JP3067374U - 健康リストバンド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の作業やスポーツ等の際に装着されるリス
トバンドの、緊迫、固定による衝撃予防、安定感、軽快
感、漲力感や、汗止め、ファッション等の作用に加え
て、治療、増力等の生理的効果が得られる健康リストバ
ンドを提供する。 【解決手段】リストバンドにおいて、経絡の経穴が当接
するその内側面に複数個の粒状を配置・突設して構成す
る。粒状体として、ｐ型半導体、磁石、トルマリン等を
使用することができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】リストバンドに係り、特に複数の粒状体（接触体 ）を内側面に突設してなる健康リストバンドに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、作業やスポーツ等を行う際に装着されるリストバンド は、緊迫することによって、固定による衝撃予防、安定感、軽快感、漲力感や、 汗止め、あるいはファッションとして用いられていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記作用に加えて、実際に治療 、増力等の生理的効果が得られる健康リストバンドを提供する。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記に鑑み本考案者は鋭意実験研究の結果次 の手段によりこの課題を解決した。 （１）手首に装着するリストバンドにおいて、その内側面に複数個の粒状体が間 隔をおいて突設されてなることを特徴とする健康リストバンド。 （２）手首に装着するリストバンドにおいて、その内側面に複数個の粒状体が間 隔をおいて突設されてなり、かつ複数個の粒状体はリストバンドの周縁端部より 中央部へ向かって縦方向に所定距離を隔てて、かつ横方向に所定間隔を隔てて配 設されてなることを特徴とする健康リストバンド。 （３）経絡の経穴が当接するリストバンド内側面に、粒状体を配置・突設してな ることを特徴とする請求項１又は２に記載の健康リストバンド。 （４）健康リストバンドの表面にバンド位置合わせマークを付してなることを特 徴とする前項１〜３のいずれか１項に記載の健康リストバンド。 （５）粒状体が、酸化チタン基材にシリコン半導体薄膜を積層した円錐台型のも のであることを特徴とする前項１〜４のいずれか１項に記載の健康リストバンド 。 （６）粒状体が、永久磁石であることを特徴とする前項１〜４のいずれか１項に 記載の健康リストバンド。 （７）粒状体が、トルマリンであることを特徴とする前項１〜４のいずれか１項 に記載の健康リストバンド。

【０００５】

【考案の実施の形態】本考案の実施の形態を以下の図に基づいて説明する。 図１は、本考案の健康リストバンドの外観斜視図、 図２は、図１の健康リストバンドの展開図、 図３は、健康リストバンドの一部断面図である。 図において、１は健康リストバンド、２はバンド、３は粒状体（粒状皮膚接触 体）、４は展開リストバンド、５はバンド厚、６はバンド長さ、７はバンド幅、 ８は粒状体相互の間隔、９は周縁端部からの距離、１０はバンドの縦断面構造、 １１はバンドの表面層、１２はバンドの芯部、２７はバンド位置合わせマーク、 をそれぞれ示す。 図１に図示するごとく、本考案の健康リストバンド１は、筒状に形成されてお り、粒状体３は周縁端部からの距離９だけ中心部側へ入った内側面に、３個の粒 状体が間隔８をおいて１列に配置・突設されている。 なお、本図の健康リストバンド１は、短じかい健康リストバンド１ａ（図５） ）を示す。

【０００６】 また、図３の一部断面構造１０に示したように、バンド２の表面層１１は素材 が例えば、綿、アクリルの混紡のパイル編みで、また、バンドの芯部１２はナイ ロン、ポリウレタン等の裏糸のパイル編みで、共に伸縮性に富んでいるものが好 ましく採用される。 そして、粒状体３が前記図１、図２に示した位置に、例えば塩化ビニール系接 着剤あるいは合成ゴム系接着剤によって固着、突設されている。

【０００７】 図４は各種粒状体の外観図であり、（イ）、（ロ）図は、表面がシリコン半導 体薄膜で基材が酸化チタン焼結体よりなる円錐台型の粒状体の正面図と側面図で あり、（ハ）、（ニ）図は永久磁石よりなる半球状の粒状体の正面図と側面図で ある。 図において３ａは円錐台型の粒状体、３ｂは半球状の粒状体を示す。 上記の構造によって、健康リストバンド１を装着する場合、リストによくフィ ットし、リストを激しく動かしたりしてもずれたりすることはない。

【０００８】 次に健康リストバンド（短・長）の装着説明図によって、作用を説明する。 図５は、健康リストバンドの装着説明図である。 図５の（イ）図は、短バンド（実線）並びに長バンド（鎖線）を右手に装着し た場合の前面図、 （ロ）図は短バンド（実線）並びに長バンド（鎖線）を右手に装着した場合の背 面図、 （ハ）図は長バンド（実線）並びに長バンド（鎖線）を右手に装着した場合の側 面図を示す。 図において、１ａは短バンド（短いバンド）、１ｂは長バンド（長いバンド） 、１３は右手前面、１４は右手背面、１５は右手側面（外側）である。 以下、経穴（ツボ）の位置として、１６は神門、１７は太陵、１８は内閣、１ ９は曲沢、２０は少海、２１は太淵、２２は列けつ、２３は間使、２４はげき門 、２５は孔最、２６尺沢、２８は陽けい、２９は偏歴、３０は温溜、３１は四と く、３３は陽池、３４は外関、３５は支溝、３６は下廉、３７は上廉、３８は手 三里、３９は曲池をそれぞれ示す。

【０００９】 本考案における健康バンドには、短バンド１ａ又は長バンド１ｂがあり、目的 に応じて、通常はいずれかが単独で使用される。 図５に示したように、手首並びに前腕部にはそれぞれ短バンド１ａあるいは長 バンド１ｂが装着されるが、長バンド２ｂは、短バンド１ａと一体又は分離され たもののいずれでもよい。 なお、装着に際しては、健康リストバンド１をそのバンド位置合わせマーク２ ７を手首の表面中央にあわせて装着すれば、粒状体３を容易かつ確実に各ツボ部 に当接させることができる。 そして、リスト（手首及び前腕部）における経穴（ツボ）に粒状体３を当接さ せると、粒状体３が、酸化チタン基材とｐ型シリコン半導体薄膜よりなる円錐台 型粒状体３ａでは、その先端部の押圧作用でツボ刺激をするとともに、ｐ型半導 体のマイナス電位作用、酸化チタン焼結体による遠赤外線放射作用等の複合効果 により、身体を活性化することになる。 また、粒状体３が、永久磁石３ｂである場合は、その磁力線の効果により、身 体を活性化する。 さらに、粒状体３が、トルマリン（電気石）である場合は、そのピエゾ（圧電 ）効果とピロ（焦電）効果とによるマイナスイオン発生作用並びに遠赤外線発生 作用により、身体に対して好影響を与えることとなる。

【００１０】 上記の粒状体を、装着時ツボに当接させることにより、下記のような治療効果 をもたせることができる。 まず、短バンド１ａにおけるツボの位置は、図５の（イ）図の右手前面装着図 の場合、神門１６・大陵１７は（動悸、息切れ、心臓疾患）、太淵２１は（手首 関節周囲の痛み、呼吸器系疾患）、孔最２５は（風邪、喘息、咳き）、（ロ）図 の右手背面、（ハ）図の右手外側の場合、陽けい２８（精神安定）、陽池３３（ 腕のしびれ、歯痛）の効果がある。

【００１１】 また、長バンド１ｂにおけるツボの位置は、前記短バンド１ａのツボ位置の効 果に加えて、図５の（イ）図の右手前面装着図の場合、内閣１８・間使２３・げ き門２４（心臓疾患）、列けつ２２（手首、首筋の痛み）の効果が、 また、（ロ）図の右手背面、（ハ）図の右手外側の場合、偏歴２９・四とく３１ （腕のしびれ、歯痛）、温溜３０（下痢、歯痛）、支溝３５（腕、胸部痛）、外 関３４・下廉３６・上廉３７・手三里３８（腕のけいれん、痛み、橈骨神経痛） の効果がある。 また、前記以外にも（イ）図の曲沢１９・少海２０（正中神経痛）、（ハ）図 の曲池３９（橈骨神経痛）等が近くにあり、バンドを装着することもできる。 従って、前記作業、スポーツ等における衝撃予防、安定感、軽快感、漲力感や、 汗止め、あるいはファッションの他、上記のツボの刺激によって治療効果が得ら れる。 以上は右手に装着した場合を述べたが左手に装着しても同様である。

【００１２】

【考案の効果】本考案によれば、次に示す優れた効果を発揮する。 本考案の健康リストバンドを手首に装着すると、従来のリストバンドの作用（ 作業やスポーツ等を行う際に装着されるリストバンドの、固定による衝撃予防、 安定感、軽快感、漲力感や、汗止め、あるいはファッション等）に加えて、手首 の皮膚表面を刺激し、かつツボにも当接するため、身体の活性化と治療効果が奏 される。 また、酸化チタン基材とｐ型シリコン半導体薄膜よりなる円錐台型粒状体を用 いたものにあっては、先端部の押圧作用、ｐ型半導体のマイナス電位作用、酸化 チタンの焼結体による遠赤外線作用等の複合効果も加わり、より一層の身体活性 化や治療効果が奏される。 さらに、永久磁石製の粒状体を用いたものにあっては、その磁力線の効果も加 わり身体の活性化や治療効果が奏される。 そしてまた、トルマリン（電気石）の粒状体を用いた場合は、そのマイナスイ オン発生作用及び遠赤外線発生作用による効果も加わり身体の活性化や治療効果 が奏される。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のリストバンドの外観斜視図。

【図２】図１のリストバンドの展開図。

【図３】バンドの組成の縦断面図。

【図４】粒状接触体外観図。

【図５】リストバンドの装着図。

【符号の説明】

１：リストバンド １ａ：短リス
トバンド １ｂ：長リストバンド ２：バンド ３：粒状接触体 ３ａ：円錐台
型粒状体 ３ｂ：半球状の永久磁石 ４：リストバ
ンドの展開図 ５：バンド厚 ６：バンド長
さ ７：バンド幅 ８：粒状接触
体の間隔 ９：周縁端部からの距離 １０：バンド
の縦断面図 １１：バンドの表面 １２：バンド
の芯部 １３：右手前面 １４：右手背
面 １５：右手外側 １６：神門 １７：太陵 １８：内閣 １９：曲沢 ２０：少海 ２１：太淵 ２２：列けつ ２３：間使 ２４：げき門 ２５：孔最 ２６：尺沢 ２７：バンド合わせマーク ２８：陽けい ２９：偏歴 ３０：温溜 ３１：四とく ３３：陽池 ３４：外関 ３５：支溝 ３６：下廉 ３７：上廉 ３８：手三里 ３９：曲池

Claims (7)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】手首に装着するリストバンドにおいて、そ
   の内側面に複数個の粒状体が間隔をおいて突設されてな
   ることを特徴とする健康リストバンド。
2. 【請求項２】手首に装着するリストバンドにおいて、そ
   の内側面に複数個の粒状体が間隔をおいて突設されてな
   り、かつ複数個の粒状体はリストバンドの周縁端部より
   中央部へ向かって縦方向に所定距離を隔てて、かつ横方
   向に所定間隔を隔てて配設されてなることを特徴とする
   健康リストバンド。
3. 【請求項３】経絡の経穴が当接するリストバンド内側面
   に、粒状体を配置・突設してなることを特徴とする請求
   項１又は２に記載の健康リストバンド。
4. 【請求項４】健康リストバンドの表面にバンド位置合わ
   せマークを付してなることを特徴とする請求項１〜３の
   いずれか１項に記載の健康リストバンド。
5. 【請求項５】粒状体が、酸化チタン基材にシリコン半導
   体薄膜を積層した円錐台型のものであることを特徴とす
   る請求項１〜４のいずれか１項に記載の健康リストバン
   ド。
6. 【請求項６】粒状体が、永久磁石であることを特徴とす
   る請求項１〜４のいずれか１項に記載の健康リストバン
   ド。
7. 【請求項７】粒状体が、トルマリンであることを特徴と
   する請求項１〜４のいずれか１項に記載の健康リストバ
   ンド。