JP3063937B2 - 冷蔵庫用リーチ型フォークリフトの配管防護装置 - Google Patents

冷蔵庫用リーチ型フォークリフトの配管防護装置

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JP3063937B2 JP17832892A JP17832892A JP3063937B2 JP 3063937 B2 JP3063937 B2 JP 3063937B2 JP 17832892 A JP17832892 A JP 17832892A JP 17832892 A JP17832892 A JP 17832892A JP 3063937 B2 JP3063937 B2 JP 3063937B2
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66FHOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
    • B66F9/00Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes
    • B66F9/06Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes movable, with their loads, on wheels or the like, e.g. fork-lift trucks
    • B66F9/075Constructional features or details
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫用に供されるリ
ーチ型フォークリフトに係り、詳しくはティルトシリン
ダに接続される可撓配管の防護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば特開昭63−12600号公報に
開示されているようなリーチ型フォークリフトは、既に
幾多の産業分野で実用されており、庫内温度が−35℃
以下に保持される冷蔵庫内の荷役にも、この種のフォー
クリフト(開放式、キャビン式)が使用されている。
【0003】一般にリーチ型フォークリフトは機台下部
から前方へ対向延在するリーチレッグを備え、マスト及
びリフトシリンダを含む扛重機構は、該リーチレッグに
沿って進退動するという独特の構造を有している。した
がって、同フォークリフトにおいては、マスト自身にテ
ィルト(前後傾)機能が与えられておらず、代ってリフ
トブラケットと共に昇降するフォークレールの上部を該
リフトブラケットに前後傾可能に枢支し、該フォークレ
ールの下部にピストンロッド端を衝接させたティルトシ
リンダ(復動式)の作動により、フォークレールともど
も懸架されたフォークを傾動させるように構成されてい
る。なお、ティルトシリンダがリフトブラケットと共に
昇降するという上記構造の必然性から、該ティルトシリ
ンダに接続される油圧管路には可撓配管(低温用には主
としてニトリル系ゴムの内管を有するフレキシブルホー
ス)が使用され、該可撓配管は扛重機構のチェーンホイ
ールと同軸上に配置されたホースリールを周回して、機
台に内装されたオイルコントロールバルブに連結されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記テ
ィルトシリンダはピストンストロークが至って短く、一
方、接続される可撓配管はかなりの長さを必要とするた
め、可撓配管内における作動油の十分な循環流動が当然
に妨げられる。このように昇温した作動油からの効果的
な給熱を受けにくい該可撓配管が、冷蔵庫荷役のような
低温環境に継続してさらされることになると、材料自体
の低温劣化に加え、上記ホースリールの昇降に伴って負
荷される繰返し曲げが相乗的に作用して、可撓配管の寿
命を極端に縮めてしまう。
【0005】本発明は、簡単な手段でティルトシリンダ
用可撓配管を冷害から防護することを、解決すべき技術
課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題解決の
ため、機台下部から前方へ対向延在するリーチレッグ
と、マスト及びリフトシリンダを含み該リーチレッグに
沿って進退動する扛重機構と、該扛重機構により昇降す
るリフトブラケットと、該リフトブラケットにティルト
シリンダを介して前後傾可能に枢支されたフォークと、
オイルコントロールバルブから上記リフトシリンダと共
動するホースリールを周回して該ティルトシリンダに接
続される可撓配管とを備え、上記ティルトシリンダ近傍
上記可撓配管中に、そのロッド側管路からボトム側管
路へ作動油を逃出させるリリーフ弁を介装した新規な構
成を採用している。
【0007】
【作用】冷蔵庫内のような低温環境荷役に際しては、荷
役作業中、およそ数分に1回程度の頻度でティルトシリ
ンダを操作し、これをストロークエンドまで縮動させ
る。この縮動に伴って常にピストンロッド端と衝合関係
にあるフォークは、自重によって最前傾位置まで同期的
に傾動する。そしてかかる縮動操作をそのまま持続させ
れば、ティルトシリンダに接続された可撓配管中のロッ
ド側管路圧力は急速に上昇し、これが該ロッド側管路に
介装されたリリーフ弁の設定圧力を超えると、該リリー
フ弁は開弁して作動油をボトム側管路へと逃出させる。
このようなリリーフ弁の開弁がわずか数秒間継続される
だけで、可撓配管内には昇温した作動油の敏速な循環流
が生起し、内部からの給熱により可撓配管の低温劣化
は効果的に防止される。
【0008】
【実施例】以下、図に基づいて本発明の実施例を具体的
に説明する。本発明に係るリーチ型フォークリフトは、
基本構造においてとくに従来と変わるところはなく、機
台下部から前方へ対向延在する図示しないリーチレッグ
を備えており、図1にその上方部分のみを示す扛重機構
Lは、該リーチレッグに沿って進退動するように構成さ
れている。
【0009】扛重機構Lの要素であるリフトチェーン1
1によって懸吊され、リフトシリンダ(図はピストンロ
ッドを示す)12の作動とインナマスト13の案内によ
り昇降する対のリフトブラケット14には、図2に示す
フォークレール15の上部がピン16により前後傾可能
に枢支され、該フォークレール15の下部には、同じく
対のティルトシリンダ(復動形成)20から延出するピ
ストンロッド20a端が常時衝接されている。両ティル
トシリンダ20はそれぞれ保持具25によってリフトブ
ラケット14に取付けられ、そのボトム側管路26aと
ロッド側管路26bは、適宜管継手を介して接続された
可撓配管(フレキシブルホース)30により形成されて
いる。低温仕様の可撓配管30は、通常ニトリルゴムの
内管と補強材を挟んだクロロプレンゴムの外層とからな
り、該可撓配管30はチェーンホイール17と同軸上に
配置されたホースリール18を周回して、機台に内装さ
れたオイルコントロールバルブ40に結ばれている。な
お、31はフォークレール15に懸架されたフォークで
あり、32はバックレストである。
【0010】図3は荷役系の油圧回路を示すもので、油
圧ポンプ41の吐出管路に接続されるオイルコントロー
ルバルブ40内には、それぞれマニュアル操作によって
作動されるティルト用、リーチ用、リフト用のスプール
弁42a、42b、42cが並設されており、管路26
a、26bを介してスプール弁42aと接続される上記
ティルトシリンダ20と同様、リーチシリンダ21及び
リフトシリンダ22もそれぞれの管路を介して各スプー
ル弁42b、42Cと接続されている。
【0011】そして図2及び図3に明らかなように、テ
ィルトシリンダ20近傍の可撓配管30中には、ロッド
側管路26b側の圧力が、設定圧力を超えることにより
開弁して、作動油を同ボトム側管路26aへ逃出させ
リリーフ弁50が介装されており、オイルコントロール
バルブ40にリリーフ弁43を内蔵する既存の形態のも
のでは、該リリーフ弁50の設定圧力がリリーフ弁43
の設定圧力よりも低い値に調整されている。
【0012】本発明は上述のように構成されており、冷
蔵庫内のような低温環境荷役に際しては、荷役作業中、
およそ数分に1回程度の頻度でティルトシリンダ20を
操作し、これをストロークエンドまで縮動させる。この
縮動に伴って常にピストンロッド20a端と衝接されて
いるフォークレール15は、フォーク31を含んだ総荷
重により最前傾位置まで同期的に傾動する。そしてかか
る縮動操作をそのまま持続させれば、ティルトシリンダ
20に接続されるロッド側管路26bの圧力は急速に上
昇し、これがリリーフ弁50の設定圧力を超えると、該
リリーフ弁50は開弁して作動油をボトム側管路26a
へと逃出させる。このようなリリーフ弁50の開弁がわ
ずか数秒間継続されるだけで、可撓配管30内には昇温
した作動油が潤沢に循環流動し、内部からの給熱により
可撓配管30の低温劣化は効果的に防止されるととも
に、ホースリール18の昇降に伴って負荷される繰返し
曲げにも十分耐えることができる。
【0013】なお、上述の実施例は、フォーク31を懸
架したフォークレール15がリフトブラケット14にピ
ン16を介して枢支されている構成について説明した
が、例えば特開昭58−36899号公報に開示されて
いるごとく、リフトブラケットに保持部材を介して架設
されたシャフトに直接フォークの上部を遊嵌し、ティル
トシリンダがフォークの背面に配置されたスイングバー
を付勢する構成に置換えることもできる。
【0014】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明は、ティル
トシリンダ近傍の可撓配管中に、そのロッド側管路から
ボトム側管路へ作動油を逃出させるリリーフ弁を介装し
たものであるからティルトシリンダのわずかな縮動操作
の持続で、リリーフ弁の開弁に基づくロッド側管路から
ボトム側管路への作動油の逃出、つまり可撓配管内には
昇温した作動油の敏速な循環流動が生起するので、内部
からの給熱によって可撓配管の低温劣化は防止され、そ
の耐用度を格段と向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るリーチ型フォークリフ
トの扛重機構と可撓配管との関係を示す正面図。
【図2】同じくティルトシリンダとフォークとの関係を
示す一部断面側面図。
【図3】同じく荷役系の油圧機器を示す油圧回路図。
【符号の説明】
Lは扛重機構、14はリフトブラケット、18はホース
リール、20はティルトシリンダ、26aはボトム側管
路、26bはロッド側管路、30は可撓配管、31はフ
ォーク、40はオイルコントロールバルブ、50はリリ
ーフ弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−12600(JP,A) 特開 平2−266103(JP,A) 実開 昭57−147900(JP,U) 米国特許4561463(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66F 9/22 B66F 9/16 B66F 9/08 WPI/L(QUESTEL)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機台下部から前方へ対向延在するリーチレ
    ッグと、マスト及びリフトシリンダを含み該リーチレッ
    グに沿って進退動する扛重機構と、該扛重機構により昇
    降するリフトブラケットと、該リフトブラケットにティ
    ルトシリンダを介して前後傾可能に枢支されたフォーク
    と、オイルコントロールバルブから上記リフトシリンダ
    と共動するホースリールを周回して該ティルトシリンダ
    に接続される可撓配管とを備え、上記ティルトシリンダ
    近傍の上記可撓配管中に、そのロッド側管路からボトム
    側管路へ作動油を逃出させるリリーフ弁を介装したこと
    を特徴とする冷蔵庫用リーチ型フォークリフトの配管防
    護装置。
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CN103663292A (zh) * 2013-12-19 2014-03-26 安徽合叉叉车有限公司 一种叉车用整体式倾翻钢管夹

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