JP3070929U - 工作台 - Google Patents

工作台

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JP3070929U
JP3070929U JP1999006034U JP603499U JP3070929U JP 3070929 U JP3070929 U JP 3070929U JP 1999006034 U JP1999006034 U JP 1999006034U JP 603499 U JP603499 U JP 603499U JP 3070929 U JP3070929 U JP 3070929U
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謝進賢
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謝 進賢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工材のサイズに応じて、正確且つ精密に切
断可能な工作台を提供する 【解決手段】 のこ42の刃を取り付けた切断部材40
と、固定時にのこ42の刃の刃面と平行な平行面または
刃面と垂直な垂直面の内、少なくともいずれか一方を有
し、加工材を刃面と平行に切断可能に保持する加工材保
持部材50と、切断部材40と加工材保持部材50とを
固定する台座20とを備え、切断部材40と加工材保持
部材50の内、少なくとも一方を、台座20と着脱自在
に固定する工作台とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、木棒および木板等の加工材を正確且つ精密に切断できる機能を有す る工作台に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、木棒および木板等の加工材を切断する際、図1に示す工作台を使用して 、切断作業を行っていた。図1より明らかなように、台座10の上部には、作業 板11がのせられ、作業板11の裏側には丸のこ12が設置されている。丸のこ 12の丸のこ刃13の上部は、作業板11の表面に突き出ている。作業台11の 表面には、凹型の滑り溝14があり、この滑り溝14を利用して突出し板15が 設置できる。また、基準板16は、突出し板15の上部に釘で固定され、図2お よび図3に示すように加工材を切断した後に、釘をはずし、新しい釘で再度固定 されるようになっている。
【0003】 かかる従来の工作台を使用する際には、作業者は、まず、加工材の切断の長さ を決定する。続いて、作業者は、丸のこ刃13から基準板16までの距離を切断 したい長さに合わせて測量し、基準板16を測量した長さに合わせて突出し板1 5に釘で固定させる。次に、切断したい加工材を突出し板15の上部にのせ、基 準板16の側面に押しあてる。そして、突出し板15を、丸のこ刃13に向かっ て前進させることによって、切断している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述の工作台の場合には、様々なサイズの加工材を切断するために、 基準板16を何度も突出し板15からはずして釘で固定する必要がある。このた め、長さ設定が面倒なだけでなく、突出し板15の表面を破壊することになる。 したがって、基準板16を取り外す回数が増えるほど、基準板16を確実に固定 することが難しくなる。
【0005】 また、加工材の切断時、水平度を維持するためには、基準板16と丸のこ刃1 3は必ず平行な状態でなければならない。しかし、基準板16を釘で固定させる 際、作業者は、基準板16の前方と後方の少なくとも2カ所で、丸のこ刃13と の距離を測る必要がある。この測定は、人の目によって測量されるため、誤差が 生じやすい。特に大型の加工材を切断する場合には、基準板16と丸のこ刃13 との平行を確保することは難しく、切断の際に、直角に切断できないという問題 がある。さらに、大型の加工材の切断の場合には、工作台の加工材載置面が小さ いために、安定した状態で切断できないという問題もある。
【0006】 本考案は、上記のような課題に鑑みてなされたものであり、加工材のサイズに 応じて、正確且つ精密に切断可能な工作台を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案に係る工作台は、のこの刃を取り付けた切断 部材と、固定時にのこの刃の刃面と平行な平行面または刃面と垂直な垂直面の内 、少なくともいずれか一方を有し、加工材を刃面と平行に切断可能に保持する加 工材保持部材と、切断部材と加工材保持部材とを固定する台座とを備え、切断部 材と加工材保持部材の内、少なくとも一方は、台座と着脱自在に固定されるよう にしている。このため、加工材のサイズや形状に応じて、のこの刃面と加工材の 保持部分との距離を適宜変えることが可能となり、加工材を直角に切断するため の測定も不要である。
【0008】 また、他の考案に係る工作台は、加工材保持部材を台座に着脱自在に固定する ようにして、刃面との距離を変化させる着脱自在な接合部材を介して、加工材保 持部材を台座に固定するようにしている。このため、接合部材の取付位置を移動 するだけで、加工材のサイズや形状にあった切断が可能となる。
【0009】 また、他の考案に係る工作台は、刃面と平行な平行面を有し、台座への固定時 に、その平行面と刃面との距離が異なる複数種の加工材保持部材を備え、加工材 の大きさあるいは形状に応じて、複数種の加工材保持部材から選択可能とするよ うにしている。このため、加工材のサイズや形状にあった切断が、より容易とな る。
【0010】 また、他の考案に係る工作台は、切断部材に、加工材保持部材を保持可能な、 刃面と平行の1個または複数個の溝を有するようにしている。このため、加工材 保持部材の一端を切断部材に固定し、安定な状態で切断作業ができる。これによ って、より正確な切断が可能となる。特に、大型の加工材を切断する場合に、こ の溝に、切断部材の上面を拡大可能とする延長部材を取り付けることによって、 板が安定した状態で切断できる。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係る工作台の好適な実施の形態につき、図4から図10に基づ いて説明する。
【0012】 この実施の形態では、加工材に木材を使用する場合の木工工作台として、説明 する。図4に示すように、工作台の一形態である木工工作台は、台座20と、接 合部材としての溝付き基準バー30と、切断部材としての切断台40と、複数種 の加工材保持部材から成る切断補助セット50とから構成される。台座20は、 みぞ付きの板を組み合わせてつくられており、組立てと分解が容易な構造となっ ている。また、台座20の上部であって、切断方向に対して前方と後方となる両 縁部分には、それぞれ1本ずつのレール21,21がある。溝付き基準バー30 は、台座20のレール21,21の両側にそれぞれはめ込み可能な構造を有して いる。さらに、溝付き基準バー30の上部には、その長さ方向に1本の溝31が ある。この溝31は、後述する複数種の加工材保持部材をはめ込むための溝であ る。
【0013】 切断台40は、その表面にいくつかのくぼみ41を有している。切断台40の 裏側中央には、丸のこ42が設けられている。そして、丸のこ42の丸のこ刃4 3は、切断台40の表面から突き出ている。また、切断台40の裏の両側には、 それぞれ内方にいくつかのボールベアリング45を有するコの字型バー44があ る。コの字型バー44の側面には、ねじ46が付けられている。ねじ46を緩め たまま、台座20のレール21,21にコの字型バー44をはめると、ボールベ アリング45の回転によって、コの字型バー44がレール21,21の上を移動 できるようになっている。また、ねじ46を締めると、コの字型バー44をレー ル21,21に固定できる。
【0014】 切断補助セット50は、基準バー51と、基準板52と、突出し板53とから 構成されている。切断する加工材の形や特性によって、適当な切断補助セット5 0が選択可能となっている。基準バー51は、長い棒状で、溝付き基準バー30 の溝31にはめて固定させることができる。また、基準バー51の側面と切断台 40の丸のこ刃43は平行である。基準板52は平らな板で、溝付き基準バー3 0及び切断台40上部に設置できる。また、基準板52は、裏側にある凸型バー 521を溝付き基準バー30の溝31にはめて固定させることができる。さらに 、基準板52の側面と切断台40の丸のこ刃43は平行である。
【0015】 突出し板53は、平らな板で、表面上部にはあて木531が備えられている。 また、突き出し板53の裏側で、かつあて木531と直角となる両側には、それ ぞれ凸型バー532,532が備えられている。突き出し板53は、その凸型バ ー532,532を切断台40の溝41,41にはめ込むことによって、前後に 移動可能である。また、あて木531と丸のこ刃43とは垂直である。さらに、 切断台40の表面に、延長部材である補助板533を設置すると、突出し板53 と補助板533は同じ高さとなる。このため、大型の板でも、それを載せる大き な面をつくることができるため、安定した状態で切断できる。
【0016】 以上のような設計により、台座20の上部両側のレール21,21で、溝付き 基準バー30及び切断台40を組立て且つ分解することができる。また、溝付き 基準バー30の溝31、切断台40表面の溝41を利用し、切断補助セット50 の基準バー51、基準板52、突出し板53のそれぞれを交換しながら使用でき る。
【0017】 次に、木工工作台の使用方法について説明する。切断する加工材の測量の後、 切断台40をレール21,21上にねじ46で固定或いは滑らせることができる 状態にする。図5および図8に示すように 切断補助セット50の基準バー51 を溝付き基準バー30の溝31に固定させた場合、板状の木を切断するのに適し ている。その場合、木板の一方を基準バー51の端に押し当て、木板を前方に移 動させ、丸のこ刃43で切断する。
【0018】 また、図6および図9に示すように 切断補助セット50の基準板52を溝付 き基準バー30及び切断台40の上部にのせ、基準板52の裏側にある凸型バー 521を使用して溝付き基準バー30の溝31に固定させた場合には、小型(あ るいは薄型)の木材を切断するのに適している。その場合、木材の一方を基準板 52の端に押し当て、木材を前方に移動させ、丸のこ刃43で切断する。
【0019】 また、図7および図10に示すように 切断補助セット50の突出し板52の 裏側にある凸型バー532,532を、溝付き基準バー30の溝31及び切断台 40の溝41にそれぞれ固定させる。そして、補助板533を切断台40の上部 に設置させた場合には、棒状の木材を切断するのに適している。その場合、木材 をあて木531に押し当てながら、突出し板53を前方に移動させ、丸のこ刃4 3で切断する。
【0020】 上記ように、この木工工作台は、楽に組み立てかつ分解することができ、切断 する加工材のサイズや種類に応じて、最も加工しやすい方法で切断できるもので ある。さらに、各部材に分解すれば、楽に運搬も行える。また 台座20のレー ル21,21上の溝付き基準バー30及び切断台40は平行状態にあり、よって 木棒(あるいは木板)も精密且つ正確に切断できる。さらに、切断台40をレー ル21,21に設置の際、ねじ46の調節で、レール21,21上に固定するこ と、自由にレール21,21上を移動可能とすることもできる。なお、加工材は 木材を例に説明したが、木材以外の材料、たとえば、鉄、石、樹脂等の材料の切 断にも使用できる。
【0021】
【考案の効果】
本考案に係る工作台によれば、加工材のサイズに応じて、正確且つ精密に切断 できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の工作台の立体構造を示す分解図である。
【図2】図1に示す従来の工作台を上部から見た平面図
である。
【図3】図1に示す従来の工作台の使用状況を説明する
図である。
【図4】好適な実施の形態の木工工作台の分解斜視図で
ある。
【図5】図4に示す木工工作台に、基準バーを使用した
ときの斜視図である。
【図6】図4に示す木工工作台に、基準板を使用したと
きの斜視図である。
【図7】図4に示す木工工作台に、突き出し板を使用し
たときの斜視図である。
【図8】図5に示す木工工作台を使用して切断作業を行
う状況を示す図である。
【図9】図6に示す木工工作台を使用して切断作業を行
う状況を示す図である。
【図10】図7に示す木工工作台を使用して切断作業を
行う状況を示す図である。
【符号の説明】
20 台座 30 溝付き基準バー(接合部材) 31 溝 40 切断台(切断部材) 41 溝 42 丸のこ(のこ) 43 丸のこ刃 44 コの字型バー 45 ボールベアリング 46 ねじ 50 切断補助セット 51 基準バー(加工材保持部材) 52 基準板(加工材保持部材) 521 凸型バー 53 突出し板(加工材保持部材) 531 あて木 532 凸型バー 533 補助板(延長部材)

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 のこの刃を取り付けた切断部材と、 固定時に上記のこの刃の刃面と平行な平行面または上記
    刃面と垂直な垂直面の内、少なくともいずれか一方を有
    し、加工材を上記刃面と平行に切断可能に保持する加工
    材保持部材と、 上記切断部材と上記加工材保持部材とを固定する台座と
    を備え、 上記切断部材と上記加工材保持部材の内、少なくとも一
    方は、上記台座と着脱自在に固定されることを特徴とす
    る工作台。
  2. 【請求項2】 前記加工材保持部材を前記台座に着脱自
    在に固定するようにして、前記刃面との距離を変化させ
    る着脱自在な接合部材を介して、前記加工材保持部材を
    前記台座に固定することを特徴とする請求項1記載の工
    作台。
  3. 【請求項3】 前記刃面と平行な平行面を有し、前記台
    座への固定時に、その平行面と前記刃面との距離が異な
    る複数種の加工材保持部材を備え、加工材の大きさある
    いは形状に応じて、上記複数種の加工材保持部材から選
    択可能としたことを特徴とする請求項1または2記載の
    工作台。
  4. 【請求項4】 前記切断部材は、前記加工材保持部材を
    保持可能な、前記刃面と平行の1個または複数個の溝を
    有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項
    記載の工作台。
  5. 【請求項5】 前記溝に取り付けて、前記切断部材の上
    面を拡大可能とする延長部材を、さらに備えることを特
    徴とする請求項4記載の工作台。
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