JP3072744U - しゃもじ - Google Patents
しゃもじInfo
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- JP3072744U JP3072744U JP2000002696U JP2000002696U JP3072744U JP 3072744 U JP3072744 U JP 3072744U JP 2000002696 U JP2000002696 U JP 2000002696U JP 2000002696 U JP2000002696 U JP 2000002696U JP 3072744 U JP3072744 U JP 3072744U
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- JP
- Japan
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- rice
- spatula
- small projections
- small
- scoop
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ご飯の盛り付けに際して、へら部にご飯が付
着し難いようにしたしゃもじにおいて、付着防止機能を
備えると共に、洗浄の容易性を高め清潔に使用できるよ
うにする。 【解決手段】 へら部1の表裏面に多数の小突起11を
設けると共に、小突起の表面を粗面状に形成し、小突起
以外のへら部表面(基面)12を平滑面としてなる。
着し難いようにしたしゃもじにおいて、付着防止機能を
備えると共に、洗浄の容易性を高め清潔に使用できるよ
うにする。 【解決手段】 へら部1の表裏面に多数の小突起11を
設けると共に、小突起の表面を粗面状に形成し、小突起
以外のへら部表面(基面)12を平滑面としてなる。
Description
【0001】
本考案は、ご飯の付着を防止したしゃもじに関するものである。
【0002】
しゃもじは周知のとおり、ご飯の盛り付けに使用する器具で、ご飯を掬うへら 部と把手部とで構成され、特にご飯の盛り付けに際して、へら部にご飯が付着し 難いようにし、ご飯の盛り付け作業を容易にする所謂ご飯が付かないしゃもじは 、従前より多数提案され、実施されている。
【0003】 ご飯がへら部に付着するのは、ご飯からの水蒸気がへら部で結露し、ご飯表面 を僅かではあるが糊状とするものである。従って付着防止の対策の基本原理は、 ご飯粒との接触面積を少なくし、ご飯との付着力を軽減させると共に、へら部と 掬い取ったご飯の間の水蒸気が、へら部で結露し難いように流出し易いようにし ている。即ちへら部の表面を凹凸面とすれば良いものである。
【0004】 へら部の表面を凹凸形状とする具体的手段として、表面に小突起を多数突設し たり、或は粗面加工(シボ加工)を施したり、或は両者を組み合わせたりしてい る。
【0005】 前記の従前のしゃもじには、種々の課題を備えている。例えば小突起のみを設 けてなるしゃもじは、小突起部分でご飯を支持して、接触面積の軽減と蒸気流出 通路を確保しているが、付着防止に格段に優れているとは言い難い。微細な凹凸 面を形成する粗面加工では、蒸気の抜けが速やかに行われずに、付着防止効果が 低い。さらに小突起形成面全体を粗面加工する手段は、付着防止効果は図れるが 、微細凹部内に糊状部が入り込み、乾燥し凹部内に目詰まり状態となる。そこで 使用後には充分に洗浄を行う必要があるが、小突起部分は表面に突出しているの で、微細凹部に対しての洗浄は速やかになされるが、小突起間の凹所における微 細凹部内の洗浄の実施は面倒である。そしてこの微細凹部内を目詰まり状態の侭 放置すると、食品を扱う道具として明らかに不潔である。
【0006】 そこで本考案は、優れたご飯付着防止機能を備えると共に、洗浄も容易で常に 清潔に維持できる新規なしゃもじを提案したものである。
【0007】
本考案に係るしゃもじは、へら部と把手部とからなる合成樹脂製のしゃもじに おいて、へら部の表裏面に多数の小突起を設けると共に、小突起の表面を粗面状 に形成し、小突起以外のへら部表面を平滑面としてなることを特徴とするもので ある。
【0008】
へら部に掬い取られたご飯粒は、一塊となってへら部上に載せられるが、へら 部との接触箇所は、粒状の一部が点在的に存在し、且つ小突起によって大きな蒸 気流出路が確保され、且つご飯粒内に食い込み状態となる小突起には、微細凹凸 面(粗面)となっているので、ご飯粒との接触面積が少なく且つ蒸気流出路も確 保されている。従って充分な付着防止機能を備えている。更に小突起以外の箇所 は平滑面であるので、ご飯粒と接触して糊状物が付着しても、容易に洗い流すこ とができる。
【0009】
次に本考案の実施例について説明する。 実施例に示したしゃもじは、基本的に従前と同様に合成樹脂製で、へら部1と 把手部2とからなる。へら部の表裏面には、多数の小突起(1.5〜4mm程度 の円又は楕円)11を多数設けてなり、特に小突起11の表面は、微細な粗面( シボ加工面)としてなる。小突起11を形成してない基面12は、平滑面に形成 してなる。
【0010】 また前記の小突起11の粗密は、特にへら部把手部に近い範囲Aを粗く、へら 部中央を含むその他の部分Bは、密としたもので、具体的には、密とした範囲B では、小突起11の間の基面12に小突起11が丁度入る程度の間隔とし、粗く した範囲Aでは、小突起11が2〜3個入る程度間隔で小突起を形成するもので ある。
【0011】 而して前記のしゃもじは、へら部1に掬い取られたご飯粒は、一塊となってへ ら部1上に載せられるが、へら部1との接触箇所は、小突起11の表面と基面1 2の各一部と接触し、小突起11と基面12との大きな凹凸によって、大きな蒸 気流出路が確保され、且つご飯粒内に食い込み状態となる小突起11には、更に 微細凹凸面(粗面)により蒸気流出路も確保されることになり、優れた付着防止 機能を発揮するものである。
【0012】 またご飯粒との接触箇所には、水蒸気によって糊状となる物質がへら部1の表 面に固形物として付着して残ることがあるが、基面12は平滑面であるから、当 該固形物は容易に洗い流すことができ、また小突起11の表面の微細凹凸面に付 着した固形物は、小突起11が基面12より突出状態であるので、同様に洗い流 すことができる。
【0013】 また前記実施例は、特に把手部近傍範囲Aの小突起密度をへら部1の中央部分 Bより粗くしているもので、ご飯の掬い取りを主として行う範囲Bは付着防止機 能をより以上発揮するようにし、ご飯盛り付け時にご飯との接触が少ない把手部 近傍の範囲Aは、付着防止機能が低くても充分であり、洗浄容易性を高めた方が 器具全体の機能向上となるものである。
【0014】 尚本考案は前記実施例に限定されるものではなく、小突起の大小並びに形状、 更には形成粗密の程度は任意に定めることができるものである。
【0015】
【考案の効果】 以上の通り本考案は、へら部の表裏面に多数の小突起を設けると共に、小突起 の表面を粗面状に形成し、小突起以外のへら部表面を平滑面としてなるしゃもじ で、ご飯盛り付け作業時に、ご飯の付着を防止して作業能率を高めると共に、洗 浄の容易性を高め、清潔に使用できるしゃもじを提供したものである。
【図1】本考案の実施例の正面図。
【図2】同へら部の拡大切断部端面図。
1 へら部 11 小突起 12 基面 2 把手部
Claims (2)
- 【請求項1】 へら部と把手部とからなる合成樹脂製の
しゃもじにおいて、へら部の表裏面に多数の小突起を設
けると共に、小突起の表面を粗面状に形成し、小突起以
外のへら部表面を平滑面としてなることを特徴とするし
ゃもじ。 - 【請求項2】 小突起の形成を、把手部に近い箇所を粗
く、へら部中央を含むその他の部分は、前記の把手近傍
範囲の小突起密度より密にしてなる請求項1記載のしゃ
もじ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000002696U JP3072744U (ja) | 2000-04-24 | 2000-04-24 | しゃもじ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000002696U JP3072744U (ja) | 2000-04-24 | 2000-04-24 | しゃもじ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3072744U true JP3072744U (ja) | 2000-11-02 |
Family
ID=43206009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000002696U Expired - Lifetime JP3072744U (ja) | 2000-04-24 | 2000-04-24 | しゃもじ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3072744U (ja) |
-
2000
- 2000-04-24 JP JP2000002696U patent/JP3072744U/ja not_active Expired - Lifetime
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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