JP3066364U - 親子式安全プラグ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 親子式安全プラグの提供。 【解決手段】 一つの親プラグと一つの子プラグを具
え、該親プラグが枢転可能に一つの充電アダプタのプラ
グ収容凹部に結合され、該親プラグの底端に二本の凸リ
ブが設けられ、且つ該凸リブの後方に位置する親プラグ
の底面に二つの貫通区が設けられ、上記子プラグは該親
プラグの内部空間に枢転可能に結合され、その底端より
二つの接触棒が突出し、二つの接触棒間の幅が該親プラ
グの二つの凸リブ間の幅に対応する。一つの基板が、充
電アダプタの凹部に位置し、該基板に一対の外側接触片
と、一対の内側接触片が配置され、この一対の外側接触
片の位置がそれぞれ該親プラグの底端の導電片に対応
し、該一対の内側接触片の位置が該子プラグ底端の接触
棒に対応し、該親プラグの内部収容空間にさらに子プラ
グの位置決めに供される押しボタン構造が設けられたこ
とを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種のプラグの構造に係り、特に、安全保護構造を具えた親子式安全 プラグであって、プラグ使用時の安全性を確保できる親子式安全プラグの構造に 関する。

【０００２】

【従来の技術】

現代の工商業社会では、携帯電話の充電シート、電池充電器、充電型ひげそり 器などの個人携帯型電器の使用がますます一般に広がっている。しかし、国家、 地域によって使用される電圧規格、コンセント形態が異なるため、同一の充電プ ラグ構造で各国の使用者の需要に全て応えることはできなかった。このため、現 在多種の電器設備で親子式安全プラグの構造が採用されている。特に、現在広く 使用されている携帯電話用充電器或いはアダプタにこの親子式安全プラグが広く 採用されている。

【０００３】 図１には本件出願人によりすでに公知とされた親子式安全プラグ構造を具備す る充電アダプタの斜視図である。それは充電アダプタ１の表面に自動車のシガレ ットライタソケットに挿入されるプラグ１２が設けられ、このプラグ１２により 充電に必要な作業電圧を獲得する。充電アダプタのもう一つの表面には凹部１１ が設けられ、該凹部１１に親プラグ２が収容され、親プラグ２が二つのブレード ２ａ、２ｂ及び二つの収容溝２１ａ、２１ｂを具えている。該親プラグ２にはさ らに子プラグ３の収容空間が設けられている。該子プラグ３は二つのブレード３ ａ、３ｂを具え、且つ子プラグ３が収容状態にある時、二つのブレード３ａ、３ ｂが丁度親プラグ２の二つの収容溝２１ａ、２１ｂに収容されうる。

【０００４】 図１に示される構造中、親プラグ２が収容され、子プラグ３が引き出され（図 示される状態）た時、使用者は子プラグ３を１１０ボルトのコンセントに挿入で き、電池（図示せず）に対する充電を進行できる。しかし、親プラグ２が引き起 こされると、子プラグ３もそれにより引き起こされ、このとき使用者が親プラグ ２の二本のブレードを２２０ボルトのコンセントに挿入すると、同様に電池に対 する充電進行の目的を達成できるが、ただし、万一、使用者が不注意から子プラ グ３のブレード３ａ、３ｂの導電部分に接触すると、感電事故を引き起こす危険 性があった。

【０００５】

【考案が解決しようとする課題】

このため、本考案の主要な課題は、子プラグと親プラグを使用する時に使用者 に対して感電の危険を発生しない、親子式安全プラグを提供することにある。

【０００６】 本考案の別の課題は、安全保護構造中に係止構造を有し、子プラグを不使用の 時に、係止し位置決め可能で、子プラグを使用したい時に、押して移動させる簡 単な操作により子プラグを弾性突出させて使用可能な状態とすることができる、 簡単便利で安全性を具えた親子式安全プラグを提供することにある。

【０００７】 本考案のさらに別の課題は、変換可能なブレード形態の構造を有して、使用者 が使用するコンセント形態に応じて、適切なブレード形態を選択できる親子式安 全プラグを提供することにある。

【０００８】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、充電アダプタに設けられた凹部に結合される親子式安全プ ラグであって、該親子式安全プラグが該凹部に枢転可能に結合され、上面、底面 、上端及び底端を具え、内部に収容空間がある親プラグを具え、該親プラグが、 該親プラグの上端より突出する二つのブレードと、 該親プラグの上面に形成されて子プラグの二つのブレードを収容する空間とさ れる一対の収容溝と、 上端がそれぞれ電気的に該親プラグのブレードに連接し底端が延伸されて親プ ラグの底端より突出する二つの導電片と、 二つの凸リブとされて、該親プラグの底端に形成され且つ該凸リブの後方位置 部分の親プラグ底面に位置し、二つの貫通区を具えた、上記二つの凸リブと、 該親プラグの内部空間に枢転可能に結合され、一つの上端と一つの底端を具え た子プラグとを具え、 該子プラグが、 子プラグの二つのブレードとされ、該子プラグの上端より突出し且つその底端 が子プラグの底端に至り接触棒を形成し、二つの接触棒間の幅が該親プラグの二 つの凸リブ間の幅に対応する、上記子プラグの二つのブレードと、 基板とされ、該充電アダプタの凹部に位置し、該基板に一対の外側接触片と一 対の内側接触片が配設され、該一対の外側接触片の位置が該親プラグの底端の導 電片に対応し、該一対の内側接触片の位置が該子プラグの底端の接触棒に対応す る、上記基板とを具え、 親プラグが充電アダプタの凹部に収容され且つ子プラグが該親プラグ内の収容 空間内に収容される時、該親プラグ底端の導電片が外側接触片と接触せず、且つ 子プラグの接触棒も内側接触片と接触せず、子プラグが引き起こされて親プラグ が引き起こされていない時、該子プラグ底部の接触棒がそれぞれ親プラグの貫通 区を通り該基板の内側接触片と接触し、このとき親プラグ底端の導電片が外側接 触片と接触せず、親プラグと子プラグが共に引き起こされる時、該親プラグ底部 の接触点が基板の外側接触片と接触し、このとき、親プラグ底端の二つの凸リブ が基板の内側接触片を下向きに押さえ、該内側接触片を子プラグ底部の接触棒と 接触させないことを特徴とする、親子式安全プラグとしている。 請求項２の考案は、請求項１に記載の親子式安全プラグにおいて、さらに、 一つの押しボタン溝とされ、前記親プラグの上面に形成され且つ二つの収容溝 の間に位置する上記押しボタン溝 一つの押しボタン収容室とされ、該親プラグの内部の空間中に形成され且つ該 押しボタン溝の位置に対応する上記押しボタン収容室、 係止溝とされ、該子プラグの上端に形成された上記係止溝、 押しボタンとされ、一つの押しボタン本体と、該押しボタン本体の底端より延 伸された押しボタン係止棒を具え、該押しボタン本体が該親プラグの押しボタン 収容室中に収容され、該押しボタン係止棒は、押しボタンがプラグの係止溝方向 に押され移動する時に係止溝内に滑入し、該押しボタンが該子プラグの係止溝よ り離れた方向に押されて移動する時に該係止溝より滑出する、上記押しボタン、 以上を具備したことを特徴とする、親子式安全プラグとしている。 請求項３の考案は、請求項１に記載の親子式安全プラグにおいて、充電アダプ タが一つの充電シートを具えて該充電シートが携帯電話の電池シートを置いての 充電に供されることを特徴とする、親子式安全プラグとしている。 請求項４の考案は、請求項１に記載の親子式安全プラグにおいて、充電アダプ タが一対の導線を介して一つの延伸連接器に連接されることを特徴とする、親子 式安全プラグとしている。

【０００９】

【考案の実施の形態】

本考案によると、親プラグの内部に二つの導電片が設けられ、その上端がそれ ぞれ電気的に該親プラグのブレードに連接され、底端が延伸されて親プラグの底 端より突出し、二つの凸リブが該親プラグの底端に形成され且つ該凸リブの後方 に位置する親プラグ底面に、二つの貫通区が設けられている。子プラグは枢転可 能に親プラグの内部空間に結合され、二つのブレードが該子プラグの上端より突 出し、且つその底端が延伸されて子プラグの底端に至り接触棒を形成し、二つの 接触棒間の幅が該親プラグの二つの凸リブの間の幅に対応する。一つの基板が、 該充電アダプタの凹部位置に位置し、該基板に一対の外側接触片と一対の内側接 触片が配置され、該一対の外側接触片の位置が該親プラグ底端の導電片に対応し 、該一対の内側接触片の位置が子プラグ底端の接触棒の位置に対応する。該親プ ラグが充電アダプタの凹部に収容され且つ子プラグが該親プラグ内の収容空間に 収容される時、該親プラグ底端の導電片が外側接触片と接触不能とされ、且つ子 プラグ底端の接触棒も内側接触片と接触不能とされる。子プラグが引き起こされ て親プラグが引き起こされない時、該子プラグ底部の接触棒が親プラグの貫通区 を通り基板の内側接触片と接触し、このとき親プラグ底端の導電片が外側接触片 と接触しない。親プラグと子プラグが共に引き起こされる時、該親プラグ底部の 接触点が基板の外側接触片と接触し、このとき親プラグ底端に設けられた二本の 凸リブが基板の内側接触片を下向きに圧迫し、内側接触片を子プラグ底部の接触 棒と接触させない。

【００１０】 このほか、本考案の親子式安全プラグにおいては、さらに一つの押しボタン溝 が設けられ、これは親プラグの上面に形成され且つ二つの収容溝の間に位置する 。一つの押しボタン収容室が該親プラグ内部の空間中に形成され且つ該押しボタ ン溝の位置に対応する。一つの係止溝が該子プラグの上端に形成されている。さ らに一つの押しボタンが設けられ、該押しボタンは押しボタン本体及び該押しボ タン本体の底端より延伸された押しボタン係止棒を具え、該押しボタン本体が該 親プラグの押しボタン収容室中に収容され、押しボタン係止棒が押しボタンが子 プラグの係止溝の方向に押して移動させられる時に該係止溝内に滑入し、該押し ボタンが子プラグの係止溝より離れる方向に押して移動させられる時に該係止溝 より滑出する。該充電アダプタはさらに、携帯電話の電池シートを置いて充電す るための一つの充電シートを具え、該充電アダプタはまた、一対の導線で延伸連 接器に連接可能で、携帯電話の連接ソケットに連接して該携帯電話に対して充電 を進行可能である。

【００１１】

【実施例】

図２に示されるのは、本考案の親子式安全プラグが充電アダプタ４に結合され た応用例の斜視図である。該充電アダプタ４の上面には携帯電話の電池を係止、 位置決め可能な充電シート４１があり、且つ複数の金属接点４２が配置されてい る。該上面の適宜位置に一般に、一つの電圧切り換えスイッチ４３が設けられて 、使用者が異なる電圧（例えば１１０Ｖ／２２０Ｖ）を使用する場合の電圧切り 換えに供される。このほか、該充電アダプタ４の側面より一対の導線４４が延伸 され、並びに末端に一つの延伸連接器４５が連接されて、携帯電話（図示せず） の充電ソケットとの連接に供される。

【００１２】 図３、４、５、６に示されるように、該充電アダプタ４の底面に一つの凹部４ ６が形成されて本考案の親子式安全プラグの配置に供される。該親子式安全プラ グは一つの親プラグ５と一つの子プラグ６を包括する。

【００１３】 親プラグ５は二つのブレード５ａ、５ｂと、二つの収容溝５１ａ、５１ｂを具 えている。二つの収容溝５１ａ、５１ｂの間に、別に一つの押しボタン溝５０が 設けられて押しボタン７の移動空間とされている。該親プラグ５の両側壁面にそ れぞれ一つの凸軸５２ａ、５２ｂが凸設され（図６参照）、これら凸軸５２ａ、 ５２ｂが充電アダプタ４の凹ブレード５ａ、５ｂ４６の両側壁の軸孔４７に枢接 される。

【００１４】 該親プラグ５の内部に子プラグ６の収容に供される空間が開設されている。該 子プラグ６は二つのブレード６ａ、６ｂを具え、該子プラグ６が収容状態にある 時、二つのブレード６ａ、６ｂはちょうど親プラグ５の二つの収容溝５１ａ、５ １ｂ内に収容される。該子プラグ６の二つのブレード６ａ、６ｂは一般の使用状 態では平行形態とされるが、挿入するコンセント形態に応じてその相対角度を調 整可能であり、例えば、八字形コンセント形態に対してはこれら二つのブレード ６ａ、６ｂが回転させられ対応する角度とされる（図５参照）。

【００１５】 図６に示されるように、該充電アダプタ４の凹部４６に一つの基板８が設置さ れ、該基板８に一対の外側接触片８１ａ、８１ｂと一対の内側接触片８２ａ、８ ２ｂが配置されている。

【００１６】 図８に示されるように、親プラグ５の内部空間中央部分に、一つの押しボタン 収容室５４が設けられて、押しボタン７の収容に供される。

【００１７】 押しボタン収容室５４の両外側部分に、それぞれ溝が設けられて該溝がそれぞ れ導電片５６ａ、５６ｂの通過に供され、そのうち一つの導電片５６ａの一端が 電気的に親プラグ５のブレード５ａに接触し、もう一端が延伸されて該親プラグ ５の底端外端より突出している。もう一つの導電片５６ｂの一端は電気的に親プ ラグ５のもう一つのブレード５ｂに接触し、もう一端は該親プラグ５の底端外端 より突出している。該導電片５６ａ、５６ｂの底端は接触点とされ、親プラグ５ が引き起こされる時、二つの接触点がそれぞれ図７に示される外側接触片８１ａ 、８１ｂと接触し、電圧をブレード５ａ、５ｂよりそれぞれ該外側接触片８１ａ 、８１ｂに電圧が送られる。

【００１８】 このほか、親プラグ５の底ブレード５ａ、５ｂにそれぞれ凸リブ５５ａ、５５ ｂが凸設され、該凸リブ５５ａ、５５ｂの後方位置に、それぞれ貫通区５７ａ、 ５７ｂが開設されている。

【００１９】 子プラグ６の両側壁にそれぞれ一つの凸軸６１ａ、６１ｂが設けられ、それぞ れ親プラグ５の両内側壁に形成された軸孔５３ａ、５３ｂに枢接される。このほ か、該凸軸６１ａ、６１ｂがそれぞれ弾性部材６２ａ、６２ｂと結合可能で、弾 性手段の一端が該凸軸の凹溝に係止され、もう一端が即ち親プラグ５の内壁面に 当接し、該子プラグ６が外力を受けない状況で、該弾性部材の弾力により子プラ グ６が直立状に起き上がった状態とされ、親プラグ６と垂直に対応する関係を呈 する。

【００２０】 子プラグ６の上面にブレード６ａ、６ｂに対応しその嵌め置きに供される孔座 ６４ａ、６４ｂが設けられ、且つ結合後に、該ブレード６ａ、６ｂの底端より延 伸された接触棒６３ａ、６３ｂが該子プラグ６の底端より適当な高さを以て突出 し、その高さは子プラグ６が凸軸６１ａ、６１ｂを回転の中心とするのを妨げな い高さとされ、親プラグ５内部での回転にゆとりがもたせてある。二つの接触棒 ６３ａ、６３ｂの間の幅は、親プラグ５底ブレード５ａ、５ｂに形成された凸リ ブ５５ａ、５５ｂの幅と同じとされる。最後に、一つの保護蓋６６でブレード６ ａ、６ｂが該孔座６４ａ、６４ｂ中に被覆、位置決めされる。

【００２１】 このほか、ブレードを回転させて角度調整可能とするため、該孔座とブレード の間に対応する係止構造が設けられ、例えば、該孔座６４ｂの内環壁中に環状ブ ロック６７が設けられ、ブレード６ｂに対応する半環状凹部６８が形成され、該 ブレード６ｂが外部の回転力を受ける時に、回転して必要な角度とされうる。 該子プラグ６の二つの孔座６４ａ、６４ｂの間に、一つの係止孔６５が設けら れている。図９も同時に参照されたい。押しボタン７の押しボタン充電アダプタ ７１が親プラグ５内部の押しボタン収容室５４内部に置かれ、並びに押しボタン ７が前方へと押されて移動する時、その押しボタン７の前端より延伸された押し ボタン係止棒７２が移動して該係止孔６５内部に進入し、ゆえに子プラグ６が親 プラグ５の内部に位置決めされる。押しボタン７が後方に押されて移動する時、 該押しボタン係止棒７２が係止孔６５を離脱し、子プラグ６が弾性部材６２ａ、 ６２ｂの弾力を受け起立して親プラグ５と垂直の状態となる。

【００２２】 このほか、該押しボタン７の押しボタン充電アダプタ７１後端より一つの凸柱 ７３が突出し並びに一つのスプリング７４が套設され、該スプリング７４の後端 が該親プラグ５の内壁面に当接し、ゆえに子プラグ６が圧迫されて親プラグ５の 内部空間中に収容され、且つ使用者が押しボタン７に対して後向きに押す力を加 えないと、該スプリング７４が押しボタン７を前方に押し動かして、その押しボ タン係止棒７２を子プラグ６の係止孔６５内に進入させ、子プラグ６を安定して 親プラグ５の内部に位置決めさせる。

【００２３】 親プラグ５と子プラグ６がいずれも充電アダプタ４の凹部４６に収容される時 、該親プラグ５の底端の導電片５６ａ、５６ｂは外側接触片８１ａ、８１ｂと接 触せず、且つ子プラグ６底部の接触棒６３ａ、６３ｂも内側接触片８２ａ、８２ ｂと接触しない。

【００２４】 子プラグ６が引き起こされ、親プラグ５が引き起こされていない時（図１０及 び図１１参照）、該子プラグ６の底部の接触棒６３ａ、６３ｂがそれぞれ親プラ グ５の貫通区５７ａ、５７ｂを通り基板８の内側接触片８２ａ、８２ｂと接触す る。このとき、親プラグ５の底端の導電片５６ａ、５６ｂは外側接触片８１ａ、 ８１ｂと接触しない。

【００２５】 親プラグ５と子プラグ６が共に引き起こされる時（図７参照）、該親プラグ５ の底部の導電片５６ａ、５６ｂが基板８の外側接触片８１ａ、８１ｂと接触する 。このとき、子プラグ６底端の接触棒６３ａ、６３ｂがちょうど凸リブ５５ａ、 ５５ｂの内壁に位置し、且つ親プラグ５の底端に二つの凸リブ５５ａ、５５ｂが 設けられているため、凸リブ５５ａ、５５ｂが内側接触片８２ａ、８２ｂと下向 きに接触し、ゆえに該内側接触片８２ａ、８２ｂが子プラグ６底部の接触棒６３ ａ、６３ｂと接触しない。

【００２６】

【考案の効果】

以上の構造により、本考案の親子式安全プラグを使用する時、子プラグと親子 式安全プラグが同時に引き起こされた時、使用者が万一子プラグのブレードに接 触しても、感電の恐れがなく、ゆえに安全の効果が達成されている。 総合すると、本考案は確実に予期された効果を達成しており、本考案に基づき なされ同じ効果を達成しうる細部の修飾、或いは改変はいずれも本考案の請求範 囲に属する。

【図面の簡単な説明】

【図１】周知の親子式安全プラグの斜視図である。

【図２】本考案の親子式安全プラグの正面方向からの斜
視図である。

【図３】本考案の親子式安全プラグの底面方向からの斜
視図である。

【図４】本考案の親子式安全プラグ中、子プラグが引き
起こされ、親プラグが収容された時の斜視図である。

【図５】図４中の子プラグの二つのブレードが回転して
特定のある角度に至り、八字形コンセントへの挿入に適
した状態とされた時の斜視図である。

【図６】本考案の子プラグと親プラグが充電アダプタよ
り分離された状態の斜視図である。

【図７】本考案の子プラグと親プラグが共に引き起こさ
れた時の基板との間の相対関係表示斜視図である。

【図８】本考案の各構成要件が分離された時の分解斜視
図である。

【図９】本考案の断面立体図である。

【図１０】本考案の子プラグが親プラグ中より引き起こ
された時の基板との間の相対関係表示斜視図である。

【図１１】図１０中のＩ−Ｉ断面図である。

【符号の説明】

１ 充電アダプタ １１ 凹部 １２ プラグ ２ 親プラグ ２ａ、２ｂ ブレード ２１ａ、２１ｂ 収容溝 ３ 子プラグ ３ａ、３ｂ ブレード ４ 充電アダプタ ４１ 充電シート ４２ 金属接点 ４３ 電圧切り換えスイッチ ４４ 導線 ４５ 延伸連接器 ４６ 凹部 ４７ 軸孔 ５ 親プラグ ５ａ、５ｂ ブレード ５０ 押しボタン溝 ５１ａ、５１ｂ 収容溝 ５２ａ、５２ｂ 凸軸 ５３ａ、５３ｂ 軸孔 ５４ 押しボタン収容室 ５５ａ、５５ｂ 凸リブ ５６ａ、５６ｂ 導電片 ５７ａ、５７ｂ 貫通区 ６ 子プラグ ６ａ、６ｂ ブレード ６１ａ、６１ｂ 凸軸 ６２ａ、６２ｂ 弾性部材 ６３ａ、６３ｂ 接触棒 ６４ａ、６４ｂ 孔座 ６５ 係止孔 ６６ 保護蓋 ６７ 環状ブロック ６８ 半環凹部 ７１ 押しボタン充電アダプタ ７２ 押しボタン係止棒 ７３ 凸柱 ７４ スプリング ８ 基板 ８１ａ、８１ｂ 外側接触片 ８２ａ、８２ｂ 内側接触片

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 充電アダプタに設けられた凹部に結合さ
   れる親子式安全プラグであって、該親子式安全プラグが
   該凹部に枢転可能に結合され、上面、底面、上端及び底
   端を具え、内部に収容空間がある親プラグを具え、該親
   プラグが、 該親プラグの上端より突出する二つのブレードと、 該親プラグの上面に形成されて子プラグの二つのブレー
   ドを収容する空間とされる一対の収容溝と、 上端がそれぞれ電気的に該親プラグのブレードに連接し
   底端が延伸されて親プラグの底端より突出する二つの導
   電片と、 二つの凸リブとされて、該親プラグの底端に形成され且
   つ該凸リブの後方位置部分の親プラグ底面に位置し、二
   つの貫通区を具えた、上記二つの凸リブと、 該親プラグの内部空間に枢転可能に結合され、一つの上
   端と一つの底端を具えた子プラグとを具え、 該子プラグが、 子プラグの二つのブレードとされ、該子プラグの上端よ
   り突出し且つその底端が子プラグの底端に至り接触棒を
   形成し、二つの接触棒間の幅が該親プラグの二つの凸リ
   ブ間の幅に対応する、上記子プラグの二つのブレード
   と、 基板とされ、該充電アダプタの凹部に位置し、該基板に
   一対の外側接触片と一対の内側接触片が配設され、該一
   対の外側接触片の位置が該親プラグの底端の導電片に対
   応し、該一対の内側接触片の位置が該子プラグの底端の
   接触棒に対応する、上記基板とを具え、 親プラグが充電アダプタの凹部に収容され且つ子プラグ
   が該親プラグ内の収容空間内に収容される時、該親プラ
   グ底端の導電片が外側接触片と接触せず、且つ子プラグ
   の接触棒も内側接触片と接触せず、子プラグが引き起こ
   されて親プラグが引き起こされていない時、該子プラグ
   底部の接触棒がそれぞれ親プラグの貫通区を通り該基板
   の内側接触片と接触し、このとき親プラグ底端の導電片
   が外側接触片と接触せず、親プラグと子プラグが共に引
   き起こされる時、該親プラグ底部の接触点が基板の外側
   接触片と接触し、このとき、親プラグ底端の二つの凸リ
   ブが基板の内側接触片を下向きに押さえ、該内側接触片
   を子プラグ底部の接触棒と接触させないことを特徴とす
   る、親子式安全プラグ。
2. 【請求項２】 請求項１に記載の親子式安全プラグにお
   いて、さらに、 一つの押しボタン溝とされ、前記親プラグの上面に形成
   され且つ二つの収容溝の間に位置する上記押しボタン溝 一つの押しボタン収容室とされ、該親プラグの内部の空
   間中に形成され且つ該押しボタン溝の位置に対応する上
   記押しボタン収容室、係止溝とされ、該子プラグの上端
   に形成された上記係止溝、 押しボタンとされ、一つの押しボタン本体と、該押しボ
   タン本体の底端より延伸された押しボタン係止棒を具
   え、該押しボタン本体が該親プラグの押しボタン収容室
   中に収容され、該押しボタン係止棒は、押しボタンがプ
   ラグの係止溝方向に押され移動する時に係止溝内に滑入
   し、該押しボタンが該子プラグの係止溝より離れた方向
   に押されて移動する時に該係止溝より滑出する、上記押
   しボタン、 以上を具備したことを特徴とする、親子式安全プラグ。
3. 【請求項３】 請求項１に記載の親子式安全プラグにお
   いて、充電アダプタが一つの充電シートを具えて該充電
   シートが携帯電話の電池シートを置いての充電に供され
   ることを特徴とする、親子式安全プラグ。
4. 【請求項４】 請求項１に記載の親子式安全プラグにお
   いて、充電アダプタが一対の導線を介して一つの延伸連
   接器に連接されることを特徴とする、親子式安全プラ
   グ。