JP3067370U - 組み合わせ電光表示盤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば、スポーツ等の電光表示盤のように、
他のスポーツや他の分野に使用されるような一部を重複
するような電光表示盤があり、これらを無駄のないよう
に個々の電光表示盤ユニットに分割設定し、これらを複
数枚組み合わせて用いることにより経済的であり、その
保管にも便利な組み合わせ電光表示盤を開発することに
ある。 【解決手段】 目的・機能の異なる電光表示盤１を、縦
・横いずれかの寸法を、一方の倍数の寸法として形成
し、これらを複数枚組み合わせて使用することを特徴と
する組み合わせ電光表示盤。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、組み合わせ電光表示盤に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、電光表示盤は種々存在しており、特に、スポーツ関係・学校関係の表示 盤は複数あり、その目的〔スポーツの種類〕に応じた表示盤を購入しているが、 その電光表示盤を一部の機能を変更することにより、他のスポーツにも利用でき るものであるが、大抵は、重複して購入している。

【０００３】 従って、重複して購入することは不経済であって、また、その保管等も場所を 占め、その管理も煩雑であった。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

そこでこの考案は、例えば、スポーツ等の電光表示盤のように、他のスポーツ や他の分野に使用されるような一部を重複するような電光表示盤があり、これら を無駄のないように個々の電光表示盤ユニットに分割設定し、これらを複数枚組 み合わせて用いることにより経済的であり、その保管にも便利な組み合わせ電光 表示盤を開発することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するための手段として、これらの各機能を備え、目的の異なっ た電光表示盤を、一定の大きさに形成して予め複数用意しておき、目的に合った 必要なものだけを購入して縦・横に組み合わせて使用することにより、経済的で あり、その保管も便利にする組み合わせ電光表示盤とするものである。

【０００６】

【考案の実施の形態】

そこで本考案の一実施例を図１〜図２に基づいて説明すると、電光表示盤（１ ）を、縦（ａ）・横（ｂ）いずれかの寸法を、一方の３倍の寸法として形成し、 これらを複数枚組み合わせて使用することを特徴とする組み合わせ電光表示盤か ら構成されるものである。

【０００７】 尚、各電光表示盤（１）は、図２に示すように裏面にそれぞれ連結される連結 具（２）を設けており、当然配線盤も連結されるものであり、また、図１におい ては、攻撃セット盤（１ｃ）と得点盤（１ａ）とを組み合わせたものであり、図 ３は、チーム名盤（１ｆ）２枚と、３０秒タイマー（１ｄ）と、時計盤（ブザー を含む）と、そして得点盤（１ａ）を組み合わせたものである。

【０００８】 また、電光表示盤（１）の一例としては、得点盤（１ａ）がある。この得点盤 （１ａ）を使用するスポーツは、バレーボール、バスケットボール、ハンドボー ル、卓球、バトミントンなど、対戦相手の得点が、それぞれ左右に１桁から３桁 までの数字で表示されるものである。

【０００９】 さらに、電光表示盤（１）は、時計盤（１ｂ）の場合もあり、一定の時間内に 終了するよう定められた各種のスポーツには、バスケット、ハンドボール、柔道 、剣道、空手、レスリング、ボクシング等があり、この時計盤は、スポーツ以外 にも弁論大会の時間設定や、試験の時間を知らせるためにも利用されるものであ り、ブザーが鳴るよう構成してもよい。

【００１０】 そして、電光表示盤（１）の一例としては、攻撃セット盤（１ｃ）があり、各 種スポーツのうち、バレーボール、バトミントン、卓球等のように、攻撃側に矢 印が表示されるものである。

【００１１】 さらに、電光表示盤（１）の一例としては、３０秒タイマー（１ｄ）があり、 バスケット、柔道、レスリング等にタイムアウトタイマーとして使用される。

【００１２】 さらに、電光表示盤（１）の一例としては、ブザー盤（１ｅ）があり、該ブザ ー盤を使用するスポーツは、バレーボール、バスケットボール、ハンドボール等 がある。

【００１３】 また、電光表示盤（１）の一例としては、チーム名盤（１ｆ）があり、各種ス ポーツに使用され、バレーボール、バスケットボール、ハンドボール等それぞれ の対戦相手のチーム名が掲載される。

【００１４】 そして、電光表示盤（１）の一例としては、リズム盤（１ｇ）があり、テンポ 、拍子を図るものである。

【００１５】 そして、電光表示盤（１）の一例としては、繰り返し回数盤（１ｈ）があり、 リズムの繰り返し回数を表示するものである。

【００１６】 さらに、電光表示盤（１）の一例としては、プログラム表示盤（１ｉ）があり 、試合時間のプログラムを表示するものである。

【００１７】 さらに、電光表示盤（１）の一例としては、踏み台昇降テスト盤（１ｊ）があ り、体力テストで使用する踏み台への昇降回数が表示されるものである。

【００１８】 そして、電光表示盤（１）の一例としては、反復横とび盤（１ｋ）あり、これ も体力テストで使用する横跳びの回数が表示されるものである。

【００１９】 そして、電光表示盤（１）の一例としては、前半・後半・休憩・延長表示盤（ １ｌ）であり、バスケット、ハンドボール等各種スポーツに使用するものである 。

【００２０】 そして、電光表示盤（１）の一例としては、チームファール盤（１ｍ）、およ び個人ファール盤（１ｎ）があり、バスケットで使用するものであり、ファール を犯したチーム、個人が表示されるものである。

【００２１】 そして、電光表示盤（１）の一例としては、ラウンド表示盤（１ｏ）があり、 ボクシングやゲームにおいて、ラウンドを表示するものである。

【００２２】 そして、電光表示盤（１）の一例としては、技表示盤（１ｐ）があり、柔道で 決まった技の種類を表示するものである。

【００２３】 この考案は、以上の各電光表示盤（１）を必要なものを組み付けて使用するも のであり、連結具（２）で連結することにより、各電光表示盤（１）の電気系統 も同時に連結できるよう構成してもよく、あるいは、各電光表示盤（１）の電気 系統は、該表示盤の裏面でそれぞれのコード同志で雄・雌のプラグで連結されて もよいものである。

【００２４】 また、図８は、この考案の他の実施例を示すものであり、図１と同様に、攻撃 セット盤（１ｃ）と得点盤（１ａ）とを組み合わせたものであるが、これら電光 表示盤の縦・横寸法が１：２に形成されている点で異なるものである。

【００２５】

【考案の効果】

この考案によると、各種の電光表示盤のうち、必要とする電光表示盤を購入す ることにより、重複した機能を持つ電光表示盤を購入することなく、また、各電 光表示盤の大きさが、縦・横いずれかの寸法を、一方の寸法の２倍あるいは３倍 の寸法として形成しているため、サイズが一定しており、組み合わせが自由・簡 単であり、ユーザーの感覚でそれぞれの電光表示盤の組み合わせができ、１つの ユニットで１つの情報を表示し、最初に購入した電光表示盤ユニットに順次、必 要とする他の電光表示盤ユニットを後から増やして行くことが可能であり、さら に、この電光表示盤はスポーツ以外にも使用できる等、極めて有益なる効果を奏 するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の一実施例を示す正面図である。

【図２】この考案の一実施例を示す背面図である。

【図３】この考案の使用状態を示す正面図である。

【図４】（ａ）（ｂ）（ｃ）（ｄ）は、それぞれこの考
案に使用する電光表示盤の一実施例を示す正面図であ
る。

【図５】（ａ）（ｂ）（ｃ）（ｄ）は、それぞれこの考
案に使用する電光表示盤の一実施例を示す正面図であ
る。

【図６】（ａ）（ｂ）（ｃ）（ｄ）は、それぞれこの考
案に使用する電光表示盤の一実施例を示す正面図であ
る。

【図７】（ａ）（ｂ）（ｃ）（ｄ）は、それぞれこの考
案に使用する電光表示盤の一実施例を示す正面図であ
る。

【図８】この考案の他の実施例を示す正面図である。

【符号の説明】

１ 電光表示盤 １ａ 得点盤 １ｂ 時計盤 １ｃ 攻撃セット盤 １ｄ ３０秒タイマー １ｅ ブザー盤 １ｆ チーム名盤 １ｇ リズム盤 １ｈ 繰り返し回数盤 １ｉ プログラム表示盤 １ｊ 踏み台昇降テスト盤 １ｋ 反復横とび盤 １ｌ 前半・後半・休憩・延長表示盤 １ｍ チームファール盤 １ｎ 個人ファール盤 １ｏ ラウンド表示盤 １ｐ 技表示盤 ２ 連結具

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 目的・機能の異なる電光表示盤を、縦・
   横いずれかの寸法を、一方の倍数の寸法として形成し、
   これらを複数枚組み合わせて使用することを特徴とする
   組み合わせ電光表示盤。
2. 【請求項２】 電光表示盤が、得点盤、時計盤、攻撃セ
   ット盤、３０秒タイマー、ブザー盤、チーム名盤、リズ
   ム盤、繰り返し回数盤、プログラム表示盤、踏み台昇降
   テスト盤、反復横跳とび盤、前半・後半・休憩・延長表
   示盤、チームファール盤、個人ファール盤、ラウンド表
   示盤、そして技表示盤から選ばれたものであることを特
   徴とする実用新案登録請求の請求の範囲第１項記載の組
   み合わせ電光表示盤。