JP3063226B2 - 霧化装置 - Google Patents

霧化装置

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JP3063226B2
JP3063226B2 JP3117231A JP11723191A JP3063226B2 JP 3063226 B2 JP3063226 B2 JP 3063226B2 JP 3117231 A JP3117231 A JP 3117231A JP 11723191 A JP11723191 A JP 11723191A JP 3063226 B2 JP3063226 B2 JP 3063226B2
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規夫 肆矢
克彦 石川
克彦 宇野
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水、油、薬溶液などを
霧化する霧化装置に関し、加湿器、薬霧化等の医療機
器、燃焼機器等に利用するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の霧化装置は種々のものが提
案され、実用化ないしは、実用化の検討がなされてい
る。
【0003】例えば、図2に示すように高速の回転体1
に供給ノズル2から液体を供給し、これを遠心力により
飛散させて霧化するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では回転体1の端部から液体を引きちぎるように
飛散させるので、霧化粒子の粒子径が大きく不均一にな
るという課題があった。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、霧化
粒子の微粒化と均一化を行う霧化装置を提供することを
目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため回転体とその端部に設けられた振り切り板に沿
って間隙を介して設けた空気通路と、その空気通路の先
端に小間隙を形成する絞り部を設けた構成としてある。
【0007】
【作用】本発明は上記構成によって空気導入路と空気通
路に流れる空気により回転体の外周面と振り切り板の平
面部に広がった液膜に圧力をかけるので、液膜が薄くな
り均一化されて飛散し、微小粒子で粒径の均一な霧化を
得ることができるようになる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図1を参照して説明す
る。
【0009】図1において、3は上方に広がるテーパ状
の回転体で、その外周面は凹凸の無い滑らかな面で形成
されている。回転体3の上端には円板状の振り切り板4
が接合され、その外周端部5に向かって平坦で凹凸の無
い滑らかな面で形成された平面部6が設けられている。
また、回転体3の外周面から平面部6までは連続的な凹
凸の無い滑らかな曲面で形成されたコーナー部7が設け
られている。回転体3の下端には回転軸8が接合され、
回転軸8の他端には回転体3を回転駆動させるためにモ
ータ等で構成される駆動部9が設けられている。10は
回転軸8の途中に装着されたターボファンで、その周囲
に空気室11が設けられている。空気室11には回転軸
8が貫通するように入口12と出口13が設けられてい
る。空気室11の入口12の外側に設けられた駆動部9
の周囲には前室14が設けられ、この前室14の一部に
空気吸込口15が設けられている。空気室11と前室1
4を一体のケーシングで構成して空気供給手段16が設
けられている。17は空気室11の出口13の外側に向
かって回転体3の周囲に設けられた筒状の空気導入路
で、空気導入路17の上端を回転体3と振り切り板4の
コーナー部7と平面部6に間隙18を有しながら外周端
部5まで沿わせるように空気通路19が設けられてい
る。空気通路19先端に対向する振り切り板4の外周端
部5の近傍には、間隙18よりも狭い小間隙20を有す
る絞り部21が設けられている。22は空気導入路17
の一部を貫通させ、その先端が回転体3下部の外周面近
傍に臨まされた供給管で、一方の端部が供給ポンプ等で
構成される液体供給手段23と連通されている。
【0010】上記構成において、駆動部9を作動すると
回転軸8に装着された回転体3とターボファン10が回
転し、このターボファン10の吸引により前室14の空
気吸込口から駆動部9の周囲を通って空気が流入する。
空気は空気室11でターボファン9により出口13から
空気導入路17内に押し出され、回転体3の外周面に沿
って上昇し、空気通路19内の間隙18を通って絞り部
21の小間隙20から噴出される。また、液体供給手段
23から送られた液体が供給管22の先端から回転体3
の外周部に供給される。液体は、テーパ状の回転体3の
遠心力により回転体3の外周面に伝わって上昇し、振り
切り板4の平面部6に到達した後に外周端部5に向かっ
て広がり、外周端部5から遠心力により液体が微細に分
割され飛散される。この時、回転体3の外周面や平面部
6を伝わる液膜が空気の流れにより押され圧力をかけら
れるので、液膜の淀みが無くなり、均一な液膜が形成さ
れるように作用され、また、空気に押されることにより
液膜の移動が速くなるので、液膜がより薄くされるよう
に作用し、外周端部5から飛散させる場合により微細に
分割された均一な霧化粒子を得ることができるという効
果がある。また、空気通路19の先端に絞り部21を設
けたので、飛散寸前の液膜により強い空気の圧力がかけ
られるように作用され、液膜を薄くした後に空気の噴出
力により液膜が分断され分割を容易にできるという効果
がある。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明の霧化装置に
よれば、次の効果が得られる。
【0012】(1)振り切り板の平面部に沿って間隙を
介して設けた空気通路と、その空気通路の先端に小間隙
を形成する絞り部を設けたので、空気の流れの圧力によ
り液膜が均一に薄く形成され、微細な霧化粒子を得るこ
とができる。
【0013】(2)空気通路の先端とこの先端に対向す
る振り切り板の外周端部との間に小間隙を形成する絞り
部を設けたので、液体が外周端部から遠心力により飛散
する時に空気の噴出力により液膜が分断され、微粒化を
促進する効果をあげることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における霧化装置の要部断面
【図2】従来の霧化装置の要部断面図
【符号の説明】
3 回転体 4 振り切り板 6 平面部 8 回転軸 9 駆動部 16 空気供給手段 17 空気導入路 19 空気通路21 絞り部 22 供給管 23 液体供給手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 麻生 智倫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実開 平1−81427(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23D 11/04 - 11/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テーパ状の回転体と、この回転体の端部に
    接するように設けられた円板状の振り切り板と、この振
    り切り板と逆方向の前記回転体の端部に装着された回転
    軸と、この回転軸の他端に設けられ前記回転体を駆動さ
    せるための駆動部と、前記回転体の周囲に設けられた空
    気導入路と、この空気導入路に連設し前記振り切り板の
    前記回転体側の平面部に間隙を介しながら沿わせて設け
    られた空気通路と、この空気通路の先端に設けられ前記
    振り切り板の端部との間に小間隙を構成する絞り部と、
    前記空気導入路の一部を貫通し前記回転体の側面に液体
    を供給する供給管と、この供給管に液体を送る液体供給
    手段と、前記空気導入路に空気を送る空気供給手段とか
    らなる霧化装置。
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