JP3071537B2 - 棒状物品の太さ計測装置 - Google Patents

棒状物品の太さ計測装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、巻たばこやフィルタロ
ッドなどのように巻包物を巻紙で巻き上げる際の巻上機
に取付けられ、この巻上機で製造される棒状物品の太さ
を計測するための棒状物品の太さ計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図は、この種の棒状物品である巻たば
こを製造するための従来のたばこ刻み巻上機の一例を示
す概略図であり、たばこ刻み巻上機は、刻み供給部1、
巻管部2、切断部3の大きく分けられる。
【0003】刻み供給部1において、たばこ刻みAは、
たばこ刻み供給ドラム11により一定供給速度に調節さ
れたチムニー12に移行し、次いで多孔を有する金属製
の無端たばこバンド13の下部に吸引集積されたままエ
クレタディスク14で余分なたばこ刻みがかき落とさ
れ、一定量のたばこ刻みAが巻管部2に供給される。
【0004】巻管部2において、たばこ刻みAはガニチ
ャーテープ21上に繰り出される巻紙22上に移行さ
れ、巻紙22とたばこ刻みAがガニチャーテープ21に
乗って走行され、たばこ刻みAはトング23で徐々に圧
縮され、ガニチャーテープ21の走行方向に沿って配設
されたホルダー24により巻紙22が次第に巻かれる。
この間に巻紙糊付け器25で巻紙の一辺が糊付けされて
棒状に巻かれ、ヒーター26で糊付け部分が乾燥されて
巻たばこT(棒状物品)が形成される。そして、糊付・
乾燥された巻たばこTは、機械始動時に切断部に巻たば
こを送るタイミングを自動調整するためのフィードイン
デフレクター27を通って切断部3に移送される。
【0005】切断部3において、巻管部2からの巻たば
こTは、マウスピース31から刻み流量制御用のスキャ
ニングヘッド32を通り、切断器33で一定寸法に切断
される。そして、切断器33で切断された巻たばこTは
レール34に乗って順次送られ、キッカー4によって次
工程に送られる。
【0006】図は上記巻たばこ同様な棒状物品である
フィルタロッドを製造するための従来のフィルタ巻上機
の一例を示す概略図であり、この種のフィルタ巻上機
は、前記たばこ刻み巻上機とほぼ同様な処理によりフィ
ルタロッドを製造する。
【0007】原料供給部7のベール71から取り出され
たトウB(フィルタ内部の繊維となる紐状繊維)は一定
張力を与えられながら移送されてローラ72で幅を広げ
られ、この幅を広げられたトウBは補助剤供給装置73
に送られる。補助剤供給装置73では、トウの繊維同志
を接着して形状を保持させるための可塑剤や活性炭など
の吸着剤等の補助剤がトウに添加され、巻上部8に供給
される。
【0008】巻上部8に供給されたトウは漏斗状入口8
1で圧縮されて再び紐状にされ、糊付部82で糊付けさ
れてガニチャーテープ83で繰り出される巻紙84上に
紐状のトウBが供給される。そして、ガニチャーテープ
83の走行に伴ってホルダー85により巻紙84がトウ
Bに次第に巻き付けられ、ヒータ86で糊付け部分が乾
燥されてトウBの回りを巻紙84で取り巻いた連続した
棒状体(棒状物品)とされる。この連続した棒状体は切
断部9で所定の長さに切断されて個々のフィルタロッド
Fとされ、移送部10によって次工程に移送される。
【0009】ところで、前記のような巻たばこの製造工
程でたばこ刻の物性等により巻紙の巻付け巾が変動し、
製造される紙巻たばこの太さが変わると、たばこの通気
抵抗や空気流入割合が変化するため、紙巻たばこの煙中
成分(TN)が変化し、喫味に悪影響を与える。また、
フィルタロッドにおいても、太さが変わると通気抵抗や
空気流入割合が変化するため、たばこの喫味に悪影響を
与える。また、巻たばこの太さが太く、刻みが緩く巻か
れている場合には、紙巻たばこの切り口からの刻みの先
落ちや歪みなどの変形が生じやすく、製品の外観品質を
損なうという問題がある。
【0010】さらに、フィルタ付きの紙巻たばこを製造
する際には、前記のようにして製造した両切りの巻たば
こをフィルタロッドの両端に互いの切断面を付け合わせ
た状態でチップペーパーで一体に巻き上げ、フィルタロ
ッドの中央を切断して製造されるので、巻たばこやフィ
ルタロッドの太さの変動は、チップペーパーの巻方に影
響を与え、不良品の発生を招くことがある。
【0011】このため、従来の製造過程では、巻たばこ
やフィルタロッドを製造しながら、一定時間毎に所定本
数の巻たばことフィルタロッドをサンプリングし、この
サンプリングした巻たばことフィルタロッドについて太
さを計測し、計測結果に基づいて巻上機の所定箇所の調
整をして太さの管理を行うようにしている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなサンプリングによる太さの管理では、巻たばこやフ
ィルタロッドの断面が真円でないこともあって、多くの
計測結果を集計しなければならないなど測定に手間と時
間を要するという問題がある。また、製造される巻たば
こやフィルタロッドの一部についてしか計測が行われな
いばかりか、サンプリングされた試料の実際の製造時
と、計測結果に基づいて行う巻上機の調整時とに大きな
時間差が生じるので、計測結果の巻上機へのフィードバ
ックが充分とれず、太さの管理精度が悪いという問題が
ある。
【0013】本発明は、巻たばこやフィルタロッドなど
の棒状物品の太さを、製造工程で直に計測できるような
棒状物品の太さ計測装置を提供することを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになした本発明の棒状物品の太さ計測装置は、連続す
棒状物品を形成して該棒状物品をその軸方向に移送
し、該移送行程中の切断部で該棒状物品を所定の長さに
切断する棒状物品製造装置に備えられた棒状物品の太さ
計測装置であって、投光部からの光束を該投光部に対面
する受光部で受光して、該投光部と受光部との間に有る
物体について上記光束の投光方向と直交する測定方向の
幅を検出する第1および第2の幅検出センサーと、該第
1および第2の幅検出センサーの検出結果に基づいて前
記棒状物品の太さを求める制御手段とを備え、前記投光
部と受光部との間で前記棒状物品を挟むようにして
記第1幅検出センサーを前記切断部の前段の棒状物品
の走行路に沿って配設するとともに、前記第2の幅検出
センサーを前記切断部の後段の棒状物品の走行路に沿っ
て配設し、かつ、該第1および第2の幅検出センサーの
各測定方向を互いに交差させ、前記制御手段により、前
記第2の幅検出センサーの検出結果の平均をとって、該
検出結果の平均と前記第1の幅検出センサーの検出結果
とに基づいて前記棒状物品の太さを求めるようにしたこ
とを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明の棒状物品の太さ計測装置において、第
1の幅検出センサーと第2の幅検出センサーとは測定方
向が互いに交差しているので、棒状物品の交差する2つ
の径が測定され、制御手段により平均の径が計測され
る。また、第1および第2の幅検出センサーは、棒状物
品の走行路に沿って配設されいるので、巻上部で製造さ
れる棒状物品を直に計測できる。さらに、第2の幅検出
センサーの検出結果の平均をとるので、切断部で切断さ
れて移送される棒状物品間の間隙による計測誤差を低減
することができる。
【0016】
【実施例】図2は本発明実施例の棒状物品の太さ計測装
置をたばこ刻み巻上機に適用した実施例を示し、同計測
装置の第1および第2の幅検出センサーの取付け位置を
示す図である。また、同図は前記図における切断部3
の周辺を示しており、図の要素に対応するものには同
符号を付記してある。
【0017】図2において、5−1は切断部3における
スキャニングヘッド32に取付けられ、このスキャニン
グヘッド32と巻管部2側のフィードインデフレクター
27との間に配設された垂直幅検出センサー、5−2は
切断部3におけるレール34に取付けられ、スキャニン
グヘッド32とキッカー4との間に配設された水平幅検
出センサー、6は垂直幅検出センサー5−1と水平幅検
出センサー5−2からの信号に基づいて巻たばこTの太
さを演算して表示するするコントロールボックスであ
る。
【0018】図4は、垂直幅検出センサー5−1および
水平幅検出センサー5−2として用いる幅検出センサー
5を示す斜視図であり、この幅検出センサー5は、図示
のように投光部5Aと受光部5Bとを対面させた「コ」
の字型の形状になっており、この投光部5Aと受光部5
Bとの間を通過する巻たばこの一定方向の径を検知し
て、この径に対応する信号を出力する。
【0019】図5は幅検出センサー5の検出原理を示す
図であり、投光部5A内に収容された半導体レーザ素子
51からのレーザ光はコリメートレンズ52によって平
行光束にされ、受光部5B側に配設されたイメージセン
サ53に向けられる。イメージセンサ53は多数のフォ
トダイオードを用いたリニア・フォトダイオード・アレ
イで構成され、各フォトダイオードは投光部5Aからの
レーザ光を受光するとそれぞれ受光電圧を出力し、この
各フォトダイオードの受光電圧は一定周期で走査されて
パルス信号をビデオ信号として出力される。
【0020】すなわち、図5のように図面と直角な方向
に長さを有する巻たばこTが投光部5Aと受光部5Bと
の間に配されると、投光部5Aからのレーザ光束のう
ち、巻たばこTで遮光される部分については、イメージ
センサー53のこの遮光部分に対応するフォトダイオー
ドの受光電圧は得られず、その他の部分のフォトダイオ
ードからは受光電圧が得られる。
【0021】したがって、イメージセンサー53から出
力される出力信号のうち、“L”レベルのビット数を計
数することにより、レーザ光が遮光されたフォトダイオ
ードの数が求められる。また、レーザ光は平行光束にな
っているので、求められたビット数と各フォトダイオー
ド間の間隔から、レーザ光束の遮光された幅すなわち巻
たばこの一方向の径(図5の矢印方向の径)を求めるこ
とができる。
【0022】コントロールボックス6は、垂直幅検出セ
ンサー5−1と水平幅検出センサー5−2からのビデオ
信号から上記のビット数を検出し、幅検出センサー5−
2については複数回ビット数を検出して平均を求め、垂
直幅検出センサー5−1で得られるビット数と水平幅検
出センサー5−2で得られる平均ビット数とについてさ
らに平均を求め、このビット数を長さに換算して表示す
る。また、これらの計測値はコントロールボックス6か
ら図示しないパーソナルコンピュータに伝送され、この
パーソナルコンピュータで集計される。
【0023】なお、以上のような垂直幅検出センサー5
−1、水平幅検出センサー5−2およびコントロールボ
ックス6としては、一般市販品のセンサー(立石電機
製:3X2C−P型 平行ビデオメジャーと3X2CP
−P型 コントローラ・プログラミングコンソール)を
使用しており、このコントロールボックス6の機能ブロ
ックは、図6のようになっている。
【0024】すなわち、コントロールボックス6はマイ
クロコンピュータ等から構成され、垂直幅検出センサー
5−1で遮光されたフォトダイオードの数(ビット数)
を入力する第1入力機能6−10、同様に水平幅検出セ
ンサー5−2で遮光されたフォトダイオードの数(ビッ
ト数)を入力する第2入力機能6−20、第2入力機能
6−20で複数回検出したビット数の平均を取る平均機
能6−13、第1入力機能6−10のビット数と平均機
能6−13の平均ビット数を加算する加算機能6−1
4、加算機能6−14の加算ビット数から巻たばこTの
径を演算する乗算機能6−15、乗算機能6−15で得
られる巻たばこTの径を複数回検出して平均を取る平均
機能6−23、平均機能6−23で計測された巻たばこ
Tの径のデータをパーソナルコンピュータにシリアル伝
送するための伝送機能6−35および各機能において得
られるデータを表示するために、機能を分類選択する分
類機能6−16とを備えている。
【0025】これらの各機能は、各機能毎にユニット化
されたプログラムとしてコントロールボックス6に予め
入力設定されたものであり、平均機能6−13は第2入
力機能6−20で検出されるビット数を複数回(例えば
8回)入力するように設定され、これらのビット数の平
均値を演算する。また、乗算機能6−15は、加算機能
6−14の加算ビット数に、第1入力機能6−10と平
均機能6−13の各ビット数の平均を取るための定数
(0.5)や、幅検出センサー5−1,5−2のイメー
ジセンサー53におけるフォトダイオードの間隔によっ
て決まる定数を乗算し、ビット数を長さに変換して巻た
ばこTの径のデータを求める。
【0026】図1は、垂直幅検出センサー5−1および
水平幅検出センサー5−2と、巻管部2から切断部3に
送られる巻たばこTとの位置関係を説明する図である。
垂直幅検出センサー5−1はマウスピース31の前位置
で、投光部5Aと受光部5Bとが水平方向に対向するよ
うに配設され、巻たばこTはこの垂直幅検出センサー5
−1の投光部5Aと受光部5Bの間を通され、マウスピ
ース31からスキャニングヘッド32へと通されてい
る。また、水平幅検出センサー5−2は、切断器33と
キッカー4との間に配設されているレール34に取付け
られ、投光部5Aと受光部5Bとが垂直方向に対向する
ように配設され、巻たばこTは切断器33からレール3
4上に導かれ、このレール34上で水平幅検出センサー
5−2の投光部5Aと受光部5Bの間を通されている。
【0027】レール43の水平幅検出センサー5−2の
位置には、巻たばこTの走行方向(図の矢印A)に対し
て直交するスリット34aが形成され、水平幅検出セン
サー5−2の投光部5Aからのレーザ光はこのスリット
34aを通して受光部5Bに向けられる。なお、巻たば
こTは、レール34上では、板バネによって押さえられ
ているが、この板バネの幅は巻たばこTの径より小さく
なっており、巻たばこTの径の測定には影響しないよう
になっている。
【0028】ここで、垂直幅検出センサー5−1の測定
方向(投光部5Aから受光部5Bに向けられるレーザ光
の光軸方向)と水平幅検出センサ5−2の測定方向とは
互いに90°をなしている。これによって、垂直幅検出
センサー5−1は、図3(A)に示したように巻たばこ
Tの垂直方向Vの径を検出し、水平幅検出センサー5−
2は図3(B)に示したように巻たばこTの水平方向H
の径を検出する。なお、巻たばこTは、巻紙のラップ部
T1を上方にして走行され、このラップ部T1の部分が
巻管部2のヒーター26によって押圧されることから、
通常は水平方向の径が垂直方向の径より僅かに大きくな
る。
【0029】しかしながら、このように巻たばこの断面
が真円になっていなくても、垂直幅検出センサー5−1
と水平幅検出センサー5−2の測定方向が互いに90°
をなしており、これら垂直幅検出センサー5−1および
水平幅検出センサー5−2で計測される垂直方向と水平
方向の径の平均が求められるので、巻たばこの太さ管理
を行うための径のデータとして、安定した計測値を得る
ことができる。
【0030】さらに、切断器33からレール34に繰り
出される巻たばこTは切断部分に間隙が生じることがあ
るので、水平幅検出センサー5−2で検出したビット数
のデータには、この切断部分に対応するデータが稀に含
まれることがあるが、この水平幅検出センサー5−2の
計測値については複数個(例えば8個)のビット数の平
均をとるようにしているので、計測誤差を低減すること
ができる。
【0031】また、垂直幅検出センサー5−1と水平幅
検出センサー5−2の取付け位置をそれぞれ異なる位置
にし、垂直幅検出センサー5−1を巻上部と切断部の間
に、水平幅検出センサー5−2を切断部3とキッカー4
との間に配設するようにしているので、たばこ刻み巻上
機における各部材間の狭いスペースを有効に利用したも
のになり、製造工程での巻たばこの径を直に計測するこ
とができる。
【0032】上記の実施例では、垂直幅検出センサー5
−1および水平幅検出センサー5−2はそれぞれ1つの
幅検出センサーを用いるようにしているが、例えば図7
に示したように、垂直幅検出センサー5−1および水平
幅検出センサー5−2として、2個の幅検出センサー5
−1A,5−1B、2個の幅検出センサー5−2A,5
−2Bをそれぞれ並設して垂直幅検出センサー5−1お
よび幅検出センサー5−2を構成するようにすると、そ
れぞれ並設した2個の幅検出センサー間での計測値を比
較することにより、受光部等おける塵埃等の付着をチェ
ックすることができる。
【0033】記の実施例では、2個の幅検出センサー
を測定方向が直角になるように配置しているが、2個の
幅検出センサーの測定方向がある程度の角度を成せば、
直角になっていなくてもよいことはいうまでもない。
【0034】上記の実施例は、たばこ刻み巻上機に適用
したものであるが、フィルタ巻上機に適用することもで
きる。例えば、図に示したように、巻上部8と切断部
9との間隙aでは連続した棒状体としてのフィルタが走
行し、切断部9と移送部10との間隙bでは切断された
個々のフィルタロッドが走行する。
【0035】したがって、前記実施例の図1に示したと
同様に、間隙aに第1の幅検出センサーを配置し、間隙
bに第2の幅検出センサーを配置し、前記巻たばこにつ
いてと同様にフィルタロッドの太さを計測することがで
きる。また、間隙aまたは間隙bの何れか一方に第1お
よび第2の幅検出センサーを一緒に配設するようにして
もよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明の棒状物品の
太さ計測装置によれば、連続する棒状物品を形成して該
棒状物品をその軸方向に移送し、該移送行程中の切断部
で該棒状物品を所定の長さに切断する棒状物品製造装置
に備えられた棒状物品の太さ計測装置であって、投光部
から受光部に光束を投光してこの投光部と該受光部との
間に有る物体の光束の投光方向と直交する方向の幅を検
出する第1および第2の幅検出センサーを備え、前記第
1の幅検出センサーを前記切断部の前段の棒状物品の走
行路に沿って配設するとともに、前記第2の幅検出セン
サーを前記切断部の後段の棒状物品の走行路に沿って配
設し、かつ、該第1および第2の幅検出センサーの各測
定方向を互いに交差させ、前記第2の幅検出センサーの
検出結果の平均をとって、該検出結果の平均と前記第1
の幅検出センサーの検出結果とに基づいて前記棒状物品
の太さを求めるようにしたので、切断部で切断されて移
送される棒状物品間の間隙による計測誤差を低減するこ
とができ、巻たばこやフィルタロッドなどの太さ管理を
行うための安定した計測値が得られるとともに、製造さ
れる棒状物品を直に計測することができる。したがっ
て、巻たばこやフィルタプラグなどの棒状物品の太さ管
理の精度を向上させることができる。また、第1および
第2の幅検出センサーが切断部の前後であるそれぞれ異
なる位置に配設されるので、幅検出センサーの配設位置
として比較的狭いスペースを有効に利用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例における垂直幅検出センサーと水
平幅検出センサーの巻たばことの位置関係を説明する図
である。
【図2】本発明をたばこ刻み巻上機に適用した実施例を
示す図である。
【図3】実施例における垂直幅検出センサーと水平幅検
出センサーで検出される巻たばこの径の方向を説明する
図である。
【図4】実施例における幅検出センサーを示す斜視図で
ある。
【図5】実施例における幅検出センサーの検出原理を示
す図である。
【図6】実施例におけるコントロールボックスの機能ブ
ロック図である。
【図7】実施例における垂直幅検出センサーと水平幅検
出センサーの他の例を示す図である。
【図8】従来のたばこ刻み巻上機の一例を示す概略図で
ある。
【図9】従来のフィルタ巻上機の一例を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
3 切断部 5−1 垂直幅検出センサー 5−2 水平幅検出センサー 6 コントロールボックス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村内 隆男 広島県広島市南区皆実町2丁目8番51号 日本たばこ産業株式会社 広島工場内 (72)発明者 篠原 信二 岡山県岡山市下石井2丁目10番2号 日 本たばこ産業株式会社 岡山工場内 (72)発明者 土井 幾信 東京都品川区東品川4丁目12番1号 日 本たばこ産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭49−64462(JP,A) 実開 昭53−94640(JP,U) 実開 昭52−66454(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/00 - 11/30 A24C 5/34

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続する棒状物品を形成して該棒状物品
    をその軸方向に移送し、該移送行程中の切断部で該棒状
    物品を所定の長さに切断する棒状物品製造装置に備えら
    れた棒状物品の太さ計測装置であって、 投光部からの光束を該投光部に対面する受光部で受光し
    て、該投光部と受光部との間に有る物体について上記光
    束の投光方向と直交する測定方向の幅を検出する第1お
    よび第2の幅検出センサーと、該第1および第2の幅検
    出センサーの検出結果に基づいて前記棒状物品の太さを
    求める制御手段とを備え、 前記投光部と受光部との間で前記棒状物品を挟むように
    して前記第1幅検出センサーを前記切断部の前段の
    棒状物品の走行路に沿って配設するとともに、前記第2
    の幅検出センサーを前記切断部の後段の棒状物品の走行
    路に沿って配設し、かつ、該第1および第2の幅検出セ
    ンサーの各測定方向を互いに交差させ、前記制御手段に
    より、前記第2の幅検出センサーの検出結果の平均をと
    って、該検出結果の平均と前記第1の幅検出センサーの
    検出結果とに基づいて前記棒状物品の太さを求めるよう
    したことを特徴とする棒状物品の太さ計測装置。
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