JP3070431U - オゾン発生装置 - Google Patents

オゾン発生装置

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JP3070431U
JP3070431U JP2000000204U JP2000000204U JP3070431U JP 3070431 U JP3070431 U JP 3070431U JP 2000000204 U JP2000000204 U JP 2000000204U JP 2000000204 U JP2000000204 U JP 2000000204U JP 3070431 U JP3070431 U JP 3070431U
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high voltage
ozone
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voltage
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昌男 大久保
茂明 田中
一真 小室
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 稼働状態と非稼働状態とを自動的に切り換え
る機構を有しながら、なおかつ小型化、低コスト化が可
能なオゾン発生装置を提供する。 【構成】 オゾン発生装置は、オゾン発生装置本体10
0と、このオゾン発生装置本体100を設ける絵の額縁
(図示省略)とからなる。オゾン発生装置本体100
は、高電圧を生成する高電圧生成部110と、この高電
圧生成部110から前記高電圧が供給されるオゾン発生
部130と、このオゾン発生部130の入力端から見て
高電圧生成部110側に設けられたスイッチ部120と
を備えている。スイッチ部120は、オゾン発生装置の
周囲の明るさに応じて、前記高電圧がオゾン発生部13
0に通電するオン状態と通電しないオフ状態とを切り換
えるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、空気清浄機、脱臭機、抗菌装置等として用いられるオゾン発生装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のオゾン発生装置としては、オゾン発生装置本体を絵の額縁の裏に設けた ものがある。前記オゾン発生装置本体は、高電圧を生成する高電圧生成部と、こ の高電圧生成部から前記高電圧が供給されるオゾン発生部と、このオゾン発生部 に前記高電圧を1日の内のどの時間帯に供給するかを設定できるオールデイタイ マーとを有する。即ち、前記オールデイタイマーは、オゾン発生装置本体を稼働 させる時間帯を設定するためのものであって、オゾン発生装置本体を稼働させる 必要のない時間帯に無駄に稼働させないようにして、オゾン発生装置本体ひいて はオゾン発生装置の省エネルギー化を図っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、オールデイタイマーは、スペースを取るものであった。そのた め、オールデイタイマーが従来のオゾン発生装置本体ひいてはオゾン発生装置の 小型化の障害となっていた。即ち、特により小型の額縁に前記オゾン発生装置本 体を設けにくかった。
【0004】 また、オールデイタイマーは、高価であるため、オゾン発生装置本体ひいては オゾン発生装置の低コスト化の障害になっていた。
【0005】 本考案の主たる目的は、稼働状態と非稼働状態とを自動的に切り換える機構を 有しながら、なおかつ小型化、低コスト化が可能なオゾン発生装置を提供するこ とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1に係るオゾン発生装置は、高電圧を生成する高電圧生成部と 、この高電圧生成部から前記高電圧が供給されるオゾン発生部と、このオゾン発 生部の入力端から見て前記高電圧生成部側に設けられたスイッチ部とを備えたオ ゾン発生装置であって、前記スイッチ部は、前記オゾン発生装置の周囲の明るさ に応じて、前記高電圧が前記オゾン発生部に通電するオン状態と通電しないオフ 状態とを切り換える。
【0007】 本考案の請求項2に係るオゾン発生装置は、請求項1記載のオゾン発生装置に おいて、前記高電圧生成部は、商用電源から供給される交流電圧から前記高電圧 よりも低い直流電圧を生成する直流低電圧生成部と、この直流低電圧生成部から 供給される前記直流電圧から交流の前記高電圧を生成する交流高電圧生成部とか らなり、前記スイッチ部は、前記直流低電圧生成部と前記交流高電圧生成部との 間に設けられる。
【0008】 本考案の請求項3に係るオゾン発生装置は、請求項2記載のオゾン発生装置に おいて、前記スイッチ部は、前記明るさを検出する光センサ部と、この光センサ 部の出力に基づいて、前記直流低電圧生成部と前記交流高電圧生成部との間を通 電するオン状態または通電しないオフ状態とさせるスイッチ回路部とを備える。
【0009】 本考案の請求項4に係るオゾン発生装置は、請求項3記載のオゾン発生装置を インテリアに備える。
【0010】 本考案の請求項5に係るオゾン発生装置は、請求項4記載のオゾン発生装置に おいて、前記インテリアは絵の額縁である。
【0011】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態に係るオゾン発生装置を図1〜図4を参照しつつ説明する 。 図1は本考案の実施の形態に係るオゾン発生装置に用いられるオゾン発生装置 本体を示すブロック図、図2は本考案の実施の形態に係るオゾン発生装置に用い られるスイッチ部の回路図、図3は本考案の実施の形態に係るオゾン発生装置に 用いられる交流高電圧生成部とオゾン発生部とを示す概略図、図4は本考案の実 施の形態に係るオゾン発生装置を示す概略図であって、同図(A)は正面図、同 図(B)は断面図である。
【0012】 本考案の実施の形態に係るオゾン発生装置10は、オゾン発生装置本体100 と、このオゾン発生装置本体100を設ける絵の額縁180(図4参照)とから なる。
【0013】 オゾン発生装置本体100は、高電圧を生成する高電圧生成部110と、この 高電圧生成部110から前記高電圧が供給されるオゾン発生部130と、このオ ゾン発生部130の入力端から見て高電圧生成部110側に設けられたスイッチ 部120と、オゾン発生部130にオゾン発生装置10の周囲の空気を導き入れ 且つオゾン発生部130におけるコロナ放電で発生した低濃度のオゾンをオゾン 発生装置10の外部へ導き出すファン部(図示省略)とを備えており、スイッチ 部120は、オゾン発生装置10の周囲の明るさに応じて、前記高電圧がオゾン 発生部130に通電するオン状態と、通電しないオフ状態とを切り換えるもので ある。
【0014】 高電圧生成部110は、従来のオゾン発生装置の高電圧生成部と同じであるの で回路の図示はしないが、商用電源50から供給される交流電圧から前記高電圧 よりも低い直流電圧を生成する直流低電圧生成部111と、この直流低電圧生成 部111から供給される前記直流電圧から交流の前記高電圧を生成する交流高電 圧生成部115とからなる。
【0015】 直流低電圧生成部111は、市販の一般的なスイッチング電源でよく、商用電 源50の100V・50Hz(または60Hz)を入力すると、直流12Vを出 力するものである。
【0016】 交流高電圧生成部115は、前記直流12Vが入力されると30kHzという 高周波数で5200VP-P (2600V0-P )という高電圧を出力するものであ る。即ち、交流高電圧生成部115は、一般的な直流/交流変換回路であって、 高電圧トランス115A、一次電流可変抵抗器115B、コンデンサ115C、 パワートランジスタ115D、入力端子115E等の回路部品が基板115F上 に設けられたものである。
【0017】 スイッチ部120は、高電圧生成部110の直流低電圧生成部111と交流高 電圧生成部115との間に設けられている。スイッチ部120は、前記明るさを 検出する光センサ部121と、この光センサ部121の出力に基づいて、直流低 電圧生成部111と交流高電圧生成部115との間を通電するオン状態または通 電しないオフ状態とさせるスイッチ回路部125とを備えている。
【0018】 光センサ部121はCdSである。よって、光センサ部121は、この光セン サ部121に入射する光の強さに比例して抵抗値が変化し、前記光が強いほど前 記抵抗値は低くなる。光センサ部121は、本体部121aとリード部121b とからなる。
【0019】 スイッチ回路部125は、Vin=12Vが印加されている電源ライン129 H、129L間に抵抗R1、R2、R3、R4と、トランジスタQ1、Q2と、 メイクコンタクトタイプの電磁リレーRy1とが次のように接続されたものであ る。
【0020】 高電位側の電源ライン129Hと低電位側の電源ライン129Lとの間に、抵 抗R1と光センサ部121とが直列に、抵抗R3とトランジスタQ1とが直列に 、電磁リレーRy1のコイル部Ry11とトランジスタQ2とが直列に、それぞ れ接続されている。抵抗R1と光センサ部121と間の点Aに、トランジスタQ 1のベースが抵抗R2を介して接続されている。トランジスタQ1のコレクタと トランジスタQ2のベースとの間に抵抗R4が接続されている。電磁リレーRy 1の接点部Ry12は、高電位側の電源ライン129Hに設けられている。
【0021】 抵抗R1はトランジスタQ1のバイアス抵抗である。抵抗R2はトランジスタ Q1のベース抵抗である。抵抗R3はトランジスタQ2のバイアス抵抗である。 抵抗R4はトランジスタQ2のベース抵抗である。 なお、トランジスタQ1、Q2は、2SC1815等の汎用トランジスタであ る。
【0022】 抵抗R1〜R4の抵抗値は、光センサ部121に入射する光の強さが所定のレ ベルを超えると、トランジスタQ1をターンオフさせ、同時にトランジスタQ2 をターンオンさせるように設定されている。よって、光センサ部121に入射す る光の強さが所定のレベルを超えると、電磁リレーRy1のコイル部Ry11が 励磁され、接点部Ry12がオフ状態からオン状態に切り換えられる。したがっ て、このときスイッチ部120の入力端子間に印加されているVin=12Vが 、スイッチ部120の出力端子間にVOUT =12Vとなって出力される。
【0023】 なお、オゾン発生装置10は、このオゾン発生装置10の周囲の明るさが所定 のレベル以上となると、稼働させるべき状態であるとしている。前記明るさは、 光センサ部121で検出している。よって、光センサ部121に入射する光の強 さが所定のレベルとなるときと、前記周囲の明るさが所定のレベルとなるときと は対応関係にある。
【0024】 オゾン発生部130は、低濃度のオゾンを安定して発生させられる方が好まし いので、例えば、次のように構成する。オゾン発生部130は、略試験管状をし た絶縁物質としてのガラス製の管131と、この管131の内部に設けられたス テンレス繊維製の内部電極132と、管131の外径よりもやや大きな内径を有 するステンレス製の筒状体とした外部電極133とを備えている。
【0025】 また、オゾン発生部130は、管131の開口部を封止するシリコーンブッシ ング134と、このシリコーンブッシング134を貫通し且つその一端が内部電 極132にスポット溶接されている電線135と、外部電極133と接続されて いる電線136とを備えている。電線135は、シリコーン樹脂で被覆された電 線であって、交流高電圧生成部115の出力端子の一方側に接続されている。電 線136は、交流高電圧生成部115の出力端子の他方側に接続されている。
【0026】 外部電極133は、前記筒状体である方が、バネ状のものを例えば5ターンほ ど前記管131に巻回したものよりも、低濃度のオゾンを安定して発生させられ るのでよい。なお、前記筒状体とした外部電極133は、図3に示されるように 、例えば貫通孔133Tを設けると、オゾンの発生量は多めになる。よって、よ り低濃度のオゾンを発生させるようにしたいときには、貫通孔133Tの数を少 なくするか、全く貫通孔133Tを設けない。
【0027】 絵の額縁180は、外枠181と、この外枠181に嵌め込まれる透明な前面 板182とマット183(絵を浮き出させるために通常白色系となっている部分 。)と裏板184と、この裏板184を額縁181に固定するための図示しない 固定部材とからなる。絵900は、マット183と裏板184との間に挟持され る。絵900の前方には、前面板182との間にスペース800がある。
【0028】 このスペース800の下側の隅に、オゾン発生装置本体100のうち光センサ 部121の本体部121aが配置されるようになっている。光センサ部121は 、本体部121aがマット183の内側開口の底面と一方の側面とに支えられる とともに、リード部121bがマット183と絵900との間に挟持されるよう になっている。そのため、リード部121bは、マット183に沿って折り曲げ 形成されている。
【0029】 光センサ部121以外の残りのオゾン発生装置本体主要部101は、薄型に構 成されて、ステンレス製のケース190に納められた上で、裏板182の裏面に ネジ(図示省略)で固定されている。ケース190の側面には、オゾン発生部1 30にケース190の外側の空気を取り込むための穴(図示省略)が開口されて いる。また、ケース190の底面には、オゾン発生部130で発生したオゾンを 導き出すための穴(図示省略)が開口されている。即ち、ケース190の側面の 前記穴から外側の空気を取り込み、この空気をオゾン発生部130におけるコロ ナ放電に触れさせて低濃度のオゾンを発生させ、この低濃度のオゾンをケース1 90の底面の前記穴から導き出すようにしている。
【0030】 なお、ケース190の内部には、オゾン発生装置本体主要部101のオゾン発 生部130以外の部分をオゾンに触れさせないように密閉するための仕切り(図 示省略)が設けられている。また、ケース190の上部には、吊り下げ用金具( 図示省略)が設けられている。この吊り下げ用金具は、ケース190およびオゾ ン発生装置本体主要部101の加重を、額縁180を吊り下げるための図示しな い金具に対してもかけることができるようにするためのものである。
【0031】 組み立て時の便宜を図るため、光センサ部121とオゾン発生装置本体主要部 101との間は、光センサ部121のリード部121bに接続されているプラグ 付ケーブル160と、オゾン発生装置本体主要部101に接続されているソケッ ト付ケーブル161とで接続されるようになっている。
【0032】 このように光センサ部121を設けると、光センサ部121を設けるための額 縁180の加工作業が簡素化される。また、光センサ部121は、絵900の前 面側の隅に配置されるが、絵900の邪魔には殆どならないし、絵900の内容 によっては光センサ部121を配置していることが殆どわからないようにするこ とも可能である。
【0033】 なお、額縁180は、設置対象の壁に取り付けられるとき、壁と水平に取り付 けられるか、または、額縁180の上側を手前にある程度倒して取り付けられる ものである。額縁180の裏側にオゾン発生装置本体主要部101が突出してい るので、額縁180が壁と水平に取り付けられるときには、前記ケースの底面か ら導き出されたオゾンが額縁180の下端部に遮られることなく下方へ導き出さ れる。しかし、額縁180が上側を手前に倒して取り付けられるときには、前記 ケースの底面から導き出されたオゾンが額縁180の下端部に遮られることにな るので、それを避けるため、額縁180の下端部には、背面方向に図示しない突 出部が設けられている。
【0034】 以上のように構成されたオゾン発生装置10が、事務所の居室の壁に設置され た場合の使用状態を次に説明する。
【0035】 事務所の居室が使用されるときには、使用者がその居室の電灯を点灯する。電 灯が点灯されて、オゾン発生装置10の周囲の明るさが前記所定のレベル以上と なると、スイッチ部120がオフ状態からオン状態に切り換わるので、オゾン発 生部130に前記高電圧が通電される。即ち、オゾン発生装置10は、自動的に 非稼働状態から稼働状態に切り換わる。よって、オゾン発生装置10から低濃度 のオゾンが発生して居室内の空気の脱臭等が行われる。また、前記居室の電灯を 消灯して退室すると、オゾン発生装置10は、自動的に稼働状態から非稼働状態 に切り換わる。
【0036】 なお、オゾン発生装置10は、正面から見ると絵の額縁であるから、インテリ アとして使用できるので美観上好ましい。また、オゾン発生装置10は、壁に設 けられるので、場所をとらない。
【0037】 ところで、本考案の実施の形態に係るオゾン発生装置10において、光センサ 部121は固定していないが、その代わりに、外枠181またはマット183に 埋め込んで固定してもよい。
【0038】 外枠181の場合、マット183と異なり、斜辺面(額縁の種類によっては湾 曲面の場合もあり)も有するので、この斜辺面に光センサ部121を設けてもよ い。ただし、上側を向いた斜辺面に光センサ部121を設けると、埃等が積もっ てくるので、前記埃等が前記所定のレベルに至るほど多量に積もると動作しない ようになる。クリーニングメンテナンスの点から、上側を向いた斜辺面に光セン サ部121を設けるのは避けた方がよいことになる。ただし、前記所定のレベル に至る前記埃等の量は非常に多量となるように、前記所定のレベルを設定するこ とも可能である。即ち、上側を向いた斜辺面に光センサ部121を設けてもクリ ーニングメンテナンスを殆ど不要にすることも可能である。なお、額縁180の 上端側の上側を向いた斜辺面に光センサ部121を設けると、光センサ部121 を目立たないようにすることが可能である。
【0039】 また、光センサ部121を外枠181またはマット183に埋め込む場合に、 光センサ部121の前面を、外枠181またはマット183の端面に合わせるよ うに設けてもよいが、光センサ部121を、外枠181またはマット183に開 口した光取込用の穴の奥側に設けてもよい。ただし、光センサ部121を外枠1 81に設ける場合には、前記穴が目立たぬようにするため且つ埃等の侵入を防ぐ ため、光センサ部121の前方は透光性樹脂製の蓋で閉塞する。一方、光センサ 部121をマット183に設ける場合には、前記穴が目立たぬようにするため透 光性樹脂製の蓋(マット183と同色のものが好ましい。)で閉塞する。
【0040】 また、前記穴は単に光の通過穴としてもよい。光センサ部121は、オゾン発 生装置本体主要部101と一緒にする。このとき、前記穴の延長線上に光センサ 部121を配置するのである。もちろん、前記穴と光センサ部121との間にく る裏板184等には光通過用の穴を設ける。
【0041】 更に、次のようにして、前記穴の延長線上に光センサ部121を配置しないよ うにすることも可能である。前記穴の延長線上に鏡またはプリズムを設けて、こ の鏡またはプリズムによって曲げられた光の進行方向に光センサ部121を配置 してもよい。また、光ファイバ経由で光センサ部121に光を導いてもよい。こ のようにすると、光センサ部121をオゾン発生装置本体主要部101と一緒に する場合の配置の自由度が高くなる。なお、特に光ファイバを用いる場合には、 配置の自由度が高い。
【0042】 この際、前記穴は光ファイバを設けるための穴となる。この穴は小さいので目 立ちにくい。この穴は少なくとも1つ必要であるが、複数、それぞれ方向を変え て設けておけば、光ファイバの先端側をどの穴に挿入固定するかで感度調整可能 となる。また、電灯の方向に光ファイバの先端方向を合わせたい場合、電灯の方 向に応じて光ファイバを挿入固定する穴を変更できる。なお、光センサ部121 は、1つの光ファイバ経由の光を受けるようにしてもよいし、複数の光ファイバ 経由の光を受けるようにしてもよい。
【0043】 本考案の実施の形態に係るオゾン発生装置10は、絵の額縁に設けられたもの としているが、その代わりに、前記オゾン発生装置本体100と同様のものを例 えば飾り皿等のインテリアに設けてもよい。また、必ずしも前記オゾン発生装置 本体100と同様のものをインテリアに設ける必要もないので、前記オゾン発生 装置本体100と同様のものを、通常の空気清浄機等のように単にプラスチック 等の筐体に設けてももちろんよい。
【0044】 ただし、オゾンが発生するオゾン発生部130の周囲とこれよりも下流のオゾ ンが通過するルートは、オゾンに対する耐蝕性を有し且つオゾンの分解触媒とな らないステンレス、チタン等の金属とするとよい。なお、オゾン発生装置10の ケース190にステンレスを用いたのはこの理由による。よって、ケース190 は、ステンレスの代わりに、オゾンに対する耐蝕性を有し且つオゾンの分解触媒 とならないチタン等の金属にしてもよい。オゾン発生部130の前記外部電極も 、同様の理由でステンレスの代わりにチタン等の金属にしてもよい。
【0045】 本考案の実施の形態に係るオゾン発生装置10は、前記事務所の居室のみなら ず、例えば、一般住宅や老人ホーム等の施設等の居室・台所・トイレ等でも使用 できる。また、電車等でも使用可能である。
【0046】 本考案の実施の形態に係るオゾン発生装置10においては、オゾン発生装置1 0の周囲の明るさが前記所定のレベル以上となると、スイッチ部120がオフ状 態からオン状態に切り換わるようにしている。この逆で、オゾン発生装置の周囲 の明るさが前記所定のレベル以下となると非稼働状態から稼働状態に切り換わる ようにして、暗いときだけ稼働させたい用途に対応させてもよい。その際には、 スイッチ部120において、例えば、メイクコンタクトタイプの電磁リレーRy 1をブレイクコンタクトタイプの電磁リレーに変更すればよい。また、スイッチ 部120において、例えば、トランジスタQ2と抵抗R3、R4とを省き、抵抗 R3の位置に電磁リレーRy1のコイル部Ry11を設けてもよい。
【0047】 なお、オゾン発生装置10の周囲の明るさが前記所定のレベル以上となると、 スイッチ部120がオフ状態からオン状態に切り換わるようにするオゾン発生装 置10の場合には、スイッチ部120において、例えば、トランジスタQ2と抵 抗R3、R4とを省き、抵抗R3の位置にブレイクコンタクトタイプの電磁リレ ーのコイル部を設けてもよい。
【0048】 本考案の実施の形態に係るオゾン発生装置10においては、抵抗R1、R2を 固定抵抗としているが、その代わりに抵抗R1またはR2を可変抵抗にして光セ ンサ部121の感度調整を可能にしてもよい。また、光センサ部121に並列に 可変抵抗を接続して、この可変抵抗によって光センサ部121の感度調節をする ことも可能である。
【0049】 本考案の実施の形態に係るオゾン発生装置10においては、抵抗R2、R4を 設けて、回路定数の選択作業をやり易くしているが、省いてこの部分を短絡する ことも可能である。
【0050】 本考案の実施の形態に係るオゾン発生装置10においては、電磁リレーRy1 を用いているが、その代わりに例えば半導体リレーを用いてもよい。半導体リレ ーとしては、例えば、一次側が赤外発光ダイオードで、二次側がフォトトランジ スタであるものがある。この場合、電磁リレーRy1のコイル部Ry11を設け たところに、一次側の赤外発光ダイオードを設け、電磁リレーRy1の接点部R y12を設けたところに、二次側のフォトトランジスタを設ければよい。この場 合には、トランジスタQ2と抵抗R3とは省くことができない。
【0051】 本考案の実施の形態に係るオゾン発生装置10においては、スイッチ部120 を直流低電圧生成部111と交流高電圧生成部115との間に設けたが、その代 わりに、スイッチ部120に相当するものを直流低電圧生成部111または交流 高電圧生成部115に設けてもよい。スイッチ部120に相当するものは、必ず しも直流がかかる部分に設けなくてもよいので、例えば、直流低電圧生成部11 1の交流100Vがかかる部分に設けてもよい。この場合、スイッチ部120に 相当するものは、例えば、光センサ部としてのCdSと整流用ダイオードと交流 リレーとしてのサイリスタと抵抗とを用いた一般的なスイッチ回路でよい。
【0052】 本考案の実施の形態に係るオゾン発生装置10においては、光センサ部121 はCdSとしたが、その代わりにフォトトランジスタ等の光素子としてもよい。 この際、スイッチ回路部125の構成を若干変更する必要があるが、トランジス タ(省略可能)、抵抗、電磁リレーを用いればよい。
【0053】 本考案の実施の形態に係るオゾン発生装置10においては、直流低電圧生成部 111は、スイッチング電源の代わりにいわゆるACアダプタにしてもよい。
【0054】 本考案の実施の形態に係るオゾン発生装置10においては、低濃度のオゾンを 安定して発生させるため、オゾン発生部130の外部電極は、筒状体であるとし た。更に低濃度のオゾンを安定して発生させたいときには、オゾン発生部130 に印加する電圧を、例えば秒単位の短期間周期で間欠的に通電するようにすれば よい。このためには、前記短期間周期ということから、比較的小型で低コストな ICタイマー等を用いればよい。
【0055】 本考案の実施の形態に係るオゾン発生装置10においては、ケース190外に 低濃度のオゾンを導き出すようにしているが、ケース190内でオゾンによる脱 臭等を行い、ケース190外にオゾンを導き出さないようにしてもよい。
【0056】 ところで、オゾンを発生させる場合、オゾン発生部の電極間に交流の高電圧を かければよい。即ち、上述の回路では周波数は商用電源の周波数よりも高くして いるが、必ずしも高くする必要はない。即ち、交流高電圧生成部の出力での周波 数は商用電源の周波数(50Hzまたは60Hz)のままでもよい。
【0057】 また、高電圧生成部110の入力側には、通常、上述したように商用電源(即 ち、交流電源である。)を接続するが、その代わりにバッテリー等の直流電源を 接続してもよい。この場合、直流低電圧生成部111は不要になる。
【0058】 上述の回路における電圧値や回路部品の種類・構成・配置は代表例であって、 上述のものに限定しないことは言うまでもない。
【0059】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の請求項1に係るオゾン発生装置は、高電圧を生 成する高電圧生成部と、この高電圧生成部から前記高電圧が供給されるオゾン発 生部と、このオゾン発生部の入力端から見て前記高電圧生成部側に設けられたス イッチ部とを備えたオゾン発生装置であって、前記スイッチ部は、前記オゾン発 生装置の周囲の明るさに応じて、前記高電圧が前記オゾン発生部に通電するオン 状態と通電しないオフ状態とを切り換える。
【0060】 本考案の請求項1に係るオゾン発生装置の場合には、従来のオールデイタイマ ーの代わりに前記スイッチ部が設けられている。また、本考案の請求項1に係る オゾン発生装置の場合には、例えば、前記明るさが所定値以上になるとオゾン発 生装置を稼働させるべき状態であるとしている。よって、このオゾン発生装置が 使用される居室等の明るさが所定値以上になると前記スイッチ部が働いて、前記 オゾン発生部に前記高電圧が通電される。即ち、自動的にこのオゾン発生装置が 稼働する。前記スイッチ部は、比較的簡単な回路で構成することができるので、 従来のオールデイタイマーよりも小型化・低コスト化が可能である。したがって 、本考案の請求項1に係るオゾン発生装置の場合には、稼働状態と非稼働状態と を自動的に切り換える機構を有するオゾン発生装置の小型化、低コスト化を図る ことができる。
【0061】 本考案の請求項2に係るオゾン発生装置は、請求項1記載のオゾン発生装置に おいて、前記高電圧生成部は、商用電源から供給される交流電圧から前記高電圧 よりも低い直流電圧を生成する直流低電圧生成部と、この直流低電圧生成部から 供給される前記直流電圧から交流の前記高電圧を生成する交流高電圧生成部とか らなり、前記スイッチ部は、前記直流低電圧生成部と前記交流高電圧生成部との 間に設けられる。
【0062】 よって、本考案の請求項2に係るオゾン発生装置の場合には、直流低電圧生成 部に市販のスイッチング電源等を用いることができるので、オゾン発生装置の低 コスト化が図られる。また、前記スイッチ部には12V程度の直流電圧がかかる だけなので、前記スイッチ部は比較的簡単で低コストなものとすることができる 。したがって、かかるオゾン発生装置の小型化、低コスト化を図ることができる 。
【0063】 本考案の請求項3に係るオゾン発生装置は、請求項2記載のオゾン発生装置に おいて、前記スイッチ部は、前記明るさを検出する光センサ部と、この光センサ 部の出力に基づいて、前記直流低電圧生成部と前記交流高電圧生成部との間を通 電するオン状態または通電しないオフ状態とさせるスイッチ回路部とを備える。
【0064】 よって、本考案の請求項3に係るオゾン発生装置の場合には、光センサ部には CdS等の小型で低コストなものを使用できる一方、スイッチ回路部も比較的簡 単であって、小型で低コストなものとすることができる。したがって、かかるオ ゾン発生装置の小型化、低コスト化を図ることができる。
【0065】 本考案の請求項4に係るオゾン発生装置は、請求項3記載のオゾン発生装置を インテリアに備える。
【0066】 よって、本考案の請求項4に係るオゾン発生装置の場合には、インテリアとし て居室等に設けられるので、美観上好ましいものとなる。
【0067】 本考案の請求項5に係るオゾン発生装置は、請求項4記載のオゾン発生装置に おいて、前記インテリアは絵の額縁である。
【0068】 よって、本考案の請求項5に係るオゾン発生装置の場合には、請求項3記載の オゾン発生装置が、絵の額縁のように、薄型を要求されるものにも設けられる。 したがって、美観上好ましく場所をとらないオゾン発生装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態に係るオゾン発生装置に用
いられるオゾン発生装置本体を示すブロック図である。
【図2】本考案の実施の形態に係るオゾン発生装置に用
いられるスイッチ部の回路図である。
【図3】本考案の実施の形態に係るオゾン発生装置に用
いられる交流高電圧生成部とオゾン発生部とを示す概略
図である。
【図4】本考案の実施の形態に係るオゾン発生装置を示
す概略図であって、同図(A)は正面図、同図(B)は
断面図である。
【符号の説明】
10 オゾン発生装置 100 オゾン発生装置本体 110 高電圧生成部 120 スイッチ部 130 オゾン発生部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高電圧を生成する高電圧生成部と、この
    高電圧生成部から前記高電圧が供給されるオゾン発生部
    と、このオゾン発生部の入力端から見て前記高電圧生成
    部側に設けられたスイッチ部とを具備したオゾン発生装
    置であって、前記スイッチ部は、前記オゾン発生装置の
    周囲の明るさに応じて、前記高電圧が前記オゾン発生部
    に通電するオン状態と通電しないオフ状態とを切り換え
    ることを特徴とするオゾン発生装置。
  2. 【請求項2】 前記高電圧生成部は、商用電源から供給
    される交流電圧から前記高電圧よりも低い直流電圧を生
    成する直流低電圧生成部と、この直流低電圧生成部から
    供給される前記直流電圧から交流の前記高電圧を生成す
    る交流高電圧生成部とからなり、前記スイッチ部は、前
    記直流低電圧生成部と前記交流高電圧生成部との間に設
    けられたことを特徴とする請求項1記載のオゾン発生装
    置。
  3. 【請求項3】 前記スイッチ部は、前記明るさを検出す
    る光センサ部と、この光センサ部の出力に基づいて、前
    記直流低電圧生成部と前記交流高電圧生成部との間を通
    電するオン状態または通電しないオフ状態とさせるスイ
    ッチ回路部とを備えたことを特徴とする請求項2記載の
    オゾン発生装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のオゾン発生装置をインテ
    リアに備えたことを特徴とするオゾン発生装置。
  5. 【請求項5】 前記インテリアは絵の額縁であることを
    特徴とする請求項4記載のオゾン発生装置。
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