JP3069878U - ベッド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベッドの側板部分より外側に向けて多彩な色
光で照明することができ、しかも照明灯の交換寿命が長
い。 【解決手段】 ベッド１は、マット支持台４と側板５と
の間に発光ダイオード１０を照明灯とする照明設備空間
９を設けると共に側板１０には光が透過し得る透明体又
は半透明体の材質、例えばガラスブロックあるいは半透
明プラスチック等を用いる。照明設備空間９はベッド１
の両側及び後方に設ける。発光ダイオード１０は消費電
力が少なく熱を持たないので側板１０内部に取り付けて
も火災の危険性が少なく玉切れの心配も無い。又各種の
発光素子があるので多彩な色光が実現でき、寝室のムー
ド照明としても効果的である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、内部に照明設備を設けるベッドに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来寝室内において照明を設ける場合には、天井や壁面あるいは家具の上など に各種の照明器具を設置するのが一般的であり、ヘッドボードを有するベッドに おいても照明器具は枕元に取り付ける程度で、他の箇所例えばマット支持台の側 板部分にムード照明等を設ける例は殆ど無かった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

この考案は、ベッドの側板部分より外側に向けて多彩な色光で照明することが でき、しかも照明灯の交換寿命が長く、寝室内の新しいイルミネーションとして も位置付けられるベッドを提供することを目的としている。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するため、この考案のベッドは、マット支持台と側板との間に 発光ダイオードを照明灯とする照明設備空間を設けると共に、側板はこの発光ダ イオードの光が透過し得る透明体又は半透明体の材質で形成することを特徴とす るものである。

【０００５】 側板はガラスブロックあるいは半透明プラスチック等を用い、照明設備空間は ベッドの両側及び後方に設ける。照明設備空間はマットの下方に設けてもよいし 、側板を外面に取り付ける枠体の内部に設置してもよい。枠体はベッドの外周を 取り囲む形状となるので、ベッド本体に脱着可能な組立式とすることもできる。

【０００６】 発光ダイオードは、消費電力が少なく、熱を持たないので、側板内部に取り付 けても火災の危険性が少なく、玉切れの心配も無い。又、赤、橙、黄、緑、青等 各種の発光素子があるので、これらを組み合わせることにより多彩な色光が実現 できる。

【０００７】

【考案の実施の形態】

次にこの考案の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。図１はベッドの 断面図である。ベッド１は、マット２の下面に設ける厚板３と、これをビス止め により固定する箱状のマット支持台４と、その外方に周設する側板５とを有する 。側板５は、床面６より立ち上げる図示しない芯材を挿通するガラスブロック７ と、その上に立設してソフトレザーカバーを被着する木材８よりなる。

【０００８】 ガラスブロック７とマット支持台４との間には照明設備空間９を設け、発光ダ イオード１０よりなる照明灯を設置する。発光ダイオード（ＬＥＤ）は、白熱球 や蛍光灯に比べて、その寿命が著しく長い特長を有する。交流電圧を直流電圧に 整流し、所定の定格電圧にすると、抵抗器を介して各ＬＥＤに所定の電流が供給 され、これによってＬＥＤからの光が放射される。発光された光を効率よく放射 するため内側には鏡面、前面にはレンズを設けてもよい。

【０００９】 次に別の実施形態を図２に基づき説明する。図２の照明設備空間１９は、枠体 ２０内に設けられる。枠体２０は、敷板２１と、これより適宜間隔で立設する柱 体２２と、柱体２２上に載置する頂板２３を有し、透明又は半透明の材質よりな る側板２４を外面に取り付け、照明設備空間１９には発光ダイオード１０よりな る照明灯を設置する。側板２４はガラスブロック、透明あるいは半透明のプラス チック板を用いる。

【００１０】 なお、このような構成はベッドに類似する家具類にも適用できる。例えばソフ ァーやテーブルの脚部に同様な側板と照明設備空間を設ければ、これらも寝室内 の新しいイルミネーションとなる。

【００１１】

【考案の効果】 以上説明したように、この考案のベッドは、内部に照明設備空間を設けると共 に、その光が透過し得る側板を設置するので、ベッドの側板部分より外側に向け て照明することができ、寝室内の新しいイルミネーションを提供できる。しかも 照明灯には発光ダイオードを用いるので、消費電力が少なく、熱を持たないので 、側板内部に取り付けても火災の危険性が少なく、玉切れの心配も無い。又、各 種の発光素子があるので多彩な色光が実現でき、寝室のムード照明としても効果 的である。

【図面の簡単な説明】

【図１】ベッドの断面図である。

【図２】別の実施形態のベッドの一部拡大断面図であ
る。

【符号の説明】

１ ベッド ４ マット支持台 ５ 側板 ７ ガラスブロック ９ 照明設備空間 １０ 発光ダイオード

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 マット支持台の外方に側板を周設するベ
   ッドにおいて、前記マット支持台と前記側板との間に発
   光ダイオードを照明灯とする照明設備空間を設けると共
   に、前記側板はこの発光ダイオードの光が透過し得る透
   明体又は半透明体の材質で形成することを特徴とするベ
   ッド。