尚、最大一致長が1の場合には、符号化せ
ず、Qバッファ1の先頭文字データ(生データという)
をそのまま記憶する。これは、符号化データとして2バ
イト必要であるが、生データは1バイトで済むからであ
る。
【0008】そして、8個の符号化データ又は生データ
が記憶されれば、図11(b)に示すように、符号化デー
タと生データの識別を表示するための8個のフラグビッ
トより成る識別データを先頭に付加し(”0”は符号デ
ータ、”1”は生データ)、この一組のデータを順次出
力する。
【0009】LZW符号化 増分分解型アルゴリズムを用いた実用的な方法としての
LZW符号化においては、書き換え可能な辞書を設け、
入力文字列を相異なる文字列に分け、この文字列を出現
した順に番号を付けて辞書に登録すると共に、現在入力
している文字列を辞書に登録してある最長一致文字列の
辞書番号だけで表して符号化する。このLZW符号化に
よれば、圧縮率はLZSS符号化より劣るが、シンプル
で、計算も容易で、高速処理ができることから記憶装置
のファイル圧縮、データ伝送などで使われるようになっ
ている。
【0010】図12はLZW符号化説明図、図13は辞
書構成の説明図、図14はLZW符号化処理の流れ図で
ある。尚、説明を簡単にするために、a,b,c3文字
からなる文字列をLZW符号化してデータ圧縮するもの
とする。予め、全文字につき一文字からなる文字列
(a,b,c)に登録番号を付して辞書に初期登録する
と共に、辞書の登録数Nを文字種数Mとする(M→
N)。・・ステップ101
【0011】かかる状態で、最初の文字Kを入力し、該
文字の登録番号を参照番号ωとし、これを語頭文字列(p
refix string)とする(ステップ102)。ついで、入
力データの次の文字Kを読み込み(ステップ103)、
ステップ102で求めた語等文字列ωにステップ103
で読み込んだ文字Kを加えた文字列(ωK)が現在の辞
書にあるか否かを検索する(ステップ104)。
【0012】文字列(ωK)が辞書に存在すれば、文字
列(ωK)をωに置き換え(ステップ105)、しかる
後、入力データが終了したか判断し(ステップ10
6)、データが終了してなければステップ103に戻り
以降の処理を繰返し、文字列(ωK)が辞書から捜せな
くなるまで最大一致長文字列の検索を続ける。一方、ス
テップ106において、入力データが終了していれば、
参照番号ωを符号語 code(ω)として出力して(ステ
ップ107)、符号化処理を終了する。
【0013】最長一致文字列の検索が続行して、ステッ
プ104において、文字列(ωK)が辞書に存在しなく
なれば、参照番号ωを符号語 code(ω)として出力
し、又、文字列(ωK)に新たな登録番号Nを付加して
辞書に登録し、更にステップ103で読み込んだ文字K
の登録番号を参照番号ωに置き換えると共に、辞書アド
レスNを1インクリメントする(ステップ108)。次
いで、ステップ106により入力データが終了したか判
断し、判断結果に応じて以降の処理を繰り返す。
【0014】図12及び図13を参照してLZW符号化
を具体的に説明すると、以下のようになる。すなわち、
図12の入力データを左から右に向けて1文字づつ読み
込む。最初の文字aを読み込んだ時、辞書にはaの他に
一致する文字列はないから、aの登録番号「1」(参照
番号ω=1)を符号語(code(ω))として出力する。
そして、拡張した文字列abに登録番号4を付けて辞書
に登録する。実際の登録は文字列「1b」の形となる。
続いて、2番目の文字bが入力文字列の先頭になる。辞
書にはbの他に一致する文字列がないので、bの登録番
号(参照番号)2を符号語として出力し、拡張した文字
列baを実際には2aの形で登録番号5を付けて辞書に
登録する。
【0015】以上により、3番目の文字aが入力文字列
の先頭になる。辞書には先頭文字aが存在するから、該
文字の登録番号1に次の文字bを付した文字列「1b」
が存在するか調べる。文字列「1b」が存在するから、
該文字列の登録番号4に次の文字cを付した文字列「4
c」が存在するか調べる。文字列「4c」は存在しない
から、最長一致文字列「1b」の登録番号「4」を符号
語として出力し、拡張した文字列「4c」に登録番号6
を付して辞書部登録し、以後同様に符号化と辞書登録を
繰り返して全入力文字のLZW符号化処理を実行する。
【0016】図15はLZW復号化処理の流れ図であ
り、復号化処理では、符号化の逆の操作が行われる。す
なわち、復号化に際しては、符号化と同様に、全文字に
つき一文字からなる文字列(a,b,c)に登録番号を
付して辞書に初期登録すると共に、辞書の登録数Nを文
字種数Mとする(M→N)。・・ステップ201 ついで、最初の符号CODEを読み込み、該符号CODEをOLDc
odeとする。又、最初の符号は既に辞書に登録された一
文字の登録番号のいずれかに該当することから、入力符
号CODE(=登録番号)が示す文字Kを出力する。又、出力
した文字Kは後の例外処理のためにcharとして設定す
る。・・以上ステップ202
【0017】しかる後、次の符号CODEを読み込んでNEWc
odeとしてセットすると共に(ステップ203)、符号CO
DE(=登録番号)が辞書に定義(登録)されているか否かを
チェックする(ステップ204)。通常、入力した符号C
ODE(=登録番号)は前回までの処理で辞書に登録されて
いるから、ステップ204において「NO」となるか
ら、次に、符号CODE(=登録番号)が指示する辞書の登録
文字列が(ωK)か判断する。すなわち、符号CODEが指
示する辞書の登録文字列が(ωK)のように、参照番号
ωと文字Kの結合文字列であるか判断する(ステップ2
05)。
【0018】参照番号ωと文字Kの結合文字列であれ
ば、文字Kを一時的にスタックし、参照番号ωの符号語
code(ω)(実際にはcode(ω)=ω)を新たなCODEと
し、かつ文字数Cを1カウントアップし(ステップ20
6)、ステップ205に戻る。以後、ステップ205、
206の処理をCODEが示す登録文字列が一文字に至るま
で再帰的に繰り返す。
【0019】ステップ205において、CODEが示す文字
列が一文字の場合には、すなわち、符号CODEが指示する
辞書の登録文字列が(K)の場合には、Kを出力し、し
かる後、スタックしたC個の文字列をLIFO(Last i
n Fast Out)形式でポップアップして出力する。又、前
回の復号化において使用した符号OLDcodeに、今回復号
した文字列の先頭文字Kを付加した文字列(OLDcode,
K)を登録番号Nを付して辞書に登録し、Nを1インク
リメントする(N+1→N)。更に、復号文字列の先頭
文字Kをcharとし、かつNEWcodeをOLDcodeとする。・・
以上ステップ207
【0020】以後、符号入力が終了したか判断し(ステ
ップ208)、終了してなければステップ203に戻り
次の符号を読み込んで復号処理を繰り返す。ところで、
符号化処理においては、ある文字列の符号化と、該文字
列に次の先頭文字を付加した文字列の辞書登録とを同時
に行うため、次の符号化処理において直前に符号化した
文字列の符号語を使用できる。しかし、復号化処理にお
いては、直前に復号した文字列に、今回復号した文字列
の先頭文字列を付加した文字列を辞書登録するため、辞
書登録が符号化処理に比べて1回遅れる。このため、符
号化処理において、直前に符号化した文字列の符号語を
使用すると、復号化処理において、該符号語が登録(定
義)されていない場合を生じる。この場合がステップ2
04においてCODEが定義されていない状態になり、「Y
ES」となる。
【0021】例えば、図16に示すように符号化に際し
て、文字列「a・・・z」に対してOLDcodeを出力する
と共に、文字列「a・・・za」をNEWcodeとして辞書
登録し、次の文字列「a・・・za」をNEWcodeで出力
し、文字列「a・・・zab」を辞書登録する。さて、
復号側で符号語NEWcodeを読み込んだ時、該符号語は復
号側で辞書登録されていないので、復号ができない。し
かし、NEWcodeとOLDcodeを比較すると、以下の関係 NEWcodeの文字列=OLDcodeの文字列+OLDcodeの文字列
の先頭文字(char) がある。このため、ステップ204で「NO」となれ
ば、セットされているcharをスタックすると共に、OLDc
odeをCODEとみなし、かつ、OLDcodeにcharを付加した文
字列をNEWcodeとし(ステップ209)、以後CODEを用い
てステップ205以降の処理を行う。
【0022】図17を参照して復号化処理を具体的に説
明すると以下のようになる。最初の入力符号は「1」で
あり、一文字a,b,cについては既に登録番号1、
2、3として辞書登録されているから(図13と同
様)、辞書の参照により符号「1」に一致する登録番号
の文字列aに置き換えて出力する。次に、符号「2」に
ついても同様にして文字bに置き換えて出力する。この
時、前回処理した符号「1」と今回復号した最初の一文
字bとを組み合わせた「1b」に新たな登録番号4を付
加して辞書に登録する。
【0023】3番目の符号「4」は辞書の検索により、
「1b」から「ab」と置き換えて文字列「ab」を出
力する。同時に、前回処理した符号「2」と今回復号し
た1番目の文字aとを組み合わせた文字列「2a(=a
b)」に新たな登録番号を付加して辞書に登録する。以
下、同様に、復号処理を繰り返す。尚、図15のステッ
プ209の例外処理は、第6番目の入力符号「8」の復
号で生じる。符号「8」は復号時に辞書に定義されてお
らず、復号できない。この場合には、前回処理した符号
「5」に前回復号した文字列「ba」の最初の一文字b
を加えた文字列「5b」を求め、更に「2ab」、「b
ab」と置き換えられて出力される。そして、前回の符
号語「5」に今回復号した文字列の文字bを加えた文字
列「5b」に登録番号「8」を付加して辞書登録する。
【0024】以上のユニバーサル符号を用いてデータ圧
縮し、圧縮したデータを記憶あるいは伝送する装置とし
て画像編集装置がある。この画像編集装置は複数の網点
画像、文字画像等を編集して紙面データを作成し、作成
した紙面データをユニバーサル符号により圧縮して二次
記憶部に記憶し、あるいは他の装置に伝送する。図18
は画像編集装置の構成図である。スキャナ等の画像入力
部1から取り込まれた画像データ(網点画)は、画像デ
ータ保持部2に保持される。画像データ処理部3は、取
り込まれた画像データに拡大縮小変換、輝度特性変換、
網点変換などの画像処理を施す。又、文字入力部4から
入力された文字データ(文字コード)は文字データ保持
部5に記憶される。これら紙面を構成するデータが揃う
と、編集処理が開始される。
【0025】紙面構成データ入力部6は、紙面を構成す
る個々の画像データ、文字データを紙面に割り付ける処
理を行う。尚、割り付け処理においては、紙面上の場所
の指定、原画像データの拡大縮小、文字データのフォン
トサイズの指定等が含まれる。紙面構成データ入力部6
から割り付け指示された画像データ、文字データ等の紙
面構成データは、紙面構成データ保持部7に保持され
る。
【0026】紙面データ展開部8は、紙面構成データ保
持部7からの紙面構成情報をもとにデータ入力部9に入
力要求を出し、画像データ保持部2の画像データや文字
データ保持部5の文字データを読み出し、紙面データ保
持部10に紙面を構成する。尚、紙面データ展開部8は
文字データ(文字コード)に応じたフォントデータをフ
ォントデータ保持部11より読み出して紙面データ保持
部10に入力する。
【0027】このようにして出来上がった紙面データは
紙面表示部12や紙面印字部13により出力され、構成
の修正を繰り返し、最終的な編集済み紙面データが完成
する。そして、紙面データ保持部10に完成した紙面
(画像データ)はユニバーサル符号化部14により圧縮
処理が行われ、伝送部15により伝送されて他の編集装
置の入力画像データとなったり、あるいは紙面画像デー
タとして、圧縮された状態で二次記憶部16に保存さ
れ、復元して再利用される。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】紙面等の画像データを
符号化対象とする場合、図19(b)に示すように、画像
データの種類には文字画,、網点画,、文字画と
網点画の混在画,が存在する。従来、かかる紙面等
の画像データをユニバーサル符号化する場合、図19
(a)に示すように走査線方向に順次ユニバーサル符号化
を行って紙面一面の符号化を行っている。
【0029】しかし、ユニバーサル符号化は符号化対象
の性質を学習して符号化を行うため、紙面が各種類の画
像で構成されている場合には、複数種類の画像データの
性質を学習しながら辞書に登録することになり、同一の
大きさの単一種類の画像データを符号化する場合に比べ
て、データ圧縮率が効率的に行えない問題があった。す
なわち、紙面が各種類の画像で構成されている場合、従
来の画像データ圧縮方式では高い圧縮率が得られない問
題があった。
【0030】以上から本発明の目的は、符号化対象画像
が各種類の画像で構成されている場合であっても効率よ
く、画像データの圧縮、復元ができるデータ圧縮及び復
元方式を提供することである。本発明の別の目的は、1
つの符号器または復号器を用いて各種類の画像データで
構成された符号化対象画像を効率よく、圧縮、復元がで
きるデータ圧縮及び復元方式を提供することである。本
発明の更に別の目的は、画像の種類に応じて符号器又は
復号器を設けて並列的に効率よく符号化、復号化処理を
行えるデータ圧縮及び復元方式を提供することである。
【0031】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。PIMは紙面等の符号化対象画像であり、文
字画,、網点画,、文字画と網点画の混在画,
を有している。LODは紙面等の画面構成データ(紙
面構成データ)であり、紙面を構成する網点画、文字
画、混在画毎にナンバーNO.を付し、該ナンバーに対
応させて画像の種類、画像の紙面上の位置(分割デー
タ)等を有している。34は符号器であり、34aは制
御情報作成・指示部、34bはユニバーサル符号化部、
34cは圧縮データ出力部である。
【0032】
【作用】制御情報作成・指示部34aは、画面構成デー
タLODを用いて種類同一の部分画、(以上網点
画);、(以上文字画);、(以上混在画)が
連続するようにまとめて一連データとすると共に、各部
分画毎に制御データCDTi(i=1,2,)を作成
し、種類同一の最後の部分画,,の制御データに
よりユニバーサル符号化部34bにおける辞書情報のク
リアを指示させる。ユニバーサル符号化部34bは、順
番に種類同一の部分画を連続して符号化すると共に、種
類同一の部分画の最後の部分画に付加されている制御デ
ータにより、辞書をクリアし、以後、別の種類の一連の
部分画を符号化し、圧縮データ出力部34cは圧縮デー
タに画面構成データと制御データを付加して出力する。
このように、種類同一の部分画をまとめて符号化すると
共に、別の種類の部分画を符号化する際に辞書部をクリ
アしてから符号化するようにしたから、辞書部には1つ
の種類の画像データの性質を学習することになり、符号
化対象画像が各種類の画像で構成されている場合であっ
ても効率よく、画像データの圧縮ができる
【0033】又、復号に際して、圧縮データに付加され
ている制御データと画面構成データを分離すると共に、
該制御データに基づいて種類同一の一連データ毎にユニ
バーサル復号化の辞書情報をクリアして各部分画のユニ
バーサル復号化を行い、画面構成データに基づいて1画
面分の画像を編集するようにすれば、圧縮した画像デー
タを効率よく復元して1画面の画像を編集することがで
きる。
【0034】更に、符号化対象画像を、画像の種類に基
づいて複数の部分画データに分割し、種類同一の部分画
データが連続してユニバーサル符号化されるようにまと
めて一連データとすると共に、画像の種類毎にユニバー
サル符号化部を設け、各ユニバーサル符号化部により、
対応する種類の部分画データの符号化を行い、圧縮した
部分画データの種類を特定するデータを圧縮データに付
加して出力するようにすれば、画像種類毎に並列して符
号化することができ、高速符号化ができる。
【0035】又、画像の種類毎にユニバーサル復号化部
を設け、各ユニバーサル復号化部により対応する種類の
部分画データのユニバーサル復号化を行い、画面構成デ
ータに基づいて1画面分の画像を編集するようにすれ
ば、圧縮した画像データを並列的に、効率よく復元して
1画面の画像を編集することができる。
【0036】
【実施例】図2は本発明に係わる画像データ圧縮及び復
元方式を用いる画像編集装置の構成図である。スキャナ
等の画像入力部21から取り込まれた紙面を構成する各
画像データ(網点画)は、部分画データとして画像デー
タ保持部22に保持される。このとき、画像データ処理
部23は、取り込まれた画像データに拡大縮小変換、輝
度特性変換、網点変換などの画像処理を施す。尚、画像
データ保持部22は、図3に示すように、部分画データ
(画像データ)のデータ番号に対応させて画像の種類
(画像/文字の別)、画像の大きさ等を含む付属情報及
び実際の画像データ列を保持する。
【0037】又、文字入力部24から入力された紙面を
構成する各文字データ(文字画)は部分画データとして
文字データ保持部25に記憶される。文字データ保持部
25は画像データと同様に、図3に示すように、部分画
データ(文字データ)のデータ番号に対応させて、画像
の種類(画像/文字の別)、フォントの大きさ等を含む
付属情報、及び実際の文字データ列を保持する。
【0038】これら紙面を構成する部分画データが揃う
と、編集処理が開始される。紙面構成データ入力部26
は、紙面を構成する個々の部分画データ(画像データ、
文字データ)を紙面に割り付ける処理を行う。尚、割り
付け処理においては、紙面を構成する画像データ、文字
データの紙面上の場所の指定、原画像データの拡大縮
小、文字データのフォントサイズの指定等が含まれる。
紙面構成データ入力部26から割り付け指示された各部
分画(画像データ、文字データ等)の紙面構成データ
は、紙面構成データ保持部27に保持される。尚、紙面
構成データ保持部26は図4に示すように、部分画に対
応して1つの紙面構成データを有し、各紙面構成データ
には、データ番号、画像の種類(画像/文字の別)、分
割データ(開始アドレス、大きさ)、その他付属情報
(拡大縮小、フォント情報等)が含まれている。
【0039】紙面データ展開部28は、紙面構成データ
保持部27からの紙面構成情報LODに基づいてデータ
入出力部29に入力要求を出し、画像データ保持部22
の画像データや文字データ保持部25の文字データを読
み出し、紙面データ保持部30に画像情報として紙面を
構成する。尚、紙面データ展開部28は文字データ(文
字コード)に応じたフォントデータをフォントデータ保
持部31より読み出して紙面データ保持部30に入力す
る。
【0040】このようにして出来上がった紙面データは
紙面表示部32や紙面印字部33により出力され、構成
の修正を繰り返し、最終的な編集済み紙面データが完成
する。そして、紙面データ保持部30に完成した紙面
(画像データ)は符号器34により圧縮処理が行われ、
伝送部35により伝送されて他の編集装置の入力画像デ
ータとなったり、あるいは紙面画像データとして、圧縮
された状態で二次記憶部36に保存され、復元して再利
用される。符号器34は、符号化対象画像を画像の性質
(網点画、文字画)、もしくは構成種類(画像は網点の
角度、大きさなどにより更に細分化できる)に応じて複
数の部分画データに分割し、同一種類の部分画データを
まとめて符号化し、別の種類の部分画を符号化する際に
辞書部をクリアしてから符号化する。
【0041】符号器 図5は符号器34の構成図であり、34aは制御情報作
成・指示部、34bはLZW符号化を行うユニバーサル
符号化部、34cは圧縮データ出力部である。制御情報
作成・指示部34aは、制御情報作成部34a-1と、制御
データを各部に指示する制御データ指示部34a-2を有し
ている。尚、図2と同一部分には同一符号を付してい
る。
【0042】符号器の動作 画像データ保持部22は符号化対象となる複数の部分画
データ(画像データ)を保持し、文字データ保持部25
は複数の部分画データ(画像を構成する文字画部分の文
字データ)を保持する。尚、文字データは文字コードで
あるが、文字画像データであってもよい。制御情報作成
部34a-1は各部分画の紙面構成データLODを用いて種
類同一の紙面構成データが連続するように配列すると共
に、紙面構成データに辞書をクリアするか否かを示す制
御データ(辞書クリア情報)を付加して制御情報を作成
する(図6参照)。
【0043】図7は制御情報作成処理の流れ図であり、
紙面構成データLODより網点画(画像データ)のデー
タ番号を検索し(ステップ301)、網点画のデータ番
号が存在すれば、最後の網点画であるか調べ(ステップ
302)、最後でなければ、該網点画の紙面構成データ
に辞書クリアデータ「NO」を付加してなる制御情報C
DTiを作成し、1つ前の制御情報の後に配列し(ステ
ップ303)、以後、次の網点画を検索して同様の処理
を繰り返す。
【0044】一方、ステップ302において、最後の網
点画であれば、該網点画の紙面構成データに辞書クリア
データ「YES」を付加した制御情報CDTiを作成
し、1つ前の制御情報の後に配列する(ステップ30
4)。
【0045】ついで、紙面構成データLODより文字画
(文字データ)のデータ番号を検索し(ステップ30
5)、文字画のデータ番号が存在すれば、最後の文字画
であるか調べ(ステップ306)、最後でなければ、該
文字画の紙面構成データに辞書クリアデータ「NO」を
付加してなる制御情報CDTiを作成し、1つ前の制御
情報の後に配列し(ステップ307)、次の文字画を検
索して同様の処理を繰り返す。一方、ステップ306に
おいて、最後の文字画であれば、該文字画の紙面構成デ
ータに辞書クリアデータ「YES」を付加した制御情報
CDTiを作成し、1つ前の制御情報の後に配列し(ス
テップ308)、制御情報作成処理を終了する。尚、以
上では、画像種類を網点画、文字画としたが、別の種類
の画像があれば、該別の種類の画像に対しても同様の処
理を繰り返す。
【0046】制御データ指示部34a-2は、作成された制
御情報CDTiに基づいてデータ入出力部29に対し
て、画像保持部22もしくは文字データ保持部25内の
部分画データを入力する順序及び大きさを指示する。デ
ータ入出力部29は指示された順に各データ保持部から
符号化対象の部分画データを読み出してユニバーサル符
号化部34bに渡す。又、制御データ指示部34a-2は、
制御情報CDTiの辞書クリア情報を監視し、辞書クリ
ア「YES」の場合にはユニバーサル符号化部34bに
辞書クリアを指示して辞書の内容をクリアさせる。
【0047】ユニバーサル符号化部34bは、辞書クリ
ア指示に従って辞書内容をクリアすると共に、データ入
力部から入力された部分画データをLZW符号化して圧
縮データ出力部34cに出力する。すなわち、ユニバー
サル符号化部34bは、種類同一の部分画データを連続
して符号化すると共に、種類同一の部分画データの最後
の部分画データの符号化完了により辞書をクリアし、以
後、別の種類の一連の部分画データを符号化して圧縮デ
ータ出力部34cに出力する。
【0048】圧縮データ出力部34cは、圧縮データの
先頭に制御情報を付加して出力する。すなわち、まず、
制御情報指示部34a-2からの制御情報を伝送部35や二
次記憶部36に書き出し、以後、ユニバーサル符号化3
4bから出力される圧縮データを書き出す。
【0049】復号処理 図8は復号器の構成図である。圧縮データ入力部41a
は伝送部35や二次記憶部36から、まず、制御情報を
読み出して制御情報指示部41bに渡し、ついで、圧縮
データをユニバーサル復号化部41cに渡す。
【0050】制御情報指示部41bは、制御情報に含ま
れる辞書クリア情報を監視し、辞書クリア「YES」の
場合にはユニバーサル復号化部41cに辞書クリアを指
示して辞書の内容をクリアさせる。ユニバーサル復号化
部41cは、辞書クリア指示に従って辞書内容をクリア
すると共に、圧縮データ入力部41aから入力された圧
縮データをLZW復号化してデータ入出力部29に入力
する。すなわち、ユニバーサル復号化部41cは、種類
同一の部分画データを連続して復号化すると共に、種類
同一の部分画データの復号化完了により辞書をクリア
し、以後、別の種類の一連の部分画データを復号化す
る。
【0051】データ入出力部29は制御情報指示部41
bから指示される圧縮データの種別データに基づいて、
復号された部分画データを所定のデータ保持部22、2
5に送出して順次記憶させる。又、制御データ指示部4
1bは制御情報より部分画の紙面構成データを分離して
(辞書クリア情報を除去して)紙面構成データ保持部2
7に書き込む。以上により、復号された各部分画データ
と紙面構成データに基づいて紙面を編集して表示あるい
は印刷することができる。
【0052】符号器及び復号器の別の実施例 以上では1つのユニバーサル符号化部、復号化部を設
け、該ユニバーサル符号化部、復号化部で同一種類の部
分画データをまとめて符号化、復号化し、別の種類の部
分画データの符号化、復号化に際して辞書をクリアする
ものである。しかし、画像の種類毎にユニバーサル符号
化部、復号化部を設けて符号化、復号化処理を並列に行
うように構成することもできる。
【0053】図9はかかる符号器の別の構成図であり、
図5と同一部分には同一符号を付している。図5の実施
例と異なる点は、(1) 第1、第2のユニバーサル符号化
部34b-1,34b-2が設けられ、それぞれが網点画(画像デー
タ)、文字画(文字データ)の符号化のみに用いられる
点、及び(2) 制御情報より辞書クリアの制御データを除
去し、各ユニバーサル符号化部の辞書をクリアしない点
である。
【0054】すなわち、符号化対象画像を、画像の種類
に基づいて複数の部分画データに分割し、制御情報作成
部34a-1で種類同一の部分画データが連続してユニバー
サル符号化されるようにまとめて一連データとすると共
に、画像の種類毎にユニバーサル符号化部34b-1,34b-2
を設け、各ユニバーサル符号化部により対応する種類の
部分画データの符号化を並列的に行い、画面構成データ
(部分画データの種類を特定するデータを含む)を圧縮デ
ータの先頭に付加して出力する。
【0055】図10は復号器の別の構成図であり、図8
と同一部分には同一符号を付している。図8の実施例と
異なる点は、(1) 第1、第2のユニバーサル符号化部41
c-1,41c-2が設けられ、それぞれを網点画(画像デー
タ)、文字画(文字データ)の復号化のみに用いる点、(2)
圧縮入力部41aが圧縮データの種別を識別して所定
のユニバーサル符号化部41c-1,41c-2に入力する点、(3)
各ユニバーサル復号化部の辞書をクリアしない点であ
る。
【0056】すなわち、画像の種類毎にユニバーサル復
号化部41c-1,41c-2を設け、各ユニバーサル復号化部に
より対応する種類の部分画データのユニバーサル復号化
を行い、紙面構成データに基づいて1画面分の画像を編
集する。
【0057】以上では、紙面データを圧縮する場合につ
いて説明したが、本発明は、紙面に限るものではない。
又、以上ではユニバーサル符号化部、復号化部において
LZW符号化及び符号化する場合について説明したが、
LZSS符号化、復号化する場合にも適用でき、この場
合にはPバッファの内容が辞書に相当する。以上、本発
明を実施例により説明したが、本発明は請求の範囲に記
載した本発明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本
発明はこれらを排除するものではない。
【0058】
【発明の効果】以上本発明によれば、種類同一の部分画
データをまとめて符号化すると共に、別の種類の部分画
データを符号化する際に辞書部をクリアしてから符号化
するように構成したから、辞書部には1つの種類の画像
データの性質を学習することになり、符号化対象画像が
各種類の画像で構成されている場合であっても効率よ
く、画像データの圧縮ができる
【0059】又、本発明によれば、復号に際して、圧縮
データに付加されている制御データと画面構成データを
分離すると共に、該制御データに基づいて種類同一の一
連データ毎にユニバーサル復号化の辞書情報をクリアし
て各部分画のユニバーサル復号化を行い、画面構成デー
タに基づいて1画面分の画像を編集するように構成した
から、圧縮した画像データを効率よく復元して1画面の
画像を編集することができる。
【0060】更に、本発明によれば、符号化対象画像
を、画像の種類に基づいて複数の部分画データに分割
し、種類同一の部分画データが連続してユニバーサル符
号化されるようにまとめて一連データとすると共に、画
像の種類毎にユニバーサル符号化部を設け、各ユニバー
サル符号化部により対応する種類の部分画データの符号
化を行い、圧縮した部分画データの種類を特定するデー
タを圧縮データに付加して出力するように構成したか
ら、画像種類毎に並列してを符号化することができ、高
速符号化ができる。
【0061】又、本発明によれば、画像の種類毎にユニ
バーサル復号化部を設け、各ユニバーサル復号化部によ
り対応する種類の部分画データのユニバーサル復号化を
行い、画面構成データに基づいて1画面分の画像を編集
するように構成したから、圧縮した画像データを並列的
に、効率よく復元して1画面の画像を編集することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明によるデータ圧縮及び復元方式を用いる
画像編集装置の構成図である。
【図3】画像・文字データの説明図表である。
【図4】紙面構成データの説明図表である。
【図5】符号器の構成図である。
【図6】制御情報の説明図である。
【図7】制御情報作成処理の流れ図である。
【図8】復号器の構成図である。
【図9】ユニバーサル符号化部を画像種類毎に設けた符
号器の構成図である。
【図10】ユニバーサル復号化部を画像種類毎に設けた
復号器の構成図である。
【図11】LZSS符号化の説明図である。
【図12】LZW符号化説明図である。
【図13】辞書構成の説明図である。
【図14】LZW符号化のフローチャートである。
【図15】LZW復号化のフローチャートである。
【図16】LZW復号化の例外時における説明図であ
る。
【図17】LZW復号化説明図である。
【図18】従来の画像編集装置の構成図である。
【図19】従来の紙面画像データ圧縮方式及びその問題
点の説明図である。
【符号の説明】
LOD・・画面構成データ(紙面構成データ) PIM・・符号化対象画像 34・・符号器 34a・・制御情報作成・指示部 34b・・ユニバーサル符号化部 34・・圧縮データ出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 泰彦 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−70268(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/41 - 1/419 G06T 9/00 G06F 5/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面構成データ(LOD)に基づいて編集さ
    れる符号化対象画像(PIM)をユニバーサル符号化して圧
    縮する画像データ圧縮方式において、 符号化対象画像(PIM)を画像の種類に基づいて複数の部
    分画データに分割し、 種類同一の部分画データが連続してユニバーサル符号化
    されるようにまとめて一連データとすると共に、 各部分画データ毎にユニバーサル符号化の辞書情報をク
    リアするか否かを指示する制御データを作成し、一連デ
    ータの最後の部分画データの制御データによりユニバー
    サル符号化の辞書情報のクリアを指示し、 種類同一の一連の部分画データ毎に辞書をクリアしてユ
    ニバーサル符号化を行い、 画面構成データ及び辞書クリアの制御データを圧縮デー
    タに付加して出力することを特徴とする画像データ圧縮
    方式。
  2. 【請求項2】 前記画像の種類は網点画、文字画であ
    り、文字画に対応する部分画データは文字コードで構成
    されていることを特徴とする請求項1記載の画像データ
    圧縮方法。
  3. 【請求項3】 圧縮データに付加されている制御データ
    と画面構成データを分離すると共に、該制御データに基
    づいて種類同一の一連データ毎にユニバーサル復号化の
    辞書情報をクリアして各部分画データのユニバーサル復
    号化を行い、 前記画面構成データに基づいて1画面分の画像を編集す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像データ復元方
    式。
  4. 【請求項4】 画面構成データ(LOD)に基づいて編集さ
    れる符号化対象画像(PIM)をユニバーサル符号化して圧
    縮する画像データ圧縮方式において、 符号化対象画像を、画像の種類に基づいて複数の部分画
    データに分割し、種類同一の部分画データが連続してユ
    ニバーサル符号化されるようにまとめて一連データとす
    ると共に画像の種類毎にユニバーサル符号化部(34b-1,3
    4b-2)を設け、 各ユニバーサル符号化部により、それぞれに対応する種
    類の部分画データの符号化を行い、 圧縮した部分画データの種類を特定するデータを含む画
    面構成データを圧縮データに付加して出力することを特
    徴とする画像データ圧縮方式。
  5. 【請求項5】 画像の種類毎にユニバーサル復号化部(4
    1c-1,41c-2)を設け、各ユニバーサル復号化部により、
    それぞれに対応する種類の部分画データのユニバーサル
    復号化を行い、圧縮データより分離された画面構成デー
    タに基づいて1画面分の画像を編集することを特徴とす
    る請求項4記載の画像データ復元方式。
JP30495391A 1991-11-20 1991-11-20 画像データ圧縮及び復元方式 Expired - Fee Related JP3073072B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30495391A JP3073072B2 (ja) 1991-11-20 1991-11-20 画像データ圧縮及び復元方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30495391A JP3073072B2 (ja) 1991-11-20 1991-11-20 画像データ圧縮及び復元方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05145772A JPH05145772A (ja) 1993-06-11
JP3073072B2 true JP3073072B2 (ja) 2000-08-07

Family

ID=17939305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30495391A Expired - Fee Related JP3073072B2 (ja) 1991-11-20 1991-11-20 画像データ圧縮及び復元方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3073072B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101512834B1 (ko) 2014-06-10 2015-04-20 이강한 평판 적층형 입체 완구
US10247588B2 (en) 2015-10-02 2019-04-02 Surpass Industry Co., Ltd. Piezoelectric karman vortex flowmeter

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3408923B2 (ja) * 1996-05-28 2003-05-19 シャープ株式会社 画像表示装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101512834B1 (ko) 2014-06-10 2015-04-20 이강한 평판 적층형 입체 완구
US10247588B2 (en) 2015-10-02 2019-04-02 Surpass Industry Co., Ltd. Piezoelectric karman vortex flowmeter

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05145772A (ja) 1993-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3541930B2 (ja) 符号化装置及び復号化装置
JP2003179501A (ja) データ圧縮方法
JP3241788B2 (ja) データ圧縮方式
JP3231105B2 (ja) データ符号化方式及びデータ復元方式
JP3073072B2 (ja) 画像データ圧縮及び復元方式
JP3266419B2 (ja) データ圧縮・伸長方式
JP3350118B2 (ja) データ符号化方式及びデータ復元方式
JP3127016B2 (ja) データ圧縮及び復元方法
JP3241787B2 (ja) データ圧縮方式
JP3124887B2 (ja) データ圧縮・復号方式
JPH06161705A (ja) データ符号化方式及びデータ復元方式
JPH0723238A (ja) 画像データ圧縮及び復元装置
JPH05152971A (ja) データ圧縮・復元方法
JP2823917B2 (ja) データ圧縮方式
JP3083550B2 (ja) データ圧縮及び復元方法
JP3098046B2 (ja) 画像データ圧縮装置及びその方法
JP2840420B2 (ja) 画像データ圧縮及び復元方式
JP3132836B2 (ja) 画像データ圧縮復元方法
JP3100206B2 (ja) データ圧縮方法
JP3034016B2 (ja) データ圧縮及び復元方法
JPH02190080A (ja) 画像符号化装置
JP3083329B2 (ja) データ圧縮復元方式
JPH0644038A (ja) データ圧縮方法、データ復元方法、データ圧縮/復元方法
JP3088740B2 (ja) データ圧縮及び復元方式
JPH06152988A (ja) 可変長符号の復号化装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000516

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090602

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees