JP3066695U - サスペンダ―式サングラス - Google Patents

サスペンダ―式サングラス

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JP3066695U
JP3066695U JP1999006242U JP624299U JP3066695U JP 3066695 U JP3066695 U JP 3066695U JP 1999006242 U JP1999006242 U JP 1999006242U JP 624299 U JP624299 U JP 624299U JP 3066695 U JP3066695 U JP 3066695U
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JP
Japan
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color
guide wire
lens
suspender
upper edge
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Expired - Lifetime
Application number
JP1999006242U
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English (en)
Inventor
清彦 青山
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AOYAMA OPTICAL CO.,LTD.
Original Assignee
AOYAMA OPTICAL CO.,LTD.
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラーレンズとリムバーとの境界部分におい
て不可避的に生じる隙間および、そこから見えるガイド
線材を目立たなくしたサスペンダー式サングラスを提供
すること。 【解決手段】 ガイド線材3を、カラーレンズ1の上縁
部の色彩と調和する色調または同一色もしくは補色関係
にあって調和した外観を呈する色彩、あるいは上縁部に
アクセント付与可能な色彩に彩色するという手段を採用
した。 【効果】 サングラスとしての装飾性を損なわず、外観
的にも違和感を与えることがなくなり、また、アクセン
トとして彩色されたガイド線材を敢えて見せることによ
って、今までにない全く新しい装飾技術として幅広い利
用範囲が期待される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、サングラスの改良に関するものであり、さらに詳しくは、カラーレ ンズとリムバーとの境界部分に生じる隙間およびガイド線材を目立たなくしたサ スペンダー式サングラスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
サングラスは、海水浴、登山やスキーなどのアウトドアーを楽しむ際に、紫外 線や眩しい光から目を護るために着用されるが、最近においてはお洒落の手段と しても使用されることが多くなっており、顔の中央で最も目立ち易い眼部に着用 する目元のお洒落を演出する装飾品であるため、そこが不格好であると非常に目 立つ。
【0003】 それゆえに、サングラスにおいても、視力矯正用眼鏡と同様に装飾性が求めら れる訳であるが、最近では、サスペンダー式サングラスと呼ばれる、リムバーの 内側面に嵌合溝を形成し、この嵌合溝にガイド線材を差し入れて付設し、レンズ の上縁部のヤゲン溝に介装させた状態でレンズの下縁をバンドで吊支する形式の ものが、視野が広くて軽量で、デザイン的にスッキリとしているために人気が高 い。
【0004】 しかし、前記サスペンダー式サングラスは、レンズをリムバーに止着する際、 レンズおよびフレームの組み合わせが多種多様であるため、レンズの上縁部とリ ムバーとの境界部分において不可避的に隙間が生じて、そこに無色透明であるガ イド線材が見えてしまい、カラーレンズの色彩との違いから、見苦しい不連続ラ インがレンズの上縁部位に出来て目立ち、装飾性を損ねていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記の欠点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、 カラーレンズとリムバーとの境界部分における隙間およびガイド線材を目立たな くしたサスペンダー式サングラスを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案者が上記課題を解決するために採用した手段を添付図面を参照して説明 すれば次のとおりである。
【0007】 即ち、本考案は、上半部周縁にヤゲン溝11、略下半部の周縁にバンド溝12が形 成されたカラーレンズ1と; 内側面に嵌合溝21を形成したリムバー2と; 前記カラーレンズ1の上縁部の色彩に調和する色調を有し、前記リムバー2の嵌 合溝21とカラーレンズ1のヤゲン溝11との双方に嵌合状態に介装された異形合成 樹脂のガイド線材3と; 前記リムバー2の両端部を連繋され、前記カラーレンズ1のバンド溝12に嵌合し て前記カラーレンズ1を吊支するバンド4と;を含んで構成され、 左右一対の前記カラーレンズ1の上縁と前記リムバー2を、前記ガイド線材3を 嵌合溝21に嵌合状態に介装せしめて添設し、かつ、カラーレンズ1の下縁をリム バー2の両端部を連繋されたバンド4で吊支するという技術的手段を採用するこ とで、不可避的に生じるカラーレンズ1とリムバー2との境界部分の隙間Oおよ びガイド線材3を目立たなくした。
【0008】 また、本考案は上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、 ガイド線材3の色彩を、カラーレンズ1の上縁部の色彩と同一色にするという技 術的手段を採用した。 もしくは、ガイド線材3の色彩を、カラーレンズ1の上縁部と補色関係にして、 調和した外観を呈するという技術的手段を採用した。 あるいは、ガイド線材3の色彩を、カラーレンズ1の上縁部にアクセント付与可 能な色彩に彩色するという技術的手段を採用した。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案の実施形態を具体的に図示した図面に基いて更に詳細に説明すると次の ごとくである。
【0010】 図1において、符号1で指示するものはカラーレンズであり、このカラーレン ズ1は、上半部周縁にヤゲン溝11、略下半部の周縁にバンド溝12が形成されてい る。
【0011】 符号2で指示するものはリムバーであり、このリムバー2の内側面には嵌合溝 21が形成されている。そして、このリムバー2の両端付近には、当該嵌合溝21の 内面からリムバーの外側面に連通する縫着孔22・22・22・22が二つずつ開設され ている。
【0012】 また、このリムバー2の外端には、耳掛テンプルTをヒンジHを介してヒンジ 連結するエンドピースEがロウ付けされている一方、リムバー2の内端には当該 リムバーを二つ左右対称的に連結するブリッジBおよび鼻当パッドPがロウ付け 接合されている。
【0013】 符号3で指示するものはガイド線材であり、このガイド線材3は前記カラーレ ンズ1の上縁部の色彩に調和する色調を有し、前記リムバー2の嵌合溝21とカラ ーレンズ1のヤゲン溝11との双方に嵌合状態に介装された異形合成樹脂である。
【0014】 符号4で指示するものは、前記リムバー2の各縫着孔22内に挿通可能で折曲可 能なナイロン糸製のバンドであり、このバンド4は図3に示すようにリムバー2 の外側の縫着孔22・22に差し通されて縫着されている。
【0015】 図2に示すようにリムバー2の内側面の嵌合溝21と、前記カラーレンズ1の上 縁部の色彩に調和する色調を有し、前記リムバー2の嵌合溝21とカラーレンズ1 の上縁のヤゲン溝11との双方に異形合成樹脂であるガイド線材3を嵌合状態に介 装せしめると共に、バンド4をカラーレンズ1の下縁のバンド溝12に添わせた状 態でリムバー2の他方の縫着孔22・22に差し通して縫着することにより、リムバ ー2の下方にカラーレンズ1を吊支する。
【0016】 上記実施形態において、ガイド線材3が、カラーレンズ1の上縁部の色彩と同 一色であれば、境界部分に隙間Oが生じたとて、そこに見えるガイド線材3は目 立たなくなる。
【0017】 また、ガイド線材3の色彩が、カラーレンズ1の上縁部と補色関係にあって、 調和した外観を呈する場合、同一色でなくとも、または透明または不透明であっ ても、肉眼では同化するし、また、例えば、カラーレンズ1とリムバー2との中 間色を用いれば、色彩的に連続性が生じて、ガイド線材が見えることが、却って 新たな装飾性を生む。
【0018】 さらにまた、ガイド線材3を、カラーレンズ1の上縁部のアクセント付与可能 な色彩に彩色することによって、不可避的に生じる隙間から見えるガイド線材を 目立たなくする、隠すという発想から転じて、積極的に隙間からガイド線材が見 える様に寸法を調整して、見せる装飾へと方向性を転換させれば、目立つ部分で あるがゆえにアクセントを置くことによって、より装飾性の高いサングラスにな る。
【0019】 本考案は概ね上記のように構成されるが、本考案は図示の実施例に限定される ものでは決してなく、「実用新案登録請求の範囲」の記載内において種々の変更 が可能であって、例えば、ヤゲン溝11、バンド溝12および嵌合溝21の形状は断面 V字状、断面劣弧状でも良いし、バンド4はナイロン糸製に限らず、ゴム材料や ニッケル−チタン系超弾性合金等で形成するようにしても良く、また、ガイド線 材3と同様に着色されても良い。
【0020】
【考案の効果】 カラーレンズとリムバーとの境界部分に不可避的に生じる隙間から見えるガイ ド線材を、カラーレンズの上縁部の色彩に調和する色調にすることにより、隙間 およびガイド線材は目立たなくなり、装飾性を損なうことがなく、外観的にも違 和感を与えない。また、アクセントとして彩色されたガイド線材を敢えて見せる ことによって、今までにない全く新しい装飾技術として幅広い利用範囲が期待さ れることは間違いなく、装飾品としての価値を周囲に十分にアピールするもので ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のサスペンダー式サングラスの斜視図で
ある。
【図2】図1中のX−X線における断面図である。
【図3】本考案のサスペンダー式サングラスのレンズを
外した状態の正面図である。
【符号の説明】
1 レンズ 11 ヤゲン溝 12 バンド溝 2 リムバー 21 嵌合溝 22 縫着孔 3 ガイド線材 4 バンド T 耳掛テンプル H ヒンジ E エンドピース B ブリッジ P 鼻当パッド O 隙間

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上半部周縁にヤゲン溝11、略下半部の周
    縁にバンド溝12が形成されたカラーレンズ1と;内側面
    に嵌合溝21を形成したリムバー2と;前記カラーレンズ
    1の上縁部の色彩に調和する色調を有し、前記リムバー
    2の嵌合溝21とカラーレンズ1のヤゲン溝11との双方に
    嵌合状態に介装された異形合成樹脂のガイド線材3と;
    前記リムバー2の両端部を連繋され、前記カラーレンズ
    1のバンド溝12に嵌合して前記カラーレンズ1を吊支す
    るバンド4と;を含んで構成され、左右一対の前記カラ
    ーレンズ1の上縁と前記リムバー2を、前記ガイド線材
    3を嵌合溝21に嵌合状態に介装せしめて添設し、かつ、
    カラーレンズ1の下縁をリムバー2の両端部を連繋され
    たバンド4で吊支することを特徴とするサスペンダー式
    サングラス。
  2. 【請求項2】 ガイド線材3の色彩が、カラーレンズ1
    の上縁部の色彩と同一色である請求項1記載のサスペン
    ダー式サングラス。
  3. 【請求項3】 ガイド線材3の色彩が、カラーレンズ1
    の上縁部と補色関係にあって、調和した外観を呈する請
    求項1記載のサスペンダー式サングラス。
  4. 【請求項4】 ガイド線材3の色彩が、カラーレンズ1
    の上縁部にアクセント付与可能な色彩に彩色されている
    請求項1記載のサスペンダー式サングラス。
JP1999006242U 1999-08-18 1999-08-18 サスペンダ―式サングラス Expired - Lifetime JP3066695U (ja)

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