JP3071388B2 - 可変レート音声符号化方式 - Google Patents

可変レート音声符号化方式

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JP3071388B2
JP3071388B2 JP7348279A JP34827995A JP3071388B2 JP 3071388 B2 JP3071388 B2 JP 3071388B2 JP 7348279 A JP7348279 A JP 7348279A JP 34827995 A JP34827995 A JP 34827995A JP 3071388 B2 JP3071388 B2 JP 3071388B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチメディア応
用システムに用いられるディジタル移動通信に係わり、
特に、トラヒック量や伝搬路の状況の変化に応じて変調
方式を適応させることにより伝送品質の向上を図った適
応変調方式を用いたディジタル移動通信方式に適用する
ための可変レート音声符号化方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フェージングによる受信レベルの
変動が激しい無線伝送路を利用した移動通信システムの
設計では、伝送路の平均的特性により適用する変調方式
を決めている。そのため、伝送路の状態が良好なときに
は、本来の伝送可能な容量以下の伝送となり効率が悪く
なる。また、伝送路の状態が悪いときは、設計値以上の
誤り率となり再生音声の品質が劣化する。この問題を解
決するため、瞬時の伝送路変動に応じて、割り当てられ
た帯域内で最適な変調方式と伝送レートを切替え選択
し、高い伝送品質で高スループットの伝送を実現するこ
とを目的とした適応変調方式が提案されている(大槻信
也他:“QAMを用いた適応変調方式の伝送特性解析”
信学技報、RCS94−66(19994−09)参
照)。この適応変調方式は、伝搬路の状況に応じて伝送
レートを変化させる方式であるため、伝送レートの切替
えに対応して音声の符号化レートを適応させることので
きる可変レート音声符号化方式とその装置が必要とな
る。
【0003】従来の主な可変レート音声符号化方式とし
ては、可変レートADPCM(40/32/24/16
kbps)(ITU−T勧告 G.726)、エンベデッド
ADPCM(40/32/24/16/kbps)(ITU
−T勧告 G.727)や、北米のIS−95システム
においてQualcom 社が提案しているQCELP(8/4
/2/0.8kbps)などがある。
【0004】上記の可変レートADPCMは、任意のサ
ンプル単位で音声符号化レートを、40/32/24/
16kbpsの内から選択する方式である。また、エンベデ
ッドADPCMは、任意のサンプル単位で音声符号化レ
ートを、40/32/24/16kbpsの内から選択し、
その結果得られた符号化音声情報を、コア情報(再生音
声の生成に不可欠な情報)とエンハンスメント情報(再
生音声の品質を向上させるための情報であり、この情報
を廃棄しても再生音声は生成できる)とに分割し、必要
に応じてエンハンスメント情報の全部または一部を廃棄
し、コア情報と残ったエンハンスメント情報のみから再
生音声を得ることができる方式である。さらに、QCE
LPは、フレーム毎に入力音声信号を音響学的に分類し
(有声/無声/過渡部/雑音に分類し)、それぞれの音
響学的性質に最適な音声符号化レートを、8/4/2/
0.8kbpsの内から選択して符号化処理する方式であ
り、平均の符号化レートは4.8kbps程度である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来の可変レ
ート音声符号化方式を、適応変調方式による通信システ
ムに適用した場合の問題点を以下に示す。適応変調方式
では、伝搬路の状態の良し悪しを受信レベル等を監視す
ることにより調べ、その結果に基づいて伝送レートまた
は変調多値数を変化させるため、伝送容量が時々刻々と
変化する。これに伴い音声符号化器の符号化レートも、
伝搬路状態が良好な程高く、劣悪な程低くなる。ここで
問題なのは、上記の従来の符号化方式では、音声符号化
器の符号化レートが変化すると再生音声の品質も同様に
変化してしまうため、通話品質は時々刻々と変化し、受
聴者が不快さを感じるという点である。また、伝搬路状
態がさらに悪くなると情報伝送が不可能になり、再生音
声が瞬時的に途切れてしまう恐れもある。現状では、適
応変調方式を用いたシステムに適用する際、伝送レート
の変化に伴い通話品質が影響を受けにくい可変レート音
声符号化方式は存在しない。
【0006】本発明の目的は、この問題を解決するた
め、伝搬路状態の変化に対応して伝送レートを変化させ
る適応変調方式による通信システムに適用でき、かつ、
通話品質が適応変調方式の伝送レートの変化に起因する
影響を受けにくい可変レート音声符号化方式を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の可変レート音声
符号化方式は、受信信号を監視してフレーム単位に伝搬
路特性を検出し当該受信フレームが予め複数(N)段階
に分けた伝搬路の状態のいずれに当たるかを推定し該伝
搬路の状態に対応させて決められた複数段階の伝送レー
トのうちの該当する伝送レートを指定する伝送レート制
御信号を出力する伝搬路推定手段と、該伝搬路推定手段
から出力される複数段階の伝送レート制御信号によって
次の送信フレームのシンボルレートを複数段階に変化さ
せるか又は多値QAM方式の変調多値数を複数段階に変
化させる適応変調手段と適応復調手段とが設けられた適
応変調方式の通信システムに適用するための可変レート
音声符号化方式であって、 送信側は、入力音声信号をフ
レーム毎に音声符号化処理して符号化音声情報を出力す
る符号化手段と、予め音声の特徴を示すパラメータの時
間的変動の大小により変動の大きいパラメータから小さ
いパラメータの順に分割した複数(N)段階のクラス分
けに従って前記符号化音声情報を分割処理するととも
に、前記伝搬路推定手段から与えられる伝送レート制御
信号によって指定される伝送レートに応じて、伝送レー
トが高レートを示す伝搬路の状態が良好なときのフレー
ムに対しては前記複数段階のクラスに分割された符号化
音声情報の全クラスの符号化音声情報を変調信号として
前記適応変調手段に対して出力し、伝送レートが中間の
レートを示す伝搬路の状態が中間のときのフレームに対
しては複数段階に低くなる伝送レートに対応して時間的
変動の小さいクラスの符号化音声情報を破棄し残りのク
ラスの符号化音声情報を変調信号として前記適応変調手
段に対して出力し、伝送レートが低レートを示す伝搬路
の状態が劣悪なときのフレームに対しては前記分割され
た複数段階のクラスのうち時間的変動の大きいクラスの
符号化音声情報のみを変調信号として前記適応変調手段
に対して出力するパラメータ分割・間引き手段とからな
る可変レート音声符号化手段を備え、 受信側は、前記適
応復調手段によって復調された符号化音声情報を受け取
り、前記複数段階の伝送レート制御信号に基づき、伝送
レートが高レートを示す伝搬路の状態が良好なときのフ
レームに対しては全クラスの符号化音声情報を再生し
伝搬路の状態が悪くなるに対応して複数段階に低くなる
伝送レートのフレームに対しては段階的に伝送されてこ
なかった時間的変動の小さいクラスの符号化音声情報を
当該フレームの前後のフレームの伝送された符号化音声
情報により補間した後、または、直前フレームの伝送さ
れたフレームの符号化音声情報をそのまま用いて補間し
た後、伝送されてきた符号化音声情報とともに音声復号
処理することにより再生音声信号を生成する可変レート
音声復号手段を備えたことを特徴とするものである。
【0008】さらに、伝送誤りに対する耐性を向上する
ため、上記の可変レート音声符号化方式において、符号
化音声情報に誤り訂正・検出機能を付加したことを特徴
とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
(作用)本発明は、送信側では、入力音声信号をフレー
ム毎に符号化し、その結果である符号化音声情報を時間
的変動の大小によりクラス分けし、伝搬路状態が良好な
時は全クラスの情報を適用変調手段側に出力し、伝搬路
の状態が悪くなるにともない時間的変動のより小さいク
ラスから符号化音声情報を廃棄し、残された時間的変動
の大きいクラスの情報のみを適応変調手段側に出力する
ように制御し、受信側では、適応復調手段を通して符号
化音声情報を受信し、伝搬路の状態が悪いフレームで伝
送されてこなかった時間的変動の小さいクラスの符号化
音声情報に対しては、その前後に伝送されたフレームの
情報により補間して、または、直前に伝送されたフレー
ムの情報をそのまま用いて再生した後、伝送されてきた
符号化音声情報および該再生された符号化音声情報を用
いて音声復号処理し再生音声信号を生成する。これによ
り、伝搬路の状態が悪い時点での再生音声品質の落ち込
みを軽減することができ、伝搬路状態に影響されにくい
通話品質を実現することができる。また、伝送レートに
応じて符号化音声情報に可変レートで誤り訂正・検出を
施す機能を付加することにより、伝送誤りに対する耐性
を向上させることができる。
【0010】本発明の可変レート音声符号化方式とその
装置の実施例について、図1から図5を参照しつつ説明
する。図1は本発明の第1の実施例を示す構成図であ
る。図2は本発明の第2の実施例を示す構成図であり、
移動無線通信において発生する伝送誤りに対する耐性を
向上させるため、通信路符号化・復号機能(誤り訂正・
検出機能)を含んだ構成を示す。また、図3,図4は図
1及び図2の音声符号化器及び音声復号器の詳細具体例
であり、符号励振線形予測(CELP:Codec Linear P
redicton)を用いた場合の構成例図である。さらに、図
1,図2の本発明の第1,第2の実施例は、伝搬路状況
に応じて変調多値数をフレーム毎にN(複数)段階に変
化させることにより伝送レートをN段階に変化させる適
応変調システムに適用することができる。
【0011】まず、第1の実施例について説明する。図
1は、本発明の請求項1に記載した可変レート音声符号
化方式とその装置の構成例図である。同図(A)は送信
側で使用される可変レート音声符号化装置であり、同図
(B)は受信側の復号装置である。図において、1は送
信側の可変レート音声符号化器、2は可変レート送信フ
レームバッファ、3は受信側の可変レート受信フレーム
バッファ、4は可変レート音声復号器である。
【0012】図1(A)の送信側の符号化装置の可変レ
ート音声符号化器1は、8kHz でサンプリングされ、1
2bit 以上の精度で量子化された入力音声信号a4を符
号化処理し、その結果である符号化音声情報を時間的変
動の大小によりクラス分けし、伝送レート制御信号b4
に基づき選定されたクラスの符号化音声情報c4を出力
する。
【0013】ここで、伝送レート制御信号b4とは、受
信側で受信レベル等により伝搬路の状態を推定し、最適
な伝送容量を決定する伝搬路状態推定手段(適応変調シ
ステムの1構成要素)から出力される制御信号であり、
所定の単位時間(フレーム長に対応する:例えば5mse
c)毎に本発明の可変レート音声符号化装置及び復号装
置に対して伝送レートを指定する信号である。可変レー
ト音声符号化器1の詳細な構成については後で説明す
る。
【0014】可変レート送信フレームバッファ2は、符
号化音声情報c4を一時的に蓄積し、伝送レート制御信
号b4に基づくレートで適応変調手段側に符号化音声情
報d4を出力する。
【0015】図1(B)の受信側で使用される可変レー
ト音声復号装置の可変レート受信フレームバッファ3
は、送信側の可変レート音声符号化装置より伝送され誤
り保護された符号化音声情報e4が適応復調手段側から
入力され、一時的に蓄積し、伝送レート制御信号f4が
指定するレートに基づき符号化音声情報g4を出力す
る。ここで、伝送レート制御信号f4は、前述の可変レ
ート音声符号化装置で参照される伝送レート制御信号b
4と同じものである。可変レート音声復号器4は、符号
化音声情報g4を復号処理し再生音声信号h4を出力す
る。この時、伝送レート制御信号f4が低レート伝送の
フレームであることを示しているフレームにおいて伝送
されてこなかった時間的変動の小さいクラスの符号化音
声情報に対しては、その前後に伝送されたフレームの情
報により補間して、または、直前に伝送されたフレーム
の情報をそのまま用いて再生した後、伝送されてきた符
号化音声情報および該再生された符号化音声情報を用い
て音声復号処理する。可変レート音声復号器4の詳細な
構成については後で説明する。
【0016】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図2は、請求項6に係わる本発明の通信路符号化
機能を付加した可変レート音声符号化方式とその装置の
構成例図である。同図(A)は、送信側で使用される可
変レート音声符号化装置であり、(B)は受信側の音声
復号装置である。図において、1〜4は図1の同じ部分
の符号と同一である。5は通信路符号化器、6は通信路
復号器である。
【0017】可変レート音声符号化器1は、8kHz でサ
ンプリングされ、12bit 以上の精度で量子化された入
力音声信号a3を符号化処理し、その結果である符号化
音声情報を時間的変動の大小によりクラス分けし、伝送
レート制御信号b3に基づき選定されたクラスの符号化
音声情報c3を出力する。
【0018】ここで、伝送レート制御信号とは、受信側
で受信レベル等により伝搬路状態を推定し、最適な伝送
容量を決定する伝搬路状態推定手段(適応変調システム
の1構成要素)から出力される制御信号であり、所定の
単位時間(フレーム長に対応する:例えば5msec)毎に
本発明の可変レート音声符号化装置及び復号装置に対し
て伝送レートを指定する信号である。可変レート音声符
号化器1の詳細な構成については後で説明する。
【0019】通信路符号化器5は、符号化音声情報c3
を伝送レート制御信号b3に基づくレートで通信路符号
化処理し、誤り保護された符号化音声情報d3を出力す
る。通信路符号化の方法としては、データ伝送の誤り検
出訂正として一般的に用いられている冗長度符号チェッ
ク方式(CRC:Cyclic Redundancy Check )、または
畳込み符号化を用いるものとする。可変レート送信フレ
ームバッファ2は、誤り保護された符号化音声情報d3
を一時的に蓄積し、伝送レート制御信号b3に基づくレ
ートで適応変調手段側に誤り保護された符号化音声情報
e3を出力する。
【0020】図2(B)の受信側で使用される可変レー
ト音声復号装置の可変レート受信フレームバッファ3
は、送信側の可変レート音声符号化装置からの誤り保護
された符号化音声情報f3が適応復調手段側から入力さ
れ、一時的に蓄積し、伝送レート制御信号g3が指定す
るレートに基づき誤り保護された符号化音声情報h3を
出力する。ここで、伝送レート制御信号g3は、送信側
の可変レート音声符号化装置で参照される伝送レート制
御信号b3と同じものである。
【0021】通信路復号器6は、誤り保護された符号化
音声情報h3が入力され、伝送レート制御信号g3によ
って指定されたレートに基づき、一般的に用いられてい
る方法であるCRCまたはビタビ復号により誤り検出,
訂正し、通信路復号した符号化音声情報i3を出力す
る。
【0022】可変レート音声復号器4は、符号化音声情
報i3を復号処理し再生音声信号j3を出力する。この
時、伝送レート制御信号g3が低レート伝送のフレーム
であることを示しているフレームにおいて伝送されてこ
なかった時間的変動の小さいクラスの符号化音声情報に
対しては、その前後に伝送されたフレームの情報により
補間して、または、直前に伝送されたフレームの情報そ
のまま用いて再生した後、伝送されてきた符号化音声情
報および該再生された符号化音声情報を用いて音声復号
処理する。可変レート音声復号器4の詳細な構成につい
ては後で説明する。
【0023】図3は、本発明の第1の実施例および第2
の実施例の可変レート符号化器1の詳細ブロック図であ
り、図1(A)の可変レート音声符号化器1および図2
(A)の可変レート音声符号化器1の具体的構成例であ
る。この実施例では、公知の技術である符号励振線形予
測(CELP:Codec Excited Linear Predicition)音
声符号化方式を基本としている。図において、11は線
形予測分析器、12はフレームパワー計算器、13は適
応符号帳、14は雑音符号帳、15,16は利得調整
器、17は加算器、18は合成フィルタ、19は加算
器、20は聴覚重み付き波形歪最小化制御器、21はパ
ラメータ分割・間引き器である。
【0024】同図において、線形予測分析器11は入力
音声信号a1を入力し、フレーム長(5msec:適応変調
システムでの伝送レートの可変時間間隔に対応)毎にL
SP(線スペクトル対:次元は10次とする)等のスペ
クトル包絡情報b1を抽出し、合成フィルタ18とパラ
メータ分割・間引き器21に出力する。LSPを求める
際の分析窓長は、現フレームを中心として例えば5フレ
ーム長に設定する。フレームパワー計算器12は、入力
音声信号a1を入力しフレーム毎のパワー情報c1を計
算しパラメータ分割・間引き器21と聴覚重み付き波形
歪み制御器20に出力する。
【0025】適応符号帳13は有声の音源波形を表現す
るための符号帳であり、例えば128種類の波形パター
ンを有している。雑音符号帳14は無声の音源波形を表
現するための符号帳であり、例えば512種類の波形パ
ターンを有している。適応符号帳13および雑音符号帳
14は聴覚重み付けき波形歪み制御器20からの制御信
号n1に従い符号語d1,e1をそれぞれ出力する。
【0026】利得調整器15および利得調整器16は、
聴覚重み付波形歪み制御器20からの制御信号n1に従
い、符号語d1,e1の利得調整を行い、それぞれ利得
調整された信号f1,g1を出力する。加算器17は利
得調整された2つの符号語f1とg1を加算し、再生音
源信号h1を作って出力するとともに、適応符号帳13
に再生音源信号h1を入力し、適応符号帳13の中身を
更新する。
【0027】合成フィルタ18は、スペクトル包絡情報
b1により再生音源信号h1にスペクトル包絡成分b1
を付加し、再生音声信号i1を合成して出力する。加算
器19は、再生音声信号i1から入力音声信号a1を減
算し、予測誤差信号j1を作り、それを聴覚重み付き波
形歪み制御器20に入力する。
【0028】聴覚重み付き波形歪み制御器20は、フレ
ーム毎に予測誤差信号j1の聴覚重み付き2乗平均誤差
が最小となるように適応符号帳13および雑音符号帳1
4のインデックスを制御信号n1により制御し、選択
し、それぞれインデックスk1とl1をパラメータ分割
・間引き器21に出力する。また、聴覚重み付き波形歪
み制御器20は、フレームパワー計算器12からの出力
c1を使用して予測誤差信号j1の聴覚重み付き2乗平
均誤差が最小となるように利得調整器15および利得調
整器16の利得を制御信号n1により制御し、調整し、
利得インデックスm1をパラメータ分割・間引き器21
に出力する。
【0029】パラメータ分割・間引き器21は、符号化
音声情報を時間的変動の大小によりクラス分けし(クラ
ス分け方法の詳細については後述する)、伝送レート制
御信号o1(図1ではb4,図2ではb3)に基づき選
定されたクラスの符号化音声情報p1を、可変レート送
信フレームバッファ2または通信路符号化器5に対して
可変レートで出力する。ここで、音声符号化情報のクラ
ス分けの例を表1に示す。
【0030】
【表1】
【0031】一般的に、符号化音声情報となる音声の特
徴パラメータを時間的変動が大きい順に並べると、ま
ず、音源情報である雑音符号帳インデックスl1および
利得インデックスm1,フレームパワー情報cl、次
に、ピッチ情報である適応符号帳インデックスkl、最
後に、スペクトル包絡情報の順となる。従って、この例
では、表1に示すように時間的変動の大きい順にクラス
A,B,Cと各パラメータをクラス分けしている。他の
クラス分け方法としては、表1において、スペクトル包
絡情報b1(1〜3次)とスペクトル包絡情報b1(4
〜10次)を入れ替えてもよい。
【0032】伝送レート制御信号に基づいた音声情報の
可変ビットレート(フレーム長は5msec)の設定を表2
に示す。ここでは、適応変調手段から指定される伝送レ
ートは、高レート,中レート,低レートの3段階に変化
するものとする。また、表2では、本発明の第2の実施
例の通信路符号化器5により冗長ビットが付加された時
のビットレートも示す。
【0033】
【表2】
【0034】図4は、本発明の第1の実施例および第2
の実施例の受信側の可変レート音声復号器4の詳細ブロ
ック図であり、図1(B)の可変レート音声復号器4、
図2(B)の可変レート音声復号器4の具体的構成例で
ある。図において、31はパラメータ分離・補間器、3
2は適応符号帳、33は雑音符号帳、34は利得制御
器、35,36は利得調整器、37は加算器、38は合
成フィルタ、39はポストフィルタである。
【0035】同図で、パラメータ分離・補間器31は、
可変レート受信フレームバッファ3または通信路復号器
6からの出力である符号化音声情報a2を入力し、各パ
ラメータを分離した後、伝送レート制御信号b2(図1
ではf4、図2ではg3)を参照し、それが低レート伝
送のフレームであることを示しているとき、伝送されて
こなかった時間的変動の小さいクラス(クラスC、また
はクラスBおよびC)の符号化音声情報に対しては、そ
の前後の伝送されたフレームの情報により補間して、ま
たは、直前に伝送されたフレームの情報をそのまま使用
することにより再生する。この詳細については後で説明
する。
【0036】適応符号帳32,雑音符号帳33は送信側
の符号化器の符号帳13,14とそれぞれ同じ内容を有
しており、それぞれ伝送されてきたインデックスc2,
f2が示す符号語k2,j2を出力する。利得制御器3
4は、送信側の利得調整器15および16(図3)の利
得インデックスd2,フレームパワー情報e2を用いて
利得h2,i2を生成する。利得調整器35,36は利
得h2,i2を用いて符号語k2,j2の利得調整を行
う。加算器37は利得調整された符号語l2,m2を加
算し、再生音源信号n2を作って出力するとともに、適
応符号帳32に再生音源信号n2を入力し、符号帳32
の中身を更新する。
【0037】合成フィルタ38は、スペクトル包絡情報
g2により再生音源信号n2にスペクトル包絡成分を付
加し、再生音声信号o2を合成する。ポストフィルタ3
9は、聴感上の品質を向上させる処理を再生音声信号o
2に施し、再生音声信号p2を出力する。p2は図1で
はh4、図2ではj3に対応する。
【0038】次に、図5を用いて本発明の可変レート音
声符号化方式の動作について説明する。同図(a)はフ
レーム番号Fn を示し、フレーム長は5msecとする。同
図(b)はフレーム毎に抽出される符号化音声情報を表
1に従いクラス分けした結果を示し、各フレーム毎にク
ラスA,B,Cの符号化音声情報が得られる。同図
(c)は伝送レート制御信号を示し、ここでは、高レー
ト,中レート,低レートの3段階の太線で示した伝送レ
ートをとるものとする。同図(d)は表2に従って伝送
レート制御信号が示す伝送レートに対応して伝送する情
報をクラスA,B,Cのうちから選択する様子を示す。
ここで、斜線を施してある部分に位置する情報は伝送さ
れずに廃棄されることを示し、中速ではクラスCが、低
速ではクラスB,Cが伝送されずに廃棄される。ここま
でが、図1(A)の可変レート音声符号化器1および、
図2(A)の可変レート音声符号化器1内での動作であ
る。
【0039】次に、図5(e),(f)に、図1(B)
の可変レート音声復号器4、図2(B)の可変レート音
声復号器4内で実行される伝送されてこなかったクラス
BとCの符号化音声情報の再生方法を示す。(e)は矢
印のように伝送された前後のフレームにより補間する方
法を示す。補間は線形補間を用いる。例えば、フレーム
F2,F3,F4においてクラスCの各パラメータは伝
送されないが、各パラメータ毎にフレームF1とF5の
情報により線形補間される。フレームF3のクラスB,
フレームF7のクラスCについても同様にその前後のフ
レームのパラメータにより線形補間される。(f)は矢
印のように伝送された直前のフレームの情報をそのまま
使用して補間する方法を示す。例えば、フレームF2,
F3,F4においてクラスCの各パラメータは伝送され
ないが、各パラメータ毎にフレームF1の情報をそのま
ま用いる。フレームF3のクラスB,フレームF7のク
ラスCについても同様に直前のフレームの情報を用いて
情報が再生される。
【0040】以上より、伝搬路状態が劣悪になり、適応
変調により伝送レートが低レートになったフレームにお
ける再生音声の品質は改善され、伝搬路状態に影響され
にくい通話品質を提供することができる。
【0041】次に、上述の方式を実際に使用する際の異
なる改良について説明する。例えば、伝搬状態の悪い状
態が長く続いた時、及び初めから悪い時の動作が問題と
なる。この場合、伝送レートとして中速または低速しか
選択されなくなるため、上記の方法では、クラスCまた
はクラスBの情報が伝送されなくなり、再生音声の生成
が不可能となる。この問題は、伝搬路状態の悪い状態が
長く続く場合、及び初めから悪い場合を検出した時、次
に高レートのフレームが来るまでの期間については、N
段階の伝送レートのうち最高レート以外においても全ク
ラスの符号化音声情報を伝送可能な音声符号化手段及び
復号化手段を用いることにより解決することができる。
【0042】実施方法としては、可変レート音声符号化
器(図1の1)内のパラメータ分割・間引き器(図3の
21)が伝送レート制御信号(図3のo1)を監視する
ことにより、伝搬状態の悪い状態が長く続く場合、及び
初めから悪い場合を検出する。この時、該パラメータ分
割・間引き器21は、中速または低速でも全クラスの符
号化音声情報を伝送可能なように、中レートまたは低レ
ートで全パラメータを量子化し、全クラスの符号化音声
情報を伝送する。この低速度化の方法としては、次の2
つが考えられる。 (1)各フレームにおける各パラメータに対するビット
割当て数を削減する。 (2)各パラメータに対するビット割当て数は削減せず
にフレーム長を長くする。このうち、装置構成が比較的
簡単に実現可能な(1)のビット割当ての実施例を表3
に示す。
【0043】
【表3】
【0044】表3の、低レートにおいて、*印を付した
パラメータに関しては、最初のフレームのみ通常の量子
化を行い、次のフレームからは前フレームとの差分を量
子化する。次に高レートのフレームが検出されるまでこ
の音声符号化手法を繰り返す。このようにすることによ
り、通話品質は多少低下するものの、伝搬状態の悪い状
態が長く続いた時、及び初めから悪い時でも再生音声の
生成が可能となる。
【0045】本発明の装置はDSP(デジタルシグナル
プロセッサ)1チップおよび簡単な周辺回路により、容
易に実現可能である。
【0046】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明を実
施することにより、適応変調方式を用いた無線通信シス
テムにおいて、再生音声が伝搬路状態の影響を受けにく
くなって受聴者の不快感が軽減され、優れた通話品質を
保つことができるため、実用上の効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可変レート音声符号化方式の第1の実
施例を示す構成図である。
【図2】本発明の可変レート音声符号化方式の第2の実
施例を示す構成図である。
【図3】本発明の図1,図2の可変レート音声符号化器
の構成例図である。
【図4】本発明の図1,図2の可変レート音声符復号器
の構成例図である。
【図5】本発明の可変レート音声符号化方式の動作説明
図である。
【符号の説明】
1 可変レート音声符号化器 2 可変レート送信フレームバッファ 3 可変レート受信フレームバッファ 4 可変レート音声復号器 5 通信路符号化器 6 通信路復号器 11 線形予測分析器 12 フレームパワー計算器 13,32 適応符号帳 14,33 雑音符号帳 15,16,35,36 利得調整器 17,19,37 加算器 18,38 合成フィルタ 20 聴覚重み付き波形歪最小化制御器 21 パラメータ分割・間引き器 31 パラメータ分離・補間器 34 利得制御器 39 ポストフィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04L 27/00 H04L 27/00 Z (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 14/00 - 14/06 G10L 19/00 - 19/14 H04L 1/00 H04L 27/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号を監視してフレーム単位に伝搬
    路特性を検出し当該受信フレームが予め複数(N)段階
    に分けた伝搬路の状態のいずれに当たるかを推定し該伝
    搬路の状態に対応させて決められた複数段階の伝送レー
    トのうちの該当する伝送レートを指定する伝送レート制
    御信号を出力する伝搬路推定手段と、該伝搬路推定手段
    から出力される複数段階の伝送レート制御信号によって
    次の送信フレームのシンボルレートを複数段階に変化さ
    せるか又は多値QAM方式の変調多値数を複数段階に変
    化させる適応変調手段と適応復調手段とが設けられた適
    応変調方式の通信システムに適用するための可変レート
    音声符号化方式であって、 送信側は、入力音声信号をフレーム毎に音声符号化処理
    して符号化音声情報を出力する符号化手段と、予め音声
    の特徴を示すパラメータの時間的変動の大小により変動
    の大きいパラメータから小さいパラメータの順に分割し
    た複数(N)段階のクラス分けに従って前記符号化音声
    情報を分割処理するとともに、前記伝搬路推定手段から
    与えられる伝送レート制御信号によって指定される伝送
    レートに応じて、伝送レートが高レートを示す伝搬路の
    状態が良好なときのフレームに対しては前記複数段階の
    クラスに分割された符号化音声情報の全クラスの符号化
    音声情報を変調信号として前記適応変調手段に対して出
    力し、伝送レートが中間のレートを示す伝搬路の状態が
    中間のときのフレームに対しては複数段階に低くなる伝
    送レートに対応して時間的変動の小さいクラスの符号化
    音声情報を破棄し残りのクラスの符号化音声情報を変調
    信号として前記適応変調手段に対して出力し、伝送レー
    トが低レートを示す伝搬路の状態が劣悪なときのフレー
    ムに対しては前記分割された複数段階のクラスのうち時
    間的変動の大きいクラスの符号化音声情報のみを変調信
    号として前記適応変調手段に対して出力するパラメータ
    分割・間引き手段とからなる可変レート音声符号化手段
    を備え、 受信側は、前記適応復調手段によって復調された符号化
    音声情報を受け取り、前記複数段階の伝送レート制御信
    号に基づき、伝送レートが高レートを示す伝搬路の状態
    が良好なときのフレームに対しては全クラスの符号化音
    声情報を再生し、伝搬路の状態が悪くなるに対応して複
    数段階に低くなる伝送レートのフレーム に対しては段階
    的に伝送されてこなかった時間的変動の小さいクラスの
    符号化音声情報を当該フレームの前後のフレームの伝送
    された符号化音声情報により補間した後、または、直前
    フレームの伝送されたフレームの符号化音声情報をその
    まま用いて補間した後、伝送されてきた符号化音声情報
    とともに音声復号処理することにより再生音声信号を生
    成する可変レート音声復号手段を備えたことを特徴とす
    る可変レート音声符号化方式。
  2. 【請求項2】 前記可変レート音声符号化手段は、前記
    伝搬路状態推定手段から出力されるN段階の伝送レート
    の伝送レート制御信号が、伝搬路状態の悪い状態が長く
    続く場合または初めから悪い状態の場合を示す最高レー
    ト以外の伝送レートの時、次に高レートのフレームが伝
    送されるまでの期間については、最高伝送レートのとき
    と同じく全クラスの符号化音声情報を伝送するように構
    成されたことを特徴とする請求項1記載の可変レート音
    声符号化方式。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の可変レート音声符号化手
    段および可変レート音声復号手段は、符号励振線形予測
    符号化方式で構成されたことを特徴とする請求項1記載
    の可変レート音声符号化方式。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のN段階は、伝送レートに
    ついては高速,中速,低速の3段階とし、該伝送レート
    に対応する符号化音声情報のクラス分けは、符号化音声
    情報を時間的変動の小さい順に、クラス1としてスペク
    トル包絡情報の高次成分、クラス2としてスペクトル包
    絡情報の低次成分およびピッチ情報、クラス3としてフ
    レームパワー情報および音源信号情報の3段階にクラス
    分けしたことを特徴とする請求項1記載の可変レート音
    声符号化方式。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のN段階は、伝送レートに
    ついては高速,中速,低速の3段階とし、該伝送レート
    に対応する符号化音声情報のクラス分けは、符号化音声
    情報を時間的変動の小さい順に、クラス1としてスペク
    トル包絡情報の低次成分、クラス2としてスペクトル包
    絡情報の高次成分およびピッチ情報、クラス3としてフ
    レームパワー情報および音源信号情報の3段階にクラス
    分けしたことを特徴とする請求項1記載の可変レート音
    声符号化方式。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の可変レート音声符号化方
    式において、符号化音声情報に誤り訂正・検出機能を付
    加したことを特徴とする請求項1記載の可変レート音声
    符号化方式。
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