JP3067055U - 窓枠にはめ込む雨よけ兼用ブラインド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】雨よけ機能を持つブラインドの提供。 【解決手段】ガラス窓の両レール９間或は雨戸、網のレ
ールを利用して装着する枠２の中にブラインド１を組み
込んだカセット式のブラインドで、ブラインドのスラッ
トは雨の打ち込みを防止するため内側に凸となる「く」
の字状の形状を持つ。また防虫網を張り、ブラインドと
兼用することもできる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の使用分野】

住宅器具であり、着脱が簡単なため、既存の窓枠に何ら手を加えることなく、 既存の雨戸や網戸・設錠が使用出来る雨よけ兼用ブラインドである。

【０００２】

【従来の技術】

最近の住宅は密集型となり、窓に庇（ひさし）が付いてない住宅が増えている 。特にマンションなどの高層住宅の窓には庇や雨戸や外付けブラインドはほとん ど設置されていない。従って、ガラス窓を開けて於いた際の不意の際の雨の降り 込みや、雨の日に風を取り入れたいが、雨が降り込むため窓が開けれないなどの 不便があった。 従来の雨降り込み防止ブラインドは、戸袋や開き戸式で、戸袋に収納するもの や、窓枠に開閉式に取り付けるもので、既に窓枠を取り付ける段階で設置するも のである。 また従来のものは雨戸とブラインドの両方を取り付けることは出来ない。 さらに、従来の雨の降り込み防止ブラインドを既存の窓枠に取り付けるには、 外壁を傷つけたり、窓枠を加工し、ボルトなどで取り付けるもので非常な手間と 工賃が必要であった。 従って雨降り込み防止ブラインドはほとんど普及していない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

（イ）雨よけとブラインドを兼用する。 （ロ）既存のほとんどの窓枠に一切加工をしないで取り付けれる。 （ハ）既存のほとんどの網戸や雨戸が使える。 （ニ）取り付け，取り外しが簡単である。

【０００４】

【課題を解決する為の手段】

「雨よけとブラインドを兼用する」 構造上の工夫により解決 「現存の窓枠に一切加工をしないで取り付ける」 窓枠のガラス窓の両レールの間隔を利用し、その両レールの内側にカッセト式 に装着する。両レールの間隔が狭く取り付けられない場合にはガラス窓や網戸・ 雨戸のレールを利用し、一切加工の必要がない。 「既存の網戸や雨戸が使えれる」 上述のごとく既存のガラス窓の両レールの間隔が十分あればそのレール間隔を 利用するため網戸や雨戸は従来通り使用は出来る。 「取り付け・取り外しが簡単である」 カッセト式のため可能とたった。

【０００５】

【装置の仕組み】

カセット式の雨よけ兼用ブラインドである。 効率よく雨の降り込みを防止し、風通しを良くするため、一枚一枚の羽根に折 り返しを付けた。 装着は窓枠のガラス窓の両レールの間隔を利用し、窓ガラスを納めるがごとく 、ブラインドをまず上のガラス窓の両レールの間隔に入れ、ブラインドを十分持 ち上げたのち、ブラインドを下のガラス窓の両レールの間隔にさし込み装着する 。 両レールの間隔が狭いときにはガラス窓・網戸や雨戸のレールを利用する。

【０００６】

【実施例】

本考案の実施に当り次のことが出来る。 （イ）既存のほとんどの窓枠を利用することが出来る。 （ロ）既存のほとんどの窓枠に一切加工や手を加る必要がない。 （ハ）構造が簡単で、厚みが薄いため既存のガラス窓の両レールの間隔を利用 し着脱出来る。 （ニ））既存のガラス窓の両レール間隔が狭く利用できないときには、ガラス 窓や網戸・雨戸のレールを利用出来る。 （ホ）取り付け、取り外しが簡単である。 （ヘ）外観が良くインテリアとしても使用出来る。

【０００７】

【考案の効果】

（イ）雨の日でも窓を開け、雨の降り込みなしに風を取り入れることが出来る 。 （ロ）晴れの日など風通しのため、ガラス窓を開けておいても不意の雨の降り 込みも安心。 （ハ）従来通り雨戸や網戸が利用出来る。 （ニ）網戸か無ければこのブラインドに網を張れば網戸と雨よけ兼用ブライン ドとなる。 （ホ）外観上も良くインテリアとしても使用出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】全体図

【図２】装着図（１）

【図３】装着図（２）

【図４】正面図（室内側より見た）

【図５】裏面図（室外側より見た）

【図６】側面断面図

【図７】窓枠装着部位略図

【符号の説明】

部番 名称 備考 １ ブラインド ２ ブラインド枠 ３ 羽根 ４ 窓枠 ５ 網戸 ６ 網戸枠 ７ ガラス窓 ８ ガラス窓枠 ９ ガラス窓レール

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【手続補正書】

【提出日】平成１０年１月９日（１９９８．１．９）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項２】本品に網を張る事により網戸と雨戸を兼用
出来るブラインド。 ─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成１１年１月２６日（１９９９．１．２
６）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】雨よけを兼用したカセット式のブラインド
   である。
2. 【請求項２】このブラインドに網を張れば網戸と雨よけ
   を兼用したブラインドである。
3. 【請求項３】（イ）取り付けるにはガラス窓の両レール
   の間隔を利用する。 （ロ）ガラス窓の両レールの間隔が狭く利用できないと
   きには，ガラス窓や網戸・雨戸のレールを利用する。