JP3068157U - オ―トバイの電源と接続する電熱防寒着衣 - Google Patents

オ―トバイの電源と接続する電熱防寒着衣

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JP3068157U
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JP1999008415U
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Inventor
大勝 荒井
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大勝 荒井
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 本考案は、オートバイに乗って走行する人を
外気の寒冷から守る。 【解決手段】 電気発熱体を内装した温熱着衣と、その
電源をオートバイの発電によって得られる電気を蓄電す
るバッテリーからとすることで、電気の供給が容易かつ
継続的に得られ、単に防温効果のみを求める防寒着衣か
ら転じて、加熱する長時間持続型の温熱着衣とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 「考案の属する技術分野」 電熱による防寒着衣
【0002】 「従来の技術」 歩行者等が電気発熱体によって温暖効果を得る温熱着衣の発想は容易であるが 、その実現は容易ではなかった。その問題は電源にある。即ち電源を携帯用のバ ッテリーに求める時、バッテリーというものの使い勝手の悪さ、即ち短い使用時 間の割には重い重量と長い充電時間という難点が邪魔をし、容易には実用に至ら ない。
【0003】 「考案が解決しようとする課題」 オートバイに乗って走行する人は常に外気にさらされている状態となる。体温 は摂氏36度前後であるが、年間を通して外気の温度すなわち気温が体温を上ま わるようなことは夏期の一時期の日中のみを除いてまず無い。ドライバーとして の経験では、通常の走行中は常に強制的に体が冷やされており、体の偏った部分 、即ち風圧を受ける側に冷気による苦痛を年間を通して感じている。
【0004】 分厚い手袋やジャンパー等を着用するのは、少しでもこの外気による部分的な 冷却から身を守るためであるが、しかしこれは単に保温効果のみを期待しての消 極的な対応にすぎない。寒い季節での長時間の走行ともなれば更に苦痛となり、 状況によっては冷気による手足の末端の運動感覚の低下やマヒによって、ブレー キ等の運転操作の適切な処置が遅れ、事故の発生につながることもあり得る危険 性をはらむ。この危険性はドライバーが等しく経験するものである。
【0005】 「課題を解決するための手段」 この考案は、電気で発熱する温熱着衣と、その電源をオートバイのバッテリー とするこれら二つの組み合わせであり、これによって長時間安定した体温保持を 実現するものである。即ち、電気発熱体によって発熱する温熱着衣で体温への温 熱効果を得るために、その電源を走行中のオートバイのバッテリーから得ること とし、そのバッテリーへの充電はエンジン回転による発電機によっており、これ によって容易かつ継続的に得られるものである。
【0006】 つまり、単に防寒着衣による消極的ともいえる保温効果にとどまるのではなく 、積極的な方法すなわち温熱を着衣に加えることによって体温の低下の問題を解 決するものである。
【0007】 この考案では、バッテリーへの充電がオートバイの走行中に同時進行で可能な ことに着目した。オートバイに乗って走行する人の困苦はまさに走行中にのみ発 生するものであり、従って走行中にのみ快適さが得られれば必要かつ十分な要件 を満たすこととなり、この着目によってそれが実現出来た。
【0008】 「考案の実施の形態」 図1は温熱着衣の一例であり、電気発熱体が温熱着衣の風圧を受ける部分に配 置して加熱する構造であることを示す。電気毛布等にみる温度調節器1によって 設定温度を随意変えることが出来、サーモスタットが働いて設定された温度を維 持する。 図2の2はオートバイ側のコンセントであり、例えば開閉可能とした坐席3中 の天井部など雨濡れしない場所に設置する。このコンセントと、温熱着衣側から 引き出された差し込みプラグとの関係では、事故などで物理的な衝撃を受けた時 には外れ易いよう、マグネットで引きよせて接触する既存のマグネットプラグを 原理を利用する。
【0009】 「考案の効果」 電気発熱体を内装した温熱着衣と、その電源をオートバイの発電によって得ら れる電気の蓄電器(バッテリー)からとすることで、走行中に受ける外気の冷却 からドライバーの体温を守るのみの従来の防温着衣から更に進めた加温した効果 が得られ、その結果、体温の低下の問題を解決し、更により温かく快適にオート バイの走行が楽しめるものである。
【提出日】平成11年9月21日(1999.9.21)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】 [課題を解決するための手段] この考案は、電気で発熱する温熱着衣と、その電源をオートバイのバッテリー とするこれら二っの組み合わせであり、これによって長時間安定した体温保持を 実現するものである。即ち、電気発熱体の電源を走行中のオートバイのバッテリ ーから得ることとし、そのバッテリーへの充電はエンジン回転による発電機によ っており、これによって容易かつ継続的に得られるものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】 [考案の実施の形態] 図1の着衣は温熱着衣の一例であり、電気発熱体1を温熱着衣の風圧を受ける 部分に配置して加熱する構造であることを示す。電気毛布等に見る温度調節器2 によって設定温度を隨意変えることが出来、中のサーモスタットが働いて設定温 度を維持する。オートバイ側のコンセント3の位置は、例えば開閉可能とした坐 席5の裏の天井部など雨に濡れない場所に設置する。このコンセントは複数を設 置すれば温熱着衣の上体部と下体部とを分けて別々に電気供給したり、同乗者が ある場合は同乗者へも電気供給供が可能となる。このコンセント3と温熱着衣側 から引き出された差し込みプラグ4との関係では、例えば事故発生などで物理的 な衝撃を受けた際には外れやすいことでオートバイに乗って走行する者が危険に 巻きこまれないよう、マグネットで引きよせて接続する凹状と凸状が浅い形状の 既存のマグネットプラグの原理を利用する。
【図面の簡単な説明】
【図1】:電気発熱体を内装した温熱着衣の例
【図2】:オートバイ側のコンセントの位置の例
【符号の説明】
1 温度調節器 2 オートバイ側のコンセント 3 開閉可能とした坐席
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年9月21日(1999.9.2
1)
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 電気発熱体1を内蔵した温熱着衣と、オート
バイ側の電気を供給するコンセント3との関係を示す断
面図。
【符号の説明】 1 電気発熱体 2 温度調節器 3 オートバイ側のコンセント 4 温熱着衣側の差し込みプラグ 5 開閉可能とした坐席
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正書】
【提出日】平成11年9月24日(1999.9.2
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気で加温する電熱着衣と、その電源を
    オートバイのバッテリーとしたことで走行中に容易かつ
    継続的に電熱着衣を加温することが出来るこれら二つの
    組み合わせによって成る電熱着衣
JP1999008415U 1999-09-17 1999-09-17 オ―トバイの電源と接続する電熱防寒着衣 Expired - Lifetime JP3068157U (ja)

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