JP3070343U - ゴルフ場用運搬車 - Google Patents

ゴルフ場用運搬車

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JP3070343U
JP3070343U JP2000000130U JP2000000130U JP3070343U JP 3070343 U JP3070343 U JP 3070343U JP 2000000130 U JP2000000130 U JP 2000000130U JP 2000000130 U JP2000000130 U JP 2000000130U JP 3070343 U JP3070343 U JP 3070343U
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JP2000000130U
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義信 矢野
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有限会社矢野商会
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冬場などにおいても、自然風又はゴルフ場運
搬車の走行によって生じる風によって、或いは雨によっ
て、プレイヤーが寒さや冷たさを感じることがなく楽し
いプレーができるゴルフ場用運搬車を得ること。 【構成】 駆動車体2と、この駆動車体2にフロント防
風部材9及び屋根板10を取り付けるフレーム3を具備
するゴルフ場用運搬車1において、前記駆動車体2に設
けた座席の横側に、前記フレーム3に一方の蝶番を固定
し、この一方の蝶番に嵌め合って回転自在となる他方の
蝶番に前記駆動車体2とフレーム3によって形成される
座席の側方の開口部を開閉自在に塞ぐ扉フレーム4を固
定し、該扉フレーム4に遮蔽部材5を取付けたこと。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、ゴルフ場でプレイヤーやゴルフバックをコースに沿って運搬する ゴルフ場用運搬車に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のゴルフ場用運搬車は、車輪とその駆動源等を備えた駆動車体と、この駆 動車体にフロント防風部材や屋根板を取付けたフレームを具備したものが知られ ている。この従来のゴルフ場用運搬車を使用してゴルフプレーをする場合には、 駆動車体に取付けた1列又は2列の座席にプレイヤーが座って乗って移動し、ゴ ルフボールの到達地点等の目的地に着くと、駆動車体の後部に載置しているゴル フバックからクラブを取り出してゴルフボールを打ち、又、同じ様に移動すると いう行動を繰り返してゴルフ競技を行っている。 このような利用に供する運搬車であるので、乗降動作がし易いもので、しかも 、風雨を最小限に防ぐことができればよいことから、座席も通常は2人掛けのベ ンチ形式のもので両側から乗降ができ、前方と上方からの雨風を防ぐフロント防 風部材と屋根材のみを具備した単純な構造のものとなっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来のゴルフ場用運搬車は、単純な構造であるために、横方 向からの風雨に対しては無防備である。このため、冬場などにおいては、自然風 又はゴルフ場運搬車の走行によって生じる風によって、座席に座っているプレイ ヤーが寒く感じることが多く、楽しいプレーがこれだけの理由によって不快感な ものになるという問題が生じていた。又、雨や雪の場合にも、同様な問題が生じ ていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記事情に鑑みてなされたものであって、その手段とするところは 、駆動車体と、この駆動車体にフロント防風部材及び屋根板を取り付けるフレー ムを具備するゴルフ場用運搬車において、前記駆動車体に設けた座席の横側に、 前記フレームに一方の蝶番を固定し、この一方の蝶番に嵌め合って回転自在とな る他方の蝶番に前記駆動車体とフレームによって形成される座席の側方の開口部 を開閉自在に塞ぐ扉フレームを固定し、該扉フレームに遮蔽部材を取付けたこと にある。前記一方の蝶番と他方の蝶番の嵌め合いが着脱自在であることにある。 前記扉フレームが弾性体によって閉鎖方向に付勢されていることにある。前記遮 蔽部材が透明合成樹脂シートからなることにある。前記遮蔽部材が扉フレームに 着脱自在であることにある。前記扉フレームが駆動車体に対して施錠自在である ことにある。
【0005】
【考案の実施の形態】
この考案の実施の形態について以下図面に基づいて説明する。 この考案のゴルフ場用運搬車1は、図1に示すように、車輪を駆動させる図外 のエンジン等の駆動源を備えた駆動車体2と、この駆動車体2に固定されている フレーム3と、このフレーム3に開閉自在な扉フレーム4と、この扉フレーム4 に取付けた遮蔽部材5を具備している。
【0006】 前記駆動車体2は、その上方に運転座席や乗客座席となる前方座席6ともっぱ ら乗客座席となる後方座席7とが前後方向に2列設けられると共に、後方座席7 の更に後方にはゴルフバックの載置スペース8が設けられている。
【0007】 前記フレーム3は駆動車体2に固定されて駆動車体2の前方から上方を覆う骨 格で、その前方の立ち上がり部分31には透明な材質からなるフロント防風部材 9が取付けられ、上方の水平部分32には屋根板10が取付けられている。
【0008】 前記扉フレーム4は、前記フレーム3に着脱自在に且つ開閉自在に取付けられ て、前記前方座席6及び後方座席7の側方で且つ駆動車体2とフレーム3の水平 部分32の上下間に位置するものである。従って、この実施形態においては、前 方座席6の両側にそれぞれ1つづつの前方扉フレーム41と、後方座席7の両側 にそれぞれ1つづつの後方扉フレーム42の合計4つの扉フレーム4がある。
【0009】 この前方扉フレーム41のフレーム3への取付けは、図2、図4に示すように 、あらかじめフレーム3の立ち上り部分31に取付けている対となっている一方 の蝶番11に、前方扉フレーム41に取付けている対となっている他方の蝶番1 2を嵌め合いするだけの構造となっている。
【0010】 更に具体的には、前記一方の蝶番11が図4に示すように、フレーム3の立ち 上り部31に上下に2つ取付けした筒状のもので、前記他方の蝶番12が前方扉 フレーム41に取付けした下方に突出する棒状のものであるので、一方の蝶番1 1の上方から他方の蝶番12を嵌め合うだけでよく、着脱作業が極めて簡単にな るようになっている。
【0011】 又、この前方扉フレーム41は、常時閉方向に付勢するように一端側が駆動車 体2に固定されたバネなどの弾性体13の他端側が固定されている。
【0012】 この前方扉フレーム41の外形は、図7によく現れているように、フロント防 風部材9及び立ち上り部分31の側方に沿う傾斜部411、屋根材10及び水平 部分32に沿う天井部412、この天井部412の後端から垂直に下降する鉛直 部413及び駆動車体2の底面から少しの距離を開けて平行に位置する底面部4 14からなる略台形状となっており、これらはその端部において継手14によっ て相互に連結されると共に、傾斜部411と鉛直部413は横桟415によって 補強され、又、この横桟415と底面部414は縦桟416によって補強されて いる。
【0013】 又、前記他方の蝶番12は、傾斜部411の上下方向に間隔を開けて2個取付 けられており、従って、この前方扉フレーム41はこの2つを支点として立ち上 り部分31を中心に斜め上方向へ開閉自在となっている。
【0014】 後方扉フレーム7は、図8に示すように、前記前方扉フレーム41の鉛直部4 13と重り合う前方部421、屋根材10に沿う天井部422、天井部422の 後端から下方に延びる垂直部423及び駆動車体2の底面から少しの距離を開け て平行に位置する底面部424からなる略四角形状となっており、これはその端 部において継手14によって相互に連結されると共に、前方部421と垂直部4 23は横桟425によって補強され、又、この横桟425と底面部424は縦桟 426によって補強されている。
【0015】 前記フレーム3の屋根板10を取付ける水平部分32には、図3,図5に示す ように、横腕15を介して対となっている筒状の一方の蝶番11が取付けられ、 対となっている棒状の他方の蝶番12が後方扉フレーム42の前方部421の上 端に継手14を介して取付けられている。又、図3,図6に示すように、前記前 方座席6の背もたれフレーム16にも対となっている筒状の一方の蝶番11が止 金17を介して取付けられ、対となっている棒状の他方の蝶番12が前方部42 1に下向きに継手14を介して固定されている。従ってこの後方扉フレーム42 をフレーム3に開閉自在に取付固定するためには、まず、上方の一方の筒状の蝶 番11の中に前方部421の上端の棒状の他方の蝶番12を嵌め合い持ち上げて から背もたれフレーム16の筒状の一方の蝶番11内に前方部421の棒状の他 方の蝶番12を入れるだけでよい。これによって後方扉フレーム42はこの2つ を支点として開閉自在となっている。
【0016】 なお、この後方扉フレーム42も、一端を駆動車体2に固定しているバネ等の 弾性体13の他端と連結しているので、常に閉鎖方向に付勢された状態となって いる。
【0017】 上記した前方扉フレーム41及び後方扉フレーム42には、透明合成樹脂シー トからなる遮蔽部材5が着脱自在に取付けられるようになっている。この取付け は各扉フレーム41,42と略同形状に切断されている遮蔽部材5の端部に取付 けした紐などの周知の取付部材によって着脱自在になされているが、固定したも のであってもよい。
【0018】 尚、前記した扉フレーム4は、駆動車体2とフレーム3の水平部分32の上下 間を全て閉鎖するのではなく、下半分を閉鎖するものであってもよい。この場合 には、季節に関係なく年中取付けておくことができ、又、施錠できるようにして おけば、座席からの転落防止を図ることができる。この場合において、上半分の フレームを着脱自在に取付けできる構成とすれば、冬場においては前記した実施 形態と同様の作用効果をも得ることができる。
【0019】 上記のようなこの実施形態のゴルフ場用運搬車1を使用する際には、冬場など の季節の変わり目に、扉フレーム4を前記した要領で簡単に取付けて、乗車の際 には扉フレーム4を手で外方へ引張って開けて入り込む。弾性体13を取付けた 場合にはその弾力で自動的に閉鎖され、又、走行中に風が発生しても開くことも ない。この場合において、扉フレーム4を施錠できる構成としておけば万一ゴル フ場用運搬車1が傾いたり急カーブを切ったりした場合でも振り落とされること がなく安全である。そして、目的地に着いて降車する時は、扉フレーム4を弾性 体13の弾力に抗して押し開けて降車する。扉フレーム4は弾力によって自動的 に閉鎖される。
【0020】 尚、この実施形態では、着脱自在な蝶番として筒状の一方の蝶番と棒状の他方 の蝶番の対となったものを使用したが、これに代えて他の周知の蝶番を使用して もよい。
【0021】
【考案の効果】
上記したこの考案のゴルフ場用運搬車によると、座席の横側に開閉自在な扉フ レームを固定して、この扉フレームに遮蔽部材を取付けたものであるから、冬場 などにおいても自然風あるいは走行により発生する風が座席に乗っている乗客に 直接当たることがないので、寒さを防ぐことができる。又、同様の理由によって 雨からのがれることができるので、ゴルファーは楽しくプレーをすることができ る。更に加えて、既製のゴルフ場用運搬車をそのまま利用することができるので 、製造コストも安価である。
【0022】 又、請求項2の考案によると、冬場以外の気候の良い季節や天候の良い日には 、扉フレームを取り外しておくことができるので、邪魔になることはない。又、 脱着作業も筒状の一方の蝶番に棒状の他方の蝶番を差し込むだけの極めて簡単な 操作だけでよいので、多数の運搬車を有するゴルフ場であっても短時間で着脱作 業を終えることができる。
【0023】 請求項3の考案によると、扉フレームが閉鎖方向に常に付勢されているので、 開けるだけの一方向の力を加えるだけでよいので、操作が簡単である。そして、 走行中も風の影響を受けることなく通常閉鎖しているので、寒さを防ぐことがで きる。
【0024】 請求項4の考案によると、遮蔽部材が透明合成樹脂シートであるので、外側の 景色が良く見え、しかも柔軟性のために体が当たっても傷付いたり痛みを感じる こともなく、快適にゴルフを行うことができる。
【0025】 請求項5の考案によると、遮蔽部材が扉フレームに着脱自在であるので、破れ た時など遮蔽部材を取り換えが容易である。又、暖かい温和な気候の時には、遮 蔽部材を外して使用することができる。
【0026】 請求項6の考案によると、扉フレームが施錠できるので乗客であるゴルファー が振り落とされたりすることがなく安全に乗車できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のゴルフ場用運搬車の実施形態の全体斜
視図。
【図2】図1の前扉の開放状態図。
【図3】図1の後扉の開放状態図。
【図4】図2のA部拡大説明図。
【図5】図3のB部拡大説明図。
【図6】図3のC部拡大説明図。
【図7】前扉のフレームの正面図。
【図8】後扉のフレームの正面図。
【符号の説明】
1 ゴルフ場用運搬車 2 駆動車体 3 フレーム 4 扉フレーム 5 遮蔽部材 9 フロント防風部材 10 屋根板

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動車体と、この駆動車体にフロント防
    風部材及び屋根板を取り付けるフレームを具備するゴル
    フ場用運搬車において、 前記駆動車体に設けた座席の横側に、前記フレームに一
    方の蝶番を固定し、この一方の蝶番に嵌め合って回転自
    在となる他方の蝶番に前記駆動車体とフレームによって
    形成される座席の側方の開口部を開閉自在に塞ぐ扉フレ
    ームを固定し、該扉フレームに遮蔽部材を取付けたこと
    を特徴とするゴルフ場用運搬車。
  2. 【請求項2】 前記一方の蝶番と他方の蝶番の嵌め合い
    が着脱自在であることを特徴とする請求項1のゴルフ場
    用運搬車。
  3. 【請求項3】 前記扉フレームが弾性体によって閉鎖方
    向に付勢されていることを特徴とする請求項1又は2の
    ゴルフ場用運搬車。
  4. 【請求項4】 前記遮蔽部材が透明合成樹脂シートから
    なることを特徴とする請求項1,2又は3のゴルフ場用
    運搬車。
  5. 【請求項5】 前記遮蔽部材が扉フレームに着脱自在で
    あることを特徴とする請求項1,2,3又は4のゴルフ
    場用運搬車。
  6. 【請求項6】 前記扉フレームが駆動車体に対して施錠
    自在であることを特徴とする請求項1,2,3,4又は
    5のゴルフ場用運搬車。
JP2000000130U 2000-01-17 2000-01-17 ゴルフ場用運搬車 Expired - Lifetime JP3070343U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102507321B1 (ko) * 2021-10-27 2023-03-06 김종판 전기 골프 카트

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