JP3065520B2 - 燃料棒溶接用端栓保持装置 - Google Patents

燃料棒溶接用端栓保持装置

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JP3065520B2
JP3065520B2 JP7342590A JP34259095A JP3065520B2 JP 3065520 B2 JP3065520 B2 JP 3065520B2 JP 7342590 A JP7342590 A JP 7342590A JP 34259095 A JP34259095 A JP 34259095A JP 3065520 B2 JP3065520 B2 JP 3065520B2
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嶋 輝 昭 三
高 信 宇
川 良 輔 西
和 啓 志 大
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日本ニユクリア・フユエル株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料棒の被覆管に
端栓を溶接するときにその端栓を保持する燃料棒溶接用
端栓保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】燃料棒
溶接は、一般に被覆管の端部に端栓を装着し、燃料棒を
回転させながらタングステン・アーク溶接等の熱源によ
り端栓と被覆管との接合部分を円周方向に溶接すること
により行われている。
【0003】図4は、上記端栓の溶接装置の概略構成を
示す図であって、図中符号1は気密状の溶接チャンバー
であり、その溶接チャンバー1の一側壁部に燃料棒2の
一端がその軸線回りに回動可能に挿入装着されている。
一方、上記溶接チャンバー1の対向壁部には、上記燃料
棒2と同一軸線上に端栓保持軸3が装着されており、そ
の端栓保持軸3の先端部にボールベアリング4を介して
端栓保持具5が端栓保持軸3と同心的にかつその軸線回
りに回動可能に装着されている。そして、その端栓保持
具5の先端部には端栓6の後端部を支持する空所5aが
形成されており、前記燃料棒2の被覆管7の端部に装着
された端栓6の後端部が上記空所5a内に挿入支持され
ている。
【0004】しかして、溶接用電極8を所定の位置にセ
ットし、被覆管7を回転させ端栓6をこれに追随させて
回転させながら、電極8から溶接アークを発生させて溶
接が行われる。このように端栓6を保持しながら溶接す
ることにより、被覆管7の軸線に対して端栓6が曲がっ
た状態で取り付くことが防止される。
【0005】ところで、上記図5に記載のものは、上述
のように、端栓6が被覆管7に追従して回転するもので
あるが、端栓保持軸3を積極的に燃料棒2と同期的に回
転させ、被覆管7と端栓6との間に相対的な回転が発生
しないようにしたものも提案されている。
【0006】図5は上記端栓保持軸3を積極的に回転さ
せるようにしたものであって、端栓保持具5がねじ部9
によって端栓保持軸3に固着されており、またモータ1
0によって回転駆動される軸11にそれぞれプーリー1
2a,12bが設けられており、各プーリー12a,1
2bに巻装された駆動伝達ベルト13a,13bによっ
て燃料棒2及び端栓保持軸3を互いに同期して回転する
ようにしてある。
【0007】しかして、端栓6の溶接時には、軸11及
び駆動伝達ベルト13a、13bを介して燃料棒2と端
栓6が同期して回転され、両者間に回転方向のねじれが
発生することが防止される。
【0008】ところが、燃料棒の端栓を溶接する場合、
その時の溶接入熱により端栓が燃料棒の軸線方向に膨張
・収縮するとともに回転方向にも捩れが生ずる可能性が
ある。
【0009】すなわち、上記従来の装置では、端栓を保
持している端栓保持軸は軸方向に固定または放置状態に
なっているため、溶接時の入熱により例えば軸方向熱膨
張時には自由膨張が阻害されて溶接部に圧縮応力が生じ
たり、凝固に伴う熱収縮時には逆に溶接部に引張り応力
が働らくことが考えられる。また、燃料棒の軸線方向の
熱収縮により端栓保持用中子と端栓がわずかに離れるこ
とによっても端栓が被覆管の軸線に対して曲がりやすい
傾向を示す。さらに、溶接熱による回転方向の捩れが生
ずると、図5に示す装置におけるように、燃料棒と端栓
保持軸を同期して回転させただけでは必ずしも上記捩れ
に対しては対応できない。
【0010】これらの溶接中に生ずる軸線方向の圧縮、
引張り及び回転方向捩れは、即不良につながるものでは
ないが、野放しにしておくと、他の応力との係わり合い
次第では溶接部に亀裂が発生する等の不具合の一因とな
る可能性がある。
【0011】本発明はこのような点に鑑み、溶接時の応
力による不具合発生を防止し得るようにした燃料棒溶接
用端栓保持装置を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、気密状の溶接
チャンバーに挿入装着された燃料棒の被覆管の軸線と同
一軸線上に端栓保持軸を配設し、その端栓保持軸の上記
被覆管との対向部に端栓保持軸と同心的に端栓保持具を
軸線方向移動及び回動可能に装着するとともに、端栓保
持軸内に上記端栓保持軸を押出し方向に付勢するスプリ
ングを配設した。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図3を参照して本
発明の実施の形態について説明する。なお、図中図4、
図5と同一部分には同一符号を付しその詳細な説明は省
略する。
【0014】図1において、溶接チャンバー1には燃料
棒2が装着される壁面と対向する側壁面部に、上記溶接
チャンバー1に装着された燃料棒2と同一軸線上に端栓
保持軸3が軸線回りに回動可能に装着されている。上記
端栓保持軸3は図示しない固定部材に回転可能に軸支さ
れており、図示しない駆動伝達ベルト等を介して燃料棒
2と同期して回転するようにしてある。上記端栓保持軸
3の先端部(燃料棒と対向する側)には同心状の中央空
所20が形成されており、その中央空所20内にはボー
ルベアリング21を介して端栓保持具5の基端部が軸線
回りに回動可能に且つ軸線方向に或程度移動可能に装着
されている。また、上記中央空所20内には受け座22
が配設されており、その受け座22と上記端栓保持具5
に形成されたフランジ部5bとの間にはスプリング23
が介装され、そのスプリング23によって端栓保持具5
が突出方向に付勢されている。
【0015】そこで、燃料棒2の端栓6の溶接を行う場
合には、燃料棒2を溶接チャンバー1内に挿入装着する
とともに端栓保持軸3を上記燃料棒2の方向に移動さ
せ、受け座22を介して端栓保持具5を燃料棒2の方向
に移動させ、その端栓保持具5に保持されている端栓6
を燃料棒2の被覆管の端部に圧入する(図2参照)。す
なわち、端栓保持軸3を軸線方向に燃料棒側に移動させ
ることによってスプリング23が圧縮され、端栓保持具
5の基端部が受け座22に当接し、上記端栓保持軸3の
移動によって端栓保持具5が前進し、端栓の圧入が行わ
れる。
【0016】上述のようにして端栓6の取り付けが終了
したら、端栓保持軸3を軸方向に図2に示す有効ストロ
ークaの範囲内で規定量後退させ、端栓保持具5を中立
状態にしてスプリング23のみによって端栓6を押圧す
るようにする。この状態を図3に示す。
【0017】そこで、端栓の溶接を行うが、溶接中の溶
接入熱により端栓が軸方向に膨張する。しかし、この場
合端栓保持具5がスプリング23に抗して自由に軸方向
に移動でき、端栓溶接中における膨張による応力が吸収
され、端栓等に過大な応力が作用したまま溶接されるよ
うなことがなくなるほか、凝固収縮時にも端栓保持具5
が追従移動して端栓を保持することができる。また、端
栓保持具5もボールベアリング21によって軸支されて
いるので、回転方向の溶接熱によるねじれに対しても自
由に回転でき、溶接部のねじれ応力の発生が緩和され
る。
【0018】尚、スプリング23のバネ荷重は効果確認
の結果、作動最小重荷の0.5kgfからバネ荷重によ
り溶接部を圧縮変形させない最大荷重5kgfの範囲内
が適切である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、燃料棒の被覆管の軸線と同一軸線上に配設された端
栓保持軸にこれと同心的に端栓保持具を軸線方向移動及
び回転可能に装着するとともに、上記端栓保持具をスプ
リングによって押出し方向に付勢させたので、溶接中に
端栓がフレキシブルに保持されており、溶接中に溶接部
に無理な力が加わることがなく、品質の一層の向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の燃料棒溶接用端栓保持装置を示す図。
【図2】本発明装置における端栓圧入時の作動説明図。
【図3】本発明装置における溶接時の作動状態説明図。
【図4】従来の端栓支持装置を示す部分断面図。
【図5】従来の端栓支持装置の他の例を示す部分断面
図。
【符号の説明】
1 溶接チャンバー 2 燃料棒 3 端栓保持軸 5 端栓保持具 6 端栓 20 中央空所 21 ボールベアリング 22 受け座 23 スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西 川 良 輔 神奈川県横須賀市内川二丁目3番1号 日本ニユクリア・フユエル株式会社内 (72)発明者 大 和 啓 志 神奈川県横須賀市内川二丁目3番1号 日本ニユクリア・フユエル株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−196895(JP,A) 実開 昭56−17599(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G21C 21/02 G21C 3/10 B23K 9/00 G23K 37/053

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料棒被覆管への端栓の溶接時に、その溶
    接される端栓を保持する燃料棒溶接用端栓保持装置にお
    いて、気密状の溶接チャンバーに挿入装着された被覆管
    の軸線と同一軸線上に端栓保持軸を配設し、その端栓保
    持軸の上記被覆管との対向部に端栓保持軸と同心的に端
    栓保持具を軸線方向移動及び回転可能に装着するととも
    に、上記端栓保持軸内に上記端栓保持具を押出し方向に
    付勢するスプリングを配設したことを特徴とする、燃料
    棒溶接用端栓保持装置。
  2. 【請求項2】端栓保持軸は上記被覆管と同期して回転す
    ることを特徴とする。請求項1記載の燃料棒溶接用端栓
    保持装置。
  3. 【請求項3】スプリングは燃料棒端栓に0.5〜5kg
    fの押圧力が作用するように形成されていることを特徴
    とする。請求項1記載の燃料棒溶接用端栓保持装置。
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CN114406433B (zh) * 2022-01-25 2023-05-09 江西艾芬达暖通科技股份有限公司 一种直管件双头压装焊接装置

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