JP3072180B2 - 排ガスセンサの製造方法 - Google Patents

排ガスセンサの製造方法

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JP3072180B2
JP3072180B2 JP4072617A JP7261792A JP3072180B2 JP 3072180 B2 JP3072180 B2 JP 3072180B2 JP 4072617 A JP4072617 A JP 4072617A JP 7261792 A JP7261792 A JP 7261792A JP 3072180 B2 JP3072180 B2 JP 3072180B2
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義昭 黒木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明はBaSnO3を用いた排
ガスセンサの製造方法に関し、特に原材料のBaSnO
3・3H2O中の粗大結晶の発生とその除去に関する。
【0002】
【従来技術】発明者らは、BaSnO3・3H2Oを用い
た排ガスセンサの製造方法を開発した(例えば特開昭6
3−83653号)。この方法では、強アルカリ中で安
定化した錫酸の水溶液にバリウムイオンを加えて、Ba
SnO3・3H2Oの含水結晶を沈澱させ、この含水結晶
を熱分解してBaSnO3を得る。BaSnO3・3H2
Oを経由すると、結晶中でのSn元素やBa元素の偏析
が無く、安定で空燃比の変化に対する応答性能の優れた
BaSnO3が得られる。
【0003】発明者はBaSnO3・3H2Oについて更
に検討を加え、BaSnO3・3H2Oの粗大結晶の発生
を観察した。BaSnO3・3H2Oは針状の結晶であ
り、通常の条件では短径の長さ(針状結晶の幅)は10
μm程度である。しかしながら短径が25μmを越え
る、BaSnO3・3H2Oの針状結晶が発生することが
ある。このような短径が25μmを越える粗大結晶は、
通常のBaSnO3・3H2Oの結晶とは性質が異なる。
BaSnO3・3H2Oを焼成すると、BaSnO3・3
2Oの形態を形骸粒子(BaSnO3の2次粒子で、B
aSnO3・3H2Oの原形を保ったもの)として保った
まま、BaSnO3の結晶に移行する。BaSnO3・3
2Oの粗大結晶を熱分解すると、微細なBaSnO3
晶が多数発生し、平均結晶子径が小さくなる。またBa
SnO3・3H2Oの粗大結晶を熱分解した形骸粒子は粉
砕が困難で、BaSnO3の2次粒子径が増加する。B
aSnO3・3H2Oの粗大結晶は特性は未知であり、例
えば通常のBaSnO3・3H2Oとは結晶の成長速度が
異なることから不純物の吸蔵量が異なる等のことが予想
される。
【0004】またBaSnO3・3H2Oの粗大結晶を多
量に含む出発材料から製造した排ガスセンサは、粗大結
晶を含まない出発材料を用いた排ガスセンサと特性が異
なる。原材料中のBaSnO3・3H2Oの粗大結晶の含
有量が増すと、例えばリーン雰囲気への耐久性が低下
し、低温でのリッチでの抵抗値が増加し、耐湿性が低下
する。
【0005】
【発明の課題】この発明の課題は、BaSnO3・3H2
Oの粗大結晶の排ガスセンサへの影響を防止することに
ある。
【0006】
【発明の構成】この発明は、BaSnO3・3H2Oの結
晶を熱分解し、BaSnO3とするようにした排ガスセ
ンサの製造方法において、BaSnO3・3H2O中の、
短径が25μm以上の結晶子の割合を、5%以下とした
ことを特徴とする。ここに結晶子の割合は、粒子の数
(結晶の数)を基準に算出する。
【0007】BaSnO3・3H2Oの粗大結晶は、通常
のBaSnO3・3H2Oの結晶とは、焼成時のBaSn
3結晶の成長や粉砕過程での挙動が異なる。またBa
SnO3・3H2Oの粗大結晶を原料中に多量に含む排ガ
スセンサは、通常のBaSnO3・3H2Oのみを原料と
する排ガスセンサとは、特性も異なる。例えばBaSn
3・3H2Oの粗大結晶を焼成してBaSnO3とする
と、結晶子径の小さなBaSnO3が多量に発生する。
更にBaSnO3・3H2Oの粗大結晶を熱分解して得た
BaSnO3の2次粒子は粉砕速度が遅く、粉砕後にも
大型の2次粒子が残存する。BaSnO3・3H2Oの粗
大結晶は、通常のBaSnO3・3H2Oの結晶とは沈澱
過程が異なる結晶である。BaSnO3・3H2Oの粗大
結晶の性質は未知の点が多いが、例えば同じ反応時間で
大きな結晶が生成することから、不純物の吸蔵量が多い
等のことが予想される。
【0008】BaSnO3・3H2Oの粗大結晶を多量に
含む出発材料を用いたものでは、例えば低温のリッチ雰
囲気での抵抗値が高く、センサ温度への許容幅が狭まる
等の問題がある。これ以外にリーンの高温雰囲気への耐
久性が低い、湿中放置への耐久性が低いとの問題もあ
る。これらのことから、出発材料中でのBaSnO3
3H2Oの粗大結晶の含有率を制限し、BaSnO3・3
2Oの粗大結晶の影響を避ける必要がある。
【0009】BaSnO3・3H2Oの粗大結晶の生成機
構は不明であり、これを全く含まないBaSnO3・3
2Oを沈澱させることは難しい。そこでBaSnO3
3H2Oの粗大結晶の含有率を5%以下と限定した。次
にBaSnO3・3H2Oの粗大結晶の含有率の測定は、
BaSnO3・3H2O結晶自体を観察して行っても良
く、あるいは仮焼後のBaSnO3を観察し、BaSn
3・3H2Oの形骸粒子を観察して行っても良い。Ba
SnO3・3H2Oを仮焼するとBaSnO3が得られる
が、その2次粒子の形態はBaSnO3・3H2Oの形態
を保っている。
【0010】BaSnO3・3H2Oの粗大結晶の管理
は、粗大結晶を多量に含むロットを廃棄するのを原則と
するが、例えば分級により粗大結晶を除去し、残った通
常のBaSnO3・3H2Oやその形骸粒子のみを用いて
も良い。例えばBaSnO3・3H2Oはエタノール中で
安定であり、エタノール溶媒下にメッシュを用いて分級
しても良い。
【0011】
【実施例】BaSnO3チップの製造 特開昭63−83653号の方法に従い、BaSnO3
チップを製造した。強アルカリで安定化した錫酸の水溶
液に、窒素雰囲気下でBaCl2の水溶液を滴下し、室
温でBaSnO3・7H2Oの結晶を沈澱させた。母液を
捨てた後に純水を加えて、55℃以上で再結晶させBa
SnO3・5H2Oの結晶を沈澱させた。再度母液を濾別
し、純水を加えて70℃以上でBaSnO3・3H2Oの
沈澱を得た。
【0012】得られたBaSnO3・3H2Oの結晶を、
空気中1200℃で4時間熱分解してBaSnO3
し、ボールミルで2時間粉砕した。次いで粉砕後のBa
SnO3中に一対のPt電極(結晶粒界にZrO2含有)
を埋設し、プレス成型した。最高プレス圧は4.4To
n/cm2、BaSnO3チップの厚さは0.7mm、気
孔率は40〜45%である。プレス成型後のチップを、
空気中最高温度1400℃で24時間焼結した。このチ
ップを用いて排ガスセンサを組み立てた。
【0013】排ガスセンサの構造 図14に、組み立てた排ガスセンサを示す。図におい
て、2はアルミナ基板、4はBaSnO3チップ収容用
のリセス(凹)、6はBaSnO3チップ、8,10は
BaSnO3チップ6に埋設した一対のPt電極線であ
る。12,14はPtの印刷電極、16はBaSnO3
チップ6の固定用溶射膜である。
【0014】実際の組立においては、BaSnO3チッ
プ6の装着前に、溶射膜16の形成部位で電極12,1
4を除く箇所に、50μm厚のMgAl24の下地溶射
を50μm厚に施し、表面粗さ30μm程度の下地溶射
膜とした。固定用溶射膜16はMgAl24粒子を用い
(溶射粒子の平均粒径30μm)、240μm厚に溶射
した。固定用溶射膜16は緻密質である。また固定用溶
射膜16の形成後に、全面に30μm厚のMgAl24
の溶射膜を設け、デポジット除去用のフィルタとした。
【0015】エージング 組み立てた排ガスセンサを、CO/O2雰囲気中で当量
比λを1.1と0.9の間でサイクリックに変化させエ
ージングした。エージング時間は12時間、温度は95
0℃で、雰囲気には30℃の飽和水蒸気相当の水蒸気を
含有させた。
【0016】排ガスセンサの特性 粗大結晶を含まないBaSnO3・3H2Oの電子顕微鏡
写真(試料名BS2)を図1に示し、これを仮焼(Ba
SnO3への熱分解)した後の形態を図2に示す。同様
に、粗大結晶を多量に含むBaSnO3・3H2Oの電子
顕微鏡写真(試料名BS3)を図3に示し、これを熱分
解した後のBaSnO3の形態を図4に示す。図3では
粗大結晶が多量に混入し、図4では形骸粒子にも粗大結
晶の形態が現れている。図2,図4を比較すると、粗大
粒子を熱分解したものでは平均結晶子径が小さい。これ
は形骸粒子の内部でのBaSnO3結晶の成長過程の差
を表している。
【0017】図5に図2の形骸粒子を粉砕した後の状態
を、図6に図4の形骸粒子を粉砕した後の状態を示す。
粉砕はボールミル中で2時間行った。粗大粒子に由来す
る形骸粒子は粉砕を受け難く、大きな2次粒子が存在す
る。図6の大きな2次粒子は、均一なプレスを困難にす
るし、プレス時に圧力で崩壊して充填特性が変化するこ
とが予想される。
【0018】図7により、BaSnO3・3H2Oの長
径、短径を定義する。BaSnO3・3H2Oは針状の結
晶であり、長径をz、短径の2片をx,yとする。x,
yの内の大きな方を短径とする。BaSnO3・3H2
は6角柱状の結晶となることがある。この場合には角柱
の対角線長さを短径とする。長径と短径の比は、粗大結
晶では通常の結晶よりも小さい。これらのことは、仮焼
後のBaSnO3粒子について観察しても良い。仮焼後
の2次粒子はBaSnO3・3H2Oの形態をそのまま保
っており、仮焼後の2次粒子もBaSnO3・3H2Oも
形態は同じである。
【0019】図8に、用いたBaSnO3のロットを示
す。縦軸はBaSnO3について短径が25μmを越え
る2次粒子(形骸粒子)の含有率を示し、BS4,BS
2,BS5が実施例、BS7,BS6,BS3が比較例
である。粗大結晶の割合は、BS7,BS6,BS3の
順に増加する。これらのロットは同じ製造条件で調整し
たもので、粗大粒子のコントロールは難しい。
【0020】粉砕前の2次粒子の短径分布を、図9,図
10に示す。図9は実施例の分布を、図10は比較例の
分布を示す。実施例のBS2,BS5でも短径が25μ
mを越えるものがある。図10の比較例では、BS7,
BS6,BS3の順に大きな短径の2次粒子が増加す
る。
【0021】図11,図12に、焼結後のBaSnO3
チップ6での、電子顕微鏡により観察した、1次粒子の
粒径分布を示す。図11は実施例の分布を、図12は比
較例の分布を示す。比較例では実施例よりも1次粒子の
平均粒径が小さく、かつ粒径の分布が狭い。これは短径
25μmをこえる粗大な形骸粒子中では、BaSnO3
1次粒子の結晶成長が阻害されるからである。
【0022】粗大粒子の有無が特に影響するのは、低温
のリッチ側での抵抗値である。ここでは低温として45
0℃を選び、リッチとは燃料過剰の雰囲気を表す。耐久
テストとして、リーン耐久を行った。テスト条件は、1
000℃でλ=1.1の雰囲気(CO/Air)に2時
間曝すものである。低温のリッチ雰囲気での抵抗値の初
期値(エージング後)とリーン耐久後の値とを。表1に
示す。
【0023】
【表1】
【0024】表1から明かなように、BaSnO3・3
2Oの粗大結晶を多量に含む出発材料から得た排ガス
センサでは、抵抗値の初期値が高くかつリーン耐久によ
る変化が大きい。このことは排ガスセンサの動作温度幅
を狭める。
【0025】図13に、湿中放置試験(30℃RH10
0%の雰囲気に120時間室温で放置)による、抵抗値
の変化を示す。実施例のBS2では抵抗値の変化が小さ
く、比較例のBS7では変化が大きい。
【0026】なおここでは特定の製造条件や試験条件等
に触れたが、これによって発明の範囲を限定するもので
はない。
【0027】
【発明の効果】この発明では、BaSnO3・3H2Oの
粗大結晶の排ガスセンサへの影響を防止し、均質で特性
の優れた排ガスセンサを製造する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例でのBaSnO3・3H2Oの針状結
晶の粒子構造を示す電子顕微鏡写真
【図2】 実施例での、BaSnO3・3H2Oを熱分
解したBaSnO3の粒子構造を示す電子顕微鏡写真
【図3】 従来例での、粗大結晶が混入したBaSn
3・3H2Oの針状結晶の粒子構造を示す電子顕微鏡写
【図4】 従来例での、BaSnO3・3H2Oを熱分
解したBaSnO3の粒子構造を示す電子顕微鏡写真
【図5】 実施例でのBaSnO3の粒子構造を示す
電子顕微鏡写真
【図6】 従来例でのBaSnO3の粒子構造を示す
電子顕微鏡写真
【図7】 BaSnO3・3H2Oの粒子形態並びに短
片と長片との定義を示す図
【図8】 実施例で用いたBaSnO3試料の、2次
粒子の短径分布を示す特性図
【図9】 実施例でのBaSnO3試料の、2次粒子
の短径分布を示す特性図
【図10】 従来例でのBaSnO3試料の、2次粒子
の短径分布を示す特性図
【図11】 実施例でのBaSnO3試料の、焼結後の
1次粒子の粒径分布を示す特性図
【図12】 従来例でのBaSnO3試料の、焼結後の
1次粒子の粒径分布を示す特性図
【図13】 実施例でのBaSnO3試料の、湿中放置
試験への耐久性を示す特性図
【図14】 実施例の排ガスセンサの平面図
【符号の説明】
2 アルミナ基板 4 リセス 6 BaSnO3チップ 8,10 電極線 12,14 印刷電極 16 固定用溶射膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒木 義昭 愛知県名古屋市瑞穂区高辻町14番18号 日本特殊陶業株式会社内 (72)発明者 花田 真理子 箕面市船場西1丁目5番3号 フィガロ 技研株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−205342(JP,A) 特開 昭60−205343(JP,A) 特開 昭61−137053(JP,A) 特開 昭61−147146(JP,A) 特開 昭63−292053(JP,A) 特開 昭63−83653(JP,A) 特開 平3−103761(JP,A) 特開 昭58−180939(JP,A) 特開 昭58−180938(JP,A) 特開 昭58−180937(JP,A) 特開 昭58−180940(JP,A) 特開 昭57−107002(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 27/12 JICSTファイル(JOIS)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 BaSnO3・3H2Oの結晶を熱分解
    し、BaSnO3とするようにした排ガスセンサの製造
    方法において、 BaSnO3・3H2O中の、短径が25μm以上の結晶
    子の割合を、粒子数を基準として5%以下としたことを
    特徴とする、排ガスセンサの製造方法。
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