JP3064313U - ホック係合体 - Google Patents

ホック係合体

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JP3064313U
JP3064313U JP1999002621U JP262199U JP3064313U JP 3064313 U JP3064313 U JP 3064313U JP 1999002621 U JP1999002621 U JP 1999002621U JP 262199 U JP262199 U JP 262199U JP 3064313 U JP3064313 U JP 3064313U
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Japan
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hook
ring
spring
fitting
spring piece
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JP1999002621U
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Inventor
利和 高松
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有限会社高松製作所
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  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、小型であるために取り付けるて
も、ホック取付体を取り付ける物品の外観品質にほとん
ど影響を与えることがないホック係合体を提供するもの
である。 【解決手段】 ホック係合体10は針金部材12を折り
曲げて一体形成されている。このホック係合体10の端
部にはリング部16が形成され、このリング部16には
連続して嵌入バネ部20が形成され、この嵌入バネ部2
0には第1係止部24Aと第2係止部24Bが形成され
ている。前記嵌入バネ部20には嵌入部21が形成され
ている。この嵌入部21にはホック突起体6が着脱可能
に嵌入できるようになっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は主に靴や鞄等の締め付け部に取り付けられてホック突起体が嵌入する ホック係合体に関する。
【0002】
【従来の技術】
靴等の締め付け部には従来より所謂ホックビラ環と称されるホック係合体が取 り付けられている。 例えば、図7に示されるようなタイプのハイヒール1の踵部には長ベルト2と 短ベルト3が設けられ、長ベルト2と短ベルト3とで足首を締め付けることがで きるようになっている。 前記長ベルト2には所謂ホックビラ環4が取り付けられ、ホックビラ環4のホ ック凹部5に前記短ベルト3に固定されたホック突起体6が係脱可能に嵌め込ま れるようになっている。 図8に示されるように、前記ホックビラ環4の板状体7には前記ホック突起体 6が嵌入するホック凹部5が突設されると共に板状体7の一端部には鉤状の係止 部8が設けられ、この係止部8がバックル9の平行部9A,9A間に形成された ピン支持杆9Bにかしめられてバックル9にホックビラ環4を固定するようにし ている。 このため、従来のホックビラ環4は板状体7にホック凹部5を突設したので、 ホックビラ環4の形状が大きくなってホックビラ環4が目立ってしまい、ハイヒ ール1の外観品質に悪影響を及ぼしてしまうという不具合がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記事実に鑑みなされたものであり形状が小型であるために取り付け ても、ホック係合体を取り付ける物品の外観品質にほとんど影響を与えることが ないホック係合体を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、凸状のホック突起体が嵌め込まれてこのホック突起体と係 合するホック係合体であって、半リング状の第1半リング部と第2半リング部と を対向させることにより形成されたリング部と、このリング部に第1くびれ部を 介して連設されると共に前記第1半リング部に連続形成される第1バネ片部と前 記第2半リング部に連続形成される第2バネ片部を対向させることにより前記ホ ック突起体を係脱可能に挟む嵌入バネ部と、この嵌入バネ部に第2くびれ部を介 して第1バネ片部に連続形成される第1係止部と、この第1係止部に対向される と共に前記嵌入バネ部に第2くびれ部を介して第2バネ片部に連続形成される第 2係止部と、を有してなることを特徴としている。 請求項2の考案は、凸状のホック突起体が嵌め込まれてこのホック突起体と係 合するホック係合体であって、半リング状の第1半リング部と第2半リング部と を対向させることにより形成されたリング部と、このリング部に第1くびれ部を 介して連設されると共に前記第1半リング部に連続形成される第1バネ片部と前 記第2半リング部に連続形成される第2バネ片部を対向させることにより前記ホ ック突起体を係脱可能に挟む嵌入バネ部と、この嵌入バネ部に第2くびれ部を介 して第1バネ片部に連続形成される第1係止部と、この第1係止部に対向される と共に前記嵌入バネ部に第2くびれ部を介して第2バネ片部に連続形成される第 2係止部と、前記第1くびれ部又は第2くびれ部の少なくとも一方に巻装される 結束体と、を有してなることを特徴としている。
【0005】
【考案の実施の形態】
図1乃至図4には本考案に係るホック係合体の第1実施例が示されている。な お、この実施例では前記従来例と同様に婦人用のハイヒール1に用いた場合を例 にして本考案のホック係合体を説明する。 図1に示されるように、本考案のホック係合体10は真鍮の針金部材12を折 返部14で対称に折り曲げて一体形成されている。このホック係合体10の長手 方向端部にはリング状のリング部16が形成されている。このリング部16は半 リング状の第1半リング部16Aと第2半リング部16Bとを対向して構成され 、第1半リング部16Aと第2半リング部16Bの間には前記折曲部14が位置 している。 前記リング部16の一端部には第1くびれ部18を介して嵌入バネ部20が一 体形成されている。この嵌入バネ部20は前記第1半リング部16Aに連続形成 された第1バネ片部20Aと前記第2半リング部16Bに連続形成された第2バ ネ片部20Bを対向させて構成され、第1バネ片部20Aと第2バネ片部20B との間には嵌入部21が形成されている。この嵌入バネ部20は前記針金部材1 2が有している弾性を利用して前記ホック突起体6を嵌入部21に着脱可能に嵌 入できるようになっている(図3参照)。 前記嵌入バネ部20の一端部には第2くびれ部22を介して第1係止部24A が第1バネ片部20Aに連続形成され、第2係止部24Bが第2バネ片部20B に連続形成されている。前記第1係止部24Aには第1鉤状部26Aが、第2係 止部24Bには第1鉤状部26Bが、それぞれ一体形成されている。 図1及び図2に示されるように、これら第1鉤状部26A及び第2鉤状部26 Bは前記バックル9のピン支持杆9Bにかしめられてバックル9に固定されてい る。また、前記第1係止部24A及び第2係止部24Bは前記バックル9の平行 部9A,9Aの内側に位置され平行部9A,9Aによって第1係止部24A及び 第2係止部24Bがそれ以上広がるのを阻止されている。
【0006】 次に、第1実施例のホック係止体10の作用について説明する。 前記バックル9にホック係合体10を固定する場合は図1に示されるように第 1係止部24Aと第2係止部24Bをバックル9の平行部9A,9Aの内側に入 れて第1鉤状部26A及び第2鉤状部26Bをバックル9のピン支持杆9Bにか しめることによりバックル9に固定される。 また、前記ホック係合体10の第1係止部24Aと第2係止部24Bはバック ル9の平行部9A,9Aの内側に入れられているので、第1係止部24Aと第2 係止部24Bが離間方向に開こうとしてもバックル9の平行部9A,9Aに規制 阻止されるため、嵌入バネ部20の第1バネ片部20Aと第2バネ片部20Bが 離間方向に開いて嵌入部21が広がってしまうことがない。これにより、前記嵌 入バネ部20のバネ性を保持することができる。 そして、前記ホック突起体6を嵌入バネ部20の嵌入部21に押し込むと図3 に示されるようにホック突起体6は嵌入バネ部20に嵌入される。 また、ホック突起体6を嵌入バネ部20から外す場合はホック突起体6を引っ 張ればホック突起体6は嵌入バネ部20から外れる。 従って、本考案のホック係合体10は嵌入バネ部20がホック突起体6を嵌入 できるので従来のホックビラ環に突設されていたようなホック凹部を設ける必要 がないので、ホック係合体10を小型にできるため図4に示されるようにホック 係合体10をハイヒール1に取り付けてもホック係合体10が目立つのを防止す ると共にハイヒール1のデザインに与える影響を極めて少なくすることができる 。 また、前記ホック係合体10は、線状部材12を折り曲げて一体形成できるの で従来のホックビラ環のようにホック凹部をはじめとする複数の部品を別途に形 成して組み合わせる必要がないため、製造工程が少なくできると共に製品価格を 抑えることができる。
【0007】 図5には本考案の本考案に係るホック係合体の第2実施例が示されている。な お、第1実施例と同一の構成は同一の符号を用いてその説明を省略する。 第2実施例のホック係合体30の第1くびれ部18の外側には結束体32が巻 装されて第1くびれ部18が開くのを阻止するようになっている。 従って、ホック係合体30を形成する線状部材12の弾性が弱い場合でも第1 くびれ部18に結束体32を巻装することにより嵌入バネ部20のバネ性を保持 できるようになっている。 なお、図5には結束体32を第1くびれ部18に巻装したホック係合体30を 示したが、結束体32は第2くびれ部22に巻装してもよいし、あるいは第1く びれ部18と第2くびれ部22の両方に巻装してもよい。 また、前記ホック係合体30の他の構成、効果は第1実施例と同一であるので その説明は省略する。
【0008】 なお、前記実施例ではホック係合体10,30の第1係止部24Aと第2係止 部24Bをバックル9の平行部9A,9Aの内側に入れて第1係止部24Aと第 2係止部24Bが離間方向に開くのを阻止するようにしたが、図6に示されるよ うに第1鉤状部26A,第2鉤状部26BをL字形状に折り曲げて形成し、ホッ ク係合体10,30が固定される固定体40に穿設された孔42等に入れること によりホック係合体10,30を固定体40に固定すると共に第1バネ片部20 Aと第2バネ片部20Bが離間方向に開くのを阻止するようにしてもよい。
【0009】 なお、実施例ではホック係合体10,30を針金部材12で形成したが、プレ ス等で板状部材を打ち抜いて形成するようにしてもよいことは勿論である。 また、実施例ではホック係合体10,30を針金部材12で形成したが、金属 ではなくプラスチック部材等で形成してもよいことは勿論である。 なお、実施例ではホック係合体10,30を靴用に用いたが、これに限定され るものではなく、鞄、衣服等に用いてもよいことは勿論である。
【0010】
【考案の効果】
本考案のホック係合体は、小型にできるのでホック係合体が取り付けられる取 付体の外観品質にほとんど影響を与えることがないという優れた効果を有する。 また、本考案のホック係合体は、一体形成できるので従来のホックビラ環のよ うに複数の部品を別途に形成して組み合わせる必要がないため、製造工程が少な くできると共に製品価格を抑えることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】バックルに固定された第1実施例のホック係合
体の平面図である。
【図2】バックルに固定された第1実施例のホック係合
体の側面図である。
【図3】ホック突起体を係合した第1実施例のホック係
合体の平面図である。
【図4】ハイヒールに取り付けられた第1実施例のホッ
ク係合体の斜視図である。
【図5】第2実施例のホック係合体の平面図である。
【図6】本考案の他の実施例のホック係合体の平面図で
ある。
【図7】ハイヒールに取り付けられた従来のホックビラ
環の斜視図である。
【図8】従来のホックビラ環の側面図である。
【符号の説明】
10 ホック係合体 16 リング部 16A 第1半リング部 16B 第2半リング部 18 第1くびれ部 20 嵌入バネ部 20A 第1バネ片部 20B 第2バネ片部 22 第2くびれ部 24A 第1係止部 24B 第2係止部 30 ホック係合体 32 結束体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凸状のホック突起体が嵌め込まれてこの
    ホック突起体と係合するホック係合体であって、半リン
    グ状の第1半リング部と第2半リング部とを対向させる
    ことにより形成されたリング部と、このリング部に第1
    くびれ部を介して連設されると共に前記第1半リング部
    に連続形成される第1バネ片部と前記第2半リング部に
    連続形成される第2バネ片部を対向させることにより前
    記ホック突起体を係脱可能に挟む嵌入バネ部と、この嵌
    入バネ部に第2くびれ部を介して第1バネ片部に連続形
    成される第1係止部と、この第1係止部に対向されると
    共に前記嵌入バネ部に第2くびれ部を介して第2バネ片
    部に連続形成される第2係止部と、を有してなることを
    特徴とするホック係合体。
  2. 【請求項2】 凸状のホック突起体が嵌め込まれてこの
    ホック突起体と係合するホック係合体であって、半リン
    グ状の第1半リング部と第2半リング部とを対向させる
    ことにより形成されたリング部と、このリング部に第1
    くびれ部を介して連設されると共に前記第1半リング部
    に連続形成される第1バネ片部と前記第2半リング部に
    連続形成される第2バネ片部を対向させることにより前
    記ホック突起体を係脱可能に挟む嵌入バネ部と、この嵌
    入バネ部に第2くびれ部を介して第1バネ片部に連続形
    成される第1係止部と、この第1係止部に対向されると
    共に前記嵌入バネ部に第2くびれ部を介して第2バネ片
    部に連続形成される第2係止部と、前記第1くびれ部又
    は第2くびれ部の少なくとも一方に巻装される結束体
    と、を有してなることを特徴とするホック係合体。
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