JP3067658U - ガスボンベ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全性が高く液化ガスの注入に便利なガスボ
ンベ装置の提供。 【解決手段】 上端に保護カバーが設けられたスチール
ボンベ、バルブ装置とされ、内部に縦向きの出気路が設
けられ、該出気路の上端が横向きの出気口に連接され、
出気路の傍らに縦向きの入気路が設けられ、該入気路の
上端に横向きの入気口が連接され、該バルブ装置の上端
に出気口の開閉を制御可能な出気口開閉手段が設けら
れ、該入気口に該入気口の開閉を制御可能な入気口開閉
手段が設けられ、バルブ装置の一側に安全弁が設けら
れ、バルブ装置の底端にスチールボンベに螺合可能な螺
接ヘッドと入気管が設けられた、上記バルブ装置、ポン
プとされ、該スチールボンベの保護カバーに固定され、
並びに一つの透明導管でバルブ装置に連接され、該透明
導管に複数の逆止め弁と一つのコネクタが設けられた上
記ポンプ、以上を具備することを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種のガスボンベ装置に係り、スチールボンベにバルブ装置が螺合さ れ、バルブ装置に出気口と入気口開閉手段が設けられ、透明導管に複数の逆止め 弁が設けられ、使用時に比較的安全である、ガスボンベに関する。

【０００２】

【従来の技術】

図１は周知の一種の液化ガスボンベ装置を示す。このガスボンベ装置は、スチ ール製の液化ガス液化ガスボンベ本体１０とポンプ１１を具備し、該液化ガスボ ンベ本体１０内に入気管１０３が設けられ、表面に液化ガスボンベ本体１０の表 面に出気口１０５と液化ガス注入孔１０７が設けられている。該出気口１０５に 出気管１２が連接されている。該ポンプ１１は液化ガスボンベ本体１０の保護カ バー１３の一側に位置し、並びに一つの導管１１５で入気管１０３に連接されて いる。使用時には、ポンプ１１を起動させると、空気が入気管１０３より液化ガ スボンベ本体１０の液化ガス中に進入し、並びに可燃性ガスを発生し、出気管１ ２がこの可燃性ガスを燃焼器へと引く。液化ガスボンベ本体１０内の液化ガスが なくなれば、液化ガス注入孔１０７を開けて、液化ガスを液化ガスボンベ本体１ ０内に注入することができる。このような液化ガスボンベ装置は比較的比較的低 コストであるが、一般のガスボンベとこのような液化ガスボンベを比較すると、 液化ガスボンベ本体１０には出気口１０５と注油孔１０７の設置が必要であり、 且つ液化ガスボンベ本体１０の入気管１０３も一般のガスボンベとは異なるため 、使用者と業者は現在一般に使用されているガスボンベに交換しなければならな くなり、またそのためのコストがかかった。さらに上記の周知の液化ガスボンベ 装置にはいかなる安全装置も設けられておらず、ゆえに安全性の面で問題があっ た。

【０００３】 このため、液化ガスを使用でき可燃性気体を発生することができ、現在あるガ スボンベに改変する必要がなく、並びに安全保護装置を具備するガスボンベ装置 が望まれていた。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の主要な課題は、一種のガスボンベ装置を提供することにあり、それは 、バルブ装置がスチールボンベに装着され、ゆえにスチールボンベ不変更の状況 下で使用でき、取付けに便利で、スチールバルブ製造コストを節約できるものと する。

【０００５】 本考案の別の課題は、一種のガスボンベ装置を提供することにあり、それは、 透明導管に複数の逆止め弁が設けられ、液化ガスの逆流を防止し、使用者とポン プを保護できるものとする。

【０００６】 本考案のさらに別の課題は、一種のガスボンベ装置を提供することにあり、そ れは、スチールボンベのバルブ装置に出気口開閉手段、入気口開閉手段及び安全 弁が設けられ、且つスチールボンベに保護カバーが設けられ、使用者の安全を保 護できるものとする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、上端に保護カバーが設けられたスチールボンベ、 バルブ装置とされ、内部に縦向きの出気路が設けられ、該出気路の上端が横向 きの出気口に連接され、出気路の傍らに縦向きの入気路が設けられ、該入気路の 上端に横向きの入気口が連接され、該バルブ装置の上端に出気口の開閉を制御可 能な出気口開閉手段が設けられ、該入気口に該入気口の開閉を制御可能な入気口 開閉手段が設けられ、バルブ装置の一側に安全弁が設けられ、バルブ装置の底端 にスチールボンベに螺合可能な螺接ヘッドと入気管が設けられた、上記バルブ装 置、 ポンプとされ、該スチールボンベの保護カバーに固定され、並びに一つの透明 導管でバルブ装置に連接され、該透明導管に複数の逆止め弁と一つのコネクタが 設けられた上記ポンプ、 以上を具備することを特徴とする、ガスボンベ装置としている。 請求項２の考案は、前記バルブ装置の出気口開閉手段が入気口と互換性を有し 、ゆえに入気口より快速注油が可能であることを特徴とする、請求項１に記載の ガスボンベ装置としている。 請求項３の考案は、前記バルブ装置にさらに一つの注油口が設けられ注油操作 に便利とされたことを特徴とする、請求項１に記載のガスボンベ装置としている 。

【０００８】

【考案の実施の形態】

図２、３に示されるのは本考案のガスボンベ装置のバルブ装置の斜視図及び断 面図である。これらの図に示されるように、バルブ装置２０の内部に縦向きの出 気路２１３が設けられ、且つ該出気路２１３の上端に一つの横向きの出気口２１ が連接されて、可燃性ガスが出気口２１より送出可能とされ、バルブ装置２０の 上端に並びに一つの出気口開閉手段２１５が設けられ、使用者が手動で出気口２ １の出気或いは不出気を制御できる。出気路２１３の近傍に縦向の入気路２２３ が設けられ、且つ該入気路２２３の上端に横向きに入気口２２が連接され、空気 及び液化ガスが入気口２２より注入可能とされ、入気口２２に入気口開閉手段２ ２５が設けられ、使用者が手動でこの入気口開閉手段２２５の開閉を制御できる 。バルブ装置２０の底端には螺接ヘッド２４が設けられ、バルブ装置２０が現在 あるガスボンベに螺合可能とされ、ゆえに取付けに便利で、且つスチールボンベ 製造のコストを節約できる。このほか、バルブ装置２０の一側に安全弁２３が設 けられ、且つ出気口２１と入気口２２に出気口開閉手段２１５と入気口開閉手段 ２２５の制御を受けるため、本考案のガスボンベ装置は比較的安全である。

【０００９】 さらに、図４に示されるように、スチールボンベ３０の上端には保護カバー３ １が固定され、バルブ装置２０がスチールボンベ３０上端に螺合され、且つ保護 カバー３１に包囲され、ゆえにバルブ装置２０が外部の物体に衝突することがな く、使用者の安全を保護する。保護カバー３１には一つのポンプ３６が取り付け られ、該ポンプ３６は透明導管３２でバルブ装置２０の入気口２２に連接され、 透明導管３２に複数の逆止め弁３３が設けられて液化ガスの逆流が防止されてい る。使用時には、ただポンプ３６を起動すれば、空気が透明導管３２よりバルブ 装置２０に導入され、さらにバルブ装置２０の入気管３７を通りスチールボンベ ３０中の液化ガス中に進入し並びに可燃性ガスを発生させ、可燃性ガスはバルブ 装置２０の出気管３５との連接を透過し燃焼器へと送られる。空気と可燃性ガス がいずれもバルブ装置２０を透過して導入及び送出されるため、使用者の安全が 保護される。このほか、本考案のスチールボンベ３０は液化ガスを注入できるほ か、その他の混合燃料油或いは高揮発性ガスを収容可能で、スチールボンベ３０ 中に高揮発性ガスを注入する時にはポンプ３６は設置されない。

【００１０】 最後に、図５及び図６は、本考案のガスボンベ装置に液化ガスを注入する状態 を示す。図示されるように、透明導管３２にはコネクタ３４が取り付けられてい る。スチールボンベ３０中の液化ガスがなくなった時、使用者はただコネクタ３ ４を回して外し、コネクタ３４部分より液化ガスを注入し継続使用に供する。速 く液化ガスを注入する必要があり、並びに透明導管３２より液化ガスを注入する のに不適合である時には、もう一つのバルブ装置４０を使用する。このバルブ装 置４０は入気口４１が上端に設けられ、並びに入気口開閉手段４２５がバルブ装 置４０の一側に設けられ、ゆえに使用者が速やかに液化ガスを注入したい時、た だ上端の入気口４１より注入すれば使用できる。このほか、本考案のバルブ装置 には一つの注油口を加設可能であり、それにより使用者の注油操作により便利と なる。

【００１１】

【考案の効果】

総合すると、本考案は一種のガスボンベ装置を提供し、それはスチールボンベ に一つのバルブ装置が螺合され、並びにバルブ装置に出気口開閉手段と入気口開 閉手段が設けられ、透明導管に複数の逆止め弁が設けられ、使用者が使用する時 、比較的安全である。ゆえに本考案は実用性、新規性及び進歩性を有すると共に 産業上の利用価値を有する考案である。なお、上述の実施例は本考案の請求範囲 を限定するものではなく、本考案に基づきなしうる細部の修飾或いは改変であっ て本考案と同じ効果を達成しうる事項はいずれも本考案の請求範囲に属するもの とする。

【図面の簡単な説明】

【図１】周知の液化ガスボンベ装置の斜視図である。

【図２】本考案のバルブ装置の斜視図である。

【図３】本考案のバルブ装置の断面図である。

【図４】本考案の使用状態表示図である。

【図５】本考案の液化ガス注入状態表示図である。

【図６】本考案のもう一つのバルブ装置を使用しての液
化ガス注入状態表示図である。

【符号の説明】

１０ 液化ガススチールボンベ １０３
入気管 １０５ 出気孔 １０７
注油孔 １１ ポンプ １１５
導管 １２ 出気管 １３ 保
護カバー ２０ バルブ装置 ２１ 出
気口 ２１３ 出気路 ２１５
出気口開閉手段 ２２ 入気口 ２２３
入気路 ２２５ 入気口開閉手段 ２３ 安
全弁 ２４ 螺接ヘッド ３０ ス
チールボンベ ３１ 保護カバー ３２ 透
明導管 ３３ 逆止め弁 ３４ コ
ネクタ ３５ 出気管 ３６ ポ
ンプ ３７ 入気管 ４０ バ
ルブ装置 ４１ 入気口 ４２５
入気口開閉手段

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 上端に保護カバーが設けられたスチール
   ボンベ、 バルブ装置とされ、内部に縦向きの出気路が設けられ、
   該出気路の上端が横向きの出気口に連接され、出気路の
   傍らに縦向きの入気路が設けられ、該入気路の上端に横
   向きの入気口が連接され、該バルブ装置の上端に出気口
   の開閉を制御可能な出気口開閉手段が設けられ、該入気
   口に該入気口の開閉を制御可能な入気口開閉手段が設け
   られ、バルブ装置の一側に安全弁が設けられ、バルブ装
   置の底端にスチールボンベに螺合可能な螺接ヘッドと入
   気管が設けられた、上記バルブ装置、 ポンプとされ、該スチールボンベの保護カバーに固定さ
   れ、並びに一つの透明導管でバルブ装置に連接され、該
   透明導管に複数の逆止め弁と一つのコネクタが設けられ
   た上記ポンプ、 以上を具備することを特徴とする、ガスボンベ装置。
2. 【請求項２】 前記バルブ装置の出気口開閉手段が入気
   口と互換性を有し、ゆえに入気口より快速注油が可能で
   あることを特徴とする、請求項１に記載のガスボンベ装
   置。
3. 【請求項３】 前記バルブ装置にさらに一つの注油口が
   設けられ注油操作に便利とされたことを特徴とする、請
   求項１に記載のガスボンベ装置。