JP3067927U

JP3067927U - ブラシ付き生ゴミの水切り棒

Info

Publication number: JP3067927U
Application number: JP1999008549U
Authority: JP
Inventors: ちよの山田
Original assignee: ちよの山田
Priority date: 1999-10-04
Filing date: 1999-10-04
Publication date: 2000-04-21
Anticipated expiration: 2005-10-04

Abstract

(57)【要約】【課題】台所の流し台にある排水口に挿入された水切
りネットに溜まった生ゴミを脱水し、且つ、水を多く使
う料理の下ごしらえの途中で水切りネットの内側に付着
した生ゴミの小片を握り部に取り付けたブラシで排除す
る器具を得る。【解決手段】有底のラッパ状に形成された押し付け部
１と、棒状をなし先端にブラシ３を取り付けた握り部２
から構成されており、押し付け部１と握り部２とは、ね
じ込み式で結合することにより、両者を容易に脱着で
き、またブラシは平時押し付け部の内部に隠れた外観と
する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、台所の流し台の排水口に差し込む水切りネットの清掃具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、流し台にある排水口の水切りネットに溜まった生ゴミは、水を多く含んだままの状態で、ゴム手袋をはめて絞って捨てるか、そのまま捨てていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の技術で述べたように、流し台の排水口から抜き取った生ゴミは、多くの水を含んでおり、これをそのまま家庭内の別の容器などに移したのでは、水漏れが生じ不潔感を伴うのみならず、時の経過とともに漏れた水が悪臭を放つほか、水を多く使う料理の下ごしらえの途中で水切りネットに生ゴミの小片が詰まり、水はけが悪くなり、排水が出来なくなるなどの問題を有していた。

【０００４】本考案は、従来の技術の有するこのような問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、水きりネットにゴミが溜まった排水口に、先が有底のラッパ状の押し込み棒を押し込み、水きりネットに溜まっている生ゴミを上から押しつけることにより、生ゴミの中に含まれている水を脱水し、また水切りネットの内面に目詰りを起こしている生ゴミの小片を、握り部に取り付けているブラシでしで排除できる器具を提供しようとするものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案におけるブラシ付き生ゴミの水切り棒は、有底のラッパ状に形成された押し付け部と、棒状をなし先端にブラシを取り付けた握り部とから構成されており、押しつけ部と握り部とは、ねじ込み式で結合されており、また一方前記ブラシは平時押し付け部の内部にあって、その長さは、先端が押し付け部の底面に接触しないように構成されてなるものである。

【０００６】

【考案実施の形態】

考案の実施の形態について図面を参照して説明する。図１〜３において、押し付け部１の内部は空洞であり、外観は有底のラッパ状に形成されている。そして押し付け部１の底面は略平らな形状となっており、また押し付け部１の上部には、内ネジ４ａが形成されている。

【０００７】そして、握り部２の下端には、押し付け部１の内ネジ４ａと結合できる外ネジ４ｂが形成され、外ネジ４ｂの上端部にはストッパー５を備えている。

【０００８】さらに、握り部２には、縦方向の中心線に沿った下方に、短い柄の付いたブラシ３が取り付けられており、このブラシ３の柄の部分と握り部２との固定は、握り部２の内部で固定してもよく、また差し込み式やねじ込み式としてブラシのみの交換ができるようにしてもよい。

【０００９】そして、握り部２の頂部は、握り部の外径より大きい外径を持ち、中央がやや膨らんだ形状に形成されている。

【００１０】

【考案の効果】

本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。

【００１１】生ゴミの溜まった排水口の水切りネットに、ブラシ付き生ゴミの水切り棒を押し込んで、上から手のひらで押し付けることにより、可燃物を出す日の朝食の支度や、食べ残しの生ゴミを時間をかけて水切りすることなく直ぐに捨てることが出来る。

【００１２】排水口から取り出された水切りネットは、そのまま別の容器に移しても、生ゴミから汚水が流出することなく、清潔な状態で廃棄できる。

【００１３】また水分を多く含む生ゴミは、焼却時にダイオキシンが発生し易いとされているので、環境保護にも有効である。

【００１４】炊事の途中、排水口の中の水切りネットが生ゴミの小片で目詰まりした場合、押し付け部を捩じって外せば、握り部がブラシ付きの棒となるので、生ゴミの小片を簡単に排除できる。

【００１５】押しつけ部は、有底のラッパ状をなしているので、座りがよく、且つ外観的にも優れている。

【００１６】

【図面の簡単な説明】

【図１】握り部の要部断面図である。

【図２】押し付け部の要部断面図である。

【図３】ブラシ付き排水棒の外観図である。

【符号の説明】

１押し付け部２握り部３ブラシ４ａ，ｂネジ５ストッパー

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項】有底のラッパ状に形成された押し付け部
（１）と、棒状をなし先端にブラシ（３）を取り付けた
握り部（２）とから構成されており、押しつけ部（１）
と握り部（２）とは、ねじ込み式で結合されており、前
記ブラシ（３）は平時押しつけ部（１）の内部にあっ
て、その長さは、先端が押しつけ部（１）の底面に接触
しないように構成されてなるブラシ付き生ゴミの水切り
棒。