JP3071632U - スーツケース用キャスター - Google Patents

スーツケース用キャスター

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JP3071632U
JP3071632U JP2000001556U JP2000001556U JP3071632U JP 3071632 U JP3071632 U JP 3071632U JP 2000001556 U JP2000001556 U JP 2000001556U JP 2000001556 U JP2000001556 U JP 2000001556U JP 3071632 U JP3071632 U JP 3071632U
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チェン シエ ミン
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ワンクオティーシアングーフウンユーシェンコンシー
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スーツケースへ取付ける前に予め一体に組立
て、取付けた後は各異なる方向からの衝撃に耐え得るス
ーツケース用キャスターを提供する。 【解決手段】 上端面の一方側辺寄りに螺締スタッド41
を凸設し、他方側辺寄りに第1の軸孔42を開設した固定
座4 と、その中央部に第2の軸孔51を開設して、該第2
の軸孔51両側辺にそれぞれねじ孔52を設け、且つ上記固
定座4 上面に被覆した際に、該第2の軸孔51が該固定座
4 の第1の軸孔42と対応一致して、該両ねじ孔52と該固
定座4 の螺締スタッド41が三角形分布に配置される当て
板5 と、その上端面部61の下方に転がり移動可能な輪体
63を枢設して、該上端面部61の上面に軸受64を装設して
中心部に固定ピン65を枢挿し、該固定ピン65が下から上
へと該上端面部61、軸受64、固定座4 及び当て板5 の第
1、第2の軸孔42,51 に貫挿したことにより該固定座4
底部に定位される車輪ユニット6 と、を含んで構成す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はスーツケース用キャスターに関し、特に各方向からの衝撃に耐え得る スーツケース用キャスターに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、スーツケースのキャスターには色々な構造のものがあって、台座の側辺 をスーツケース底部の隅に固定して取付けられるものがあり、あるいは上端面を スーツケース底部の隅に螺定して取付けられるものもある。図4に示すのは、固 定座上端面をスーツケース10底部の隅に螺定して組立てられたキャスター1構 造で、この従来例のキャスター1構造は、図5に示す如く、固定座2及び車輪ユ ニット3を具えている。
【0003】 前記固定座2は、ほぼスーツケース10の隅部形状に対応する板体を呈してお り、該固定座2の底部には方形状の軸孔21と、中央にねじ孔22を具えた取付 スタッド23が設けられている。
【0004】 前記車輪ユニット3は、上端面に軸受31が装設され、その下端から下向きに 延設された一対のブラケット32の間に地面上で転がり可能な輪体33が枢設さ れている。また軸受31は中央上向きに軸体34が凸設され、該軸体34は方形 柱状を呈して下から上へと上記固定座2の方形状軸孔21内に嵌挿でき、該軸体 34は更に上端面中央部にねじ孔341が設けられている。
【0005】 そして、キャスター1全体を組立てる時は、先ず車輪ユニット3上端面の軸体 34を下から上へと固定座2の軸孔21内に嵌挿した後、固定座2と車輪ユニッ ト3を一つにしてスーツケース10底部の隅に開設された、固定座2の軸孔21 と対応する通孔101に該軸体34を嵌挿する。この際、同時に該固定座2の取 付スタッド23をその対応する通孔102に挿着し、しかる後にスーツケース1 10の内部から対のねじ103,104をそれぞれ該軸体34及び該取付スタッ ド23上端面のねじ孔341及びねじ孔22に螺定させて、全体キャスター1を スーツケース10底部の隅に固定する。
【0006】 上記従来例のキャスター1は固定座2及び車輪ユニット3を組合せて形成され た構造を呈しており、スーツケース10の底部に固定される前は、該固定座2と 該車輪ユニット3は一体に組付けられておらず、したがって部材は比較的分散し ており、且つ全体キャスター1をスーツケース10底部の隅部に取付ければ、そ の輪体33の地面上での転がり移動により移動運搬の負荷を軽減できる。
【0007】 また、全体キャスター1とスーツケース10との間に軸体34と取付スタッド 23の両螺定支承点があって、スーツケース10を通常の地面上で引き動かして いる状態では、キャスター1は単純にスーツケース10の重量を支承して地面上 を転がり移動するだけで、構成上の欠点は見出せない。
【0008】 しかしスーツケース10を携帯する遠距旅行では、スーツケース10は空港で の通関手続きの際、或いは手荷物の積込み積卸し及び託送の際に、荷台と床面と の間で持上げたり卸したりする場合があって、一般の運送人員は持運んだスーツ ケース10を丁寧に下へと卸す者は少なく、ほとんどが無造作にスーツケース1 0を所定個所へ投げ卸すのが多く、スーツケース10底部のキャスター1が運搬 過程で色々な予期し難い角度からの衝撃を受け易い。
【0009】 この投卸し衝撃を単に上端面が軸体34と取付スタッド23の両支承点でスー ツケース10底部と固接しているキャスター1に加えると、衝撃が該両支承点の 連線と平行した方向から来た場合は、全体キャスター1上端部が前後向きに軸体 34と取付スタッド23の両螺定点により支承されているため、耐衝撃性が比較 的強くて歪み変形を生じ難いが、もしも衝撃が両支承点連線の直交方向からキャ スター1に加えられると、両支承点の配列が前、後方向でなくなり、耐衝撃性が 低下する。
【0010】 さらにスーツケース10は一般にプラスチック材で造られているため、その角 度からの衝撃はキャスター1の軸体34及び取付スタッド23のスーツケース1 0に螺定した位置部位の変形を招き易く、キャスター1の正常な転がり移動可能 な結合状態が破壊される。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来例のスーツケース用キャスターにおける問題点に鑑み、本考案は、ス ーツケースへ取付ける前に既に一体固結して、取付けた後は各異なる方向からの 衝撃に耐え得るスーツケース用キャスターを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案のスーツケース用キャスターは、その上端面 の一方側辺寄りに螺締スタッドを凸設し、他方側辺寄りに第1の軸孔を開設した 固定座と、 その中央部に第2の軸孔を開設して、該第2の軸孔の両側辺にそれぞれねじ孔 を設け、且つ上記固定座上部に乗せた際に、該第2の軸孔が該固定座の第1の軸 孔と対応一致して、該両ねじ孔と該固定座の螺締スタッドが三角形分布に配置さ れる当て板と、 その上端面部の下方に転がり移動可能な輪体を枢設して、該上端面部の上面に 軸受を装設して中心部に固定ピンを枢挿し、該固定ピンが下から上へと該上端面 部、軸受、固定座及び当て板の第1、第2の軸孔を貫挿して上記固定座底部に定 位される車輪ユニットと、 を含んで構成される。
【0013】 そして、上記上端面部の両側縁より下向きに対のブラケットを延設して、該対 のブラケットの間に転がり移動可能に上記輪体を枢設するとより好ましくなる。
【0014】 上記のように構成された本考案は、スーツケースに固設される前に、固定座、 当て板及び車輪ユニットを固定ピンにより軸挿して一体に固結し、且つ該固定座 上部に金属製の当て板を固設したので、その取付け強度がより強化される。
【0015】 さらに、その上端面を三角形分布の螺締スタッド及び両ねじ孔によりスーツケ ース底部に固定されるので、該スーツケース底部のキャスターは如何なる方向か らの衝撃を受けても、該スーツケース用キャスターは該螺締スタッドと両ねじ孔 の螺締部位によりほぼ「一前二後」或いは「二前一後」配置の固定効果を奏する ことができる。
【0016】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を実施の形態に基づいて具体的に説明するが、本考案はこの例だ けに限定されるものではない。 図1及び図2に示す如く、本考案の比較的好ましい実施例のスーツケース用キ ャスターは、固定座4、当て板5、及び車輪ユニット6を含み、そのうち、固定 座4は、上端面の一方側辺寄りに螺締スタッド41が凸設され、他方側辺寄りに 第1の軸孔42が開設されている。
【0017】 前記当て板5は、上記固定座4の上面に取付けられて、金属板材により形成さ れ、その中央部に第2の軸孔51が開設され、該第2の軸孔51両側傍にそれぞ れねじ孔52が設けられている。この当て板5は上記固定座4の上面を被覆して 、該当て板5の第2の軸孔51を固定座4の第1の軸孔42に対応一致させ、且 つ該当て板5の両ねじ孔52と固定座4の螺締スタッド41を三角形分布に配置 する。
【0018】 前記車輪ユニット6は、上記固定座4の底部に設けられて、上端面部61を具 え、該上端面部61の両側縁より下向きに対の両ブラケット62が延設され、該 両ブラケット62の間に水平軸631により地面上で転がり移動可能な輪体63 が枢設されている。また上端面部61の上端面に軸受64が装設され、その中心 部に固定ピン65が直立挿設されている。
【0019】 本実施例において、固定ピン65は下端に鍔部651を具えたリベットヘッド 形態に形成され、該固定ピン65の上端を下から上へと上端面部61、軸受64 中央部に予め貫設された貫通孔66に貫挿し、更に上向きに上記固定座4及び当 て板5の第1、第2の軸孔42,51へと貫挿させた後、該固定ピン65の最上 端をかしめて、該車輪ユニット6の上端面部61、軸受64及びその上方の固定 座4、当て板5などを一体にリベット締めし、図3に示すような組立状態に、全 体車輪ユニット6を固定座4の底部に固定させる。
【0020】 上記部材の組立てにより、全体スーツケース用キャスターは固定座4、当て板 5及び車輪ユニット6を固定ピン65により軸装定位して一体に固結されると共 に、全体スーツケース用キャスターの固定座4の上端面に金属製の当て板5を固 設したので、各部材が連結した後の上端面強度がより優れたものとなる。
【0021】 加えるに当て板5に上記固定座4の螺締スタッド41と三角形分布に配置され る一対のねじ孔52を設けているので、本実施例のスーツケース用キャスターを 図3に示すよう、その固定座4及び当て板5を上向きにスーツケース7底部の角 隅に対応固設する時は、それら三角形分布の螺締スタッド41及び両ねじ孔52 をスーツケース7底部に予め開設された三つの通孔71に対応一致させて、しか る後にスーツケース7の内部より三つのねじ72をそれぞれ該螺締スタッド41 及び両ねじ孔52に螺締すれば、全体スーツケース用キャスターを該スーツケー ス7の底部角隅の所定部位に固定することができる。
【0022】 したがって、本実施例のスーツケース用キャスターは全体上端面の結構強度が 強化されたほかに、その上端面をそれら三角形分布の螺締スタッド41及び両ね じ孔52によりスーツケース7の底部に固定されるので、該スーツケース7底部 のキャスターは色々な異なる方向角度の衝撃力を受けても、該スーツケース用キ ャスターは螺締スタッド41と両ねじ孔52の螺締部位により「一前二後」或い は「二前一後」配置の固定効果を提供できるため、全体の支承力がバランス良く 強化されて、スーツケース7との結合部位が変形したり、或いはキャスターが傾 くようなことはない。
【0023】
【考案の効果】
上記のように構成された本考案は、固定座、当て板及び車輪ユニットなどの部 材をスーツケースの底部に固定する前にすでに一体に固結されているので、各部 材間の結合強度が比較的優れており、またスーツケースの底部に装設する時は三 角形分布の結合部位で固定させているので、各異なる角度方位からの衝撃力に比 較的耐えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における比較的好ましい実施の形態の立
体分解図である。
【図2】本考案における比較的好ましい実施の形態の組
立後の側視断面図である。
【図3】本考案における比較的好ましい実施の形態の組
立後の立体図およびスーツケース底部に固定される際の
形態を示す立体斜視図である。
【図4】従来例のスーツケース用キャスターをスーツケ
ース底部に装設した立体図である。
【図5】上記従来例のスーツケース用キャスターの立体
分解図である。
【符号の説明】
4…固定座 5…当て板 6…車輪ユニット 7…スーツケース 41…螺締スタッド 42…第1の軸孔 51…第2の軸孔 52…ねじ孔 61…上端面部 62…ブラケット 63…輪体 64…軸受 65…固定ピン 66…貫通孔 71…通孔 72…ねじ 631…水平軸 651…鍔部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その上端面の一方側辺寄りに螺締スタッ
    ドを凸設し、他方側辺寄りに第1の軸孔を開設した固定
    座と、 その中央部に第2の軸孔を開設して、該第2の軸孔の両
    側辺にそれぞれねじ孔を設け、且つ上記固定座上部に乗
    せた際に、該第2の軸孔が該固定座の第1の軸孔と対応
    一致して、該両ねじ孔と該固定座の螺締スタッドが三角
    形分布に配置される当て板と、 その上端面部の下方に転がり移動可能な輪体を枢設し
    て、該上端面部の上面に軸受を装設して中心部に固定ピ
    ンを枢挿し、該固定ピンが下から上へと該上端面部、軸
    受、固定座及び当て板の第1、第2の軸孔を貫挿して上
    記固定座底部に定位される車輪ユニットと、を含んでな
    るスーツケース用キャスター。
  2. 【請求項2】 上記上端面部の両側縁より下向きに対の
    ブラケットを延設して、該対のブラケットの間に転がり
    移動可能に上記輪体を枢設してなる請求項1に記載のス
    ーツケース用キャスター。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014181035A (ja) * 2013-03-20 2014-09-29 Samsonite Ip Holdings Sarl 手荷物製品用ホイールアセンブリのための円錐軸受
KR101880023B1 (ko) * 2017-02-10 2018-07-19 이진한 핸드 캐리어
KR102548946B1 (ko) * 2022-09-08 2023-06-28 배성환 중량물 지지용 받침대가 일체로 성형되는 다용도 케이싱

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