JP3064635U - ボ―ルの衝撃位置及び球速を検知する装置 - Google Patents
ボ―ルの衝撃位置及び球速を検知する装置Info
- Publication number
- JP3064635U JP3064635U JP1999004032U JP403299U JP3064635U JP 3064635 U JP3064635 U JP 3064635U JP 1999004032 U JP1999004032 U JP 1999004032U JP 403299 U JP403299 U JP 403299U JP 3064635 U JP3064635 U JP 3064635U
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- board
- sensors
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 盤の正面に取り付けられた枠上の複数の第2
センサーにより衝撃時のボールのほぼ瞬間的な速度を計
算すること。 【解決手段】 盤上のボールの衝撃位置と第1センサー
との間のそれぞれの距離を検知するように、正面の3つ
の異なる位置に配置された3個の第1センサーを備えた
盤を含む装置の盤上のボールの衝撃位置と速度を検知す
る装置である。表示パネルは、盤の一側部に連結され、
衝撃位置データをパネル上に表示するように、3個の第
1センサーに電気的に連結されている。枠は、盤の正面
から伸び、ボールが第2センサーから盤までの間を移動
するのに要する時間を比較することにより球速を検知す
るように、第2センサーが接続されている。
センサーにより衝撃時のボールのほぼ瞬間的な速度を計
算すること。 【解決手段】 盤上のボールの衝撃位置と第1センサー
との間のそれぞれの距離を検知するように、正面の3つ
の異なる位置に配置された3個の第1センサーを備えた
盤を含む装置の盤上のボールの衝撃位置と速度を検知す
る装置である。表示パネルは、盤の一側部に連結され、
衝撃位置データをパネル上に表示するように、3個の第
1センサーに電気的に連結されている。枠は、盤の正面
から伸び、ボールが第2センサーから盤までの間を移動
するのに要する時間を比較することにより球速を検知す
るように、第2センサーが接続されている。
Description
【0001】
本考案は、打球による盤上の衝撃位置とその球速とを盤上の少なくとも3個の センサーによって検知し、対応するデータを表示パネル上に表示する装置に関す る。
【0002】
打球の衝撃位置を検知する従来の装置を示す図6において、この装置は、2つ の側部を有する枠50を含み、2つの側部間において、正面上部のクロスバー5 01と、裏面上部のクロスバー53と、裏面底部のクロスバー53'とが連結さ れている。各側部は、長方形の枠からなり、正面ポスト56と裏面ポスト56’ とを有する。ネットが、正面だけ覆わないように枠50に取り付けられている。 2本のポスト56、56’のそれぞれは、それに接続された複数の第1センサー 52有し、該第1センサー52は2本の正面ポスト56の間を通過するボールを 検知するように配置されている。裏面上部のクロスバー53と裏面底部のクロス バー53'の両方とも、それらに接続された複数の第2センサー54を有し、そ れらは、第2センサーが2本の裏面ポスト56'間のネットに当たる位置を検知 するように配置されている。
【0003】 表示パネル60は、2つの側部の1方に連結され、ボールの速度とネット上の 衝撃位置とを表示する。第1センサー52は、ボールが2本の正面ポスト56( 横座標)間を通過する位置を規定し、第2センサー54は、ボールが2本の裏面 ポスト56'(縦座標)間を通過する位置を規定し、表示パネル60が、それら 2つの数値によって計算された組み合わせ位置を示す。例えば、ボール・ゲーム において、表示パネル60は、打球が直球か否かを示す。球速は、ボールが第1 センサー52と第2センサー54との間の距離を移動するのに要する時間を用い て計算できる。
【0004】 しかし、ボールが曲線の経路に沿って移動する場合、第1センサー52によっ て検知された位置は、図7における位置「A」を通る線であり、第2センサー5 4によって検知された位置は、位置「B」を通る線である。表示パネル60に示 す計算された位置は、位置「C」である。実際には、ボールは位置「B」でネット に当たっているので、表示パネル60上に示されたデータは正しくない。その上 、表示パネルに示された速度は、位置「A」及び「B」間の平均速度であり、位 置「A」及び「B」間の距離が大きく、そのためボールが変化または減少する速 度で移動する場合、表示パネル上に示された速度は正しくない。
【0005】
本考案は、装置上のボールの衝撃位置及び球速を検知する装置を提供すること を意図する。本装置においては、衝撃位置と3個のセンサーとの距離が計算され 、表示パネル上に表示されるように、その位置は、表示パネルに電気的に連結さ れた3個のセンサーによって検知される。枠は装置の表面に取り付けられ、正面 ポストと表面との間の距離が、ボールの直径と同一かわずかに小さいため、ボー ルが正面ポスト間を移動するのに要する時間は非常に短く、計算された速度はほ とんど瞬間的な速度である。
【0006】 本考案の目的は、装置の盤上におけるボールの衝撃位置を、その衝撃位置と3 個の第1センサーとの間の各距離を計算する3個のセンサーによって検知し、そ の位置を表示パネルに表示する装置を提供することにある。
【0007】 本考案の別の目的は、盤の正面に取り付けられた枠上の複数の第2センサーに より衝撃時のボールのほぼ瞬間的な速度を計算する装置であって、盤の正面と第 1センサーとの間の距離がボールの直径と同一かより小さい前記装置を提供する ことにある。
【0008】
本考案の一つの側面によれば、衝撃位置と第1センサーとの間の距離を検知す べく、正面の3つの異なる位置に配置された3個の第1センサーを有する盤を含 み、ボールの位置及び盤に対する衝撃を検知する装置が提供される。表示パネル は、盤の側部に連結され、衝撃位置が正確に表示パネルに示されるように、3個 の第1センサーに電気的に接続されている。
【0009】
図1ないし図3を参照するに、盤上のボール40の衝撃位置と速度を検知する 本考案に係る装置は、正面の3つの異なる位置に配置された3個の第1センサー 11、12、13を有する盤10を含む。盤10には、ボール40の衝撃と運動 エネルギーとを吸収するように、裏面にクッション・パッド15が取り付けられ ている。枠16は、装置が地面のような面に都合良く連結されるように、クッシ ョン・パッド15を取り囲んでいる。図5に示す盤10は金属板、不織材料又は 織物で作られる。
【0010】 表示パネル20は、盤10の一側部に連結され、3個の第1センサー11、1 2、13に電気的に接続されている。表示パネル20は、3個の第1センサー1 1、12、13から送られたデータから位置を計算する適切なマイクロ・プロセ サー、CPU等を受け入れている。3個の第1センサー11、12、13は、ボ ール40が盤10に当たる際の振動、圧力、音、その他の適切な手段によってデ ータを検知し、そのデータを盤10上のボール40の衝撃位置と3個の第1セン サー11、12、13との間の距離に変換する。これら3組の距離データは、次 に、3組のデータの計算結果である衝撃位置を表示するように、表示パネル20 のCPUに送られる。
【0011】 枠30は、盤10の正面に取り付けられ、盤10から直角に伸びる支持体33 を有し、閉鎖部材31は、それらの支持体33に連結されている。この実施例で は、支持体33は、長方形の枠であり、閉鎖部材31は、長方形の開口を形成す る4本の棒からなっている。複数の第2センサー32が閉鎖部材31に接続され ているので、ボール40が開口を通過する時、第2センサー32はデータを表示 パネル20のCPUに送る。閉鎖部材31と盤10との間の距離は、ボール40 の直径と同一かそれより小さいので、ボール40が第2センサー32を通過する 時とボールが盤10に当たる時の時間差は、非常に短いため、ボール40の速度 は正確である。
【0012】 図4は、閉鎖部材31によって取り囲まれた領域が、盤10の面積と同一であ りうるため、ボール40が盤10に当たる場合はいつも、球速が表示パネル25 上で観測されることを示している。
【0013】 本装置は、野球またはテニス等数種のゲームに使用することができ、単純な構 造なので、容易に組立て及び収納ができる。
【0014】 本考案を、その好ましい実施例に関して説明してきたが、請求の範囲に記載さ れた本考案の意図から逸脱することなく、他に多くの修正及び変更が可能である ことが理解されるべきである。
【図1】本考案に係る装置の斜視図。
【図2】本考案に係る装置の正面平面図。
【図3】ボールの直径が、盤と盤上の枠の閉鎖部材との
距離と同一である、盤に当たるボールを示す装置の側部
図。
距離と同一である、盤に当たるボールを示す装置の側部
図。
【図4】球速を検知するための枠の別の実施例の斜視
図。
図。
【図5】本考案の別の実施例の斜視図。
【図6】ボールの衝撃位置を検知する従来の装置の斜視
図。
図。
【図7】従来の装置のデータが第1センサー及び第2セ
ンサーにより受信される座標を示し、その結果生じる位
置「C」が2個のセンサーのデータに基づいて示された
説明図。
ンサーにより受信される座標を示し、その結果生じる位
置「C」が2個のセンサーのデータに基づいて示された
説明図。
10 盤 11、12、13 第1センサー 15 クッション・パッド 16、30 枠 20 表示パネル 31 閉鎖部材 32 第2センサー 33 支持体
Claims (9)
- 【請求項1】 ボールの衝撃位置及び速度を検知する装
置であって、 盤の正面の3つの異なる位置に配置された3個の第1セ
ンサー(11、12、13)を有する盤(10)と、 前記盤(10)の側部に連結され、前記3個の第1セン
サー(11、12、13)に電気的に接続された表示パ
ネル(20)とを含む、ボールの衝撃位置及び速度を検
知する装置。 - 【請求項2】 前記盤(10)の正面に取り付けられた
枠(30)を含み、該枠は、前記盤(10)から伸びる
支持体(33)と、該支持体(33)に連結された、複
数の第2センサー(32)を備える閉鎖部材(31)と
を含む、請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】 前記閉鎖部材(31)と前記盤(10)
との間の距離はボールの直径より小さい、請求項2に記
載の装置。 - 【請求項4】 前記閉鎖部材(31)と前記盤(10)
との間の距離はボールの直径と同一である、請求項2に
記載の装置。 - 【請求項5】 前記盤(10)の裏面に取り付けられた
クッション・パッド(15)を含む、請求項1に記載の
装置。 - 【請求項6】 前記クッション・パッド(15)を囲む
枠(16)を含む、請求項5に記載の装置。 - 【請求項7】 前記盤(10)は金属板である、請求項
1に記載の装置。 - 【請求項8】 前記盤(10)は不織材料からなる、請
求項1に記載の装置。 - 【請求項9】 前記盤(10)は織物からなる、請求項
1に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
TW87221365 | 1998-12-23 | ||
TW087221365U TW375055U (en) | 1998-12-23 | 1998-12-23 | Practice equipment for field balls |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3064635U true JP3064635U (ja) | 2000-01-21 |
Family
ID=43198282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999004032U Expired - Fee Related JP3064635U (ja) | 1998-12-23 | 1999-06-07 | ボ―ルの衝撃位置及び球速を検知する装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3064635U (ja) |
TW (1) | TW375055U (ja) |
-
1998
- 1998-12-23 TW TW087221365U patent/TW375055U/zh unknown
-
1999
- 1999-06-07 JP JP1999004032U patent/JP3064635U/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW375055U (en) | 1999-11-21 |
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Legal Events
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |