JP3072162B2 - 処理装置における被処理物の搬送装置 - Google Patents
処理装置における被処理物の搬送装置Info
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- JP3072162B2 JP3072162B2 JP3279566A JP27956691A JP3072162B2 JP 3072162 B2 JP3072162 B2 JP 3072162B2 JP 3279566 A JP3279566 A JP 3279566A JP 27956691 A JP27956691 A JP 27956691A JP 3072162 B2 JP3072162 B2 JP 3072162B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、両端部に入口と出口と
を有し、かつ、所定の長さの被処理物の複数個を縦列状
に保持する長さを有する保持部の複数個が、所定経路に
沿って循環移動されるように設けられ、前記保持部に保
持された複数個の前記被処理物のうちの出口側の一つの
前記被処理物を前記出口から抽出させるストロークで入
口側の前記被処理物を押動する抽出手段が、特定位置の
前記保持部に対して作用するように設けられ、その抽出
手段により押動された前記保持部に前記被処理物を供給
する供給手段が設けられ、前記抽出手段及び前記供給手
段夫々の作動を制御する制御手段が設けられた処理装置
における被処理物の搬送装置に関する。
を有し、かつ、所定の長さの被処理物の複数個を縦列状
に保持する長さを有する保持部の複数個が、所定経路に
沿って循環移動されるように設けられ、前記保持部に保
持された複数個の前記被処理物のうちの出口側の一つの
前記被処理物を前記出口から抽出させるストロークで入
口側の前記被処理物を押動する抽出手段が、特定位置の
前記保持部に対して作用するように設けられ、その抽出
手段により押動された前記保持部に前記被処理物を供給
する供給手段が設けられ、前記抽出手段及び前記供給手
段夫々の作動を制御する制御手段が設けられた処理装置
における被処理物の搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる処理装置における被処理物の搬送
装置は、複数個の被処理物を縦列状に保持した保持部が
所定経路に沿って循環移動するとともに、抽出手段が、
順次、出口側の一つの被処理物を出口から抽出するスト
ロークで特定位置の保持部の入口側の被処理物を押動し
て、出口側の一つの被処理物を抽出するとともに入口側
に被処理物一つ分の空き部を設け、供給手段が、順次、
その空き部に一つの被処理物を供給するというものであ
る。ところで、供給手段による被処理物の供給が終了し
て被処理物の抽出だけを実行する場合は、保持部が一循
環する毎に、保持部に保持されている被処理物は、入口
側から一つずつ少なくなるので、継続して保持部の出口
側の被処理物を一つずつ順次抽出するためには、保持部
が一循環する毎に、抽出手段が被処理物を押動するスト
ロークを被処理物の長さに相当する分だけ増大変更する
必要がある。従来は、そのストローク増大変更を、作業
者が手動で行っていた。
装置は、複数個の被処理物を縦列状に保持した保持部が
所定経路に沿って循環移動するとともに、抽出手段が、
順次、出口側の一つの被処理物を出口から抽出するスト
ロークで特定位置の保持部の入口側の被処理物を押動し
て、出口側の一つの被処理物を抽出するとともに入口側
に被処理物一つ分の空き部を設け、供給手段が、順次、
その空き部に一つの被処理物を供給するというものであ
る。ところで、供給手段による被処理物の供給が終了し
て被処理物の抽出だけを実行する場合は、保持部が一循
環する毎に、保持部に保持されている被処理物は、入口
側から一つずつ少なくなるので、継続して保持部の出口
側の被処理物を一つずつ順次抽出するためには、保持部
が一循環する毎に、抽出手段が被処理物を押動するスト
ロークを被処理物の長さに相当する分だけ増大変更する
必要がある。従来は、そのストローク増大変更を、作業
者が手動で行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、抽出手段のストローク増大変更を作業者が手動で行
っていたので、無人運転ができず、従って省力化ができ
ないという問題があった。本発明は、かかる実情に鑑み
てなされたものであり、その目的は、被処理物を抽出す
る構成を合理的に改良することにより、無人運転を可能
として、省力化を図る点にある。
は、抽出手段のストローク増大変更を作業者が手動で行
っていたので、無人運転ができず、従って省力化ができ
ないという問題があった。本発明は、かかる実情に鑑み
てなされたものであり、その目的は、被処理物を抽出す
る構成を合理的に改良することにより、無人運転を可能
として、省力化を図る点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による、処理装置
における被処理物の搬送装置の第1の特徴構成は、前記
制御手段が、ストローク変更指令に基づいて、前記保持
部が一循環する毎に、前記抽出手段の前記ストロークを
前記被処理物の長さに相当する分だけ増大変更制御する
ように構成されている点にある。第2の特徴構成は、前
記供給手段が供給するべき前記被処理物の有無を検出す
る検出手段が、前記被処理物の無しの検出に伴って前記
ストロークの変更指令を指令するように設けられ、前記
制御手段が、前記ストローク変更指令が指令されたのち
前記特定位置に前記被処理物の未供給の前記保持部が移
動する時点を判別して、その時点より前記増大変更制御
を実行するように構成されている点にある。
における被処理物の搬送装置の第1の特徴構成は、前記
制御手段が、ストローク変更指令に基づいて、前記保持
部が一循環する毎に、前記抽出手段の前記ストロークを
前記被処理物の長さに相当する分だけ増大変更制御する
ように構成されている点にある。第2の特徴構成は、前
記供給手段が供給するべき前記被処理物の有無を検出す
る検出手段が、前記被処理物の無しの検出に伴って前記
ストロークの変更指令を指令するように設けられ、前記
制御手段が、前記ストローク変更指令が指令されたのち
前記特定位置に前記被処理物の未供給の前記保持部が移
動する時点を判別して、その時点より前記増大変更制御
を実行するように構成されている点にある。
【0005】
【作用】第1の特徴構成によれば、所定の時点でストロ
ーク変更指令を指令することにより、制御手段は、保持
部が一循環する毎に、抽出手段が被処理物を押動するス
トロークを被処理物の長さに相当する分だけ増大変更制
御するので、抽出手段のストローク増大変更を自動化で
きるようになった。第2の特徴構成によれば、検出手段
は被処理物の無しを検出するに伴ってストロークの変更
指令を指令し、制御手段はそのストローク変更指令が指
令されたのち特定位置に被処理物の未供給の保持部が移
動する時点から、保持部が一循環する毎に、ストローク
増大変更制御を実行するので、ストロークの変更指令の
指令、及び、ストローク増大変更を自動化できるように
なった。
ーク変更指令を指令することにより、制御手段は、保持
部が一循環する毎に、抽出手段が被処理物を押動するス
トロークを被処理物の長さに相当する分だけ増大変更制
御するので、抽出手段のストローク増大変更を自動化で
きるようになった。第2の特徴構成によれば、検出手段
は被処理物の無しを検出するに伴ってストロークの変更
指令を指令し、制御手段はそのストローク変更指令が指
令されたのち特定位置に被処理物の未供給の保持部が移
動する時点から、保持部が一循環する毎に、ストローク
増大変更制御を実行するので、ストロークの変更指令の
指令、及び、ストローク増大変更を自動化できるように
なった。
【0006】
【発明の効果】第1の特徴構成によれば、抽出手段のス
トローク増大変更が自動化できるようになったことか
ら、省力化を図れるようになった。第2の特徴構成によ
れば、ストロークの変更指令の指令、及び、ストローク
増大変更共に自動化できるようになったことから、より
一層省力化を図れるようになった。
トローク増大変更が自動化できるようになったことか
ら、省力化を図れるようになった。第2の特徴構成によ
れば、ストロークの変更指令の指令、及び、ストローク
増大変更共に自動化できるようになったことから、より
一層省力化を図れるようになった。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例を自動鍛造装置に適用
した例について、図面に基づいて説明する。
した例について、図面に基づいて説明する。
【0008】図1は、この自動鍛造装置の全体構成を示
しており、図中、Aは本発明による処理装置における被
処理物の搬送装置(以下、搬送装置と称する)、Bはパ
ーツフィーダ、Cは処理装置としての鍛造炉、Dは加熱
用バーナ、Eはプレス機である。
しており、図中、Aは本発明による処理装置における被
処理物の搬送装置(以下、搬送装置と称する)、Bはパ
ーツフィーダ、Cは処理装置としての鍛造炉、Dは加熱
用バーナ、Eはプレス機である。
【0009】すなわち、パーツフィーダBは被処理物S
を同一向きに整列して順次バケットエレベータFに送り
出し、バケットエレベータFは被処理物Sを一つずつ搬
送装置Aに供給する。搬送装置Aはその被処理物Sを一
つずつ鍛造炉Cに供給するとともに、所定時間鍛造炉C
内で保持して加熱用バーナDにより所定の加熱処理が施
された被処理物Sを、鍛造炉Cから一つずつ抽出して、
チェーンコンベアG上に載置する。そして、セッティン
グ用マニュピュレートロボットHは、チェーンコンベア
Gにより搬送される被処理物Sを一つずつプレス機Eに
セッティングし、取り出し用マニュピュレートロボット
Iは、プレス機Eにより所定の形状に成形処理された被
処理物Sを取り出してチェーンコンベアJ上に載置す
る。そして、チェーンコンベアJは、このように加熱処
理並びに成形処理された被処理物Sを所定場所に搬送す
る。
を同一向きに整列して順次バケットエレベータFに送り
出し、バケットエレベータFは被処理物Sを一つずつ搬
送装置Aに供給する。搬送装置Aはその被処理物Sを一
つずつ鍛造炉Cに供給するとともに、所定時間鍛造炉C
内で保持して加熱用バーナDにより所定の加熱処理が施
された被処理物Sを、鍛造炉Cから一つずつ抽出して、
チェーンコンベアG上に載置する。そして、セッティン
グ用マニュピュレートロボットHは、チェーンコンベア
Gにより搬送される被処理物Sを一つずつプレス機Eに
セッティングし、取り出し用マニュピュレートロボット
Iは、プレス機Eにより所定の形状に成形処理された被
処理物Sを取り出してチェーンコンベアJ上に載置す
る。そして、チェーンコンベアJは、このように加熱処
理並びに成形処理された被処理物Sを所定場所に搬送す
る。
【0010】次に、図2乃至7に基づいて、搬送装置A
について説明する。図中、1は、鍛造炉C内に設けら
れ、モータ(図示せず)により矢印y方向に回転駆動さ
れる円盤状の回転式炉床であり、その炉床1には、両端
部に入口2aと出口2bを有し、複数個の被処理物Sを
縦列状に保持する長さを有する溝状の保持部2を、半径
方向に放射状に複数個設けてあり、又、中心部に被処理
物S抽出用の抽出口3を設けてある。
について説明する。図中、1は、鍛造炉C内に設けら
れ、モータ(図示せず)により矢印y方向に回転駆動さ
れる円盤状の回転式炉床であり、その炉床1には、両端
部に入口2aと出口2bを有し、複数個の被処理物Sを
縦列状に保持する長さを有する溝状の保持部2を、半径
方向に放射状に複数個設けてあり、又、中心部に被処理
物S抽出用の抽出口3を設けてある。
【0011】4は抽出プッシャー、5はその抽出プッシ
ャー4を駆動するシリンダ、6はそのシリンダ5を空圧
制御する空圧制御装置である。これら抽出プッシャー
4、シリンダ5、及び、空圧制御装置6は、炉床1の回
転に基づいて円状の経路に沿って循環移動する保持部2
のうち、抽出プッシャー4の作用位置にある保持部2に
対して、その保持部2に保持された複数個の被処理物S
のうちの出口2b側の一つの被処理物Sを出口2bから
抽出させるストロークでシリンダ5を作動させて、抽出
プッシャー4が入口2a側の被処理物Sを押動するよう
に設けてある。従って、抽出プッシャー4、シリンダ
5、及び、空圧制御装置6とをもって、抽出手段を構成
している。
ャー4を駆動するシリンダ、6はそのシリンダ5を空圧
制御する空圧制御装置である。これら抽出プッシャー
4、シリンダ5、及び、空圧制御装置6は、炉床1の回
転に基づいて円状の経路に沿って循環移動する保持部2
のうち、抽出プッシャー4の作用位置にある保持部2に
対して、その保持部2に保持された複数個の被処理物S
のうちの出口2b側の一つの被処理物Sを出口2bから
抽出させるストロークでシリンダ5を作動させて、抽出
プッシャー4が入口2a側の被処理物Sを押動するよう
に設けてある。従って、抽出プッシャー4、シリンダ
5、及び、空圧制御装置6とをもって、抽出手段を構成
している。
【0012】7は、バケットエレベータFにて装入ステ
ーション8上に供給された被処理物Sを、前述の如く抽
出プッシャー4に押動されて入口2a側に一つ分の空き
部が設けられた保持部2に押動して供給するように設け
てある供給プッシャーであり、供給手段として機能す
る。尚、この供給プッシャー7は、その作用位置に抽出
プッシャー4に押動された保持部2がきたときに、炉床
1回転用の前記モータが炉床1を回転させるのと並行し
て、そのモータにより作動されるように構成してある。
ーション8上に供給された被処理物Sを、前述の如く抽
出プッシャー4に押動されて入口2a側に一つ分の空き
部が設けられた保持部2に押動して供給するように設け
てある供給プッシャーであり、供給手段として機能す
る。尚、この供給プッシャー7は、その作用位置に抽出
プッシャー4に押動された保持部2がきたときに、炉床
1回転用の前記モータが炉床1を回転させるのと並行し
て、そのモータにより作動されるように構成してある。
【0013】9は、供給プッシャー7が供給するべき被
処理物Sが装入ステーション8上に無いことを検出する
ことに基づいて、シリンダ5のストローク変更指令を指
令する検出手段としてのセンサであり、10は、運転の
各種条件設定等を行うとともに運転状態等を表示する操
作盤である。11は、センサ9のストローク変更指令、
及び、操作盤の各種運転条件設定に基づいて抽出手段の
作動を制御するとともに、前記モータの作動、及び、操
作盤10を制御する制御手段としての制御装置である。
処理物Sが装入ステーション8上に無いことを検出する
ことに基づいて、シリンダ5のストローク変更指令を指
令する検出手段としてのセンサであり、10は、運転の
各種条件設定等を行うとともに運転状態等を表示する操
作盤である。11は、センサ9のストローク変更指令、
及び、操作盤の各種運転条件設定に基づいて抽出手段の
作動を制御するとともに、前記モータの作動、及び、操
作盤10を制御する制御手段としての制御装置である。
【0014】次に、図4に基づいて、シリンダ5及びそ
のシリンダ5を空圧制御する空圧制御装置6について説
明する。
のシリンダ5を空圧制御する空圧制御装置6について説
明する。
【0015】シリンダ5は、位置検出手段としてのエン
コーダ5Aを有しており、予め設定されたストロークに
対応する停止位置でブレーキ5aを作動させることによ
り、ロット5bを任意の位置に停止させることが可能で
ある。すなわち、任意のストロークで作動させることが
可能である。
コーダ5Aを有しており、予め設定されたストロークに
対応する停止位置でブレーキ5aを作動させることによ
り、ロット5bを任意の位置に停止させることが可能で
ある。すなわち、任意のストロークで作動させることが
可能である。
【0016】図中、61は、この空圧制御装置6に供給
する空気の圧力を調整する圧力調整弁、62は、前進、
後退、停止切り換え用の主制御弁、63は、ブレーキ5
a作動用の制御弁、64は、停止時の推力バランス調整
用の圧力調整弁である。65は、速度調整用の流量調整
弁であり、66は、シリンダ5の前進時に、空気室5d
の空気を流量調整弁67及び68両方を通流させて戻す
状態と、流量調整弁68のみを通流させて戻す状態とに
切り換えることにより、速度を高速と低速とに切り換え
る電磁弁である。尚、69は逆止弁である。
する空気の圧力を調整する圧力調整弁、62は、前進、
後退、停止切り換え用の主制御弁、63は、ブレーキ5
a作動用の制御弁、64は、停止時の推力バランス調整
用の圧力調整弁である。65は、速度調整用の流量調整
弁であり、66は、シリンダ5の前進時に、空気室5d
の空気を流量調整弁67及び68両方を通流させて戻す
状態と、流量調整弁68のみを通流させて戻す状態とに
切り換えることにより、速度を高速と低速とに切り換え
る電磁弁である。尚、69は逆止弁である。
【0017】すなわち、前進時は、空気室5c側に空気
を供給するとともに、所定の位置に達するまでは、電磁
弁66を開弁状態にして空気室5cの空気を流量調整弁
67及び68両方を通流させて戻すようにして高速で前
進させ、その後は電磁弁66を閉弁状態にして空気室5
cの空気を流量調整弁68だけを通流させて戻すように
して低速で前進させた後、予め設定された停止位置に達
すると制御弁63を作動させることによりブレーキ5a
を作動させてロッド5bを停止させ、もって、ロッド5
bの停止位置の精度を高くするように構成してある。一
方、後退時は、空気室5d側に空気を供給するととも
に、空気室5cの空気を流量調整弁65を通じて戻すよ
うにし、かつ、流量調整弁65の流量を調整することに
より後退速度を調整するようにしてある。又、停止時の
空気室5cと5dとの圧力差を圧力調整弁64により調
整することにより、推力バランスを調整するようにして
ある。
を供給するとともに、所定の位置に達するまでは、電磁
弁66を開弁状態にして空気室5cの空気を流量調整弁
67及び68両方を通流させて戻すようにして高速で前
進させ、その後は電磁弁66を閉弁状態にして空気室5
cの空気を流量調整弁68だけを通流させて戻すように
して低速で前進させた後、予め設定された停止位置に達
すると制御弁63を作動させることによりブレーキ5a
を作動させてロッド5bを停止させ、もって、ロッド5
bの停止位置の精度を高くするように構成してある。一
方、後退時は、空気室5d側に空気を供給するととも
に、空気室5cの空気を流量調整弁65を通じて戻すよ
うにし、かつ、流量調整弁65の流量を調整することに
より後退速度を調整するようにしてある。又、停止時の
空気室5cと5dとの圧力差を圧力調整弁64により調
整することにより、推力バランスを調整するようにして
ある。
【0018】又、制御装置11には、シリンダ5のエン
コーダ5Aからの位置検出情報に基づいて、予め設定さ
れたストロークに対応する位置と実際の停止位置とを毎
回比較し、それらの間に誤差が有る場合は、制御弁63
を作動させてブレーキ5aを作動させる位置を調整する
ようにして、停止位置の精度を向上させる学習機能を持
たせてある。
コーダ5Aからの位置検出情報に基づいて、予め設定さ
れたストロークに対応する位置と実際の停止位置とを毎
回比較し、それらの間に誤差が有る場合は、制御弁63
を作動させてブレーキ5aを作動させる位置を調整する
ようにして、停止位置の精度を向上させる学習機能を持
たせてある。
【0019】次に、上記のように構成した搬送装置Aの
制御構成について説明する。
制御構成について説明する。
【0020】この搬送装置Aは、通常運転モード、自動
抽出モード、抽出モード、手動モードの各運転モードで
運転することが可能であり、これら各運転モードは、操
作盤10の運転モード設定部により選択できるようにな
っている。又、操作盤10には、被処理物Sの長さ、及
び、保持部2に保持させる被処理物Sの個数の各設定値
を入力する条件設定部、装置の運転状態等を表示する表
示部、運転開始スイッチ、停止スイッチ、非常停止スイ
ッチ等を設けてある。
抽出モード、抽出モード、手動モードの各運転モードで
運転することが可能であり、これら各運転モードは、操
作盤10の運転モード設定部により選択できるようにな
っている。又、操作盤10には、被処理物Sの長さ、及
び、保持部2に保持させる被処理物Sの個数の各設定値
を入力する条件設定部、装置の運転状態等を表示する表
示部、運転開始スイッチ、停止スイッチ、非常停止スイ
ッチ等を設けてある。
【0021】尚、保持部2の個数をM、保持部2が被処
理物Sを保持できる長さをK、被処理物Sの長さをL、
保持部2に保持させる被処理物Sの個数をNとすると、
被処理物Sを、炉床1上に、M個の保持部2によりN周
の同心円状態で保持するようにしてある。但し、Nは、
L×N<Kの範囲で設定される。
理物Sを保持できる長さをK、被処理物Sの長さをL、
保持部2に保持させる被処理物Sの個数をNとすると、
被処理物Sを、炉床1上に、M個の保持部2によりN周
の同心円状態で保持するようにしてある。但し、Nは、
L×N<Kの範囲で設定される。
【0022】通常運転モードでは、以下のように制御す
る。供給プッシャー7は、バケットエレベータFにて装
入ステーション8上に供給された被処理物Sを、回転す
る炉床1の各保持部2に対して、順次、入口2aから押
動して炉床1の最外周の保持位置に保持させていく。
又、各保持部2に対して、最外周の保持位置に空き部を
設けるべく、シリンダ5のストロークを、(シリンダ5
の全ストローク)−(N−1)×Lの演算式で演算され
る値で作動させて、抽出プッシャー4により最外周の被
処理物Sを2周目の保持位置まで押動する。そして、供
給プッシャー7は、抽出プッシャー4に押動されて最外
周の保持位置に空き部が設けられた保持部2に対して、
順次、被処理物Sを押動して供給する。従って、被処理
物Sが、N周の同心円状態で保持されるようになる。そ
して、保持部2にN個の被処理物Sが保持されるように
なった以降は、抽出プッシャー4は、各保持部2に対し
て、順次、最外周の保持位置の被処理物Sを前記ストロ
ークにて押動することにより、最内周、すなわちN周目
の被処理物Sを、出口2bに押動して抽出口3からチェ
ーンコンベアG上に落下させて鍛造炉C外部に抽出す
る。
る。供給プッシャー7は、バケットエレベータFにて装
入ステーション8上に供給された被処理物Sを、回転す
る炉床1の各保持部2に対して、順次、入口2aから押
動して炉床1の最外周の保持位置に保持させていく。
又、各保持部2に対して、最外周の保持位置に空き部を
設けるべく、シリンダ5のストロークを、(シリンダ5
の全ストローク)−(N−1)×Lの演算式で演算され
る値で作動させて、抽出プッシャー4により最外周の被
処理物Sを2周目の保持位置まで押動する。そして、供
給プッシャー7は、抽出プッシャー4に押動されて最外
周の保持位置に空き部が設けられた保持部2に対して、
順次、被処理物Sを押動して供給する。従って、被処理
物Sが、N周の同心円状態で保持されるようになる。そ
して、保持部2にN個の被処理物Sが保持されるように
なった以降は、抽出プッシャー4は、各保持部2に対し
て、順次、最外周の保持位置の被処理物Sを前記ストロ
ークにて押動することにより、最内周、すなわちN周目
の被処理物Sを、出口2bに押動して抽出口3からチェ
ーンコンベアG上に落下させて鍛造炉C外部に抽出す
る。
【0023】抽出モードでは、供給プッシャー7にて供
給するべき被処理物Sが装入ステーション8上に無くな
った時点で、運転モードを抽出モードにして、シリンダ
5のストローク変更指令を指令することで、シリンダ5
がM回作動する毎に、前記ストロークを被処理物Sの長
さLに相当する分だけ自動的に増大変更し、炉床1に保
持されている被処理物Sの全部を抽出する。
給するべき被処理物Sが装入ステーション8上に無くな
った時点で、運転モードを抽出モードにして、シリンダ
5のストローク変更指令を指令することで、シリンダ5
がM回作動する毎に、前記ストロークを被処理物Sの長
さLに相当する分だけ自動的に増大変更し、炉床1に保
持されている被処理物Sの全部を抽出する。
【0024】自動抽出モードでは、センサ9が供給プッ
シャー7にて供給するべき被処理物Sが装入ステーショ
ン8上に有ることを検出している間は、上述の通常運転
モードを継続し、センサ9が被処理物Sが装入ステーシ
ョン8上に無いことを検出してストローク変更指令を指
令すると、その変更指令を指令されたのち抽出プッシャ
ー4の作用位置に、被処理物Sの未供給の保持部2が移
動してきた時点から、シリンダ5がM回作動する毎に、
前記ストロークを被処理物Sの長さLに相当する分だけ
自動的に増大変更し、炉床1に保持されている被処理物
Sの全部を抽出する。
シャー7にて供給するべき被処理物Sが装入ステーショ
ン8上に有ることを検出している間は、上述の通常運転
モードを継続し、センサ9が被処理物Sが装入ステーシ
ョン8上に無いことを検出してストローク変更指令を指
令すると、その変更指令を指令されたのち抽出プッシャ
ー4の作用位置に、被処理物Sの未供給の保持部2が移
動してきた時点から、シリンダ5がM回作動する毎に、
前記ストロークを被処理物Sの長さLに相当する分だけ
自動的に増大変更し、炉床1に保持されている被処理物
Sの全部を抽出する。
【0025】手動モードでは、保持部2に残したい被処
理物Sの本数nを条件設定部に入力することにより、シ
リンダ5のストロークを(全ストローク)−n×Lの演
算式で演算される値で作動させて、各保持部2にn個の
被処理物を残すように抽出する。
理物Sの本数nを条件設定部に入力することにより、シ
リンダ5のストロークを(全ストローク)−n×Lの演
算式で演算される値で作動させて、各保持部2にn個の
被処理物を残すように抽出する。
【0026】次に、図5乃至7に示すフローチャートに
基づいて、制御装置11による制御例について説明す
る。
基づいて、制御装置11による制御例について説明す
る。
【0027】装置が起動されると、シリンダ5が原点に
あること、及び、制御装置11の記憶装置の電源を確認
した後、「停止」状態を表示する。操作盤10の条件設
定部の入力可の条件を、運転モードが通常運転モードに
なっていることに基づいて判別する。そして、運転モー
ドが通常運転モードになっていることに基づいて、「入
力可」状態を表示して、被処理物Sの長さL、及び、保
持部2に保持させる被処理物Sの個数Nの入力待機状態
になる。
あること、及び、制御装置11の記憶装置の電源を確認
した後、「停止」状態を表示する。操作盤10の条件設
定部の入力可の条件を、運転モードが通常運転モードに
なっていることに基づいて判別する。そして、運転モー
ドが通常運転モードになっていることに基づいて、「入
力可」状態を表示して、被処理物Sの長さL、及び、保
持部2に保持させる被処理物Sの個数Nの入力待機状態
になる。
【0028】入力された被処理物Sの長さL及び被処理
物Sの個数Nの設定値が、L×N<Kの条件を満足する
か否かを判別し、満足しない場合は、「設定値エラー」
状態を表示する。満足している場合は、運転開始スイッ
チが押されているか否かを判別し、運転開始スイッチが
押されていると、L及びN=N−1のデータを記憶す
る。
物Sの個数Nの設定値が、L×N<Kの条件を満足する
か否かを判別し、満足しない場合は、「設定値エラー」
状態を表示する。満足している場合は、運転開始スイッ
チが押されているか否かを判別し、運転開始スイッチが
押されていると、L及びN=N−1のデータを記憶す
る。
【0029】次に、どのような運転モードが設定されて
いるかを判別する。非常停止スイッチが押されている場
合は、シリンダ5を原点に復帰させた後、装置を停止さ
せる。
いるかを判別する。非常停止スイッチが押されている場
合は、シリンダ5を原点に復帰させた後、装置を停止さ
せる。
【0030】停止スイッチが押されている場合は、シリ
ンダ5をその状態から原点に復帰させるまで作動させた
後、装置を停止させる。
ンダ5をその状態から原点に復帰させるまで作動させた
後、装置を停止させる。
【0031】手動モードが設定されている場合は、「手
動運転」状態を表示し、条件設定部から入力されたnに
基づいて、シリンダ5のストロークを、(全ストロー
ク)−n×Lの演算式で演算される値で作動させる。
動運転」状態を表示し、条件設定部から入力されたnに
基づいて、シリンダ5のストロークを、(全ストロー
ク)−n×Lの演算式で演算される値で作動させる。
【0032】自動抽出モードが設定されている場合は、
センサ9が被処理物Sが無いことを検出してストローク
変更指令を指令すると、カウンタ値を設定し(カウンタ
値はセンサ9の検出位置により異なるが、この場合はM
に設定する)、「抽出運転」状態を表示して、シリンダ
5が1回作動する毎にカウンタ値を1ずつ減算して、カ
ウンタ値が0になるまでシリンダ5を作動させる。そし
て、それから後は、カウンタ値が0になる毎に、N=N
−1の設定をするとともにカウンタ値をMに再設定し、
かつ、シリンダ5のストロークを(全ストローク)−N
×Lの演算式で演算される値に変更して、シリンダ5が
1回作動する毎にカウンタ値を1ずつ減算して、カウン
タ値が0になるまでシリンダ5を作動させる。そして、
NがN<0になると最終と判別して、シリンダ5を原点
に復帰させた後、装置を停止させる。
センサ9が被処理物Sが無いことを検出してストローク
変更指令を指令すると、カウンタ値を設定し(カウンタ
値はセンサ9の検出位置により異なるが、この場合はM
に設定する)、「抽出運転」状態を表示して、シリンダ
5が1回作動する毎にカウンタ値を1ずつ減算して、カ
ウンタ値が0になるまでシリンダ5を作動させる。そし
て、それから後は、カウンタ値が0になる毎に、N=N
−1の設定をするとともにカウンタ値をMに再設定し、
かつ、シリンダ5のストロークを(全ストローク)−N
×Lの演算式で演算される値に変更して、シリンダ5が
1回作動する毎にカウンタ値を1ずつ減算して、カウン
タ値が0になるまでシリンダ5を作動させる。そして、
NがN<0になると最終と判別して、シリンダ5を原点
に復帰させた後、装置を停止させる。
【0033】抽出モードが設定されている場合は、「抽
出運転」状態を表示して、カウンタ値が0になる毎に、
N=N−1の設定をするとともにカウンタ値をMに再設
定し、かつ、シリンダ5のストロークを(全ストロー
ク)−N×Lの演算式で演算される値に変更し、シリン
ダ5が1回作動する毎にカウンタ値を1ずつ減算して、
カウンタ値が0になるまでシリンダ5を作動させる。そ
して、NがN<0になると最終と判別して、シリンダ5
を原点に復帰させた後、装置を停止させる。
出運転」状態を表示して、カウンタ値が0になる毎に、
N=N−1の設定をするとともにカウンタ値をMに再設
定し、かつ、シリンダ5のストロークを(全ストロー
ク)−N×Lの演算式で演算される値に変更し、シリン
ダ5が1回作動する毎にカウンタ値を1ずつ減算して、
カウンタ値が0になるまでシリンダ5を作動させる。そ
して、NがN<0になると最終と判別して、シリンダ5
を原点に復帰させた後、装置を停止させる。
【0034】通常運転モードが設定されている場合は、
「通常運転」状態を表示するとともに、シリンダ5のス
トロークを、(全ストローク)−N×Lの演算式で演算
される値で作動させる。
「通常運転」状態を表示するとともに、シリンダ5のス
トロークを、(全ストローク)−N×Lの演算式で演算
される値で作動させる。
【0035】次に、シリンダ動作の制御について説明す
る。
る。
【0036】シリンダ5が指令動作中か否かを判別し、
前進指令されている場合は、フローチャートの前進指令
のステップに、後退指令されている場合は、後退指令の
ステップに進む。又、指令動作中でない場合は、炉床1
回転駆動用のモータからの同期信号を判別し、同期信号
がONの場合は、炉床1及び供給プッシャー7のインタ
ーロックタイマー及びシリンダ異常タイマーをセットす
るとともに、ストロークを、(全ストローク)−N×L
の演算式で演算される値に設定した後、前進指令を指令
する。
前進指令されている場合は、フローチャートの前進指令
のステップに、後退指令されている場合は、後退指令の
ステップに進む。又、指令動作中でない場合は、炉床1
回転駆動用のモータからの同期信号を判別し、同期信号
がONの場合は、炉床1及び供給プッシャー7のインタ
ーロックタイマー及びシリンダ異常タイマーをセットす
るとともに、ストロークを、(全ストローク)−N×L
の演算式で演算される値に設定した後、前進指令を指令
する。
【0037】シリンダ5が停止するまでのインターロッ
クタイマーが設定値(例えば、4秒)以上の場合は、炉
床1及び供給プッシャー7にインターロックをかけるた
め前記モータを停止させる。又、シリンダ5が停止する
までのシリンダ異常タイマーが設定値(例えば、10
秒)以上の場合は、「シリンダ異常」状態を表示した
後、後退指令を指令する。
クタイマーが設定値(例えば、4秒)以上の場合は、炉
床1及び供給プッシャー7にインターロックをかけるた
め前記モータを停止させる。又、シリンダ5が停止する
までのシリンダ異常タイマーが設定値(例えば、10
秒)以上の場合は、「シリンダ異常」状態を表示した
後、後退指令を指令する。
【0038】シリンダ5が停止すると、その実際の停止
位置をエンコーダ5Aにて検出した後、後退指令を指令
する。そして、シリンダ5が原点に復帰するまでのシリ
ンダ異常タイマーが設定値(例えば、10秒)以上の場
合は、装置を停止させ、設定値(例えば、10秒)より
小さい場合は、炉床1及び供給プッシャー7のインター
ロック解除して前記モータを回転させた後、インターロ
ックタイマー及びシリンダ異常タイマーをリセットす
る。そして、シリンダ5のエンコーダ5Aからの位置検
出情報に基づいて、ストロークの設定値に対応する位置
と実際のシリンダ5の停止位置との比較をする学習機能
を実行した後、(b)に戻る。
位置をエンコーダ5Aにて検出した後、後退指令を指令
する。そして、シリンダ5が原点に復帰するまでのシリ
ンダ異常タイマーが設定値(例えば、10秒)以上の場
合は、装置を停止させ、設定値(例えば、10秒)より
小さい場合は、炉床1及び供給プッシャー7のインター
ロック解除して前記モータを回転させた後、インターロ
ックタイマー及びシリンダ異常タイマーをリセットす
る。そして、シリンダ5のエンコーダ5Aからの位置検
出情報に基づいて、ストロークの設定値に対応する位置
と実際のシリンダ5の停止位置との比較をする学習機能
を実行した後、(b)に戻る。
【0039】〔別実施例〕次に別実施例を列記する。 処理装置としては、上記実施例に示す如き加熱処理
を施す鍛造炉に限定されるものではなく、例えば、メッ
キ処理を施すメッキ装置であっても良い。
を施す鍛造炉に限定されるものではなく、例えば、メッ
キ処理を施すメッキ装置であっても良い。
【0040】 保持部2の構成としては、上記実施例
に示す如き溝状に限定されるものではなく、例えば、筒
状であっても良い。
に示す如き溝状に限定されるものではなく、例えば、筒
状であっても良い。
【0041】 保持部2の循環経路としては、上記実
施例に示す如き水平の循環経路に限定されるものではな
く、例えば、垂直、あるいは、傾斜状の循環経路であっ
ても良い。
施例に示す如き水平の循環経路に限定されるものではな
く、例えば、垂直、あるいは、傾斜状の循環経路であっ
ても良い。
【0042】 上記実施例では、抽出手段の構成とし
て、抽出プッシャー4をシリンダ5で作動させるように
構成する場合を例示したが、これに代えて、抽出プッシ
ャー4を電動モータで作動させるように構成しても良
い。
て、抽出プッシャー4をシリンダ5で作動させるように
構成する場合を例示したが、これに代えて、抽出プッシ
ャー4を電動モータで作動させるように構成しても良
い。
【0043】 上記実施例では、供給手段7を炉床1
回転駆動用モータで作動させる場合を例示したが、これ
に代えて、供給手段7をシリンダで作動させ、そのシリ
ンダを制御装置11で制御するように構成しても良い。
回転駆動用モータで作動させる場合を例示したが、これ
に代えて、供給手段7をシリンダで作動させ、そのシリ
ンダを制御装置11で制御するように構成しても良い。
【0044】 検出手段9が被処理物Sの有無を検出
する位置としては、上記実施例に限定されるものではな
く、例えば、抽出手段の作用位置にある保持部2の直前
の保持部2において検出するようにしても良い。
する位置としては、上記実施例に限定されるものではな
く、例えば、抽出手段の作用位置にある保持部2の直前
の保持部2において検出するようにしても良い。
【0045】 上記実施例では、抽出手段のストロー
ク変更指令を、手動及び検出手段7のいずれによっても
指令できる場合を例示したが、これに代えて、手動ある
いは検出手段7のいずれか一方により指令するように構
成しても良い。
ク変更指令を、手動及び検出手段7のいずれによっても
指令できる場合を例示したが、これに代えて、手動ある
いは検出手段7のいずれか一方により指令するように構
成しても良い。
【0046】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】本発明を適用した自動鍛造装置の全体構成図
【図2】処理装置における被処理物の搬送装置の一部切
り欠き平面図
り欠き平面図
【図3】処理装置における被処理物の搬送装置の断面側
面図
面図
【図4】処理装置における被処理物の搬送装置の空圧制
御装置の構成図
御装置の構成図
【図5】処理装置における被処理物の搬送装置の制御フ
ローチャート図
ローチャート図
【図6】処理装置における被処理物の搬送装置の制御フ
ローチャート図
ローチャート図
【図7】処理装置における被処理物の搬送装置の制御フ
ローチャート図
ローチャート図
2 保持部 4,5,6 抽出手段 7 供給手段 9 検出手段 11 制御手段 S 被処理物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F27B 9/40 F27B 9/40 (72)発明者 高橋 聖 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2 号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 朝比奈 幸生 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2 号 大阪瓦斯株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−174290(JP,A) 特公 昭60−45791(JP,B2) 特公 昭53−28125(JP,B2) 実公 昭59−32430(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C21D 1/00 113 B21J 17/00 B65G 29/00 B65G 47/82 F27B 9/00 - 9/40
Claims (2)
- 【請求項1】 両端部に入口と出口とを有し、かつ、所
定の長さの被処理物(S)の複数個を縦列状に保持する
長さを有する保持部(2)の複数個が、所定経路に沿っ
て循環移動されるように設けられ、前記保持部(2)に
保持された複数個の前記被処理物(S)のうちの出口側
の一つの前記被処理物(S)を前記出口から抽出させる
ストロークで入口側の前記被処理物(S)を押動する抽
出手段(4),(5),(6)が、特定位置の前記保持
部(2)に対して作用するように設けられ、その抽出手
段(4),(5),(6)により押動された前記保持部
(2)に前記被処理物(S)を供給する供給手段(7)
が設けられ、前記抽出手段(4),(5),(6)及び
前記供給手段(7)夫々の作動を制御する制御手段(1
1)が設けられた処理装置における被処理物の搬送装置
であって、 前記制御手段(11)が、ストローク変更指令に基づい
て、前記保持部(2)が一循環する毎に、前記抽出手段
(4),(5),(6)の前記ストロークを前記被処理
物(S)の長さに相当する分だけ増大変更制御するよう
に構成されている処理装置における被処理物の搬送装
置。 - 【請求項2】 前記供給手段(7)が供給するべき前記
被処理物(S)の有無を検出する検出手段(9)が、前
記被処理物(S)の無しの検出に伴って前記ストローク
の変更指令を指令するように設けられ、前記制御手段
(11)が、前記ストローク変更指令が指令されたのち
前記特定位置に前記被処理物(S)の未供給の前記保持
部(2)が移動する時点を判別して、その時点より前記
増大変更制御を実行するように構成されている請求項1
記載の処理装置における被処理物の搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3279566A JP3072162B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 処理装置における被処理物の搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3279566A JP3072162B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 処理装置における被処理物の搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05117740A JPH05117740A (ja) | 1993-05-14 |
JP3072162B2 true JP3072162B2 (ja) | 2000-07-31 |
Family
ID=17612763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3279566A Expired - Fee Related JP3072162B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 処理装置における被処理物の搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3072162B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5266689B2 (ja) * | 2007-08-23 | 2013-08-21 | シンフォニアテクノロジー株式会社 | 部品搬送装置 |
DE102013105628A1 (de) * | 2013-05-31 | 2014-12-04 | Sandvik Materials Technology Deutschland Gmbh | Ofenmuffel für einen Glühofen |
-
1991
- 1991-10-25 JP JP3279566A patent/JP3072162B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05117740A (ja) | 1993-05-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |