JP3066075U - 可透視ポスタ― - Google Patents

可透視ポスタ―

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JP3066075U
JP3066075U JP1999005576U JP557699U JP3066075U JP 3066075 U JP3066075 U JP 3066075U JP 1999005576 U JP1999005576 U JP 1999005576U JP 557699 U JP557699 U JP 557699U JP 3066075 U JP3066075 U JP 3066075U
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dark
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circular
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poster
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JP1999005576U
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English (en)
Inventor
自強 魚
隆基 章
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株式会社 シャーバン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】昼間、通行人が外側からこの広告を観賞出来る
ばかりでなく、内側からも外部の景物がはっきり透視で
きる可透視ポスターを提供する。 【解決手段】可透視プレート1と、可透視プレート1に
付着している均等スパンに分布した大量のダークブロッ
クを構成する中間コーティング2及び中間コーティング
2に付着している外部コーティング3から成る。外部コ
ーティング3は、広告情報を担持し、中間コーティング
2は、プレート1側の黒色ブロックコーティング21
と、外部コーティング側の白色ブロックコーティング2
2とを備え、黒色ブロックコーティング21側から見る
と、外側の景色が良く見え、白色ブロックコーティング
22側から見ると外部コーティング3で表された広告情
報が視認される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、一種の装飾ポスターに関連する。例えばタクシーのバックウイン ドウガラス、地下鉄の扉ガラス及び商店のショーウインドウガラス及び眼鏡のガ ラス等の内側から可透視できるポスターに関連する。
【0002】
【従来の技術】
従来、商店のガラス窓には色々なカラーポスターが貼り付けてある。地下鉄の 扉ガラスやタクシーにも各種商品の情報広告が貼り付けてある。これらの広告は 商品の流通に積極的な働きをなしている。但し、内側から外を見る透視性に欠け ている。
【0003】 一方、ガラス窓に、このようなポスターを貼り付けると、外側からガラス窓を 通って射し込まれる日の光が遮られ、室内が暗くなったり、窓の内側に居る人が 、窓の外側の景色を見る際の妨げとなる。故に広告がこの様な場所に使用される のがある程度制限される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
また、光の透過性や、内側から外側への見通しを確保するために、プレート基 材を透明としたポスターもあるが、外側へ向けて表示された文字などが、内側か ら見えてしまう。この場合、文字や図形は、左右逆転した形に見え、見苦しく、 室内のインテリアにそぐわない場合もある。
【0005】 本考案の目的は、可透視ポスターの一種を提供して、昼間、通行人が外側から この広告を観賞出来るばかりでなく、内側からも外部の景物がはっきり透視でき ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上述の目的を実現するために、本実用新型ポスターは一種の可透視ポスターを提 供する。それは一枚の可透視プレートで、プレートに付着している大量の均等ス パンの透光と不透光ブロックから成る中間コーティング及び中間コーティングに 付着している外部コーティング即ち広告情報から成る。その内、各ダークブロッ クの最大寸法は0.25〜3.0mm、隣接する二つのダークブロックの最小ス パンは0.1〜3.5mm、諸ダークブロック面積の和はプレート総面積の30 %〜55%である。
【0007】 具体的に云えば、上述の可透視ポスターの中で、中間コーティングの各ダークブ ロックは円形ブロックに作ることが出来る。その直径は0.25mm〜3.0m m、隣接する二つの円形ブロックのスパンは0.1mm〜3.5mm、諸円形ブ ロック面積の和はプレート総面積の30%〜55%である。
【0008】 上述の可透視ポスターの中で、中間コーティングの各ダークブロックは菱形ブ ロックにも作ることが出来る。その長い対角線の長さは0.25mm〜3.0m m、隣接する二つの菱形ブロックのスパンは0.1mm〜3.5mm、諸菱形ブ ロック面積の和はプレート総面積の30%〜55%である。
【0009】 更に詳しく云えば、上述の可透視ポスターの中で、中間コーティングの各円形 ダークブロックはプレートに付着している黒色円形ダークブロックと黒色ダーク ブロックに付着している、形状、寸法が黒色円形ダークブロックと同じの白色円 形ダークブロックから成る。
【0010】 上述の可透視ポスターの中で、中間コーティングの各菱形ダークブロックはプ レートに付着している黒色菱形ダークブロックと黒色ダークブロックに付着して いる、形状、寸法が黒色菱形ダークブロックと同じの白色菱形ダークブロックか ら成る。
【0011】 上述の可透視ポスターの中で、各黒色円形或いは菱形ダークブロック及び各々 それに付着している各白色円形或いは菱形ダークブロックに使用する材料はハロ ゲン銀、重クロム酸塩、重窒素樹脂或いはアクリル酸エステル等の感光樹脂或い はスクリーン印刷インキ或いは漆等の不透明塗料である。
【0012】
【考案の実施の形態】
上述の可透視ポスタープレートに使用されている材料は有機或いは無機ガラス 、塩化ビニル或いはテリーレン片或いは類似のプラスチックフォイルである。
【0013】 上述の解決手段に基づいて構成される可透視ポスターは、昼間、ポスターを貼 り付けた両側の景物が受ける光の照度に顕著な違いがあり、且つ人目が明瞭度の 差が大きい光線を受ける場合の差違及び外側の通行人が一定距離内における分解 能の原理に基づいて、外側の通行人がこれらの広告情報を見ることが出来るばか りでなく、内側からも明瞭に外側の景物を透視できる。
【0014】 次の実施形態でその添付図面を用いて詳細に述べることにより、本実用新型ポ スターの目的、構造、特徴及びメリットを更に具体的に理解することが出来るで あろう。その添付図面について説明する。図1と図2は各々本可透視ポスターの 一実施形態で、その中の各ダークブロックが菱形ブロックの場合の側面図と正面 図である。
【0015】 次に上述の各図を用いて本実用新型可透視ポスターの構造とその構成を説明す る。図1と図2に示すように、本実用新型可透視ポスターは可透視プレート1、 プレート1に付着している均等スパンに分布した大量のダークブロックから成る 中間コーティング2及び中間コーティング2に付着している外部コーティング3 即ち広告情報から成る。ここで、広告情報とは、文字情報、図形情報を含む概念 である。
【0016】 本実施形態ではプレート1は透明のポリエステルテリーレン片で作られ、当該 プレートの中間コーティング2は上下に重なる二層から成っている。即ち、先ず プレート1の上に感光樹脂をコーティングし、感光、現像焼き付けプロセス或い はスクリーンプロセス或いはその他の方法で均等に分布する大量の黒色菱形ブロ ックから成る黒色菱形ブロックコーティング21をコーティングする。
【0017】 各菱形ダークブロックの長い対角線の長さは0.25〜3.0mm、隣接する 二つの菱形ブロックのスパンは0.1〜3.5mm、諸菱形ブロック面積の和は プレート1総面積の30%〜55%である。
【0018】 諸菱形ブロック面積の和、即ちダーク区域の面積はプレート1総面積の30% 〜55%である。当該黒色円形ブロックコーティング21はハロゲン銀、重クロ ム酸塩・重窒素樹脂或いはアクリル酸エステル等感光樹脂を感光させて黒色ダー ク物質となるもの、或いはスクリーン印刷インキ或いは漆等不透明塗料を使用す る。当該黒色菱形ブロックコーティング21となる大量の黒色菱形ブロックの上 にスクリーン印刷プロセス或いはその他の方法で諸黒色菱形ブロックと形状と寸 法が同じの大量の白色菱形ブロックから成る白色菱形ブロックコーティング22 を印刷する。
【0019】 当該白色菱形ブロックコーティング22は一般のスクリーン印刷インキ或いは 漆等のダーク塗料から作られる。最後に一番外側の白色菱形コーティング22の 上に図2に示す広告図案英文字“A"或いは情報となる外部コーティング3を印 刷する。当該コーティング3は通常のカラースクリーン印刷インキ或いはその他 の塗料を使用する。
【0020】 使用する時、当該ポスターはプレート1の上述諸コーティングがない底面のグ ルーを商店のショーウインドウのガラス或いは車のバックウインドウの外表面に 貼り付け、広告情報のコーティングを外側に向ければ良いのである。昼間、通行 人或いは外部の景物に当たる光線がポスターに反射する時、その一部分の光線が 図に示す諸菱形ブロック間のプレート1の透明区域を貫いてガラス室内にいる人 の目に入る。
【0021】 同時に、室外に較べて弱い室内の光線の一部分が大量の黒色菱形ブロックを経 て吸収され弱まり、同様に反射して室内にいる人の目に入る。人の目は比較的薄 暗い弱光より比較的明るい強光に対して顕著な反映を生じる。特にこの二つの光 線が同時に人の目に入った時は更にそうである。
【0022】 故に室内にいる人の目に入る主な画像は基本的には室外の通行人或いは外部の 景物だけである。逆に、室外の通行人から見れば、大量の菱色円形ブロックでキ ラキラ反射する室外光線とカラー広告図案或いは情報に反射された光線が全て人 の目に入る。同時に、室内の景物と人物が反射した室内の比較的薄暗い弱光線も プレート1にある大量の円形ダークブロック間の透明区を貫いて、ガラスの外に 射出して通行人の目に入る。同じ道理で、比較的明るい強光で伝わって来た広告 図案或いは情報に対して、通行人の目は強烈に反映し、加えて菱形ブロックのス パン及びダーク部分の面積に全て特定な規定をしたので、人目の分解能に限度が ある原理に基づいて、通行人の目に形成されるのは基本的に大体連続な広告図案 或いは情報の画像(図2に示す英文字“A")である。
【0023】 当該ポスターを使用すれば通行人が広告を観賞出来るばかりでなく、同時に室 内の人も外部の景物をはっきり見ることが出来る。上海市試験技術研究所の測定 によれば、外部の景物に対する当該ポスターの可視度は非常に良い。
【0024】 上述図2に示す第一実施形態の菱形ダークブロックは、その他の各種形状にも 作ることが出来る。即ち、図1と図2の各菱形ダークブロックを円形ブロックに 改造したものである。各円形ダークブロックは同様に上下に付着している白色円 形ダークブロックと黒色菱形ブロックから構成されている。各円形ブロックの直 径は0.25〜3.0mm、隣接する二つの円形ブロックのスパンは0.1〜3 .5mm、この原理も上述の菱形ダークブロックと同じなので、重複説明は省略 する。
【0025】 以上、任意形状のダークブロックから構成される中間コーティングを使って本 実用新型ポスターを外側から広告を観賞し、内側から外形を見る目的を実現する ことが出来る。
【0026】
【考案の効果】
以上説明した本考案の可透視ポスターによれば、昼間、外側からこのポスター の担持情報を認識出来るばかりでなく、内側からも外側の景物がはっきり透視で きる。
【0027】 また、黒色ダークブロックと、形状寸法が同じで重なっている白色ダークブロ ックとを用いれば、外側からの視認効果が明確となり、かつ内側からの視認効果 も一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の可透視ポスターの側面図である。
【図2】本考案の可透視ポスターの正面図である。
【符号の説明】
1 可透視プレート 2 中間コーティング 21 黒色菱形ブロックコーティング 22 白色菱形ブロックコーティング 3 外部コーティング

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可透視プレート(1)とそのプレート
    (1)に付着している均等スパンに分布した大量のダー
    クブロックから成る中間コーティング(2)及びその中
    間コーティング(2)に付着している、文字または図形
    情報を担持した外部コーティング(3)を有し、 前記各ダークブロックの最大寸法は0.25〜3.0m
    m、隣接するダークブロックの最小スパンは0.1〜
    3.5mm、諸ダークブロック面積の和はプレート
    (1)総面積の30%〜55%であることを特徴とする
    可透視ポスター。
  2. 【請求項2】 前記中間コーティング(2)の各ダーク
    ブロックが一つの円形ブロックで、その直径が0.25
    〜3.0mm、隣接する二つの円形ブロックのスパンが
    0.1〜3.5mm、諸円形ブロック面積の和がプレー
    ト(1)総面積の30%〜55%である請求項1に記載
    の可透視ポスター。
  3. 【請求項3】 前記中間コーティング(2)の各ダーク
    ブロックが菱形ブロックで、その長い対角線の長さが
    0.25〜3.0mm、隣接する二つの菱形ブロックの
    スパンが0.1〜3.5mm、諸菱形ブロック面積の和
    がプレート(1)総面積の30%〜55%である請求項
    1に記載の可透視ポスター。
  4. 【請求項4】 前記中間コーティング(2)の中の各円
    形ダークブロックがプレート(1)に付着している黒色
    円形ダークブロック(21)と黒色円形ダークブロック
    (21)に付着している形状、寸法が黒色円形ダークブ
    ロック(21)と同じの白色円形ダークブロック(2
    2)から成る請求項2に記載の可透視ポスター。
  5. 【請求項5】 前記中間コーティング(2)の中の各菱
    形ダークブロックがプレート(1)に付着している黒色
    菱形ダークブロック(21)と黒色菱形ダークブロック
    (21)に付着している形状、寸法が黒菱円形ダークブ
    ロック(21)と同じの白色菱形ダークブロック(2
    2)から成る請求項3に記載の可透視ポスター。
  6. 【請求項6】 各黒色円形或いは菱形ダークブロック
    (21)及びそれらに付着している各白色円形或いは菱
    形ダークブロック(22)に使用している材料がハロゲ
    ン化銀、重クロム酸塩、重窒素レジン或いはアクリル酸
    エステル等の感光樹脂或いはスクリーン印刷インキ或い
    は漆等の不透明塗料である請求項4または5に記載の可
    透視ポスター。
  7. 【請求項7】 前記外部コーティング(3)に使用して
    いる材料がハロゲン化銀、重クロム酸塩、重窒素レジン
    或いはアクリル酸エステル等の感光樹脂或いはスクリー
    ン印刷インキ或いは漆等の不透明塗料である請求項1に
    記載の可透視ポスター。
  8. 【請求項8】 前記可透視プレート(1)に使用してい
    る材料が有機或いは無機ガラス、塩化ビニル或いはテリ
    ーレン片或いは類似のプラスチックフォイルである請求
    項1に記載の可透視ポスター。
JP1999005576U 1999-07-26 1999-07-26 可透視ポスタ― Expired - Lifetime JP3066075U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008080020A1 (en) * 2006-12-22 2008-07-03 Roger Hsu Layered lenses and method of layering lenses

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