JP3067825U - 回転曲げ軸接着機能機具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業用具に柄を付けるだけでなく、更に機能
を付加して作業の安易と効率化を図る。 【解決手段】 作業機具の中軸の一部を回転するように
し、その回転部分の中軸に曲がりをつけ、曲がりの部位
にぞうきん、ブラシその他の用具を装着し、使用者が柄
を持って押し廻し作業をすれば用具は機能的に目的物に
接着し、安易、効率的に作業をすることができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、モップ、ブラシその他清掃或は塗装等の用具に柄を付け、これを使 用する場合、用具が作業目的物件に能動的に接着作動するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、この種の用具に柄を付けたものは多いが、その殆んどが固定していて幾 つかのものが用具が上下に首を振る程度である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

清掃、塗装等の作業目的物には平面・曲面、その他の変形等多様であるから柄 に用具が固定しているのでは極めて使いにくく、使用者は場所移動したり、身体 を無理した姿勢で作業しなければならず、省力化の工夫が必要とされた。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記要請に対し、本考案は柄と作業用ぞうきん、ブラシ等取付器具を中軸でつ なぎ、この中軸は回転すると共に、柄と取付器具の接合部で１５度前後角に曲げ る。その曲がりの外角上外向きに作業用ぞうきん、ブラシ等を取付ける。尚、角 度を１５度前後と概数で示したのは、角度を大にすれば、前記作業用具が作動過 敏となり、反対に小にすれば、作動鈍麻となる。又一方作業用具の形状、大小等 も関係するので実験的平均値として相当と思われる数値である。

【０００５】

【考案の実施の形態】

図１は本案機具の前面図で、柄、中軸、用具の装着状況を示す。図２は側面図 で中軸の曲がりと用具装着状況を側面から見たもの。図３は中軸の曲がり及びそ の外角の部位を示す。図４は中軸の曲がりに対し、外から押す力が加えられた場 合の中軸の運動を示す。併せて中軸の回転する状況をも示す。以上図示するもの は柄から押す力が加えられたときぞうきん、ブラシ等の用具取付器具は目的物件 に対しその形状に応じて能動的に接着する。作業の進行に伴い目的物の形状に変 化があるとしても、この接着現象は物理現象であるから、それに順応して作動す る。中軸の回転作用がこの作動を助ける。

【０００６】

【考案の効果】

作業用具が自動的に作動するので、使用者は同じ位置から柄を持って押し廻す だけでぞうきん、ブラシその他の用具は目的物に接着し、且つ、柄を長くして両 手で作業することも可能となり作業の効率をたかめることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の前面図

【図２】本考案の側面図

【図３】本考案中の中軸の曲がりと外角、内角を示す。

【図４】上記中軸の作用図

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 柄とぞうきん、ブラシ等の取付け用具を
   中軸によってつなぐ。中軸は柄と用具の連結部で１５度
   前後の角度で曲げる。その外角線上外向きに上記の用具
   を装着する。以上一連の装置。