JP3064636B2 - 半導体封止用エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

半導体封止用エポキシ樹脂組成物

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JP3064636B2
JP3064636B2 JP4041407A JP4140792A JP3064636B2 JP 3064636 B2 JP3064636 B2 JP 3064636B2 JP 4041407 A JP4041407 A JP 4041407A JP 4140792 A JP4140792 A JP 4140792A JP 3064636 B2 JP3064636 B2 JP 3064636B2
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修一 新谷
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半田耐熱性、難燃性お
よび高温信頼性に優れた半導体封止用エポキシ樹脂組成
物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体素子は外部環境や機械的衝撃から
保護するため、あるいは電気的に絶縁するため各種封止
材料で封止される。
【0003】その封止材料、封止方法として従来より金
属やセラミックスによるハーメチックシールとフェノー
ル樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂などによる樹脂
封止が提案されている。なかでも、経済性、生産性、物
性のバランスの点からエポキシ樹脂による樹脂封止が中
心になっている。
【0004】近年、電子部品の小型化、薄型化が進み、
半導体の実装方式は従来のピン挿入方式に代って表面実
装方式が盛んになってきている。この場合、半導体は実
装の際に半田浴浸漬されるなど高温で処理されるが、か
かる高温条件においては、封止樹脂にクラックが生じた
り、耐湿性が低下するなどの問題が指摘されていた。し
たがって、従来の封止樹脂よりもさらに半田耐熱性の優
れた樹脂組成物の実現が望まれている。
【0005】封止樹脂自体の改良による半田耐熱性向上
も種々検討されており、たとえば、ビフェニル骨格を有
するエポキシ樹脂を配合する方法(特開昭63−251
419号公報)などが提案されている。
【0006】一方、電子部品の難燃性は、アメリカの火
災保険業界により設立されたUnderwriters Laboratorie
s Inc.により設定された規格(UL規格)により義務づ
けられている。半導体封止樹脂には一般的に臭素化エポ
キシ樹脂と三酸化アンチモン(Sb2 3 )などのアン
チモン酸化物の併用系が用いられている。りん系難燃剤
など非ハロゲン系難燃剤の検討もなされてきたが、耐湿
性や成形性が劣るといった問題があり、実用化されてい
ない。
【0007】また、自動車のアンダーフードなど耐熱性
の要求される用途では、たとえば、150℃以上の高温
にさらされることになる。この際、難燃剤として用いて
いる臭素化エポキシ樹脂が分解してHBrなどが生じ、
これが最終的に素子の導通不良を引き起こし、信頼性低
下を招く。このような問題も指摘されているため、より
一層の高温信頼性が要求されている。
【0008】上述したように、難燃性を満足するために
は現段階では臭素化エポキシ樹脂は不可欠だが、高温信
頼性を悪化させるという弊害が生じるため、これら二つ
の特性を同時に満足する技術の開発が強く望まれてい
る。
【0009】したがって、添加剤による信頼性向上も検
討されており、たとえば、無機イオン交換体を配合する
ことによる耐湿性の向上(特開昭62−212422号
公報)などが提案されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ビフェ
ニル骨格を有するエポキシ樹脂を用いると、従来から用
いられてきたオルソクレゾールノボラック型エポキシ樹
脂に比べ高温信頼性が劣るといった問題があった。
【0011】また、無機イオン交換体を添加する方法
は、従来のエポキシ樹脂系において半田耐熱性を悪化さ
せるといった問題があった。
【0012】したがって、本発明の課題は、上述したエ
ポキシ樹脂組成物が有する問題を解決し、半田耐熱性、
難燃性、高温信頼性に優れた半導体封止用エポキシ樹脂
組成物を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するために鋭意検討した結果、ビフェニル骨格を
有するエポキシ樹脂を必須成分として用いるとともに、
3〜5価の遷移金属を含む無機イオン交換体を使用する
ことにより、上記目的に合致したエポキシ樹脂組成物が
得られることを見出し、本発明に到達した。
【0014】すなわち本発明は、下記一般式(I)
【化2】 (ただし、R1〜R8は水素原子、炭素数1〜4の低級ア
ルキル基またはハロゲン原子を示す。)で表される骨格
を有するエポキシ樹脂(a)を必須成分として含有する
エポキシ樹脂(A)、硬化剤(B)、充填剤(C)
記一般式(II) MxOy(NO3)z(OH)w・nH2O ・・・
(II) (Mは1種あるいは2種以上の3〜5価の遷移金属、x
=1〜5、y=1〜10、z=0.2〜4、w=0.2
〜4、n=0〜5を示す。)で表される無機イオン交換
体(D)および難燃剤(E)を含有し、前記無機イオン
交換体を0.02〜30重量%含むことを特徴とする半
導体封止用エポキシ樹脂組成物を提供するものである。
【0015】本発明におけるエポキシ樹脂(A)は、上記
式(I) で表されるエポキシ樹脂(a)を必須成分として含
有する。エポキシ樹脂(a)を含有しない場合は、半田付
け工程時におけるクラックの発生防止効果が不十分であ
る。
【0016】上記式(I)において、R1 〜R8 の好ま
しい具体例としては、水素原子、メチル基、エチル基、
プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、sec−
ブチル基、tert−ブチル基、塩素原子および臭素原
子などが挙げられる。
【0017】本発明におけるエポキシ樹脂(a)の好まし
い具体例としては、4,4´−ビス(2,3−エポキシ
プロポキシ)ビフェニル、4,4´−ビス(2,3−エ
ポキシプロポキシ)−3,3´,5,5´−テトラメチ
ルビフェニル、4,4´−ビス(2,3−エポキシプロ
ポキシ)−3,3´,5,5´−テトラメチル−2−ク
ロロビフェニル、4,4´−ビス(2,3−エポキシプ
ロポキシ)−3,3´,5,5´−テトラメチル−2−
ブロモビフェニル、4,4´−ビス(2,3−エポキシ
プロポキシ)−3,3´,5,5´−テトラエチルビフ
ェニルおよび4,4´−ビス(2,3−エポキシプロポ
キシ)−3,3´,5,5´−テトラブチルビフェニル
などが挙げられる。
【0018】本発明におけるエポキシ樹脂(A)は上記の
エポキシ樹脂(a)とともに、該エポキシ樹脂(a)以外の
他のエポキシ樹脂をも併用して含有することができる。
併用できる他のエポキシ樹脂としては、一分子中にエポ
キシ基を2個以上有するものであれば特に限定されず、
たとえば、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、フェ
ノールノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノールAや
レゾルシンなどから合成される各種ノボラック型エポキ
シ樹脂、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、線状脂肪族
エポキシ樹脂、複素環式エポキシ樹脂、脂環式エポキシ
樹脂およびハロゲン化エポキシ樹脂などが挙げられる。
【0019】エポキシ樹脂(A)中に含有されるエポキシ
樹脂(a)の割合に関しては特に制限はなく、必須成分と
してエポキシ樹脂(a)が含有されれば本発明の効果は発
揮できるが、より十分な効果を発揮させるためには、エ
ポキシ樹脂(a)をエポキシ樹脂(A)中に通常30重量%
以上、好ましくは50重量%以上含有せしめる必要があ
る。
【0020】なお、用途によってはエポキシ樹脂(a)以
外に2種以上のエポキシ樹脂を併用してもよいが、半導
体装置封止用としては耐熱性、耐湿性の点からクレゾー
ルノボラック型エポキシ樹脂が好ましい。
【0021】本発明において、エポキシ樹脂(A)の配合
量は5〜25重量%の範囲が好ましい。
【0022】本発明における硬化剤(B)は、エポキシ樹
脂(A)と反応して硬化させるものであれば特に限定され
ず、それらの具体例としては、たとえばフェノールノボ
ラック、クレゾールノボラックなどのノボラック型フェ
ノール樹脂、ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビ
スフェノールADなどのビスフェノール化合物、無水マ
レイン酸、無水フタル酸、無水ピロメリット酸などの酸
無水物およびメタフェニレンジアミン、ジアミノジフェ
ニルメタン、ジアミノジフェニルスルホンなどの芳香族
アミンなどが挙げられる。半導体装置封止用としては、
耐熱性、耐湿性および保存性の点から、フェノールノボ
ラック、クレゾールノボラックなどのノボラック型フェ
ノール樹脂が好ましく用いられ、用途によっては2種以
上の硬化剤を併用してもよい。
【0023】本発明において、硬化剤(B)の配合量は通
常2〜15重量%である。さらには、エポキシ樹脂(A)
と硬化剤(B)の配合比は、機械的性質および耐熱性の点
から(A)に対する(B)の化学当量比が0.6〜1.5、
特に0.8〜1.3の範囲にあることが好ましい。
【0024】また、本発明においてエポキシ樹脂(A)と
硬化剤(B)の硬化反応を促進するため硬化触媒を用いて
もよい。硬化触媒は硬化反応を促進するものならば特に
限定されず、たとえば2−メチルイミダゾール、2,4
−ジメチルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミ
ダゾール、2−フェニルイミダゾール、2−フェニル−
4−メチルイミダゾール、2−ヘプタデシルイミダゾー
ルなどのイミダゾール化合物、トリエチルアミン、ベン
ジルジメチルアミン、α−メチルベンジルジメチルアミ
ン、2−(ジメチルアミノメチル)フェノール、2,
4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール、
1,8−ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデセン−7
などの3級アミン化合物、ジルコニウムテトラメトキシ
ド、ジルコニウムテトラプロポキシド、テトラキス(ア
セチルアセトナト)ジルコニウム、トリス(アセチルア
セトナト)アルミニウムなどの有機金属化合物およびト
リフェニルホスフィン、トリメチルホスフィン、トリエ
チルホスフィン、トリブチルホスフィン、トリ(p−メ
チルフェニル)ホスフィン、トリ(ノニルフェニル)ホ
スフィンなどの有機ホスフィン化合物が挙げられる。な
かでも信頼性および成形性の点から、有機ホスフィン化
合物が好ましく、トリフェニルホスフィンが特に好まし
く用いられる。
【0025】これらの硬化触媒は、用途によっては2種
以上を併用してもよく、その配合量はエポキシ樹脂(A)
100重量部に対して0.1〜10重量部の範囲が好ま
しい。
【0026】本発明における充填剤(C)としては、非晶
シリカ、結晶性シリカ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシ
ウム、アルミナ、マグネシア、クレー、タルク、ケイ酸
カルシウム、酸化チタン、アスベスト、ガラス繊維など
が挙げられる。なかでも非晶シリカは線膨脹係数を低下
させる効果が大きく、低応力化に有効なため好ましく用
いられる。
【0027】これら充填剤(C)の添加量は、全体の70
〜90重量%が、成形性、低応力の点で好ましい。
【0028】本発明における無機イオン交換体(D)は、
下記式(II)で表されるものである。
【0029】 MxOy(NO3 )z(OH)w・nH2 O……(II) ここで式(II)中、Mは3〜5価の遷移金属であり、
1種単独であるいは2種以上を併用することができる。
また式(II)中xは1〜5、yは1〜10、zは0.
2〜4、wは0.2〜4、nは0〜5である。ここで遷
移金属としてはたとえば、リン、ひ素、アンチモン、ビ
スマス、アルミニウム、ガリウム、インジウムなどを挙
げることができ、特に好ましいのはアンチモンとビスマ
スの組合せである。
【0030】本発明で使用する無機イオン交換体(D)の
好ましい具体例としては、Sb2 Bi1.4 6.4 (NO
3 0.4 (OH)0.95・0.5H2 O、Sb2 Bi1.2
6. 2 (NO3 0.4 (OH)0.8 ・2H2 O、Sb2
Bi0.4 6 (NO3 0.4(OH)0.8 ・2H2 O、
Sb2 Bi3.0 6 (NO3 0.4 (OH)0.8 ・2H
2 O、Sb2 Bi1.2 10(NO3 0.4 (OH)0.8
・2H2 O、Sb2 Bi1.2 6 (NO3 0.4 (O
H)4.0 ・2H2 O、Sb2 Bi1.2 6 (NO3
4.0 (OH)0.8 ・2H2 O、Sb2 Bi1.2 6 (N
3 0.8 (OH)0.8 ・4H2 Oなどが挙げられる。
【0031】この無機イオン交換体の配合量は0.02
〜30重量%の範囲が好ましく、さらに好ましくは0.
05〜5重量%の範囲である。
【0032】無機イオン交換体の配合量が0.02重量
%未満では、高温信頼性が低下し、一方、30重量%を
越えると半田耐熱性に悪影響を与えるため、好ましくな
い。また、イオン交換能力を高めるうえで無機イオン交
換体をあらかじめエポキシ樹脂に混練しておいてもよ
い、すなわち、80〜160℃、好ましくは120〜1
50℃であらかじめ溶融しておいたエポキシ樹脂に無機
イオン交換体を添加し、0.5〜3時間程度混練したの
ち、取り出して冷却、固化させて粉砕する。粉砕品の粒
子径は200μm以下が好ましい。
【0033】その他、本発明のエポキシ樹脂組成物には
離型剤、カップリング剤、難燃剤及び着色剤を用いるこ
とができる。離型剤としては、天然ワックス類、合成ワ
ックス類及び長鎖脂肪酸の金属塩類などを用いることが
できる。本発明における難燃剤(E)としては樹脂組成
物に難燃性を付与することができるものであれば特に限
定されない。半導体封止用としては一般的にブロム化合
物とアンチモン化合物が用いられる。ブロム化合物の好
ましい具体例としてはブロム化ビスフェノールA型エポ
キシ樹脂、ブロム化フェノールノボラック型エポキシ樹
脂などのブロム化エポキシ樹脂、ブロム化ポリカーボネ
ート樹脂、ブロム化ポリスチレン樹脂、ブロム化ポリフ
ェニレンオキサイド樹脂、テトラブロモビスフェノール
A、デカブロモジフェニルエーテルなどがあげられ、な
かでも、ブロム化エポキシ樹脂が成形性の点等から好ま
しい。また、アンチモン化合物の好ましい具体例として
は、三酸化アンチモン、四酸化アンチモン、五酸化アン
チモンなどが挙げられる。これら難燃剤(E)の添加量
は、ブロム化合物、アンチモン化合物ともに各々全体の
0.05〜5重量%が難燃性、信頼性の点から好まし
い。
【0034】本発明のエポキシ樹脂組成物は溶融混練す
ることが好ましく、たとえばバンバリーミキサー、ニー
ダー、ロール、単軸もしくは二軸の押出機およびコニー
ダーなどの公知の混練方法を用いて溶融混練することに
より製造される。
【0035】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。
【0036】実施例1〜4、比較例1〜5 原料を表1に示した組成比で室温で混合した後、90〜
95℃で混練し、冷却、粉砕してエポキシ樹脂組成物を
得た。
【0037】この樹脂組成物を用い、低圧トランスファ
ー成形法により、175℃×4分間の条件で成形し、4
4pinQFP,TEGを搭載した16pinDIPお
よび難燃性試験片(5”×1/2”×1/16”)を得
た。その後、175℃×5時間ポストキュアした。
【0038】ポストキュア後、次の測定法により、各組
成物の物性を測定した。
【0039】半田耐熱性:44pinQFP32個を、
85℃/85%RHの加湿器に72時間放置後、215
℃のVPS(ベーパー・フェーズ・ソルダリング)で9
0秒、または260℃の半田浴で10秒加熱し、クラッ
クの発生しないQFPの個数の割合を求めた。
【0040】高温信頼性:16pinDIPを用い、2
10℃の高温下放置試験を行い、抵抗値が1Ωを越えた
ものを故障として扱い、その累積故障率が50%になる
時間を求めた。
【0041】難燃性:難燃性試験片10本を用い、UL
−94規格にしたがい測定した。
【0042】これらの結果を表2に示す。
【0043】
【表1】
【表2】 表2から明らかなように、本発明のビフェニル骨格を有
するエポキシ樹脂と無機イオン交換体を用いた樹脂組成
物(実施例1から4)は半田耐熱性、難燃性および高温
信頼性に優れている。
【0044】
【発明の効果】本発明の半導体封止用エポキシ樹脂組成
物は、半田耐熱性、難燃性および高温信頼性に優れた半
導体装置を与えることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 23/29 C08G 59/20 C08L 63/00 H01L 23/31

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式(I) 【化1】 (ただし、R1〜R8は水素原子、炭素数1〜4の低級ア
    ルキル基またはハロゲン原子を示す。)で表される骨格
    を有するエポキシ樹脂(a)を必須成分として含有する
    エポキシ樹脂(A)、硬化剤(B)、充填剤(C)
    記一般式(II) MxOy(NO3)z(OH)w・nH2O ・・・
    (II) (Mは1種あるいは2種以上の3〜5価の遷移金属、x
    =1〜5、y=1〜10、z=0.2〜4、w=0.2
    〜4、n=0〜5を示す。)で表される無機イオン交換
    体(D)および難燃剤(E)を含有し、前記無機イオン
    交換体を0.02〜30重量%含むことを特徴とする半
    導体封止用エポキシ樹脂組成物。
  2. 【請求項2】無機イオン交換体(D)におけるMがアン
    チモンおよびビスマスであることを特徴とする請求項1
    記載の半導体封止用エポキシ樹脂組成物。
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