JP3070850U - 乾電池収用ケ―ス - Google Patents
乾電池収用ケ―スInfo
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- JP3070850U JP3070850U JP2000000568U JP2000000568U JP3070850U JP 3070850 U JP3070850 U JP 3070850U JP 2000000568 U JP2000000568 U JP 2000000568U JP 2000000568 U JP2000000568 U JP 2000000568U JP 3070850 U JP3070850 U JP 3070850U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 整然と乾電池を整理収用すること
ができ、使用済と未使用の区別も判断することができ、
使い勝手がよく、大量生産に適して価格も低廉なものと
することができる乾電池収用ケ−スとする。 【解決手段】 絶縁材で成形されたケ−ス本体と
そのケ−ス本体の開口用蓋体を備え、その蓋体の先端に
は係止爪を形成し、ケ−ス本体の対向部分にはその係止
爪の受部を形成するとともに、ケ−ス本体内には位置決
め仕切り部を備えていることとし、前記したケ−ス本体
の外壁面の一方には係合部を備え、対向他面にはその係
合部の受部を備え、連結及び取り外しを可能としてある
こととし、前記した蓋体は分割され、相互に逆方向へ開
けられることとし、絶縁体で成形されたケ−ス本体を上
下方向に深く形成してその開口を覆う蓋体を翼状態に開
閉できることとし、前記したケ−ス本体内の左右に均等
な数の乾電池を収用することとする。
ができ、使用済と未使用の区別も判断することができ、
使い勝手がよく、大量生産に適して価格も低廉なものと
することができる乾電池収用ケ−スとする。 【解決手段】 絶縁材で成形されたケ−ス本体と
そのケ−ス本体の開口用蓋体を備え、その蓋体の先端に
は係止爪を形成し、ケ−ス本体の対向部分にはその係止
爪の受部を形成するとともに、ケ−ス本体内には位置決
め仕切り部を備えていることとし、前記したケ−ス本体
の外壁面の一方には係合部を備え、対向他面にはその係
合部の受部を備え、連結及び取り外しを可能としてある
こととし、前記した蓋体は分割され、相互に逆方向へ開
けられることとし、絶縁体で成形されたケ−ス本体を上
下方向に深く形成してその開口を覆う蓋体を翼状態に開
閉できることとし、前記したケ−ス本体内の左右に均等
な数の乾電池を収用することとする。
Description
【0001】
本考案は乾電池収用ケ−スに関し、特に携行に便利で使用済と未使用のものを 明確に区別しておくことができるようにした乾電池収用ケ−スに関する。
【0002】
近時はラジオや音響再生器等をはじめデジタルカメラ等、乾電池を電源として 外出時に携行することのできる電気製品が増加している。特に、デジタルカメラ 等はその使用される電気量が大きく、フィルム一本で新規にセットした乾電池の 容量が空となってしまう程である。
【0003】 そこで、交換用の乾電池を共に持参したり、外出先で購入することが行われる が、一般的に乾電池の販売は単品のバラ売りか、フレキシブルなプラスチックフ ィルムによって数本をパック状態とされている。
【0004】
そのため、乾電池を交換する作業の際をはじめ、交換後等にあっても使用済と 未使用のものが区別がつかず混在してしまうという事態が頻繁に発生してしまっ ていた。
【0005】
そこで、本考案は上記した従来の実情、問題点に着目してなされたもので、か かる問題点を解消して、整然と乾電池を整理収用することができ、使用済と未使 用の区別も判断することができ、使い勝手がよく、大量生産に適して価格も低廉 なものとすることができる乾電池収用ケ−スを提供することを目的としている。
【0006】
この目的を達成するために、本考案に係る乾電池収用ケ−スは絶縁材で成形さ れたケ−ス本体とそのケ−ス本体の開口用蓋体を備え、その蓋体の先端には係止 爪を形成し、ケ−ス本体の対向部分にはその係止爪の受部を形成するとともに、 ケ−ス本体内には位置決め仕切り部を備えていることを特徴とし、前記したケ− ス本体の外壁面の一方には係合部を備え、対向他面にはその係合部の受部を備え 、連結及び取り外しを可能としてあることを特徴とし、前記した蓋体は分割され 、相互に逆方向へ開けられることを特徴とし、絶縁体で成形されたケ−ス本体を 上下方向に深く形成してその開口を覆う蓋体を翼状態に開閉できることとし、前 記したケ−ス本体内の左右に均等な数の乾電池を収用することを特徴としている 。
【0007】
上記した構成としたことによって、乾電池は整然とガタ付くことなく整理収用 されることとなり、この乾電池収用ケ−スに内蔵されたまま販売することも可能 となり、明確に使用済のものと未使用のものとを区別することができ、使用済の 乾電池の廃棄も基準にのっとって正確に行うことも可能なものとなるのであり、 繰り返しの使用に耐え、乾電池の電極との接触に起因する爆発等の危険性もない ものとすることができるのである。
【0008】
次に、本考案の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本考案 を単三乾電池四本用として実施した例を示す側面図、図2は同じく位置決め仕切 り部の部分正面図、図3は同じく閉蓋状態を示す平面図、図4は同じく正面図、 図5は同じく開蓋状態を示す平面図、図6は同じく係合部を示す正面図、図7は 同じく受部の正面図、図8は同じく受部の位置を示す正面図、図9は同じく係合 部の位置を示す正面図、図10は同じく受部自体の正面図、図11は同じく係合 部自体の正面図である。
【0009】 図12は単三乾電池六本用として実施した例を示す平面図、図13は同じく側 面図、図14は一方の蓋体を開いた状態を示す平面図、図15は同じく側面図、 図16は同じく開蓋方法を示す第一段階の正面図、図17は同じく第二段階を示 す側面図、図18は同じく乾電池の取り出し方法を示す側面図、図19は同じく ケ−ス本体と蓋体との合わせ部分を示す図である。
【0010】 図20は同じく単三乾電池六本を三本づつ二列に収用する例を示した平面図、 図21は同じく開蓋状態の平面図、図22は同じく蓋体を二分割して一方を開い た状態を示す平面図である。
【0011】 図23は同じく単三乾電池六本を三本づつ二列に重合収用する例を示した平面 図、図24は同じく側面図、図25は同じく一方の蓋体を開いた状態を示す側面 図、図26は同じく他の例を示す正面図、図27は同じく両側を開いた状態を示 す側面図、図28は同じく片側を完全に開いた状態を示す側面図、図29は他の 例を示し、蓋体を二分割して相互逆方向に開閉する例を示す平面図である。
【0012】 これらの図にあって1は第一の実施例における乾電池収用ケ−スを示し、この 乾電池収用ケ−ス1は絶縁性を有し、衝撃にも強い透明もしくは半透明のポリプ ロピレンによって全体が成形されている。この収用ケ−ス1は略平皿状としたケ −ス本体2とそのケ−ス本体2の一つの開口縁にヒンジ3を介して蓋体4が開閉 自在に枢着されている。
【0013】 この蓋体4の先端には操作子5が突設され、また、ケ−ス本体2の対応内面に 入り込む係止爪6が形成されているもので、この係止爪6がケ−ス本体2の内壁 面に形成された受部と係合してスナップインで施蓋され、操作子5を突き上げる ことで開放されることとなる。
【0014】 このケ−ス本体2内には四本の単三乾電池V・V…が並置されることとなるが 、この単三乾電池V・V…をキャッチングしてガタ付きのないよう位置決めする 略波状をした位置決め仕切り板7・7…が一対平行状態でケ−ス本体2の底面に 形成されている。
【0015】 また、このケ−ス本体2の一方側外面には上向きに屈折された係合部8が一体 に形成され、他方の側外面には下向きに屈折された受部9が一体に形成されてい るもので、二以上の乾電池収用ケ−ス1・1…はこの係合部8を他の受部9に係 合させることで連接させ、また、自在に取り外すことが可能となり、その連接す る複数の乾電池収用ケ−ス1・1…の色彩を変えること等によって使用済、未使 用の乾電池を区別することが可能となる。
【0016】 前記した受部9はさらに詳述すると両端は支持体9a・9aでケ−ス本体2か ら突設され、この支持体9a・9aは受部9の頂面よりやや下方に位置すること で係合孔が形成されることとなる。一方、係合部8は両端に圧入時の逃げのため の窪み8a・8aを介してフック部8b・8bが形成され、このフック部8b・ 8bの上端が前記した係合孔を通って支持体9a・9aと係合される構造となっ ている。
【0017】 さらに、図12乃至図19として示すのは第二の実施例であり、この場合は単 三乾電池V・V…を六個一列に並置収用するものとなっている。この場合、蓋体 4は二分割されて4a・4bが各々ヒンジ3・3を介してケ−ス本体2に枢着さ れている。
【0018】 また、このケ−ス本体2と蓋体4a・4bは側面から見てテ−パ面10による 当接とされ、蓋体4a・4bを開けた際に単三乾電池V・V…への指掛け作業が 容易となり、取り出し易いものとしている。
【0019】 さらに、このケ−ス本体2の一部には店内陳列用としてフックに吊すための吊 り下げ孔11が形成されているが、この吊り下げ孔11は鎖線で示すように左右 側面に形成することもできる。
【0020】 そして、二分割された蓋体4a・4bには各々未使用、使用済の文字が刻印さ れ、収用場所による区別を明確なものとしている。
【0021】 この構造で蓋体4a・4bは不意に開くことがないように係合個所に押圧する ことで開放する突起12・12が設けられ、蓋体4a・4bを開ける場合、乾電 池収用ケ−ス全体の両端を片手で固定し、両側面に対し、押圧力を付加し、その 状態で素材の弾性を利用して前記突起12を押すことで係合が解除されるものと なっている。
【0022】 さらに、単三乾電池Vはプラス、マイナスの電極に電気を通じてしまうと発熱 、発火の虞があるため、その原因となる一般生活防水のためケ−ス本体2と蓋体 4a・4bとを段差13を形成して嵌め込む構成としてある。そして、位置決め 仕切り部7に関し、単三乾電池V・V…はサイズに誤差があることがあるので、 その寸法許容差を容認する位置での形成となる。
【0023】 図20乃至図22として示すのは第三の実施例であり、この場合は単三乾電池 V・V…を三個づつ二列にして六個収用するものとなっており、ケ−ス本体2は 単三乾電池V・V…のキャッチングの良好性を図るため深めの構成とされている 。
【0024】 また、蓋体4は一体物としても二分割して4a・4bとすることも可能で、一 体物とした場合には蓋体4の前端とケ−ス本体2の前端に相互に端部が係合する 突起14a・14bを設け、係合状態を指先で捻ることによって解除する構成と してある。また、二分割した4a・4bの場合にはこの突起14a・14bが各 々に形成されることとなる。
【0025】 さらに、図23乃至図25として示す第四の実施例の場合はケ−ス本体2をボ ックス状として単三乾電池V・V…を縦方向にケ−ス本体2の上方から収用し、 片側に三本づつ、六本収用するものである。この場合、ケ−ス本体2内には格別 に位置決め仕切り部分はなく、このケ−ス本体2と別体として成形された蓋体1 5が、その下面に垂設された軸16をケ−ス本体2の取付部17の中心部分に圧 入することで組み付けられるもので、軸16を境として左右に開閉されるものと なり、その各々に使用済あるいは未使用の表示がなされる。
【0026】 この蓋体15の遊端縁には係合部15a・15aが設けられ、その係合部15 a・15aがケ−ス本体2の開口縁に設けられた受部2a・2aと係合して閉塞 状態となるが、単三乾電池V・V…を取り出す場合は蓋体15の片方を開け、ケ −ス本体2を逆さにすることでなされる。尚、15bは吊り下げ孔の形成部を示 している。
【0027】 図26乃至図28は前記第四の実施例をさらに変形させたもので、ケ−ス本体 2は側面から見て山形形状のものとされ、蓋体18・18がその底縁で枢支され 、ケ−ス本体2の上部に設けられた支持板19でその上縁を受けられるものとな っている。この支持板19には押圧用突部20・20が設けられて、この押圧用 突部20を押すことで蓋体18は開き、その蓋体18で単三乾電池V・V…が受 け止められるようになっている。尚、19aは吊り下げ孔の形成部を示している 。
【0028】 そして、図29で示すものは基本的な構成における二分割された蓋体4a・4 bを示し、ヒンジ3と操作部5を相互に逆位置に配し、蓋体4a・4bが逆方向 へ開く構造としたものである。
【0029】 本実施の形態に係る乾電池収用ケ−スは上記のように構成される。この実施の 形態では単三乾電池Vを対象として述べたが、これに限定されるものではなく、 単一、単二、単四等は勿論、角形の乾電池にも応用できることは勿論である。
【0030】
本考案に係る乾電池収用ケ−スは上述のように構成され、使用される。そのた め、乾電池は整然と整理され、使用済、未使用の区別が明確となり、衝撃に強く 、繰り返しの使用に耐えるうえ、爆発等の危険性は一切ないものとなっている。 加えて、大量生産に適し、低廉な価格で需要者に供給できるものとなっている。
【図1】本考案を単三乾電池四本用として実施した例を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図2】位置決め仕切り部の部分正面図である。
【図3】閉蓋状態を示す平面図である。
【図4】正面図である。
【図5】開蓋状態を示す平面図である。
【図6】係合部を示す正面図である。
【図7】受部の正面図である。
【図8】受部の位置を示す正面図である。
【図9】係合部の位置を示す正面図である。
【図10】受部自体の正面図である。
【図11】係合部自体の正面図である。
【図12】単三乾電池六本用として実施した例を示す平
面図である。
面図である。
【図13】側面図である。
【図14】一方の蓋体を開いた状態を示す平面図であ
る。
る。
【図15】側面図である。
【図16】開蓋方法を示す第一段階の正面図である。
【図17】第二段階を示す側面図である。
【図18】乾電池の取り出し方法を示す側面図である。
【図19】ケ−ス本体と蓋体との合わせ部分を示す図で
ある。
ある。
【図20】単三乾電池六本を三本づつ二列に収用する例
を示した平面図である。
を示した平面図である。
【図21】開蓋状態の平面図である。
【図22】蓋体を二分割して一方を開いた状態を示す平
面図である。
面図である。
【図23】単三乾電池六本を三本づつ二列に重合収用す
る例を示した平面図である。
る例を示した平面図である。
【図24】側面図である。
【図25】一方の蓋体を開いた状態を示す側面図であ
る。
る。
【図26】他の例を示す正面図である。
【図27】両側を開いた状態を示す側面図である。
【図28】片側を完全に開いた状態を示す側面図であ
る。
る。
【図29】他の例を示し、蓋体を二分割して相互逆方向
に開閉する例を示す平面図である。
に開閉する例を示す平面図である。
1 乾電池収用ケ−ス 2 ケ−ス本体 3 ヒンジ 4 蓋体 4a 蓋体 4b 蓋体 5 操作子 6 係止爪 7 位置決め仕切り板 8 係合部 9 受部 10 テ−パ面 11 吊り下げ孔 12 突起 13 段差 14a 突起 14b 突起 15 蓋体 16 軸 17 取付部 18 蓋体 19 支持板 20 押圧用突部
Claims (4)
- 【請求項1】 絶縁材で成形されたケ−ス本体とそのケ
−ス本体の開口用蓋体を備え、その蓋体の先端には係止
爪を形成し、ケ−ス本体の対向部分にはその係止爪の受
部を形成するとともに、ケ−ス本体内には位置決め仕切
り部を備えていることを特徴とする乾電池収用ケ−ス。 - 【請求項2】 前記したケ−ス本体の外壁面の一方には
係合部を備え、対向他面にはその係合部の受部を備え、
連結及び取り外しを可能としてあることを特徴とする請
求項1に記載の乾電池収用ケ−ス。 - 【請求項3】 前記した蓋体は分割され、相互に逆方向
へ開けられることを特徴とする請求項1または請求項2
に記載の乾電池収用ケ−ス。 - 【請求項4】 絶縁体で成形されたケ−ス本体を上下方
向に深く形成してその開口を覆う蓋体を翼状態に開閉で
きることとし、前記したケ−ス本体内の左右に均等な数
の乾電池を収用することを特徴とする乾電池収用ケ−
ス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000000568U JP3070850U (ja) | 2000-02-08 | 2000-02-08 | 乾電池収用ケ―ス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000000568U JP3070850U (ja) | 2000-02-08 | 2000-02-08 | 乾電池収用ケ―ス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3070850U true JP3070850U (ja) | 2000-08-15 |
Family
ID=43204216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000000568U Expired - Fee Related JP3070850U (ja) | 2000-02-08 | 2000-02-08 | 乾電池収用ケ―ス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3070850U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010103788A1 (ja) * | 2009-03-10 | 2010-09-16 | パナソニック株式会社 | 補聴器 |
-
2000
- 2000-02-08 JP JP2000000568U patent/JP3070850U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010103788A1 (ja) * | 2009-03-10 | 2010-09-16 | パナソニック株式会社 | 補聴器 |
JPWO2010103788A1 (ja) * | 2009-03-10 | 2012-09-13 | パナソニック株式会社 | 補聴器 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |