JP3069994B2 - 療養用体重調整装置 - Google Patents

療養用体重調整装置

Info

Publication number
JP3069994B2
JP3069994B2 JP6115820A JP11582094A JP3069994B2 JP 3069994 B2 JP3069994 B2 JP 3069994B2 JP 6115820 A JP6115820 A JP 6115820A JP 11582094 A JP11582094 A JP 11582094A JP 3069994 B2 JP3069994 B2 JP 3069994B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
pressure
air
pressurizing
gate valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6115820A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07284512A (ja
Inventor
清 高浦
Original Assignee
清 高浦
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 清 高浦 filed Critical 清 高浦
Priority to JP6115820A priority Critical patent/JP3069994B2/ja
Publication of JPH07284512A publication Critical patent/JPH07284512A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3069994B2 publication Critical patent/JP3069994B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
  • Rehabilitation Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、体重を調整して本人の
体力負担を軽減することにより、自力で生活行動(車椅
子への移動,入浴,トイレ等)やリハビリ(機能回復訓
練)ができるようにし、又、看護人の負担を軽くし、低
下した筋力,運動能力,内臓機能を効率よく合理的に回
復に向わせるための療養用体重調整装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】本人の体力の低下を判断する一つの基準
として、ジャンプができるか、屈伸(スクワット)がで
きるか、歩行ができるか、寝床から車椅子等への移動が
できるか、起き上がって座ることができるか、寝たまま
手足を動かすことができるか、手足を動かすこともでき
ないか、という順番の段階がある。
【0003】従来、体力が低下した場合、看護人による
手助けで体重を支えてもらうか、手スリ等に体重を掛け
て身体を支える以外になかった。起き上がるには棚など
に掴まるか看護人が起こし、車椅子への移動は自力か看
護人が移し、立ち上がるには手スリなどに掴まって立
ち、歩くには手スリなどに掴まって歩行し、自力で歩行
できる程度ならば手スリなどに掴まり屈伸運動をするよ
うにしている。ジャンプができるようであれば体力の低
下に関しては特に心配は要らない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】体力が低下した人を世
話する看護人の肉体的負担は非常に大きい。寝ている人
を起こし、立ち上がらせ、支え、抱えて移動させるのは
大変な重労働であり、身体を傷めることも多い。看護を
受ける本人にとっても、看護人による看護によって、筋
力,運動能力,内臓機能が回復に向うという効果はあま
り期待できない。寝たきり状態であっても、看護人が身
体を動かして刺激してやれば回復に向うというデータは
あるが、看護人の負担を考えると実行は困難である。
又、起き上がりや移動や入浴やトイレ等の生活行動やリ
ハビリを人に手伝ってもらわなければならない事で、精
神的に負担を感じる面もある。
【0005】リハビリ(機能回復訓練)においては、何
よりも自力で身体を動かすことが回復の重要な条件とさ
れている。自立的精神,神経系,筋肉運動,関節の屈
伸,痛感等の刺激などが総合されフィートバックして大
きな効果を発揮する。しかし、手足を動かし、寝床から
起き上がり、車椅子に移動し、手スリに掴まって歩行
し、屈伸し、ジャンプするには、その段階に見合った力
が必要である。そして、その力の大半は重力に逆らうた
めのものである。重力に逆らう力とは即ち体重を支える
力であり、これプラス動作に必要な力が、イコール、運
動するために必要な力、ということになる。ここで問題
なのは、体力が低下して、何らかの運動ができるギリギ
リの場合と、何らかの運動ができないと云っても動作に
要する力は有している場合とである。何らかの運動がで
きるギリギリの場合、リハビリ運動は非常に苦しくて効
果があらわれるのは遅く、その間にも体力等が低下すれ
ばその運動も出来なくなり、悪化の一途を辿ることにな
る。これは、リハビリによって回復に適する以上の負荷
を強いられた結果とも云えるたろう。何らかの運動がで
きないと云っても動作に要する力を有している場合、折
角ある程度の体力を有しているのに、運動できないため
身体を動かさないので、体力低下の一途を辿ることにな
る。
【0006】人間も動物も歩かなくなると途端に体力等
の機能が低下する。特に内臓機能においては顕著で、リ
ズミカルな上下動や適度な衝撃が内臓機能の活性化を促
している。屈伸やジャンプは体力を養い瞬発力を高める
が、内臓を強く刺激する効果もある。歩行は機能回復の
ための良い訓練になるが、体力等の機能低下に伴なって
歩行量も減少する傾向にある。歩行するにはそれに見合
った力が必要である。そして、その力の大半は重力に逆
らうためのものである。重力に逆らう力とは即ち体重を
支える力であり、これプラス歩行動作に必要な力が、イ
コール、歩行運動するために必要な力、ということにな
る。ここで問題なのは、体力が低下して、歩行運動がで
きるギリギリの場合と、歩行運動ができないと云っても
歩行動作に要する力を有している場合とである。歩行運
動ができるギリギリの場合、手スリに掴まって歩行する
リハビリ運動は非常に苦しくて効果があらわれるのは遅
く、その間にも体力等が低下すれば歩行運動が出来なく
なって悪化の一途を辿ることになる。これは、歩行訓練
が回復に適する以上の負荷を強いた結果とも云えるだろ
う。歩行運動ができないと云っても歩行動作に要する力
を有している場合、折角ある程度の体力を有しているの
に、歩行できないため身体を動かさないので、歩行能力
は低下の一途を辿ることになる。
【0007】従来、リハビリの回復効果や達成成績など
は看護人や本人の主観的な評価であって、客観的データ
ではなかった。このため、本人の意欲を引き出して合理
的にリハビリを進めることは非常に困難であった。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、エアコンプ
レッサーと、該エアコンプレッサーに一方を接続した加
圧管と、加圧管の中途に配された1個以上所要数の調整
可能な体重レベル設定用低圧エアレギュレータと、加圧
管の中途に配された調整可能な内圧調整用低圧エアレギ
ュレータと、スライド自在な仕切弁により前記加圧管の
もう一方が接続された加圧室と外気に開放された外気室
に区別されたエアシリンダーと、堅固に設置されたエア
シリンダーに内設された仕切弁と連動して加圧室を加圧
する方向に下垂して設けられた吊具とから構成されたこ
とを特徴とする療養用体重調整装置に関するものであ
る。
【0009】
【0010】
【作用】上記のように構成された療養用体重調整装置の
操作方法と作用は以下の通りである。
【0011】先ず、体重調整装置の使用目的に応じた方
法で身体の所要箇所を吊具9に装着する。図では腰にな
っているがこれは一例にすぎず、手足の運動が目的なら
ば手や足を、起き上がりが目的ならば上半身を、移動や
歩行等が目的ならば腰や上半身などを吊具9に装着す
る。
【0012】エアコンプレッサー1を始動させて加圧管
2に送気すると、加圧管2と加圧室6の内圧が上昇し、
エアシリンダー8に内設された仕切弁5を外気室7側に
スライドさせて吊具9を引き上げようとする力が働く。
仕切弁5に加わる力は、仕切弁5の加圧室6側の面積
(エアシリンダー8の内径面積)×気圧となる。エアシ
リンダー8の種類やロッド10の有無などは特に問わな
いが、エアコンプレッサー1とエアシリンダー8の組み
合わせにより全体重以上の力が出せるものとする。
【0013】加圧管2の中途に配された体重レベル設定
用低圧エアレギュレータ3と内圧調整用低圧エアレギュ
レータ4は、加圧管2と加圧室6の内圧を設定レベルで
一定に保ち、エアを抜くことによりそれ以上に加わった
圧を逃がす働きをする。内圧の設定レベルの高低はツマ
ミで上下に調整できる。1個以上所要数の体重レベル設
定用低圧エアレギュレータ3と1個の内圧調整用低圧エ
アレギュレータ4を加圧管2に配した場合、低圧エアレ
ギュレータの中で最も低いレベルに設定した方が優先的
に機能して内圧も仕切弁5に加わる力も一定に保たれて
安定する。
【0014】体重レベル設定用低圧エアレギュレータ3
の設定レベルを、吊具9に載せた体重(全体重又は一
部)を支持して仕切弁5の力と均衡するレベルかそれよ
りやや低いレベルに調整し固定しておく。体重レベル設
定用低圧エアレギュレータ3は一種の安全弁として作用
し、1個の内圧調整用低圧エアレギュレータ4で内圧を
上下に調整する。このようにすれば、図4に示すよう
に、内圧調整用のエアレギュレータ4を誤って高圧レベ
ルに操作してしまっても、体重レベル設定用低圧エアレ
ギュレータ3が圧を逃がすので、内圧は体重と均衡する
レベルまでしか上がらない。内圧が体重設定レベル以上
の高圧にはならないので、身体が持ち上げられて宙吊り
になる危険はない。この体重設定は、手や足や上半身や
全身など、使用する目的に応じて調節し設定する。尚、
エアコンプレッサー1の送気能力や内圧の設定レベルや
体重レベル設定用低圧エアレギュレータ3の最大エア放
出能力の関係で、1個の体重レベル設定用低圧エアレギ
ユレータ3では体重設定レベルまで圧を逃がし切れない
場合、所要数の体重レベル設定用低圧エアレギュレータ
3を加圧管2に配することにより設定レベルの内圧を維
持させる。
【0015】具体的な例として、内圧調整用低圧エアレ
ギュレータ4を体重より低く調節した場合、図1に示す
ように、余分な圧を逃がすために内圧調整用低圧エアレ
ギュレータ4からエアが放出される。仮にこの人の体重
が50kgならば、体重レベル設定用低圧エアレギュレ
ータ3を50kg相当に設定しておき、内圧調整用低圧
エアレギュレータ4で体重50kgのうち0〜50kg
の範囲で何kgを仕切弁5に負担させるかを調節する。
この人の場合自力で比較的楽に支えることの出来る体重
が仮に20kgであるとすれば、内圧調整用低圧エアレ
ギュレータ4を30kg相当に調節することにより、仕
切弁5に30kg分の体重を負担させ、本人が支えなけ
ればならない体重を20kgに軽減させてしまうことが
できる。これにより、どんなに体力が低下した人であっ
ても、手足を上げた状態で保つことや、上半身を起こし
たまま座っていることや、身体を支えて立つことが自力
の範囲でできるようになる。
【0016】上記した状態から、手足を下したり上半身
を寝かせたり腰を落してしゃがんたりする場合は、図2
に示すように、吊具9に連動して仕切弁5が加圧室6側
に移動し、これに伴なって生じる余分な圧は内圧設定用
低圧エアレギュレータ4から逃がしエアを放出させ、内
圧が一定に保たれた状態で維持する。内圧調整用低圧エ
アレギュレータ4を30kg相当に調節した先程の例で
は、仕切弁5が30kg分の体重を負担し、体重50k
gの本人が支えなければならない体重が20kgに軽減
された状態のまま、足を屈して楽にしゃがむことができ
る。この作用により、どんなに体力が低下した人であっ
ても、上げた手足を下げることや、上半身を寝床に寝か
せることや、身体を支えながら身体を低くすることが自
力の範囲でできるようになる。
【0017】上記した状態から、手足を上げたり上半身
を起こしたり立ち上がったりする場合は、図3に示すよ
うに、吊具9に連動して仕切弁5が外気室7側に移動す
るため、これに伴なって生じる減圧分を、内圧設定用低
圧エアレギュレータ4は放出しているエアを絞るか止め
るかして補い、内圧は一定に保たれた状態で維持され
る。内圧調整用低圧エアレギュレータ4を30kg相当
に調節した先程の例では、仕切弁5が30kg分の体重
を負担し、体重50kgの本人が支えなければならない
体重が20kgに軽減された状態のまま、身体を伸ばし
て楽に立ち上がることができる。この作用により、どん
なに体力が低下した人であっても、手足を上げること
や、上半身を起き上がらせることや、身体を上げること
が自力でできるようになる。
【0018】ジャンプやスクワット(屈伸運動)は前記
した動作の組み合わせなので、内圧調整用低圧エアレギ
ュレータ4を適度に調節して体重の大部分を仕切弁5に
負担させ、本人が支えなければならない体重を大きく軽
減させることにより、どんなに体力が低下した人であっ
ても自力の範囲できるようになる。
【0019】歩行運動や移動や入浴やトイレ等の生活行
動やリハビリは前記した動作の組み合わせに横移動を加
えたものなので、エアシリンダー8等を車付の台やレー
ルや自在アームなどに堅固に設置して移動するようにす
れば、どんなに体力が低下した人であっても自力の範囲
でできるようになり、看護人に対する精神的負担も軽く
なる。
【0020】寝たきり状態で、体重を軽減させても動作
できない程に体力が低下している場合は、内圧調整用低
圧エアレギュレータ4を調節して仕切弁5に全部又は大
部分の体重を負担させることにより、看護人は小さな力
で楽に身体を動かすことができる。身体を起こしたりす
るのは勿論、持ち上げることも簡単にできる。看護人が
身体を動かして刺激を与えることにより、筋力,神経,
内臓等の機能が回復に向うことも容易になる。看護人は
多大な肉体的負担から開放される。
【0021】上述した作用により、本人の体力に応じて
体重を調整することができるため、回復に適した負荷に
よって体力の回復を早め、動作に必要な力だけで運動を
可能にし、身体を動かすことで内臓機能を活性化させる
ことができるようになる。
【0022】仕切弁5の制動や加圧管2の開閉の機能を
有する場合、これを適宜使用する。入浴やトイレの最中
は仕切弁5を停止させておいた方が安全である。図面で
説明すると、電磁弁13を閉じ、制動プレーキ15をロ
ックする。
【0023】
【0024】
【実施例】添付図面に基づいて本発明に係る療養用体重
調整装置の実施例を説明するが、これにのみ限定される
べきでないことは云うまでもない。
【0025】図中1は、エアコンプレッサーである。図
中2は、一方をエアコンプレッサー1に接続しもう一方
をエアシリンダー8の加圧室6に接続した加圧管であ
る。図中3は、加圧管2の中途に配された1個の体重レ
ベル設定用低圧エアレギュレータであり、内部構造は公
知のものなので簡略化した。図中4は、加圧管2の中途
に配された1個の内圧調整用低圧エアレギュレータであ
り、構造は体重レベル設定用エアレギュレータ3と同じ
である。図中8は、スライド自在な仕切弁5により加圧
管2と接続した加圧室6と外気に開放されている外気室
7に区別され、天井等に堅固に設置されたエアシリンダ
ーである。図中14は、加圧室6を加圧する方向である
加圧室6側に仕切弁5と一体的に形成されエアシリンダ
ー8を気密に貫通したロッドである。図中9は、ロッド
14の先端に繋いだ紐16によって下垂して設けられた
吊具である。本実施例の吊具9は、手や足や頭や上半身
や腰をかけて装着できる構造である。
【0026】図6以外の図中10は、仕切弁5と連動し
て吊具9の移動量を検知するために先端がロッド14と
一体的に形成されたスライド式の電子スケールである。
図中11は、吊具9に掛かる重量を検知するための電子
秤である。図中13は、加圧管2に配され開閉するため
の電磁弁である。図中15は、仕切弁5に制動をかける
ためにエアコンプレッサー1の気圧を利用した制動ブレ
ーキである。仕切弁5の制動や加圧管2の開閉が可能で
あるから適宜これを制御し、安全のため入浴やトイレの
最中は仕切弁5を停止させるようにしておく。図中12
は、図5に示すように、電子スケール10と電子秤11
等の各種センサーからの出力信号その他のデータを処理
して危険数値を検出した場合、電磁弁13の閉管と制動
ブレーキ15をかける制御をするコンピュータである。
このコンピュータ12は本人の体重と電子秤11と電子
スケール10その他のデータや信号を処理し、リハビリ
の回復効果や達成成績などを画面や音声で表示すること
ができる。画面に数字、グラフ、表等で表示すれば、体
力等の機能回復は一目瞭然である。コンピュータ12は
自動的にリハビリのメニューや努力目標を提示すること
まで可能である。目標の達成度により「ヨク、デキマシ
タ。」、「モウスコシデス。ガンバリマショウ。」など
の音声表示もできる。プログラムによって様々な制御と
データ管理が可能になる。コンピュータ12に本人の体
重とこれまでのデータを記憶させ、電子スケール10や
電子秤11その他の出力信号を処理させて、リハビリの
回復効果や達成成績などを評価させることができる。こ
の客観的データにより、合理的にリハビリを進めること
が可能となり、自己評価・自己管理ができることで精神
的自立が得られる。
【0027】図6は、ロッド14の先端にスライド可動
部17を設け、固定された2個の滑車18と可動部17
に付属した2個の滑車18に吊具9を垂下して設けた紐
16をかけて先端を固定した省ストローク装置である。
一般の狭い部屋に療養用体重調整装置を設置する場合、
エアシリンダー8とロッド14などの長さが障害にな
る。省ストローク装置を使えば、ロッド14を短いスト
ロークにしても紐16の移動量を数倍にすることにより
この問題は解決される。滑車18が4枚であれば4倍に
なる。図6中10は、吊具9の移動量を検知するための
回転式の電子スケールである。
【0028】図7は、療養用体重調整装置の最もシンプ
ルな実施例であり、図中1はエアコンプレッサー、図中
2は一方をエアコンプレッサー1に接続しもう一方をエ
アシリンダー8の加圧室6に接続した加圧管、図中3は
加圧管2の中途に配された1個の体重レベル設定用低圧
エアレギュレータ、図中4は加圧管2の中途に配された
1個の内圧調整用低圧エアレギュレータ、図中8はスラ
イド自在な仕切弁5により加圧管2と接続した加圧室6
と外気に開放されている外気室7に区別され天井等に堅
固に設置されたエアシリンダー、図中14は加圧室6を
加圧する方向である加圧室6側に仕切弁5と一体的に形
成されエアシリンダー8を気密に貫通したロッド、図中
9はロッド14の先端に繋いだ紐16によって下垂して
設けられた吊具である。本実施例の吊具9は、手や足や
頭や上半身や腰をかけて装着できる構造である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る療養
用体重調整装置は、体重を調整して本人の体力負担を軽
減することにより、自力で生活行動(車椅子への移動,
入浴,トイレなど)やリハビリ(機能回復訓練)ができ
るようにし、又、看護人の負担を軽くし、又、低下した
筋力,運動能力,内臓機能を効率よく合理的に回復に向
わせることができる。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る療養用体重調整装置の説明図。
【図2】本発明に係る療養用体重調整装置の説明図。
【図3】本発明に係る療養用体重調整装置の説明図。
【図4】本発明に係る療養用体重調整装置の説明図。
【図5】本発明に係る療養用体重調整装置の説明図。
【図6】省ストローク装置の説明図。
【図7】本発明に係る療養用体重調整装置の説明図。
【符号の説明】
1 エアコンプレッサー 2 加圧管 3 体重レベル設定用低圧エアレギュレータ 4 内圧調整用低圧エアレギュレータ 5 仕切弁 6 加圧室 7 外気室 8 エアシリンダー 9 吊具 10 電子スケール 11 電子秤 12 コンピュータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアコンプレッサー(1)と、該エアコ
    ンプレッサー(1)に一方を接続した加圧管(2)と、
    加圧管(2)の中途に配された1個以上所要数の調整可
    能な体重レベル設定用低圧エアレギュレータ(3)と、
    加圧管(2)の中途に配された調整可能な内圧調整用低
    圧エアレギュレータ(4)と、スライド自在な仕切弁
    (5)により前記加圧管(2)のもう一方が接続された
    加圧室(6)と外気に開放された外気室(7)に区別さ
    れたエアシリンダー(8)と、堅固に設置されたエアシ
    リンダー(8)に内設された仕切弁(5)と連動して加
    圧室(6)を加圧する方向に下垂して設けられた吊具
    (9)とから構成されたことを特徴とする療養用体重調
    整装置。
JP6115820A 1994-04-19 1994-04-19 療養用体重調整装置 Expired - Lifetime JP3069994B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6115820A JP3069994B2 (ja) 1994-04-19 1994-04-19 療養用体重調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6115820A JP3069994B2 (ja) 1994-04-19 1994-04-19 療養用体重調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07284512A JPH07284512A (ja) 1995-10-31
JP3069994B2 true JP3069994B2 (ja) 2000-07-24

Family

ID=14671919

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6115820A Expired - Lifetime JP3069994B2 (ja) 1994-04-19 1994-04-19 療養用体重調整装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3069994B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010022441A (ja) * 2008-07-15 2010-02-04 Aoba Techno Solutions:Kk 転倒防止機能を有する歩行訓練装置

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2284855C (en) * 1999-10-05 2002-01-01 Gestion Techno-Medic Inc. Automatic displacement and homing system for a rail mounted patient lift
JP4953263B2 (ja) * 2000-07-03 2012-06-13 学校法人立命館 介護補助装置
JP4608661B2 (ja) * 2006-08-25 2011-01-12 公立大学法人高知工科大学 立ち上がり訓練機
KR101008051B1 (ko) * 2010-06-09 2011-01-13 주식회사 동성산기 하지 재활치료 장치
CN106913448B (zh) * 2017-03-29 2019-03-15 李子木 一种用于恢复肢体健康的机器人治疗装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010022441A (ja) * 2008-07-15 2010-02-04 Aoba Techno Solutions:Kk 転倒防止機能を有する歩行訓練装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07284512A (ja) 1995-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4991572A (en) Lumbar traction device
JP5787518B2 (ja) 空気差圧デバイスのためのシステム、方法、および装置
US5209712A (en) Proprioceptive exercise, training and therapy apparatus
US7364555B1 (en) Self-assisted shoulder passive range of motion apparatus
EP3064187A1 (en) Patient transfer and training aid
US10987270B2 (en) Orthopedic exercise apparatus
JP2008502413A (ja) 対麻痺患者や運動神経の障害者のための運動、リハビリ、移動装置
US6961967B1 (en) Personal lift aid
WO2002034196A2 (en) Personal lift aid
US6821262B1 (en) Self operable knee extension therapy device
US20040074414A1 (en) Patient mobility system
WO1998007402A1 (en) Fall prevention, ambulation, exercise, and lifting assist device
JP3069994B2 (ja) 療養用体重調整装置
US5094445A (en) Exercise and rehabilitation device and method
KR102022567B1 (ko) 척수손상 장애인용 웨이트 트레이닝기구
KR102054767B1 (ko) 운동 보조 기구를 구비하는 건강침대 시스템
EP3560472B1 (en) Multi-functional therapeutic hospital bed convertible into a standing aid
CN112137807A (zh) 一种医疗护理用具有康复功能的护理装置
JP2011217993A (ja) リハビリ機器
GB2359751A (en) Self controlled orthopaedic traction table
CN212548141U (zh) 一种神经内科康复辅助装置
KR102022569B1 (ko) 척수손상 장애인용 웨이트 트레이닝기구
US6273867B1 (en) Water therapy back traction apparatus
JP4034013B2 (ja) 機能回復訓練装置
US5787898A (en) Backache relief exercising method

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080526

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090526

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100526

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110526

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120526

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120526

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130526

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130526

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140526

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term