JP3066828U - レ―ザ水準器 - Google Patents
レ―ザ水準器Info
- Publication number
- JP3066828U JP3066828U JP1999006364U JP636499U JP3066828U JP 3066828 U JP3066828 U JP 3066828U JP 1999006364 U JP1999006364 U JP 1999006364U JP 636499 U JP636499 U JP 636499U JP 3066828 U JP3066828 U JP 3066828U
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- JP
- Japan
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- laser
- cylindrical base
- rotating
- emitting tube
- tube
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 傾斜角度を調整可能であって、測量対象物の
各種の角度に適応して傾斜線の測量を直接施行するレー
ザ水準器を提供する。 【解決手段】 入れ子10と、筒形台20と、レーザ発
射管30と、制御回路と、回転部材50とを備える。筒
形台20は入れ子10に連結され、レーザ発射管30が
入れられる横みぞ21を有し、横みぞ21は筒形台20
の一側壁まで延伸している。また、筒形台20内には回
転部材50および制御回路を設置する。回転部材50の
一端には筒形台20に露出するつまみ51が設けられ、
回転部材20のもう一端はレーザ発射管30に連結して
筒形台20の一端面に延伸している。つまみ51を回転
すれば、レーザ発射管30は傾斜し角度を調整できる。
制御回路はレーザ発射管30内に設けられるレーザ光回
転機構41と、電力供給機構42と、筒形台20の表面
に露出する制御板とを有し、レーザ光走査の回転速度を
調整可能である。
各種の角度に適応して傾斜線の測量を直接施行するレー
ザ水準器を提供する。 【解決手段】 入れ子10と、筒形台20と、レーザ発
射管30と、制御回路と、回転部材50とを備える。筒
形台20は入れ子10に連結され、レーザ発射管30が
入れられる横みぞ21を有し、横みぞ21は筒形台20
の一側壁まで延伸している。また、筒形台20内には回
転部材50および制御回路を設置する。回転部材50の
一端には筒形台20に露出するつまみ51が設けられ、
回転部材20のもう一端はレーザ発射管30に連結して
筒形台20の一端面に延伸している。つまみ51を回転
すれば、レーザ発射管30は傾斜し角度を調整できる。
制御回路はレーザ発射管30内に設けられるレーザ光回
転機構41と、電力供給機構42と、筒形台20の表面
に露出する制御板とを有し、レーザ光走査の回転速度を
調整可能である。
Description
【0001】
本考案は、角度を調整可能なレーザ水準器に関する。
【0002】
レーザ光は、非常に微細であってまっすぐに射出するので、物体の水準測量に 用いられ、非常に優れた効果を発揮している。よく用いられるレーザの水準測量 の方法としては、まず単一点を水平に駆動しレーザ光を射出して回転すると、非 常に水準な光跡の投影線が得られ、それを測量面の照明に用いると使用者は測量 地点が水準であるかないかを直ちに判断できる。よく用いられるレーザ水準器は 、その内部にレーザ部材を回転させる引き受け器具を設けるため、ただ水平にケ ーシングを調整するだけで、射出するレーザ光は水平方向の測量を行う。
【0003】
しかしながら、もし測量する物体の傾斜線がまっすぐであるかないかという問 題に遭遇した場合、直接測量できず、測量器具の底部に測量する傾斜線と同じ傾 斜度を有する敷物を敷いて初めて斜め方向に射出するレーザ光がちょうど具合よ く測量する傾斜線に反射し、これによって傾斜線が水準であるかないかを比較す る。敷物を加えてこのような測量問題を解決するとはいっても、測量するものの 傾斜角は随時変わるため、測量するものと同じ傾斜度を具有する敷物を随時作る ことは根本的にできない。測量するものの傾斜角が大き過ぎると、レーザ部材を 引き受ける器具が下方に滑り落ちて固定することが難しい。したがって、このよ うな方式によって傾斜線が水準であるかないかを測量するのは、元来不可能であ る。
【0004】 たとえあるレーザ光水準器の引き受け器具の底部に結合孔を形成して、三脚を 取付けて使用したとしても、三脚に結合する関節の角度を調整して初めて傾斜方 向の水準測量を行うことができる。しかし、三脚を最低の高さに縮めても元来三 脚は一定の高さを有し、その三脚の高さに引き受け器具の高さを加えると、その 設置高さだけでもなかなかたいしたものであるため、高い位置にある傾斜線の測 量しか行うことができず、壁角などのように低い地点に設置することができない ので、比較的低い位置の傾斜線の測量を行うことが困難である。
【0005】 したがって、本考案の目的は、自身で傾斜角度を調整可能な機能を具有し、レ ーザ光走査の引き受け器具が測量対象物の各種の角度に適応し、傾斜線の水準度 の測量を直接施行して敷物を加える必要がないレーザ水準器を提供することにあ る。 本考案のもう一つの目的は、引き受け器具をいくらか傾斜させると、架設高さ が引き受け器具に三脚を連結したときの高さよりも低くなり、低い地点における 傾斜線の水準度測量に非常に便利であるレーザ水準器を提供することにある。
【0006】
上述の課題を解決するための本考案のレーザ水準器は、水平調整部材を具する 入れ子と、筒形台と、レーザ発射管と、制御回路と、回転部材とを備える。筒形 台の一平面端を入れ子に接続するとともに、筒形台の別の部分を入れ子の一端に 連結する。筒形台にはレーザ発射管が直立するように入れられる横みぞが形成さ れ、その横みぞは筒形台の一側壁まで延伸している。また、筒形台の表面の適当 な所に複数の気ほう水平儀を設け、筒形台内には回転部材および制御回路を設置 する。この回転部材の一端には筒形台に露出するつまみを設けており、回転部材 のもう一端はレーザ発射管に連結して筒形台の一端面に延伸している。つまみを 回転すれば、レーザ発射管は横みぞに沿って傾斜度を調整し、水準測量のために いろいろな角度に調整できる。制御回路はレーザ発射管内に設けられるレーザ光 回転機構と、電力供給機構と、筒形台の表面に露出する制御板とを結合して構成 され、レーザ光走査の回転速度を調整可能である。
【0007】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、本考案の一実施例によるレーザ水準器の斜視図であり、図2および図 3の断面図と合わせて分かるように、本実施例のレーザ水準器1は、水平調整部 材11、12、13、14を具する入れ子10と、筒形台20と、レーザ発射管 30と、一組の制御回路と、一組の回転部材50とを包括する。
【0008】 筒形台20の平面端は入れ子10に接続され、筒形台20の別の部分は入れ子 10の一端に連結される。筒形台20にはレーザ発射管30が直立して連結する 横みぞ21が形成され、その横みぞ21は筒形台20の一側壁まで延伸している 。また筒形台20表面の適当な位置に複数の気ほう水平儀22、23、24が設 けられており、その気ほう水平儀22、23、24は三つの数字として筒形台2 0に分布し、三つの気ほうによって水平に位置決めされているかいないかを観察 できる。さらに、筒形台20の台面が空間中で水平位置にあるかないかを測量し てから、上記の水平調整部材11、12、13、14の調整によって筒形台20 の台面を確実に水平状態に修正できる。また、筒形台20内には回転部材50お よび制御回路が設置されている。この回転部材50は、図面に示すように、互い に伝動する複数の歯車53、54、55と、指示針52と、つまみ51とを有し 、つまみ51は歯車53の軸と連結し、筒形台20に露出して一端を形成する。 レーザ発射管30に連結して筒形台20の一端面に伸入している歯車55は、回 転部材50のもう一端を形成し、歯車53をレーザ発射管30の一端の軸心に連 結させ、さらに指示針52に連結する。筒形台20の壁には指示針52の揺動地 点に対応して角度の刻み線を具有する顕示窓20Aを形成し、レーザ発射管30 が回転すると同時に指示針52に対応する顕示窓20Aの目盛り位置を観察すれ ば、回転角度がはっきりと分かる。なお、回転部材50のような動作を行う構造 は非常に多く、上記はその代表的な実施例であり、上記の歯車53、54、55 あるいはつまみ51に取って代わってモータを使用することもできる。
【0009】 制御回路は、図2および図3の断面図に示すように、主としてレーザ発射管3 0内に設けられるレーザ光回転機構41と、電力供給機構42と、筒形台20の 表面に露出する制御板43とを組立ててなる。レーザ光回転機構41はモータ4 1Aと、内部に反射鏡41Bを配設する回転管41Cと、ベルト車伝送部材41 Dと、第1レーザ発生器41Eとを包括しており、回転管41Cには反射鏡41 Bの反射位置に対応して通し孔41Fが形成され、レーザ発射管30の壁には通 し孔41Fの位置に対応して水平に複数の入射窓30A、30Bが形成されてお り、反射鏡41Bによる反射光線は通し孔41Fを経由して入射窓30A、30 Bの方向に射出する。ベルト車伝送部材41Dはモータ41Aの出力軸と回転管 41Cの外壁との連結に用いられ、回転管41Cを回転させる。回転管41Cの 管口には管口の方向に垂直にレーザ光を射出する第1レーザ発生器を設け、第1 レーザ発生器41Eとモータ41Aとを電力供給機構42に連結して電気を供給 し、これによって水準なレーザ光面の走査をする。
【0010】 電力供給機構42は、主として一組の電池42Aと、第2レーザ発生器42B とから構成されており、上記のモータ41A、第1レーザ発生器41Eおよび制 御板43に電気を供給するとともに、制御板43上にある各種のスイッチの制御 作用を受ける。筒形台20には第2レーザ発生器42Bの射出端に対応する地点 にレンズが設けられる通し窓20Bが形成されており、第2レーザ発生器42B よりレンズを通り抜けて射出するレーザ光は、水準光面を分散して射出する。ま た図1に示すように、制御板43の上面には、電源スイッチ43Aと、レーザ走 査停止点を調整する前方調整スイッチ43Bと、レーザ走査速度スイッチ43C と、レーザ走査角度調整スイッチ43Dと、レーザ走査停止点を調整する後方調 整スイッチ43Fと、第2レーザ発生器42Bを操作するためのオープンスイッ チ43Gと、電源指示灯43Hとを設置し、レーザ光の射出状態の制御を微細に 行うことができる。
【0011】 以上のように構成されるレーザ水準器1は、図4に示すように、つまみ51を 回転すれば即時にレーザ発射管30を調整して傾斜させ、いろいろな水準測量の ための角度を得ることができ、顕示窓20A内の指示針52の度数の指示によっ て正確な角度に調整する。操作においては、図5に示すように、レーザ水準器1 の周囲を取り囲むように回転する水準走査線60を出し、広範囲の水準測量を行 ったり、あるいは図6に示すように、水準なレーザ光扇面70を分散的に射出し て、狭い区域の水準測量を簡便に行う。
【図1】本考案の実施例によるレーザ水準器を示す斜視
図である。
図である。
【図2】本考案の実施例によるレーザ水準器を示す断面
図である。
図である。
【図3】本考案の実施例によるレーザ水準器を示す断面
図である。
図である。
【図4】本考案の実施例によるレーザ水準器の傾斜度を
調整する動作を示す正面図である。
調整する動作を示す正面図である。
【図5】本考案の実施例によるレーザ水準器がレーザ走
査線を射出した状態を示す斜視図である。
査線を射出した状態を示す斜視図である。
【図6】本考案の実施例によるレーザ水準器がレーザ光
面を射出した状態を示す斜視図である。
面を射出した状態を示す斜視図である。
1 レーザ水準器 10 入れ子 11、12、13、14 水平調整部材 20 筒形台 21 横みぞ 22、23、24 気ほう水平儀 30 レーザ発射管 41 レーザ光回転機構 42 電力供給機構 43 制御板 50 回転部材
Claims (4)
- 【請求項1】 水平調整部材を有する入れ子と、 前記入れ子に連結され、一側壁まで延伸している横み
ぞ、ならびに表面に設けられる複数の気ほう水平儀を有
する筒形台と、 前記横みぞに直立するように入れられ、前記横みぞに沿
って傾斜度を調整可能なレーザ発射管と、 前記筒形台の内部に設けられ、前記レーザ発射管の内部
に設けられるレーザ光回転機構、電力供給機構、ならび
に前記筒形台の表面に露出する制御板を有する制御回路
と、 前記筒形台の内部に設けられ、一端が駆動されて回転
し、もう一端が前記レーザ発射管に連結されて前記筒形
台の一端面に延伸している回転部材と、 を備えることを特徴とするレーザ水準器。 - 【請求項2】 前記筒形台は、角度の目盛線が設けられ
る顕示窓を壁面に有し、 前記回転部材は、互いに連動する複数の歯車、指示針、
ならびにつまみを有し、前記つまみは前記歯車のうちの
一つの軸と連結され前記筒形台に露出して前記回転部材
の一端を形成し、前記レーザ発射管に連結されて前記筒
形台の一端面に延伸している歯車は前記回転部材のもう
一端を形成し、前記レーザ発射管に連結されて前記筒形
台の一端面に延伸している歯車の軸心の一端に前記指示
針が連結され、前記顕示窓は前記指示針の揺動地点に対
応するように設けられることを特徴とする請求項1記載
のレーザ水準器。 - 【請求項3】 前記レーザ発射管は、水平に設けられる
複数の入射窓を壁面に有し、 前記レーザ光回転機構は、モータ、内部に反射鏡が配設
される回転管、ベルト車伝送部材、ならびに第1レーザ
発生器を有し、前記回転管には前記反射鏡の反射位置に
対応する通し孔が形成され、前記入射窓は前記通し孔の
位置に対応するように設けられ、前記反射鏡の反射光線
は前記通し孔を経由して前記入射窓より射出され、前記
ベルト車伝送部材は前記モータの出力軸と前記回転管の
外壁との連結に使用されて前記回転管を回転させ、前記
第1レーザ発生器は前記回転管に設けられて前記回転管
の管口に向けてレーザ光を垂直に射出し、 前記電力供給機構は、前記第1レーザ発生器および前記
モータに連結されて電気を供給することを特徴とする請
求項1記載のレーザ水準器。 - 【請求項4】 前記筒形台は、レンズが設けられる通し
孔を有し、 前記電力供給機構は、電池および第2レーザ発生器を有
し、前記モータ、前記第1レーザ発生器および前記制御
板に連結されて電気を供給し、前記筒形台の通し孔は前
記第2レーザ発生器の射出端に対応するように形成さ
れ、前記第2レーザ発生器のレーザ光は前記レンズを通
って射出され水準光面を形成することを特徴とする請求
項3記載のレーザ水準器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999006364U JP3066828U (ja) | 1999-08-23 | 1999-08-23 | レ―ザ水準器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999006364U JP3066828U (ja) | 1999-08-23 | 1999-08-23 | レ―ザ水準器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3066828U true JP3066828U (ja) | 2000-03-07 |
Family
ID=43200379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999006364U Expired - Lifetime JP3066828U (ja) | 1999-08-23 | 1999-08-23 | レ―ザ水準器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3066828U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006133229A (ja) * | 2004-11-04 | 2006-05-25 | Hilti Ag | 建設用レーザ装置 |
-
1999
- 1999-08-23 JP JP1999006364U patent/JP3066828U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006133229A (ja) * | 2004-11-04 | 2006-05-25 | Hilti Ag | 建設用レーザ装置 |
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