JP3064589U - ダイアライザホルダ - Google Patents

ダイアライザホルダ

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JP3064589U JP1999003953U JP395399U JP3064589U JP 3064589 U JP3064589 U JP 3064589U JP 1999003953 U JP1999003953 U JP 1999003953U JP 395399 U JP395399 U JP 395399U JP 3064589 U JP3064589 U JP 3064589U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ダイアライザを挿着できるダイアライザホルダ
を提供する。 【解決手段】ポール2に着脱自在に保持するポールホル
ダ1の軸受穴の内奥部に固定されたラッチカラーの軸受
孔に支軸を回動自在に挿通し、支軸の後端の直径方向に
固定したピンをラッチカラーの後端側に形成された複数
の直径溝に係合する一方、支軸を挿通したブシュ10を
ポールホルダ1の軸受穴に摺回動自在に挿入し、ブシュ
とラッチカラーとの間にスプリングを介挿して支軸をそ
の先端方向に付勢するようにし、さらに支軸の先端部に
開閉自在に枢設された一対の湾曲形状の挟持片14、1
5の夫々の先端部を互いに開いた形状とし、また夫々の
挟持片の後端に設けられた均等な勾配角を有する案内辺
がブシュの先端に設けられた開閉カラーの両側のローラ
に接触して両側の挟持片の均等な開閉動作を案内すると
共に両側の挟持片にダイアライザを保持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、人工透析や血液浄化医療を遂行するに際して、ダイアライザや回路 トラップ等を定位置に固定保持するようにしたダイアライザホルダに関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来から、人工透析や血液浄化医療を遂行するに際し、ダイアライザ等を定位 置に固定するようにしたダイアライザホルダが使用されている。
【0003】 従来のダイアライザホルダについて、図面を参照しながら説明すると、図9に 示すように、ポールホルダ30の側部に凹溝31を形成してなる保持片32にネ ジ付きノブ33を螺入し、凹溝31にポール34を挿着すると共にネジ付きノブ 33を締付けることにより、ポールホルダ30をポール34の所望高さに固定す るようにしている。
【0004】 また、ポールホルダ30の側部には溝穴35が形成され、この溝穴35にトラ ップホルダ36の支柱37の下端部に形成された雄ネジ37aを挿入して溝穴3 5の下端側から雌ネジ38で固定するようにしている。なお、トラップホルダ3 6は両側にトラップを挿着するトラップホルダ部36aとチューブを挿着するチ ューブホルダ部36bとを備えている。
【0005】 このような構造を上方から見た図10において、ポールホルダ30には軸受穴 40が設けられ、この軸受穴40に摺動自在に出入するブシュ41が軸受穴40 内に収納されたスプリング42によって軸方向の外方に付勢されている。
【0006】 また、ブシュ41の軸孔には支軸43が突出した状態で固定され、この支軸4 3の先端には、固定挟持片44がその固定端44aを挿着することにより固定さ れている。この固定挟持片44は固定端44aから三角形の二辺を成して延出さ れ、この二辺の頂部付近には外方に摘み片45が突出された状態に形成されてい る。
【0007】 さらに、ブシュ41と固定挟持片44との間の支軸43には可動挟持片46の 基端部46aに形成された長孔46bが挿着されている。この可動挟持片46の 基端部46aの一端には突出片47が突出され、この突出片47が固定挟持片4 4の基端部44aの一端に形成された案内部44bに回動自在に嵌合されたこと により、可動挟持片46は長孔46bの範囲内で突出片47を中心として傾倒方 向に可動する。
【0008】 また、可動挟持片46は基端部46aから略L字形に延出されると共に外側に やや湾曲した形状を有し、基端部46aには固定挟持片44の摘み片45と対を 成す摘み片48が突出され、固定挟持片44の摘み片45と可動挟持片46の摘 み片48とを片手の指で摘むことにより、可動挟持片46を開く方向に可動する ことができ、開いた可動挟持片46と固定挟持片44との間にダイアライザDを 挟持するようにしている。
【0009】 このような従来のダイアライザホルダにおいて、可動挟持片46は、通常の状 態ではスプリング42の付勢力によって押圧されたブシュ41によって可動挟持 片46を閉じる挟圧方向に傾倒した状態とされる。
【0010】 従って、上記のダイアライザホルダにダイアライザDを挿着するには、一方の 手で固定挟持片44と可動挟持片46の夫々の摘み片45、48を摘むことによ って可動挟持片46を開き、他方の手に持ったダイアライザDを可動挟持片46 と固定挟持片44の開放口49から押し入れるという操作を必要とするものであ る。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】 上記のように、従来のダイアライザホルダにダイアライザDを挿着するには両 手を用いた手作業を必要とする。これは、ダイアライザDの挿着操作だけではな く、ダイアライザDに接続した回路及び透析装置の操作、さらには患者に対する 様々な対応が要求される臨床現場においては非常に不利な操作であり、種々の的 確な医療作業を遂行するためには、作業に費やされる労力や心理を軽減すると共 に、片手で容易に、しかも確実な操作感覚で的確に挿着し得る構造のダイアライ ザホルダが要求されていたのである。
【0012】 また、上記のダイアライザホルダは、片側の可動挟持片46だけが開くもので あるため、両側の挟持片が均等に開く構造と比較して、片側の可動挟持片46の 移動でダイアライザDを挿着することは操作者の心理にそわず不便であり、ダイ アライザDの迅速な挿着作業を遂行するのに不利な構造となっていた。
【0013】 本考案は上記の問題点を解消するために成されたもので、主に片手操作によっ てダイアライザを迅速且つ的確に挿着することができ、しかも挿着したダイアラ イザの保持状態を安定した状態に確保することができるようにしたダイアライザ ホルダを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案の請求項1のダイアライザホルダは、ポ ールに着脱自在に保持するポールホルダの軸受穴の内奥部に固定されたラッチカ ラーの軸受孔に支軸を回動自在に挿通し、該支軸の後端の直径方向に固定したピ ンを前記ラッチカラーの後端側に形成された複数の直径溝に係合する一方、前記 支軸を挿通したブシュを前記クランプ基体の軸受穴に摺回動自在に挿入し、前記 ブシュと前記ラッチカラーとの間にスプリングを介挿して前記支軸をその先端方 向に付勢するようにし、さらに前記支軸の先端部に開閉自在に枢設された一対の 湾曲形状の挟持片の夫々の先端部を互いに開いた形状とし、また夫々の挟持片の 後端に設けられた均等な勾配角を有する案内辺が前記ブシュの先端に設けられた 開閉カラーの両側のローラに接触して前記両側の挟持片の均等な開閉動作を案内 すると共に前記両側の挟持片にダイアライザを保持する挟持力を発揮させるよう にしたことを特徴とする。
【0015】 また、請求項2のダイアライザホルダは、請求項1の考案において、前記両側 の挟持片はダイアライザの外周を保持し得る湾曲片または折曲片をなし、そのう ち一方の挟持片は滑止め被覆が施され、該滑止め被覆が施された挟持片の先端部 が他方の挟持片の先端部よりも短く形成されたことを特徴とする。
【0016】 さらに、請求項3のダイアライザホルダは、請求項1の考案において、前記両 側の挟持片は前記支軸に対する枢設部よりも後方側に延出されたハンド部を備え 、これらの両側のハンド部を握ることにより前記両側の挟持片を開くことを可能 としたことを特徴とする。
【0017】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0018】 本考案によるダイアライザホルダは、図1及び図2に示すように、ポール2に 着脱自在に保持するようにしたポールホルダ1を備えている。このポールホルダ 1には該ポールホルダ1の胴部の側方に間隔をあけて突出片3a、3bが形成さ れたクランプ部3が設けられ、後側の突出片3bには内方に向けてノブ付ネジ4 が螺入され、クランプ部3の間にポール2を挟んでノブ4aを締め付けることに より、ポールホルダ1を所定の高さに固定するようにしている。
【0019】 このようにポールホルダ1をポール2に固定した状態において、ポールホルダ 1の胴部の水平方向に、図4(a) に示す円径の軸受穴5が形成されている。この 軸受穴5の内奥部にはラッチカラー6がポールホルダ1の側方から螺入されたセ ットネジ7によって固定されている。このラッチカラー6には中心に軸受孔6a が形成され、この軸受孔6aに支軸8を回動自在に挿通している。
【0020】 また、ラッチカラー6の後端側には、図5(a) に示すように複数の直径溝6b が軸受孔6aの周りに等間隔に形成され、このラッチカラー6の直径溝6bの一 つに、図4(a) に示す支軸8の後端の直径方向に形成された孔8aに挿着された 後端ピン9を係合するようにしている(図5(b) 参照)。
【0021】 一方、図4(a) に示すように、支軸8にはブシュ10の軸孔10aが嵌合され 、このブシュ10の外周がポールホルダ1の軸受穴5に摺回動自在に挿着される と共に、支軸8の先端側には開閉カラー11(図4(b) は開閉カラー11の正面 図である)の軸受孔11aが嵌合され、この開閉カラー11をブシュ10の先端 に当てた状態としている。この開閉カラー11の両端には、互いに平行を有する ローラ12、12が設けられている。
【0022】 さらに、支軸8の先端に直径方向に設けられた孔8bには先端ピン13が挿通 され、この先端ピン13に両側の挟持片14、15の夫々の基端部14c、15 cに形成された孔13aが回動自在に枢設されている。
【0023】 また、図2に示すように、夫々の挟持片14、15の後端には均等な勾配角を 有する案内辺16、16が形成され、夫々の案内辺16、16が上記のブシュ1 0の先端に設けられた開閉カラー11の両側のローラ12、12(図4(b) 参照 )に接触して両側の挟持片14、15の均等な開閉をローラ12、12の回動性 によって案内するようにしている。
【0024】 また、図4(a) に示すように、ブシュ10とラッチカラー6との間には支軸8 の周りにスプリング18が介挿され、上記のように軸受穴5の内奥部にて固定さ れたラッチカラー6に対してスプリング18の弾性力によってブシュ10を支軸 8の外方向(図4(a) の左方向)に付勢するようにしている。
【0025】 このように付勢されたブシュ10はスプリング18の弾性力によって支軸8を 外方向に押圧するため、支軸8の後端ピン9がラッチカラー6の直径溝6bの一 つに弾性的に係合されて支軸8が回転方向の定位置に保持され、これによって後 述するように両側の挟持片14、15で挟持したダイアライザDを所定の上下方 向に保持することが可能となる。
【0026】 また、支軸8をスプリング18の弾性力に抗して回転すると、支軸8の後端ピ ン9がラッチカラー6の直径溝6bの山を乗り越えて他の直径溝6bに係合され るため、この係合位置で挟持片14、15の支軸8の回転位置を保持することが でき、このような構成によってダイアライザDの直立、反転或は傾斜状態等の自 在な方向への保持が可能となり、ダイアライザD内の気泡を流出したり除去した りすること、または血液及び透析液の送流を試みることが可能となる。
【0027】 また、図2に示すように、スプリング18がブシュ10を外方向に付勢した状 態で、ブシュ10の先端に設けられた開閉カラー11のローラ12、12の夫々 が両側の挟持片14、15の傾斜状の案内辺16、16を押圧するため、両側の 挟持片14、15を均等に閉じる挟圧力を発揮するように付勢している。
【0028】 従って、本考案においては、1個のスプリング18の弾性力が支軸8の回転方 向に対する固定保持を行うと共に両側の挟持片14、15を均等に閉じる挟圧力 (ダイアライザDを保持する力)を発揮するように構成されているため、夫々の 機能について別個にスプリングを設けた構成に比べて、構造の簡単化、軽量化及 びコストダウンを図ることが可能となる。
【0029】 さらに、上記の構成において、1対の挟持片14、15のうち、滑止め被覆1 9が施された挟持片15は湾曲形状をなし、他方の挟持片14は途中で折曲され た二辺をなす形状とされ、この二辺をなす形状の挟持片14の先端部14aが湾 曲形状をなす挟持片15の先端部15aよりも長く形成された状態で開放されて いる。
【0030】 また、両側の挟持片14、15は夫々の挟持片14、15を回動自在に係止し た先端ピン13よりも後方に延出されたハンド部20、20を備え、これらの両 側のハンド部20、20を握ることにより両側の挟持片14、15を開かせるこ とも可能である。
【0031】 この両側のハンド部20、20を握った際には、ブシュ10の先端に当接した 開閉カラー11のローラ12、12の夫々がスプリング18の弾性力に抗して両 側の挟持片14、15の傾斜状の案内辺16、16を押圧し、開閉カラー11の ローラ12、12は回動しながら両側の挟持片14、15の案内辺16、16に 沿ってブシュ10を後方へ押し入れる。従って、両側のハンド部20、20をス プリング18の弾性力に抗して握り、この握りを離すと両側の挟持片14、15 は互いの内方への挟持力を発揮して挟持片14、15の間に挿着したダイアライ ザDを保持することが可能となる。
【0032】 本考案のダイアライザホルダの挿着操作について述べると、図6において、ダ イアライザDを片手操作で両側の挟持片14、15の先端部14a、15aの間 に押し込んだとき、挟持片15の短辺側先端部15aの滑止め被覆19がダイア ライザDの周部を摩擦力で係止する一方、他方の長辺側先端部14aの内側を摺 動するという作用が生じるため、ダイアライザDは挟持片14の滑止め被覆19 に対しては転がり接触を生じ、他方の滑止め被覆19が施されていない側の挟持 片14に対しては滑り接触を生じながら両側の挟持片14、15の内方にまで進 む。
【0033】 このとき、両側の挟持片14、15は両方向に均等に開きながら、傾斜状の案 内辺16、16によってスプリング18を圧縮方向へ押圧して弾性力を強め、こ れにより両側の挟持片14、15の挟圧力を強くしながらダイアライザDを保持 して、ダイアライザDを一方の挟持片15の二辺と他方の挟持片14の3点で湾 曲辺に接触した安定した状態に保持する。
【0034】 従って、図7及び図8に示すように、ダイアライザDの外径の大小に応じて両 側の挟持片14、15による挟持力が変化し、大径のダイアライザほど重量が重 いことから両側の挟持片14、15による挟持力を大にした物理的な保持状態を 可能とするものである。
【0035】 また、上記のように本考案のダイアライザホルダの両側の挟持片14、15は 両方向に均等に開くものであり、従来の片側の挟持片のみを開かせるものとは異 なり、両側の挟持片14、15を開くことによってダイアライザDを完全な保持 状態にするため、操作者の心理を乱すことなく、迅速な挿着操作が可能となるも のである。
【0036】 また、両側の挟持片14、15に挟持力を発生させるスプリング18の弾性力 は、両側の挟持片14、15に均等な力として分散して作用するため、従来の片 側の挟持片のみを開かせるものに比べて、ダイアライザDを軽微な力で押し入れ ることが可能となる。
【0037】 また、このように両側の挟持片14、15でダイアライザDを挟持した状態に おいて、ダイアライザDを反転方向に回動すると、支軸8の後端ピン9がラッチ カラー6の複数の直径溝6bの一つに係止されて所定の回動位置を保持すること ができる。
【0038】 さらに、本考案によるダイアライザホルダに挿着したダイアライザDを撤去す るには、両側の挟持片14、15に挿着されたダイアライザDを手前方向に引っ 張ることによって挟持片14、15がスプリング18の弾性力に抗して開くため 、その間のダイアライザDを引き出すことにより取り外すことができる。
【0039】 なお、上記のように構成された本考案のダイアライザホルダには、図1に示す ようにトラップハンガー22を設けるようにしてもよい。このトラップハンガー 22はポールホルダ1に設けられた貫通孔23にトラップポール24を挿入して ポールホルダ1の側方からのネジ25の締付けによって所定高さで固定するよう にしている。
【0040】 トラップハンガー22には両側にトラップ26を挿着して弾性的に保持するた めのトラップホルダ部27が形成され、さらにその両側にチューブを挿着する小 径のチューブホルダ部28が設けられ、上記のように両側の挟持片14、15で 保持したダイアライザDの動脈側トラップと静脈側トラップ及びこれらのトラッ プとダイアライザDに接続された血液回路チューブを挟み込んで保持することが 可能となる。
【0041】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、ダイアライザを両側の挟持片の先端部 の間に片手操作で押し付けながら片側の挟持片の滑止め被覆に対して回動させる と、両側の挟持片は両方向に均等に開いてダイアライザを所定位置に保持するこ とが可能であり、また両側の挟持片に挿着されたダイアライザを手前方向に引っ 張るだけで取り外すことができ、従来の片側の挟持片のみを開かせるものに比べ て迅速な挿着操作及び取り外し操作が可能となる。
【0042】 また、本考案においては、両側の挟持片がハンド部を備えていることにより、 補助的に両手を用いてダイアライザの保持操作を行うことも可能である。
【0043】 さらに、本考案によれば、両側の挟持片に挟持力を発生させるスプリングの弾 性力を両側の挟持片に均等な力として分散して作用させることができるため、従 来の片側の挟持片のみを開かせるものに比べて、ダイアライザを軽微な力で押し 入れることが可能となる。
【0044】 従って、本考案によれば、臨床現場において、ダイアライザの挿着操作に費や される労力を軽減すると共に、片手で容易に、しかも確実な操作感覚で挿着し得 るダイアライザホルダを得ることが可能となる。
【0045】 また、本考案によれば、両側の挟持片に挟持力を保たせると共に、両側の挟持 片の回動位置を保持するための弾性力を1個のスプリングで共用することができ 、構造の簡単化、及び装置のコストダウン或は軽量化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるダイアライザホルダの全体斜視図
である。
【図2】本考案によるダイアライザホルダの上面図であ
る。
【図3】本考案によるダイアライザホルダの側面図であ
る。
【図4】本考案によるダイアライザホルダの縦断面図で
ある。
【図5】(a) は本考案によるダイアライザホルダにおけ
るラッチカラーの正面図、(b) はラッチカラーの直径溝
の一つに後端ピンが係止された状態を示す側面図であ
る。
【図6】本考案によるダイアライザホルダにダイアライ
ザを挿着している状況を示す図である。
【図7】本考案によるダイアライザホルダに小径のダイ
アライザを挿着した状況を示す上面図である。
【図8】本考案によるダイアライザホルダに大径のダイ
アライザを挿着した状況を示す上面図である。
【図9】従来のダイアライザホルダの斜視図である。
【図10】従来のダイアライザホルダの上面図である。
【符号の説明】
D…ダイアライザ 1…ポールホルダ 2…ポール 3…クランプ部 3a…突出片 4…ノブ付ネジ 4a…ノブ 5…軸受穴 6…ラッチカラー 6a…軸受孔 6b…直径溝 7…セットネジ 8…支軸 9…後端ピン 10…ブシュ 10a…軸孔 11…開閉カラー 11a…軸受孔 12…ローラ 13…先端ピン 14、15…挟持片 14a…長辺側先端部 15a…短辺側先端部 16…案内辺 18…スプリング 19…滑止め被覆 20…ハンド部 22…トラップハンガー 24…トラップポール

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポールに着脱自在に保持するポールホルダ
    の軸受穴の内奥部に固定されたラッチカラーの軸受孔に
    支軸を回動自在に挿通し、該支軸の後端の直径方向に固
    定したピンを前記ラッチカラーの後端側に形成された複
    数の直径溝に係合する一方、前記支軸を挿通したブシュ
    を前記クランプ基体の軸受穴に摺回動自在に挿入し、前
    記ブシュと前記ラッチカラーとの間にスプリングを介挿
    して前記支軸をその先端方向に付勢するようにし、さら
    に前記支軸の先端部に開閉自在に枢設された一対の湾曲
    形状の挟持片の夫々の先端部を互いに開いた形状とし、
    また夫々の挟持片の後端に設けられた均等な勾配角を有
    する案内辺が前記ブシュの先端に設けられた開閉カラー
    の両側のローラに接触して前記両側の挟持片の均等な開
    閉動作を案内すると共に前記両側の挟持片にダイアライ
    ザを保持する挟持力を発揮させるようにしたことを特徴
    とするダイアライザホルダ。
  2. 【請求項2】前記両側の挟持片はダイアライザの外周を
    保持し得る湾曲片または折曲片をなし、そのうち一方の
    挟持片は滑止め被覆が施され、該滑止め被覆が施された
    挟持片の先端部が他方の挟持片の先端部よりも短く形成
    されたことを特徴とする請求項1記載のダイアライザホ
    ルダ。
  3. 【請求項3】前記両側の挟持片は前記支軸に対する枢設
    部よりも後方側に延出されたハンド部を備え、これらの
    両側のハンド部を握ることにより前記両側の挟持片を開
    くことを可能としたことを特徴とする請求項1記載のダ
    イアライザホルダ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010193997A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Shibuya Kogyo Co Ltd 透析装置
JP2012524564A (ja) * 2009-04-23 2012-10-18 フレゼニウス メディカル ケア ドイッチェランド ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 外部機能手段を処理機器に保持するための保持手段、外部機能手段、および、処理機器

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