JP3065144U - 集塵装置 - Google Patents

集塵装置

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JP3065144U
JP3065144U JP1999004597U JP459799U JP3065144U JP 3065144 U JP3065144 U JP 3065144U JP 1999004597 U JP1999004597 U JP 1999004597U JP 459799 U JP459799 U JP 459799U JP 3065144 U JP3065144 U JP 3065144U
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純司 野末
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二井 愼一郎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集塵設備の設置場所に制限されずに、ミスト
等の発生を伴う作業を行うことができ、ミスト等の発生
源での集塵と除湿をより効果的且つ経済的に行う集塵シ
ステムを構築できる、パーソナルな集塵装置を提供する
こと。 【解決手段】 可搬性を有し、ミスト除去機能を備えた
集塵機(2) の上面に集塵板(15)で囲まれる吸引口(14)を
形成し、該吸引口(14)上に多数の透孔(17)を有する作業
台(16)を平均的な作業者の立ち姿勢高さに適合させて設
け、前記作業台(16)上に、作業空間(53)を確保し、且つ
前面に開口部を形成した集塵フード(5) を覆設するとと
もに、集塵皿(44)に落下するミスト等から集塵皿プレー
ト(45)で分離したミストと、ミスト除去機能により除去
したミストを貯留、回収できるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】
本考案は、切削油、洗浄液等の液体で濡れた部品に除塵エアブロー等を行う場 合において、発生するミストや湿気を帯びた粉塵(以下「ミスト等」という)を 作業者の近くで捕集し、ミスト等を含む空気(以下「汚染空気」という)を浄化 してミスト等の飛散を防止するとともに湿気を除去するパーソナルな集塵装置に 関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、NC工作機で切削油を用いて加工した部品や、洗浄機による洗浄後の 部品に除塵エアブローを施すと、部品に付着していた液体や、湿気を帯びた粉塵 が飛散し、ミスト等が発生する。
【0003】 従来、このような作業を行う場合は、周囲と隔離された作業室内で作業を行い 、ミスト等を自然落下させて作業室外への飛散を防止するか、あるいは大量に発 生する場合には、除塵エアブロー装置などミスト等の発生源の近傍に、湿式対応 の排気施設からダクトを配設し、ミスト等の周囲への飛散を防止する集塵手段が 用いられていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、隔離された作業室内で除塵作業等を行う場合、作業室内部の環境が悪 化して、内部で作業する作業者の健康を害する虞があり、湿式対応の排気施設か らダクトを配設する集塵手段では、排気施設、ダクト配管など装置全体が大規模 となる。
【0005】 また、上記いずれの手段においても、作業室や排気施設の設置、ダクトの配設 の都合により集塵が特定の場所や作業に限定され、近年の作業内容の多様化に対 応できず、ミスト等の発生源での集塵が困難となっている。
【0006】 さらに、ミスト等の発生量が少量で、わざわざ局所排気を行うほどでないとさ れる発生源では、なんら集塵対策が講じられず、ミスト等の飛散を許していると いった状況が見落とされがちであった。
【0007】 そこで本考案は、集塵設備の設置場所に制限されずに、ミスト等の発生を伴う 作業を行うことができ、ミスト等の発生源での集塵と除湿をより効果的且つ経済 的に行う集塵システムを構築できる、パーソナルな集塵装置を提供することを課 題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決すべくなされたものであって、可搬性を有し、ミス ト除去機能を備えた集塵機の上面に集塵板で囲まれる吸引口を形成し、該吸引口 上に多数の透孔を有する作業台を平均的な作業者の立ち姿勢高さに適合させて設 け、前記作業台上に、作業空間を確保し、且つ前面に開口部を形成した集塵フー ドを覆設するとともに、集塵皿に落下するミスト等から集塵皿プレートで分離し たミストと、ミスト除去機能により除去したミストを貯留、回収できるようにし た集塵装置を基本とする。
【0009】 また、吸引口から吸引する汚染空気を下方へ案内し、方向を急転回させて汚染 空気からミスト等を落下分離するとともに、フィルターでミスト等を濾過する第 一集塵室と、主円板と副円板の間に多数の羽根を設けたファンをモータの同一軸 線上に配設してなる遠心多段送風機の外周に、遠心力で飛び出したミストを捕集 する吸着マットを配設して、前記第一集塵室から吸引する汚染空気からミスト等 を除去する第二集塵室とからなる集塵機を有するようにしてもよい。
【0010】 また、第一集塵室で汚染空気から分離したミストが貯留される第一タンクと、 第二集塵室で除去したミストが貯留される第二タンクを具備するようにしてもよ い。
【0011】 さらに、第一集塵室のフィルターを通過した汚染空気からフィルター室内で分 離するミストが、隔壁又は管によるミスト通路で第二タンクに流入するようにし てもよい。
【0012】
【考案の効果】
上記説明した本考案に係る集塵装置によれば、ミスト除去機能を備えた集塵機 に集塵フードがコンパクトに一体化され、集塵機上面の吸引口の上方に作業台を 設けたため、ダクト配管が不要で、横幅も狭くすることができ、集塵装置をミス ト等の発生を伴う作業場所の近傍に専用機として設置して、ミスト等の飛散を防 止することが可能となる。
【0013】 小型で可搬性を有する集塵装置であるため、ミスト等の発生を伴う作業場所に 集塵装置を機動的に移動して集塵を行うことができ、特にキャスターなどの移動 手段を設けることにより、集塵装置を簡便に移動させることが可能となる。従っ て、ミスト等の発生量が僅かの作業であっても、集塵装置を移動させて集塵をす ることができ、ミスト等の飛散を防止できるとともに、作業内容に適合させた集 塵システムを構築することができる。
【0014】 集塵皿に落下するミスト等から分離したミストと、ミスト除去機能により除去 したミストを貯留、回収できるようにしたことにより、粉塵とミストを分離して 粉塵の廃棄及び液体の再利用を容易に行うことができる。
【0015】 ミスト等の発生作業に応じた集塵運転を行うことができるため、無駄の少ない 運転を行って運転コストを低減し、経済性を高めることができる。
【0016】 第一集塵室と第二集塵室とで分離したミストを貯留する第一タンクと第二タン クを設けて設置したことにより、第一集塵室と第二集塵室を完全に独立させるこ とができ、フィルターで濾過されていない汚染空気が第二集塵室に吸引される虞 がなく、汚染空気の浄化を効率的且つ確実に行うことができる。
【0017】 第一集塵室のフィルターを通過した汚染空気からフィルター室内で分離するミ ストが、第二タンクに流入して貯留されることにより、ミストの処理及び再利用 が容易となる。
【0018】 以上により、集塵設備の設置場所に制限されずに、ミスト等の発生を伴う作業 を行うことができ、発生源での集塵と除湿をより効果的且つ経済的に行う集塵シ ステムを構築できる、パーソナルな集塵装置を提供することができる。
【0019】
【考案の実施の形態及び実施例】
本考案の実施例に係る集塵装置(1) を、図を用いて説明すると、図1は本考案 の実施例に係る集塵装置(1) の斜視図、図2は集塵装置(1) の正面図、図3は集 塵装置(1) の側面図、図4は図2のA―A断面図、図5は集塵装置の第一集塵室を 破断した斜視図、図6は回転用ファン(7a)の分解斜視図、図7は案内用ファン(7 b)の分解斜視図であって、図1乃至図3に示すように、集塵装置(1) は集塵機(2 ) の上に集塵フード(5) を一体化して構成されたものであり、該集塵装置(1) の 外形は、高さ1200mm、最大幅550mm、奥行き800mmである。
【0020】 上記集塵機(2) は、図4又は図5に示すように、隔壁(30)で第一集塵室(3) と 第二集塵室(4) に区画されており、モータ(6) でファン(7) を回転させて第一集 塵室(3) の上面に形成した吸引口(14)から汚染空気を吸引し、第一集塵室(3) で 自然落下とフィルターを併用して汚染空気からミストの一部と粉塵を除去する。 次に、第二集塵室(4) において、前記第一集塵室(3) で濾過された汚染空気から ミストを除去し、清浄空気を後部の排気口(27)から排出するものである。集塵機 (2) の下面の四隅には、ストッパー手段付きのキャスター(42)を装着している。
【0021】 上記第一集塵室(3) 及び第二集塵室(4) の内部には、図4に示すように、汚染 空気が流れる流路が隔壁で区画されて形成されており、前記第一集塵室(3) は、 上方の吸引口(14)から隔壁(31)と隔壁(32)で区画されて第一集塵室(3) の後部を 通り下方に向けて汚染空気が流れる第一通路(20)と、該第一通路(20)を流れる汚 染空気の向きを隔壁(32)で上向きに変える第二通路(21)と、該第二通路(21)に面 した第一フィルター(11)で汚染空気を濾過して、ミストの一部と粉塵を分離する フィルター室(22)と、該フィルター室(22)の汚染空気を前記第一通路(20)を貫通 して第二集塵室(4) に案内する第三通路(23)とから構成されている。
【0022】 上記第二集塵室(4) は、多段のファン(7) からなる遠心多段送風機の構造のミ スト除去室(24)と、ミストを除去した空気を更に濾過する第二フィルター(12)と 、清浄空気を排出する排気口(27)に清浄空気を案内する、第四通路(25)とから構 成される。
【0023】 前記第一集塵室(3) のフィルター室(22)の底部には、フィルター室(22)に吸引 された汚染空気に含まれるミストが凝結して落下するため、このミストを集めて 後記説明する第二タンク(38)に案内するミスト通路(26)を、隔壁(33)、隔壁(34) 及び隔壁(35)で前記第一通路(20)を貫通するように形成している。
【0024】 上記第一集塵室(3) の第二通路(21)の下方には、底面に多数の小孔を穿設した 集塵皿プレート(45)で形成された集塵皿(44)を設置して、隔壁(32)で流れの向き を変えられた汚染空気から遠心力と重力の作用で飛び出したミスト等のうち、粉 塵のみを分離して受ける。該集塵皿(44)の下方には、集塵皿プレート(45)から落 下するミストを貯留する第一タンク(37)が設置されている。
【0025】 上記第二集塵室(4) には、モータ(6) の軸に軸着された回転用ファン(7a)と吸 引用ファン(7c)が配設され、両ファン(7) の間には、第二集塵室(4) の隔壁(36) に固定された案内用ファン(7b)が同一軸線上に配設されて遠心多段送風機の構造 となっている。また、回転用、案内用及び吸引用の各ファンの外周側には、遠心 力で飛び出したミストを捕集する吸着マット(13)が配設されている。
【0026】 上記回転用ファン(7a)の構造は、図6に示すように、中央にモータ(6) の軸に 固定するためのボス(73)を固定した主円板(71)と、中央に吸気穴(74)を開設した 副円板(72)との間に、前記吸引口(14)より流入した空気を円周方向へ案内して送 出する多数の羽根(79)を設けた構造であり、前記案内用ファン(7b)の構造は、図 7に示すように、中央にモータ(6) の軸が貫通させるための貫通孔(78)を有する 固定用副円板(76)と、中央に送気穴(77)を開設した案内用主円板(75)と間に、円 周開口部より案内した空気を前記送気穴(77)より排出する多数の羽根(79)を設け た構造であり、羽根(79)は、通気性を有する多孔性部材(80)を通気部材からなる 補強部材(81)で挟着して補強した構成である。
【0027】 また、第二集塵室(4) の下方には、該第二集塵室(4) で除去されたミストと前 記説明したフィルター室(22)内で凝結するミストを貯留する第二タンク(38)を設 置する。第一タンク(37)と第二タンク(38)は、第一タンク(37)内の汚染空気が第 二タンク(38)へ入りドレン管(40)を逆行して排気口(27)から排出されないように するため、個別に設置されている。
【0028】 上記フィルター室(22)内には、前記第一フィルター(11)のフィルター室(22)内 側の面に触接する棒状体(9) が揺動自在に枢支され、集塵機(2) の側面のシェイ キングバー(8) に連結される。該シェイキングバー(8) を揺動すると第一フィル ター(11)の面を叩いて第一フィルター(11)表面に付着した粉塵を落とすことがで きる。
【0029】 次に集塵機(2) に装着される集塵フード(5) は、図2乃至図4に示すように、 フード主体(51)と覆板(58)から構成され、フード主体(51)は金属製の側板(55)、 天板(54)、背板(56)、底板(57)から構成されており、内部に主として小物の作業 対象物を入れて除塵エアブロー作業などを行えるように作業空間(53)が形成され ている。
【0030】 上記フード主体(51)の前面は、作業者が斜め上方から作業空間(53)内に手を入 れて作業を行いやすいように、斜め上方に向けて開口部(52)を形成しており、該 開口部(52)の上方には、外枠が金属薄板製で透明アクリル樹脂板製の窓(59)を具 備した覆板(58)がヒンジで開閉自在に装着されている。
【0031】 上記覆板(58)は集塵フード(5) の開口部の開口面積を変更するものであり、覆 板(58)を閉じることで、集塵フード(5) 内を負圧として外気圧との差を大きくし 、粉塵を強力に吸引するとともに、除塵エアブロー作業などミストと粉塵が飛散 しやすい作業の場合、覆板(58)が遮蔽してミストと粉塵が集塵フード(5) 外へ飛 散することを防止する。そして、覆板(58)を閉じた状態でも、透明アクリル樹脂 板製の窓(59)を通して集塵フード(5) 内部を確認しながら作業を行うことができ る。また覆板(58)を開き、開口部を広くすると作業性が向上し、作業を容易に行 うことができる。
【0032】 そして、図4に示すようにフード主体(51)の底面は開口して、前記集塵機(2) の吸引口(14)に連通しており、該吸引口(14)の周囲には、周縁部が高く中央部が 最も低くなるように緩やかな漏斗状の集塵板(15)が装着されている。該集塵板(1 5)により、吸引による空気の流れが集塵板(15)に沿って生じるため、ミスト等が 蓄積することなく確実に吸引され、作業後の清掃の手数を低減できる。
【0033】 上記吸引口(14)の上方には多数の透孔(17)を穿設した金属板製の作業台(16)が 、平均的な作業者が立ち姿勢で作業を行いやすい高さである、床面から740mmの 位置に設けられている。作業者は作業台(16)上に作業対象物を載置して、立ち姿 勢の自然体で作業を行うことができ、腰痛等の障害を発生させることがない。発 生する粉塵は前記透孔(17)を通過して前記吸引口(14)に吸引される。
【0034】 集塵装置(1) の前面には、集塵機(2) の内部の点検清掃を行う点検扉(43)と、 回収用扉(46)を形成し、集塵皿(44)の粉塵を前面から回収を行う。また、第一タ ンク(37)、第二タンク(38)のドレンコック(41)を集塵装置(1) の前面と側面に設 けている。このため集塵装置(1) の背面にメンテナンス用の空間を保障する必要 が無く、集塵装置(1) を壁に接近させ且つ複数併設することができる。
【0035】 次に、集塵装置(1) の使用について説明すると、まず作業者が集塵作業を行う 場所へ集塵装置(1) を移動させ、そこでキャスター(42)のストッパーを作動させ て集塵装置(1) が不用意に移動しないように固定する。
【0036】 集塵装置(1) の運転を開始して集塵フード(5) 内で作業を開始すると、まず吸 引された汚染空気は、第一集塵室(3) の第一通路(20)を下方に向けて流れ、汚染 空気の流れる方向が急激に変化する第二通路(21)の入口で、重量のある比較的大 きい粉塵と、粒子の大きいミストが遠心力と重力で最下部に設けられた集塵皿(4 4)に落下し、ミストは更に、集塵皿(44)の集塵皿プレート(45)を通過して第一タ ンク(37)に貯留される。
【0037】 第二通路(21)に面する第一フィルター(11)では、汚染空気を吸引濾過して粉塵 と、比較的粒子の大きいミストを除去する。除去されたミスト等は落下して集塵 皿プレート(45)で受けられるか、あるいは第一タンク(37)で貯留される。フィル ター室(22)に入った汚染空気は、ここでミストの一部が凝結落下し、ミスト通路 (26)を通過して第二タンク(38)に貯留される。
【0038】 第一集塵室(3) で濾過された汚染空気は、第三通路(23)を通過して第二集塵室 (4) に吸引され、回転用ファン(7a)、案内用ファン(7b)、吸引用ファン(7c)の各 羽根(79)によって、衝突、拡散、凝縮、吸収の作用が行われ、汚染空気中のミス トが完全に除去される。浄化が終了し、粉塵とミストが除去された清浄空気は排 気口(27)から排出される。
【0039】 第二集塵室(4) で除去されたミストは吸着マット(13)を通じて下方に集まり、 ドレン(39)、ドレン管(40)を通って第二タンク(38)に貯留される。一定期間運転 後は、第一タンク(37)、第二タンク(38)のドレンコック(41)よりミストを回収す る。第二タンク(38)には、フィルターで濾過された清浄なミストが貯留されてい るため、研削油等の場合はこのまま再利用することができる。また、回収用扉(4 6)を開けて集塵皿(44)の粉塵を除去、シェイキングバー(8) を揺動してフィルタ ーに付着した粉塵の除去を適宜行うことができる。
【0040】 以上説明した本考案に係る集塵装置は上記実施例に限定されるものではなく、 寸法、形状は使用目的、使用場所等に応じて適宜変更することができる。
【0041】 集塵装置に装着する移動手段はキャスターの他、台車等に載せて移動させるこ ともできるが、必ずしも移動手段を装着する必要は無く、一定期間同じ場所に設 置する場合は一時的に床面に固定し、必要に応じて移動させることとしてもよい 。
【0042】 集塵皿に用いた集塵用プレートは、多数の小孔を穿設した板部材の他、目の細 かい網でも良く、第二集塵室およびファンの構造も実施例の構造に限定されず、 ファンの構成も実施例に限定されない。
【0043】 集塵フードを、粉塵発生源に対応した形状を有するものと交換可能とすること により、さらに効率的な集塵ができるようにしてもよく、作業台をターンテーブ ルとしてより作業を行いやすくしてもよい。覆板に使用する透光性を有する素材 は、透明アクリル樹脂のほか、他の合成樹脂素材あるいはガラスを用いることが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る集塵装置(1) の斜視図で
ある。
【図2】集塵装置(1) の正面図である。
【図3】集塵装置(1) の側面図である。
【図4】図2のA−A断面図である。
【図5】集塵装置の第一集塵室を破断した斜視図であ
る。
【図6】回転用ファン(7a)の分解斜視図である。
【図7】案内用ファン(7b)の分解斜視図である。
【符号の説明】
(1) 集塵装置 (2) 集塵機 (3) 第一集塵室 (4) 第二集塵室 (5) 集塵フード (6) モータ (7) ファン (7a) 回転用ファン (7b) 案内用ファン (7c) 吸引用ファン (11) 第一フィルター (12) 第二フィルター (13) 吸着マット (16) 作業台 (22) フィルター室 (24) ミスト除去室 (27) 排気口 (37) 第一タンク (38) 第二タンク (43) 点検扉 (44) 集塵皿 (46) 回収用扉 (52) 開口部 (53) 作業空間 (58) 覆板 (59) 窓

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可搬性を有し、ミスト除去機能を備えた
    集塵機(2) の上面に集塵板(15)で囲まれる吸引口(14)を
    形成し、該吸引口(14)上に多数の透孔(17)を有する作業
    台(16)を平均的な作業者の立ち姿勢高さに適合させて設
    け、前記作業台(16)上に、作業空間(53)を確保し、且つ
    前面に開口部を形成した集塵フード(5) を覆設するとと
    もに、集塵皿(44)に落下するミスト等から集塵皿プレー
    ト(45)で分離したミストと、ミスト除去機能により除去
    したミストを貯留、回収できるようにしたことを特徴と
    する集塵装置。
  2. 【請求項2】 吸引口(14)から吸引する汚染空気を下方
    へ案内し、方向を急転回させて汚染空気からミスト等を
    落下分離するとともに、フィルターでミスト等を濾過す
    る第一集塵室(3) と、主円板(71)と副円板(72)の間に多
    数の羽根(79)を設けたファン(7) をモータ(6) の同一軸
    線上に配設してなる遠心多段送風機の外周に、遠心力で
    飛び出したミストを捕集する吸着マット(13)を配設し
    て、前記第一集塵室(3) から吸引する汚染空気からミス
    ト等を除去する第二集塵室(4) とからなる集塵機(2) を
    有することを特徴とする請求項1記載の集塵装置。
  3. 【請求項3】 第一集塵室(3) で汚染空気から分離した
    ミストが貯留される第一タンク(37)と、第二集塵室(4)
    で除去したミストが貯留される第二タンク(38)を具備し
    たことを特徴とする請求項2記載の集塵装置。
  4. 【請求項4】 第一集塵室(3) のフィルターを通過した
    汚染空気からフィルター室(22)内で分離するミストが、
    隔壁又は管によるミスト通路(26)で第二タンク(38)に流
    入することを特徴とする請求項3記載の集塵装置。
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