JP3064234B2 - カメラ台 - Google Patents
カメラ台Info
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- magnifying
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- Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
Description
る際に用いられるカメラ台に関するものである。
手入れ方法等によって千差万別であり、その人その人に
応じた化粧品を使うことが、美容上重要な課題となる。
そこで、従来から、化粧品販売店の店頭で販売員が、各
種器具を用いて顧客の皮膚状態(水分量,皮脂量等)を
測定し、その結果に応じてカウンセリングしたりその人
に適した化粧品を推奨したりすることが行われている。
いて、上記水分量や皮脂量の測定に加え、皮膚表面に形
成される角質層の状態を観察することが行われるように
なってきている。
のようにして行われる。すなわち、まず、一面が粘着面
に形成された透明な角質層採取シートを顧客の皮膚表面
に押圧したのち剥がすことにより皮膚表面の角質層を上
記粘着面に付着させて採取する。そして、この角質層が
付着した角質層採取シートを、拡大カメラで映し、その
拡大画像を適宜の表示手段に表示して角質層の状態を観
察するのである。なお、上記拡大カメラには、カメラの
光学系と同一の光軸となるよう設けられた照明手段が内
蔵されており、上記拡大カメラの撮像開口部から角質層
採取シートに向かって落射照明を行うようになってい
る。
方法では、角質層採取シートを拡大カメラで映す際、透
明な角質層採取シートを通してその後ろ側の背景が映っ
て画像に影響を及ぼすため、鮮明な画像を得にくいとい
う問題がある。また、角質層採取シートの背景に、拡大
カメラ側の照明手段が写り込んで白っぽく反射した画像
となりやすいことも、鮮明な画像が得られない原因とな
っている。そして、上記拡大カメラを手で把持した状態
で、その先端の撮像開口部を上記角質層採取シートに接
近させる場合に、角質層採取シートに対し垂直に拡大カ
メラを位置決めすることが難しいため、焦点の合った画
像を安定して得ることができないという問題もある。さ
らに、拡大カメラ側に内蔵された照明手段による落射照
明だけでは、角質層採取シートに付着する角質層の厚み
等を観察することはできるものの角質層の均一性を観察
することはできないという問題もある。
もので、角質層採取シートの粘着面に採取された角質層
の鮮明な画像を、容易かつ安定的に得ることのできるカ
メラ台の提供をその目的とする。
め、本発明の請求項1にかかる発明は、粘着面を有する
角質層採取シートを被測定者の皮膚表面に押圧したのち
剥がすことにより皮膚表面の角質層を上記粘着面に付着
させて採取し、この角質層付の角質層採取シートを、内
部に落射照明用の照明手段を備えた拡大カメラで映す際
に用いられるカメラ台であって、上記拡大カメラを所定
の位置に位置決め保持するための保持手段と、上記保持
された拡大カメラの撮像開口部に対峙し上記拡大カメラ
の光軸に対し垂直となる面に上記角質層採取シートを保
持しうる角質層採取シート保持部と、上記角質層採取シ
ート保持部に保持された角質層採取シートに対し、上記
拡大カメラの撮像開口部とは反対側の、台内部の位置か
ら、上記拡大カメラの光軸とは光軸がずれた状態で光を
投射する透過照明用の照明手段を設けるとともに、上記
拡大カメラ内からの落射照明と、上記台内部からの透過
照明とを切り替えるための切替えスイッチを設けたこと
を特徴とするカメラ台である。
上記請求項1にかかる発明のなかでも、上記透過照明用
の照明手段が、平面発光素子およびパワーサプライとで
構成されているカメラ台である。
明する。
だ皮膚表面評価装置の一例を示している。この装置は、
角質層が採取された角質層採取シートの粘着面(以下
「サンプル面」と略す)を拡大撮像するための撮像部1
と、これによって得られた拡大画像を処理するための本
体部2と、上記本体部2からの指示を受けて拡大画像を
表示するTVカラーモニター3とを備えている。そし
て、上記撮像部1は、本発明にかかる特殊なカメラ台1
2と、このカメラ台12の上面に斜めに載置される拡大
カメラ13とで構成されている。
採取シート16は、図2に示すように、上下2枚の透明
ポリエステルシート17,18を粘着剤層19を介して
接合一体化したもので、上側のシート17の長手方向の
やや片側に寄った位置に、円形の切欠部20が形成さ
れ、この切欠部20に、円形の離型片21が貼着されて
いる。したがって、図3に示すように、上記角質層採取
シート16から離型片21を剥がすと、離型片21側に
粘着剤が付着することがなく、粘着剤層19の表面が、
平坦かつ均一な状態で露出する。この粘着層19露出部
(切欠部20)を、被測定者の測定しようとする部位
(例えば頬,額等)に押圧して剥がすことにより、この
部分に角質層を付着採取することができるようになって
いる。
枚用意されており、一回の測定ごとに使い捨てられるよ
うになっている。
に用いられる拡大カメラ13は、図5に示すように、中
空のプラスチック成形品からなり、円環状に配列された
ランプ25が、光学系26を囲んだ状態で内蔵されてい
る。そして、画像は、先端の撮像開口部11から取り込
まれるようになっている。上記ランプ25の照明は、矢
印Aで示すように、撮像開口部11を通って、後述する
カメラ台12に保持される上記角質層採取シート16を
照らすようになっており、角質層採取シート16に対し
落射照明となる。なお、29は、撮像された画像を本体
部2(図1参照)内に記憶するためのスイッチである。
ラ台12も、中空状のプラスチック成形品からなり、拡
大カメラ13の撮像開口部11(図1参照)が配置され
る側の端部に、図4に示すように、断面V字状の溝14
が形成されている。そして、上記溝14の片方の斜面
が、上記角質層採取シート16を保持するための角質層
採取シート保持部15になっており、この部分に角質層
採取シート16を置くだけで、これを、図5に示すよう
に、拡大カメラ13の撮像開口部11に対峙し上記拡大
カメラ13の光軸に対し垂直となる面に位置決め保持す
ることができるようになっている。なお、図4におい
て、30はこの上に載置する拡大カメラ13を適正に位
置決め保持するための係合用突起であり、この部分に対
応する凹部が拡大カメラ13側に設けられている(図示
せず)。
は、カメラ台12の内部から照明を行うための開口22
(図4参照)が形成されており、この開口22を介し
て、上記角質層採取シート保持部15に保持される角質
層採取シート16に対し、カメラ台12の内部に設けら
れた平面発光素子(エレクトロルミネッセンス)23か
ら、図5において矢印Bで示すように、透過照明がなさ
れるようになっている。なお、上記平面発光素子23の
光軸Yは、拡大カメラ13の光軸Xから所定角度θだけ
ずれるよう設定されている。また、24は上記平面発光
素子23を発光させるためのパワーサプライ(小型トラ
ンス)である。
ンプ25からの落射照明と、上記カメラ台12に内蔵さ
れた平面発光素子23からの透過照明は、カメラ台12
の上面に設けられた切替えスイッチ28によって切り替
えることができるようになっている。
からの光が角質層採取シート16表面に反射し、この反
射光が拡大カメラ13内の光学系26に通って画像処理
される。このようにして得られる反射画像によれば、採
取された角質層の微妙な凹凸が鮮明に区別され、その陰
影が白黒の濃淡によって表示されるため、角質細胞量の
多い少ないを評価するのに有効である。
発光素子23からの光が角質層採取シート16を透過
し、この透過光が拡大カメラ13内の光学系26に通っ
て画像処理される。このようにして得られる透過画像に
よれば、採取された角質層のうち均一に角質層が分布す
る部分が青色に表示され、部分的に厚い部分が黒く表示
されるため、角質層の均一性を評価するのに有効であ
る。
撮像開口部11から入射する光が光学系26を通して拡
大され、さらにその上部に内蔵されているCCD回路
(図示せず)によって解読されて電気信号に変換され、
本体部2に送られて処理されたのち、TVカラーモニタ
ー3に、動画もしくは静止画として表示されることによ
り得られる。
を、カメラ台12の角質層採取シート保持部15に置く
だけで、これを、拡大カメラ13の撮像開口部11に対
峙し拡大カメラ13の光軸Xに対し垂直となる面に位置
決め保持することができるため、焦点が合った鮮明な画
像を安定して得ることができる。しかも、上記角質層採
取シート保持部15の後ろ側に開口22が形成され、そ
の開口22の内側に、拡大カメラ13の光軸Xから光軸
Yをずらした状態で平面発光素子23を設けているた
め、角質層採取シート16の背景が画像に影響せず、落
射照明時に拡大カメラ13側のランプ25が背景に写り
込むこともない。そして、上記平面発光素子23からの
透過照明を行うことにより、従来の落射照明だけでは観
察することのできなかった、角質層の均一性を観察する
ことができるようになり、これを評価することができ
る。
て、平面発光素子23とパワーサプライ24を組み合わ
せたものを用いたが、必ずしもこれに限定する必要はな
く、例えばランプアレイ(ランプの集合体)等を用いる
ことができる。
メラ13の光学系26の光軸Xとのずれ角度θは、通
常、5〜60°に設定することが好適である。すなわ
ち、θが5°より小さいと、ランプ25による落射照明
時にランプ25の写り込みを防止する効果があまり得ら
れず、逆に60°より大きいと、平面発光素子23によ
る透過照明時に、光量が少なくて暗い画像となるからで
ある。
せる拡大カメラ13および角質層採取シート16は、上
記の例に限らず、適宜の構成のものを用いることができ
る。
ニターに対し、角質層採取シートを用いて角質層を採取
し、実際にそれを拡大観察した。このとき、落射照明に
よる反射画像と、透過照明による透過画像の2種類の画
像をそれぞれ観察したところ、いずれも鮮明な画像が得
られ、角質層の厚みと均一性を細かく評価することがで
きた。
ば、角質層採取シートを所定の角質層採取シート保持部
に置くだけで、これを、拡大カメラの撮像開口部に対峙
し拡大カメラの光軸に対し垂直となる面に位置決め保持
することができるため、焦点の合った鮮明な画像を安定
して得ることかできる。しかも、カメラ台内部に、拡大
カメラの光軸とは光軸がずれた状態で透過照明用の照明
手段を設けているため、落射照明時に拡大カメラ側の落
射照明用の照明手段が背景に写り込むことがなく、画像
が悪影響を受けない。そして、上記透過照明により、従
来の落射照明だけでは観察することのできなかった、角
質層の均一性を観察することができるようになり、これ
を評価することができる。
置の斜視図である。
である。
る。
る。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 粘着面を有する角質層採取シートを被測
定者の皮膚表面に押圧したのち剥がすことにより皮膚表
面の角質層を上記粘着面に付着させて採取し、この角質
層付の角質層採取シートを、内部に落射照明用の照明手
段を備えた拡大カメラで映す際に用いられるカメラ台で
あって、上記拡大カメラを所定の位置に位置決め保持す
るための保持手段と、上記保持された拡大カメラの撮像
開口部に対峙し上記拡大カメラの光軸に対し垂直となる
面に上記角質層採取シートを保持しうる角質層採取シー
ト保持部と、上記角質層採取シート保持部に保持された
角質層採取シートに対し、上記拡大カメラの撮像開口部
とは反対側の、台内部の位置から、上記拡大カメラの光
軸とは光軸がずれた状態で光を投射する透過照明用の照
明手段を設けるとともに、上記拡大カメラ内からの落射
照明と、上記台内部からの透過照明とを切り替えるため
の切替えスイッチを設けたことを特徴とするカメラ台。 - 【請求項2】 上記透過照明用の照明手段が、平面発光
素子およびパワーサプライとで構成されている請求項1
記載のカメラ台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8152587A JP3064234B2 (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | カメラ台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8152587A JP3064234B2 (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | カメラ台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09329838A JPH09329838A (ja) | 1997-12-22 |
JP3064234B2 true JP3064234B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=15543722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8152587A Expired - Lifetime JP3064234B2 (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | カメラ台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3064234B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003028856A (ja) * | 2001-07-10 | 2003-01-29 | Shiseido Co Ltd | 肌状態判断方法および肌状態判断マップ |
JP4980666B2 (ja) * | 2006-07-21 | 2012-07-18 | ポーラ化成工業株式会社 | 角層細胞の評価装置 |
-
1996
- 1996-06-13 JP JP8152587A patent/JP3064234B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09329838A (ja) | 1997-12-22 |
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