JP3062830U - 複数スイッチ付安全コンセント - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】複数のプラグ差込コンセントの使用時におい
て、それぞれ独立した電源スイッチを設け、省電流によ
る経済性と過電流での安全性等ことを得ることにある。 【解決手段】下枠板２の内側には任意数のネジ螺着円柱
孔と装置支持板を設け、上枠板１の内側に任意数の電源
スイッチ装置７を設けてスイッチ部が枠外上面に出るよ
う挿着し、それぞれの電源スイッチ装置と通電となるよ
う通電金属板９を取り付け、電源スイッチ装置の下部に
プラス極プラグ当接金属板１０とマイナス極プラグ当接
金属板１１を取り付け、前記上枠板の内側で二つ穴プラ
グ孔の下部に、任意数のプラグ当接金属板支持枠を設け
てプラス極プラグ当接金属板とマイナス極プラグ当接金
属板を挿着し、ブレーカースイッチ部１５が枠外壁面に
出るようにし、一方の側面にはコード嵌着切欠部１６を
あけ、コード嵌着切欠部に電源コードを嵌着して内設の
電源スイッチ装置と接続した。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、複数スイッチ付安全コンセントに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、コンセントは電源スイッチが電源コード側に近接して一つだけ設けてい るものが多くあった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来でのコンセントは電源スイッチが一つであった為、複数のプラグ差込コン セントの使用時において、使用していないプラグ差込コンセントにも電流が流れ 、無駄な電気を使っていたと共に、過電流にも安全性に問題があった。

【０００４】 本考案は、複数のプラグ差込コンセントの使用時において、それぞれ独立した 電源スイッチを設け、省電流による経済性と過電流での安全性等の提供を目的と するものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

前記の課題を達成するため、本体が上枠板と下枠板を嵌合した中空状直方体と なり、上枠板の上面には任意形状で任意数の二つ穴プラグ孔と電源スイッチ孔を あけ、下枠板の内側には任意数のネジ螺着円柱孔と装置支持板を設け、上枠板の 内側に任意数の電源スイッチ装置を設けてスイッチ部が枠外上面に出るよう挿着 し、それぞれの電源スイッチ装置と通電となるよう通電金属板を取り付け、電源 スイッチ装置の下部にプラス極プラグ当接金属板とマイナス極プラグ当接金属板 を取り付け、前記上枠板の内側で二つ穴プラグ孔の下部に、任意数のブラグ当接 金属板支持枠を設けてプラス極プラグ当接金属板とマイナス極プラグ当接金属板 を挿着し、上枠板の内部の一辺にブレーカー装置を内設し、上枠板と下枠板の正 面壁の一辺にはブレーカースイッチ切欠部をあけ、ブレーカースイッチ部が枠外 壁面に出るようにし、一方の側面にはコード嵌着切欠部をあけ、コード嵌着切欠 部に電源コードを嵌着して内設の電源スイッチ装置と接続した手段を講じたもの である。

【０００６】

【考案の実施の形態】

本考案の複数スイッチ付安全コンセントでは、複数のプラグ差込コンセントと 同じ数の電源スイッチを設けてあり、使用時にプラグを差込んで使用するコンセ ントだけ、電源スイッチをＯＮにして使用できるものである。

【０００７】 考案の実施の形態を実施例にもとづぎ図面を参照して説明する。 図１において示す実施例では、本体が上枠板１と下枠板２を嵌合した中空状直 方体となり、上枠板１の上面には任意形状で任意数の二つ穴プラグ孔３と電源ス イッチ孔４をあけ、下枠板２の内側には任意数のネジ螺着円柱孔５と装置支持板 ６を設け、上枠板１の内側に任意数の電源スイッチ装置７を設けてスイッチ部８ が枠外上面に出るよう挿着し、それぞれの電源スイッチ装置７と通電となるよう 通電金属板９を取り付け、電源スイッチ装置７の下部にプラス極プラグ当接金属 板１０とマイナス極プラグ当接金属板１１を取り付け、前記上枠板１の内側で二 つ穴プラグ孔３の下部に、任意数のプラグ当接金属板支持枠１２を設けてプラス 極プラグ当接金属板１０とマイナス極プラグ当接金属板１１を挿着し、上枠板１ の内部の一辺にブレーカー装置１３を内設し、上枠板１と下枠板２の正面壁の一 辺にはブレーカースイッチ切欠部１４をあけ、ブレーカースイッチ部１５が枠外 壁面に出るようにし、一方の側面にはコード嵌着切欠部１６をあけ、コード嵌着 切欠部１６に電源コード１７を嵌着して内設の電源スイッチ装置７と接続してい る。

【０００８】 また、過電流に対しての保護抵抗及び、電源ノイズを消去するサージフィルタ ーを設けている。

【０００９】

【考案の効果】 本考案は、以上説明したように構成されているので、下記に記載されるような 効果を奏している。

【００１０】 通常、コンセントにフラグを差し込んだままにしておくと、知らぬ間に電気を 消費してしまうが、このコンセントではプラグを差し込んだまま電源スイッチを 入り切りできるので、抜き差しの手間を不要として省電流に効果があると共に、 過電流にも安全なものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例の要部を示す斜視図である。

【符号の説明】

１上枠板 ２下枠板 ３二つ穴プラグ孔 ４電源スイッチ孔 ５ネジ螺着円柱孔 ６装置支持板 ７電源スイッチ装置 ８スイッチ部 ９通電金属板 １０プラス極プラグ当接金属板 １１マイナス極プラグ当接金属板 １２プラグ当接金属板支持板 １３ブレーカー装置 １４ブレーカースイッチ切欠部 １５ブレーカースイッチ部 １６コード嵌着切欠部 １７電源コード

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 本体が上枠板と下枠板を嵌合した中空状
   直方体となり、上枠板の上面には任意形状で任意数の二
   つ穴プラグ孔と電源スイッチ孔をあけ、下枠板の内側に
   は任意数のネジ螺着円柱孔と装置支持板を設け、上枠板
   の内側に任意数の電源スイッチ装置を設けてスイッチ部
   が枠外上面に出るよう挿着し、それぞれの電源スイッチ
   装置と通電となるよう通電金属板を取り付け、電源スイ
   ッチ装置の下部にプラス極プラグ当接金属板とマイナス
   極プラグ当接金属板を取り付け、前記上枠板の内側で二
   つ穴プラグ孔の下部に、任意数のプラグ当接金属板支持
   枠を設けてプラス極プラグ当接金属板とマイナス極プラ
   グ当接金属板を挿着し、上枠板の内部の一辺にブレーカ
   ー装置を内設し、上枠板と下枠板の正面壁の一辺にはブ
   レーカースイッチ切欠部をあけ、ブレーカースイッチ部
   が枠外壁面に出るようにし、一方の側面にはコード嵌着
   切欠部をあけ、コード嵌着切欠部に電源コードを嵌着し
   て内設の電源スイッチ装置と接続したことを特徴とする
   複数スイッチ付安全コンセント。