JP3061755U - 光触媒を備えた照明器具 - Google Patents

光触媒を備えた照明器具

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JP3061755U
JP3061755U JP1999002126U JP212699U JP3061755U JP 3061755 U JP3061755 U JP 3061755U JP 1999002126 U JP1999002126 U JP 1999002126U JP 212699 U JP212699 U JP 212699U JP 3061755 U JP3061755 U JP 3061755U
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良知 原澤
貴代子 原澤
厚 望月
純一 東
哲也 益田
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良知 原澤
貴代子 原澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光触媒を備えた照明器具において、光触媒の空
気清浄力を高める。 【解決手段】光触媒12を面状に構成するとともに、面
状の光触媒12を、光源11からの紫外線が照射される
位置で、かつ光源11による加熱で上昇する空気が接触
する位置に配置する。光源11によって加熱された空気
は上昇して面状の光触媒12に接触する。この光触媒1
2は、光源11から発生される紫外線によって活性化さ
れているので、上昇により光触媒12に接触した空気
は、有害物質が分解されて清浄化される。光触媒12
が、光源11により活性化され、かつ光源11による空
気の対流経路中に配置されているので、室内空気を効率
よく清浄化することができる。

Description

【考案の詳細な説明】 【考案の属する技術分野】
本考案は、光源から発生される紫外線の照射により活性化して有害物質を分解 する光触媒を備えた照明器具に関する。
【従来の技術】
光触媒を設けた照明器具が知られている。 光触媒(例えば、二酸化チタン)は、紫外線が照射されると活性化して有害物 質を分解する特性を有する。このような光触媒を照明器具に設けると、照明器具 の光源から発生された紫外線によって光触媒の酸化還元反応が促進され、室内の 有害物質(例えば、ホルムアルデヒド)を分解して室内空気を清浄化することが 可能である。 従来、光触媒は照明器具の外囲器、例えば、グローブ、セード、カバー等の表 面に設けられるのが一般的である。
【考案が解決しようとする課題】
上述のように、照明器具に設けた光触媒によって室内空気の清浄化を図ろうと した場合、室内空気の対流を促進し、かつ、室内空気が光触媒によく触れるよう にすることが肝要である。 ところが、従来は、光触媒を単にグローブ、セード、カバー等の外囲器の表面 に設けただけで、室内空気の対流の促進や、光触媒に対する接触時間については 特に考慮していなかったため、室内空気を効率よく、十分に清浄化することがで きなかった。 本考案は、上述事情に鑑みてなされたものであり、対流を利用して室内空気を 効率よく、十分に清浄化することができる、光触媒を備えた照明器具を提供する ことを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するための請求項1に係る本考案は、光触媒を備えた照明器 具において、室内を照明するための光源と、紫外線の照射により活性化して有害 物質を分解する光触媒と、を備え、該光触媒を面状に形成するとともに、前記面 状の光触媒を、前記光源からの紫外線が照射される位置で、かつ前記光源による 加熱で対流する空気が接触する位置に配置する、ことを特徴とする。 この請求項1の考案によると、光源によって加熱された空気は対流を起こして 面状の光触媒に接触する。この光触媒は、光源から発生される紫外線によって活 性化されているので、対流により光触媒に接触した空気は、有害物質が分解され て清浄化される。このように、光触媒が、光源により活性化され、かつ光源によ る空気の対流経路中に配置されているので、室内空気を効率よく清浄化すること ができる。 請求項2に係る本考案は、請求項1の光触媒を備えた照明器具において、前記 面状の光触媒を水平面に対して傾斜させて配置し、前記光源による加熱で上昇す る空気が前記光触媒に沿って流れるようにする、ことを特徴とする。 この請求項2の考案によると、面状の光触媒が傾斜して配置されていて、上昇 した空気がこの光触媒に沿って流れるので、空気が光触媒によく接触し、かつ空 気の対流が促進される。したがって、室内空気をさらに効率よく清浄化できる。 このように空気の対流を積極的に促進した場合には、次のような利点ある。すな わち、対流の促進により、光源周囲の温度が低下し、光源の発光効率が上昇する 。この発光効率の上昇により、紫外線照射量が増加して、光触媒の活性化が促進 され、空気清浄力が高められる。 請求項3に係る本考案は、請求項2の光触媒を備えた照明器具において、前記 面状の光触媒を表裏方向に貫通する複数の通気孔を設け、これら通気孔による通 気面積が前記面状の光触媒の上部ほど広くなるようにする、ことを特徴とする。 この請求項3の考案によると、加熱されて上昇する空気は、傾斜された面状の 光触媒に沿って流れ、通気孔を貫通して裏面側に抜ける。この際、光触媒の上部 ほど通気面積が広いので、空気は、通気面積の小さい下部から徐々に抜けはじめ 、上部ほど多く抜ける。空気が光触媒によく触れることと、空気の対流の促進と を両立させることができる。 請求項4に係る本考案は、請求項1、2、又は3の光触媒を備えた照明器具に おいて、前記光源による加熱で上昇する空気を上方に導いて前記照明器具の上部 から排出させる通風路を備え、該通風路における上部の排気口近傍に前記面状の 光触媒を配置する、ことを特徴とする。 この請求項4の考案によると、光源によって加熱された空気は、通風路に導か れて上昇し、通風路上部の排気口から排出される。この排気口近傍には、光触媒 が配置されているので、排気口から排出される空気は、確実に光触媒に接触する ことになる。つまり、通風路は、加熱により上昇する空気を光触媒に導くように 作用する。 請求項5に係る本考案は、請求項1、2、3又は4の光触媒を備えた照明器具 において、前記光源がほぼ球状に形成された球状光源であり、前記面状の光触媒 が前記球状光源の上方を回転体状に覆う、ことを特徴とする。 この請求項5の考案によると、光触媒は、球状光源の上方を回転体状に覆って いるので、光球状光源によって加熱され上昇された空気は、光触媒に確実に接触 する。なお、回転体状の光触媒は、例え、例えば、傘のように、中心部を高く、 周縁部を低く形成しても、この逆に、中心部を低く、周縁部を高く形成してもよ い。 請求項6に係る本考案は、請求項1、2、3、又は4の光触媒を備えた照明器 具において、前記光源がほぼ棒状に形成された棒状光源であり、前記面状の光触 媒は、前記棒状光源の上方を長手方向全体にわたって、かつ、幅方向に傾斜した 姿勢で覆う、ことを特徴とする。 この請求項6の考案によると、光触媒は、棒状光源の上方を長手方向全体にわ たって覆っているので、棒状光源によって加熱され上昇された空気は、光触媒に 確実に接触する。また、光触媒は、幅方向に傾斜されているので、上昇した空気 は、光触媒に接触しながら傾斜の高い方に円滑に流れる。 請求項7に係る本考案は、光触媒を備えた照明器具において、取り付け部材と 、該取り付け部材に下方から取り付けられたほぼ球状の球状光源と、前記取り付 け部材及び前記球状光源の側方を全周にわたって覆うカバーと、紫外線の照射に より活性化して有害物質を分解する面状の光触媒と、を備え、前記球状光源及び 前記取り付け部材の側方と、前記カバーとの間にほぼ上下方向の円筒状の通風路 を設け、前記取り付け部材と前記カバーの上端部との間に、環状の、前記通風路 の排気口を設け、該通気口を閉塞するように前記光触媒を逆円錐台状に配設する とともに、該光触媒に、多数の通気孔を設ける、ことを特徴とする。 この請求項7の考案によると、球状光源の加熱によって上昇された空気は、球 状光源及び取り付け部材とカバーとの間の円筒状の通風路に導かれて上昇し、通 風路の排気口に閉鎖している逆円錐台状の光触媒に接触し、光触媒に設けられた 多数の通気孔を通り抜けて排気される。このように、球状光源によって加熱され た空気は、通風路によって円滑な流れとなり、かつ、通風路から排気される際に は、必ず光触媒に接触することになる。ところで、この光触媒は球状光源からの 紫外線によって活性化しているので、通風路に導かれた空気は、次々と光触媒に 触れて有害物質が分解された上、照明器具から排出される。さらに、本考案では 、光触媒を逆円錐台状に配設しているので、光源によって加熱された空気は、通 風路に導かれて排気口に向かって上昇する際、逆円錐台状の光触媒に沿って円滑 に流れる。 請求項8に係る本考案は、光触媒を備えた照明器具において、水平に配置され た棒状の棒状光源と、紫外線の照射により活性化して有害物質を分解する面状の 光触媒と、を備え、該光触媒を、前記棒状光源の側方及び上方をほぼ全長にわた って覆う、上に凸状のなだらかな曲面で形成して、前記棒状光源と前記光触媒と の間に通風路を形成するとともに、前記光触媒の上部に多数の通気孔を設ける、 ことを特徴とする。 この請求項8の考案によると、棒状光源の加熱によって上昇された空気は、上 に凸のなだらかな曲面で構成された光触媒に沿って上昇しながら、有害物質が分 解された後、光触媒上部の多数の通気孔から排出される。本考案では、空気の流 れを良好にするための通風路を、光触媒によって直接、形成しているので、通風 路を形成するための他の部材、例えば、カバー等を省略できるため、その構成を 簡略化することができる。 請求項9に係る本考案は、光触媒を備えた照明器具において、水平に配設され た相互に平行な2本の棒状光源と、紫外線の照射により活性化して有害物質を分 解する面状の光触媒と、前記棒状光源を覆うカバーと、を備え、前記光触媒を、 前記棒状光源の上方をほぼ全長にわたって覆うとともに幅方向の外側が高くなる ように傾斜させて配設し、前記カバーを、前記棒状光源を挟んで前記光触媒と対 向するように形成し、前記光触媒と前記カバーとの間に通風路を形成するととも に、前記カバーの下部に前記通風路の吸気口を設け、前記光触媒の上端部と前記 カバーの上端部との間に前記通風路の排気口を設ける、ことを特徴とする。 この請求項9の考案によると、棒状光源の上方を全長にわたって覆い、かつ幅 方向に傾斜された光触媒と、これに対向するカバーによって通風路を形成し、こ の通風路の吸気口をカバーの下部に設け、排気口を光触媒の状端部とカバーの状 端部とに設けている。したがって、この通風路中に配置された棒状光源によって 空気が加熱されると、空気の円滑な流れが形成される。すなわち、下部の吸気口 から通風口に入った空気は、棒状光源の周囲を通過して、上部の排気口から効率 よく排出される。このとき、空気は、棒状光源の上方に斜めに配置されている光 触媒に沿って円滑に流れ、光触媒によく接触するので、有害物質の分解が良好に 行われる。 請求項10に係る本考案は、請求項9の光触媒を備えた照明器具において、前 記光触媒の上部に多数の通気孔を設ける、ことを特徴とする。 この請求項10の考案によると、棒状光源によって加熱された空気は、請求項 9の排気口に加えて、光触媒上部の多数の通気孔からも排出されるので、空気の 流れがさらに円滑なものとなり、その分、光触媒による有害物質の分解も促進さ れる。 請求項11に係る本考案は、光触媒を備えた照明器具において、ほぼ同じ高さ でかつ周方向を等分する位置に配置された複数の球状光源と、紫外線の照射によ り活性化して有害物質を分解する面状の光触媒と、前球状光源の下方及び外側を 椀状に覆うカバーと、を備え、前記光触媒を、前記複数の球状光源の上方を円板 状に覆うように配設し、前記光触媒の外周縁と、前記カバーの上端縁との間に、 吸気口及び排気口となる環状の開口部を設ける、ことを特徴とする。 この請求項11の考案によると、複数の球状光源によって加熱された空気は上 昇して、円板状の光触媒に接触し、この円板状の光触媒とカバーの上端縁との間 の環状の開口部から外側に向けて排出される。またこの環状の開口部は、空気の 吸気口ともなる。このように、空気の吸気、排気は、いずれも環状の開口部を介 して行われるが、複数の球状の光源がほぼ同じ高さでかつ周方向を等分する位置 に配置されているので、空気の流れを照明器具の上方から見ると、吸気される空 気は、外側から環状の開口部を通過して球状光源に向かい、そして、球状光源で 加熱された空気は、上昇しながら隣接する球状光源とのほぼ中間まで流れ、ここ から外側に向かって開口部から排出される。つまり、球状光源を、周方向を等分 する位置に複数配置し、光触媒を円板状に形成してこれにより複数の球状光原の 上方を覆い、さらに開口部を環状に形成することにより、吸気と排気との流路を 特に区分することなく、上述のような円滑な空気の流れを実現することが可能と なり、光触媒による有害物質の分解を促進することができ外、照明器具の構成を 簡素化することができる。 請求項12に係る本考案は、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、1 0、又は11の光触媒を備えた照明器具において、前記光触媒が二酸化チタンで あり、金属チタン板又はチタン合金板の表面を酸化させることで前記面状の光触 媒を形成する、ことを特徴とする。 この請求項12の考案によると、例えば、板状の基体の表面に二酸化チタンを 担持させる場合に比較して、二酸化チタンの密度を高め、かつ長期の使用に対し ても脱落しにくくすることができる。なお、基体の表面に二酸化チタンを担持さ せた場合には、二酸化チタンの密度を高めるほど、基体による二酸化チタンの保 持力が低下することになる。 請求項13に係る本考案は、請求項12の光触媒を備えた照明器具において、 前記金属チタン板又はチタン合金板における前記二酸化チタンを形成する面に凹 凸を設ける、ことを特徴とする。 この請求項13の考案によると、二酸化チタンは、その表面積が増加するので 、その分、空気と接触する時間が長くなる。
【考案の実施の形態】
以下、図面に沿って、本考案の実施の形態について説明する。 〈実施の形態1〉 図1に、本考案に係る、光触媒を備えた照明器具(以下単に「照明器具」とい う。)の一例を示す。 まず、本実施の形態1と請求項との対応関係について図1、図2(光触媒の展 開図)を参照して、簡単に説明すると、本実施の形態1に係る照明器具10は、 請求項1〜5、7、12に対応する照明器具である。すなわち、 光源11と光触媒12とを備えており、光触媒12は、面状に形成されるとと もに、紫外線が照射される位置で、かつ、対流する空気が接触する位置に配置さ れている(請求項1に対応)。 また、光触媒12は、水平面に対して傾斜されている(請求項2に対応)。 また、光触媒12には、上部ほど通気面積が広くなるような、複数の通気孔1 2c(図2参照)が設けられている(請求項3に対応)。 また、光源11及び光触媒12と、カバー13との間に通風路14が構成され 、通風路14の排気口14aの近傍に光触媒12が配置されている(請求項4に 対応)。 また、光源11が球状光源であり、光触媒12が光源11の上方を回転体状( 円錐台を逆さにした形状)に覆っている(請求項5に対応)。 また、球状の光源11等とカバー13との間に通風路14を設け、通風路14 の排気口14を閉塞するように、多数の通気孔12cを有する逆円錐台状の光触 媒12を配設する(請求項7に対応)。 光触媒12が、金属チタン板又はチタン合金板の表面を酸化させて形成した二 酸化チタンである(請求項12に対応)。 本実施の形態1の照明器具10は、図1に示すように、球状光源(光源)11 と、光触媒12と、通風路14とを主要構成要素として構成されている。 天井15には、フランジ16が固定されていて、フランジ16から垂下された 吊りパイプ17の下端にはジョインター18が固定されている。ジョインター1 8の上部には、周方向に4等分する位置に、上方に延びる4本のアーム19、1 9…の基端部が固定されている。アーム19、19…の先端部は、外側でかつ斜 め下方に湾曲されており、それぞれの先端にはホルダー20が固定されている。 ホルダー20には、ソケット(取り付け部材)21が斜め下方に向けて固定され ており、ソケット21には、前述の球状光源11がほぼ下向きにねじ込まれてい る。ソケット21の下半部には、ソケットリング22が嵌合されており、ソケッ トリング22の上部には、逆円錐台状の灯具スペーサ23が固定されている。灯 具スペーサ23にはその全周にわたって多数の透孔(不図示)が穿設されている 。灯具スペーサ23の上端には、前述のカバー13の上端部13aが固定されて いる。カバー13は、頂部が円形に抜かれたキャップ状に構成されている。この カバー13の上端部13aには、前述のホルダー20の周縁から外側に延びる3 本の爪部20aの先端が当接されている。図1では1本の爪部20aの断面が図 示されている。ホルダー20の周縁部とカバー13の上端部13aとの間には、 上述の3本の爪部20aを除いて、ほぼ環状の開口部24が形成されている。こ の開口部24は、後述の通風路14上部の排気口14aと連通している。 前述の光触媒12は、ソケットリング22と灯具スペーサ23とを外側から覆 うようにして回転体の一種である逆円錐台状に覆っている。図2に、光触媒12 の展開図を示す。同図の12aが上端縁に相当し、12bが下端縁に相当する。 光触媒12は、その全周にわたって多数の通気孔12c、12c…が穿孔されて おり、上部にいくほどその直径が大きくなっている。すなわち、上部ほど通気面 積が広くなっている。本実施の形態においては、光触媒12としては二酸化チタ ンを使用しており、金属チタン板又はチタン合金板の表面に酸化皮膜として形成 されている。その形成方法としては、例えば、陽極酸化法を採用することができ る。こうして形成した光触媒12は、例えば、板状の基体の表面に二酸化チタン を担持させる場合と比較して、二酸化チタンの密度を高め、かつ長期の使用に対 しても脱落しにくくすることができる。本実施の形態においては、光触媒12は 、水平面に対して傾斜させるようにして配置されている。なお、図1では、光触 媒12がほぼ垂直に図示されているが、本実施の形態の光触媒12の形状からす ると、垂直になる可能性があるのは1本の母線のみであり、他の部分はすべて水 平面に対して傾斜されることになる。 本実施の形態においては、球状電球11及びソケット21と、カバー13との 間に、空気の流れを円滑にするための通風路14が構成されている。そして、光 触媒12は、この通風路14の上部の排気口14aを斜めに閉塞するように配置 されている。 なお、球状光源11に対する給電は、天井裏からフランジ16、吊りパイプ1 7、ジョインター18、アーム19、ホルダー20、ソケット21の各部材の内 側を引き回された配線を介して行われるものとする。 次に、上述構成の照明器具10の作用・効果について説明する。 球状光源11に対する給電が行われ、球状光源11が点灯すると、光触媒12 は、球状光源11から発生される紫外線によって活性化され、接触する空気中の 有害物質を分解する。ここで、空気中の有害物質とは、例えば、有機塩素化合物 ・揮発性炭化水素・アルデヒド・悪臭物質(アンモニア・硫化水素など)・窒素 酸化物・硫黄酸化物・大腸菌・ウィルス等のことを言う。他方、球状光源11に よって加熱された空気は、通風路14に導かれて、カバー13の内側又は光触媒 12に沿って上昇する。図1中、空気の流れは二重の矢印で示す(なお、後に説 明する、図3、5〜10においても同様とする。)。上昇した空気は、光触媒1 2に穿設されている下側の小さな通気孔12c、12c…から徐々に抜けはじめ 、通気孔12c、12c…が上部にいくほど大きくなるのに伴って段々抜ける量 が多くなる。これら通気孔12c、12c…を介して表面側から裏面側に抜けた 空気は、灯具スペーサ23の多数の透孔(不図示)を抜けて上昇し、カバー13 の状端部13aとホルダー20の周縁部との間の環状の開口部24を通過して、 照明器具10の外部に排気される。 本実施の形態によると、球状光源11周辺の空気は、加熱されて上昇する際に 、通風路14に沿って上昇し、確実に光触媒12に接触した後、排出されるので 、空気中の有害物質がよく分解される。さらに、通風路14を構成し、かつ、光 触媒12に上部ほど通気面積が広くなるように通気孔12c、12c…を穿設し ているので、球状光源11によって加熱された空気の対流が促進される。このた め、空気の清浄化の効率が高められる。さらに、対流の促進により、球状光源1 1の光源周辺の温度が低下し、球状光源11の発光効率が上昇する。この発光効 率の上昇により、紫外線照射量が増加して、光触媒12の活性化が促進され、空 気清浄力が一層、高められる。加えて、球状光源11の寿命も延長される。 〈実施の形態2〉 図3に、実施の形態2の照明器具30を示す。同図は、照明器具30の長手方 向に直交する方向の縦断面図である。 まず、本実施の形態2と請求項との対応関係について図3、図4(光触媒の展 開図)を参照して、簡単に説明すると、本実施の形態2に係る照明器具30は、 請求項1〜4、6、8、12に対応する照明器具である。すなわち、 光源31と光触媒32とを備えており、光触媒32は、面状に構成されるとと もに、紫外線が照射される位置で、かつ、対流する空気が接触する位置に配置さ れている(請求項1に対応)。 また、光触媒32は、水平面に対して傾斜されている(請求項2に対応)。 また、光触媒32には、上部ほど通気面積が広くなるような、複数の通気孔3 2c(図3の矢印Aの位置)が設けられている(請求項3に対応)。 また、光触媒32によって通風路34が構成され、通風路34の排気口34a の近傍に光触媒32が配置されている(請求項4に対応)。 また、光源31が棒状光源であり、光触媒32が光源31の上方を長手方向全 体にわたって、幅方向に傾斜した姿勢でに覆っている(請求項6に対応)。 また、光触媒32は、棒状光源31の側方及び上方をその全長にわたって覆う 、上に凸状のなだらかな曲面で構成し、光触媒32の上部に多数の通気孔32c を設ける(請求項8に対応)。 光触媒32が、金属チタン板又はチタン合金板の表面を酸化させて形成した二 酸化チタンである(請求項7に対応)。 本実施の形態2の照明器具30は、図3に示すように、棒状光源(光源)31 と、光触媒32と、通風路34とを主要構成要素として構成されている。 これら棒状光源(光源)31や光触媒32は、天井35に固定された支持部材 36によって吊設されている。 棒状光源31としては、図3の表裏方向に長い光源、例えば、蛍光灯を使用す ることができる。光触媒32は、上に凸に湾曲された形状に形成されており、棒 状光源31の上方及び側方を全長にわたって覆っている。光触媒32における矢 印Aの領域には、上述の実施の形態1と同様の透孔32c、32c…(図4参照 )が穿孔されている。光触媒32の左右の下端縁は、カバー33に固定されてい る。本実施の形態においては、棒状光源31と光触媒32との間に通風路34が 形成されている。 光源によって暖められた空気は、図中の二重の矢印で示すように、通風路34 に導かれて光触媒32に沿って上昇し、光触媒32の通気孔32c、32c…を 介して外部に排出される。 なお、本実施の形態においては、通風路34を光触媒32によって形成してい るため、通風路34の排気口34aと、光触媒32の通気孔32c、32c…と が一致することになる。 本実施の形態の効果は、上述の実施の形態1とほぼ同様である。すなわち、棒 状光源31によって暖められた空気が外部に排出される際には、確実に光触媒3 2に接触して清浄化され、さらに、対流が円滑に行われるので、清浄化の効率が 高められる。 〈実施の形態3〉 図5に、本実施の形態3の照明器具40を示す。なお、同図は長手方向(同図 の表裏方向)に直交する方向の縦断面を模式的に示した図である。 本実施の形態は、主に請求項9に対応するものである。 同図に示す照明器具40は、2本の棒状光源41、41と、2枚の光触媒42 、42と、カバー43とを備えており、これらは、天井45に固定された支持部 材46によって吊設されている。 棒状光源41、41は、2本のものが平行に配置されている。光触媒42は、 それぞれの棒状光源41の上方を長手方向全体にわたって覆うように配置され、 かつ幅方向の中央側が低く、外側が高くなるように配置されている。2枚の光触 媒42との間に2本の棒状光源41を挟むようにしてカバー43が配置されてい る。そして、カバー43の下部には、長手方向に沿って、吸気口となるルーバー 47が設けられている。 本実施の形態においては、光触媒42とカバー43との間に通風路44が構成 されている。光触媒42の上端部とカバー43の上端部との間に間隙を設け、こ れを排気口44aとしている。なお、光触媒42に前述の実施の形態1と同様の 通気孔を穿孔するようにしてもよい。 本実施の形態によると、二重の矢印で示す空気の流れは、ルーバー47、通風 路44、排気口44aとなる。 本実施の形態の効果は、実施の形態2と同様である。すなわち、棒状光源41 によって暖められた空気が外部に排出される際には、確実に光触媒42に接触し て清浄化され、さらに、対流が円滑に行われるので、清浄化の効率が高められる 。 図6、図7、図8、図9に、本実施の形態の変形例を示す。 これらの図中における符号50は照明器具、51は棒状光源、52は光触媒、 53はカバー、54は通風路、55は天井、56は支持部材、57はルーバー、 58はスリットである。また、これらの図中の二重線の矢印は、空気の流れを示 す。 これらの作用・効果については、上述の図5に示すものとほぼ同様である。 〈実施の形態4〉 図10に、本実施の形態4の照明器具60を示す。 本実施の形態は、主に、請求項11に対応するものである。 同図に示す照明器具60は、周方向を4等分する位置にそれぞれ配置された合 計4個の球状光源61、61…と、球状光源61、61…の上方を円板状に覆う 光触媒62と、これらを下方から椀状に覆うカバー63とを備えている。同図中 の64は、カバー63を保持するために周方向の3箇所に配置されたステーであ り、光触媒62の外周縁62aとカバー63の上端縁63aとの間は、環状の開 口部65が形成されている。したがって、本実施の形態における空気の流れは二 重の矢印に示すようになる。 本実施の形態では、複数の球状光源61、61…によって加熱された空気は上 昇して、円板状の光触媒62に接触し、この光触媒62の外周縁62aとカバー 63の上端縁63aとの間の環状の開口部65から外側に向けて排出される。ま たこの環状の開口部65は、空気の吸気口ともなる。このように、空気の吸気、 排気は、いずれも環状の開口部65を介して行われるが、複数の球状光源61、 61…がほぼ同じ高さでかつ周方向を等分する位置に配置されているので、空気 の流れを照明器具60の上方から見ると、吸気される空気は、外側から環状の開 口部65を通過して球状光源61、61…に向かい、そして、球状光源61、6 1…で加熱された空気は、上昇しながら隣接する球状光源61、61とのほぼ中 間まで流れ、ここから外側に向かって開口部65から排出される。つまり、球状 光源61、61…を、周方向を等分する位置に複数配置し、光触媒62を円板状 に形成してこれにより複数の球状光源61、61…の上方を覆い、さらに開口部 65を環状に形成することにより、吸気と排気との通風路を特に区分することな く、上述のような円滑な空気の流れを実現することが可能となり、光触媒62に よる有害物質の分解を促進することができ外、照明器具60の構成を簡素化する ことができる。 本実施の形態においても、球状光源61に暖められて照明器具60から排出さ れる空気は、確実に光触媒62に接触する。 なお、円板上の光触媒62は、水平に形成しても、また、内周縁62bが外周 縁62aよりも高い傘状に形成しても、あるいはこの逆に内周縁62bを外周縁 62aよりも低く形成するようにしてもよい。 上述の実施の形態1〜4において、光触媒12、32、42、52、62の表 面に、図11(縦断面図)に示すように、凹凸aを設けるようにしてもよい(た だし、同図は、光触媒12で例示。)。この場合には、二酸化チタンは、その表 面積が増加するので、その分、空気との接触時間が長くなり、空気の清浄化をよ りよく行うことができる。
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によると、光触媒を面状に構成するとともに、面 状の光触媒を、光源からの紫外線が照射される位置で、かつ光源による加熱で対 流する空気が接触する位置に配置することにより、光源によって加熱された空気 は対流を起こして面状の光触媒に接触する。この光触媒は、光源から発生される 紫外線によって活性化されているので、対流により光触媒に接触した空気は、有 害物質が分解されて清浄化される。このように、光触媒が、光源により活性化さ れ、かつ光源による空気の対流経路中に配置されているので、室内空気を効率よ く清浄化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の照明器具の構成を示す一部破断
正面図。
【図2】実施の形態1の光触媒の展開図。
【図3】実施の形態2の照明器具の構成を示す縦断面
図。
【図4】実施の形態2の光触媒の展開図。
【図5】実施の形態3の照明器具の縦断面を示す模式
図。
【図6】実施の形態3の照明器具の変形例の縦断面を示
す模式図。
【図7】実施の形態3の照明器具の他の変形例の縦断面
を示す模式図。
【図8】実施の形態3の照明器具の別の変形例の縦断面
を示す模式図。
【図9】実施の形態3の照明器具のさらに別の変形例の
縦断面を示す模式図。
【図10】実施の形態4の照明器具の構成を示す一部破
断正面図。
【図11】光触媒に設けた凹凸を説明するための縦断面
図。
【符号の説明】
10、30、40、50、60照明器具 11、61 光源(球状光源) 31、41、51光源(棒状光源) 12、32、42、52、62光触媒(二酸化チタン) 12c、32c通気孔 13、33、43、53、63カバー 14、34、44、54、64通風路 14a、34a、44a、54a、64a排気口 21 取り付け部(ソケット) 47、57 吸気口(ルーバー) 62a 光触媒の外周縁 63a カバーの上端縁 65 開口部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項7
【補正方法】変更
【補正内容】
フロントページの続き (72)考案者 望月 厚 神奈川県横浜市港北区小机町350−3 J −302 (72)考案者 東 純一 千葉県千葉市美浜区高洲2−4−3−403 (72)考案者 益田 哲也 埼玉県所沢市緑町3−28−144−2

Claims (13)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内を照明するための光源と、 紫外線の照射により活性化して有害物質を分解する光触
    媒と、を備え、 該光触媒を面状に形成するとともに、 前記面状の光触媒を、前記光源からの紫外線が照射され
    る位置で、かつ前記光源による加熱で対流する空気が接
    触する位置に配置する、 ことを特徴とする光触媒を備えた照明器具。
  2. 【請求項2】 前記面状の光触媒を水平面に対して傾斜
    させて配置し、前記光源による加熱で上昇する空気が前
    記光触媒に沿って流れるようにする、 ことを特徴とする請求項1に記載の光触媒を備えた照明
    器具。
  3. 【請求項3】 前記面状の光触媒を表裏方向に貫通する
    複数の通気孔を設け、これら通気孔による通気面積が前
    記面状の光触媒の上部ほど広くなるようにする、 ことを特徴とする請求項2に記載の光触媒を備えた照明
    器具。
  4. 【請求項4】 前記光源による加熱で上昇する空気を上
    方に導いて前記照明器具の上部から排出させる通風路を
    備え、 該通風路における上部の排気口近傍に前記面状の光触媒
    を配置する、 ことを特徴とする請求項1、2、又は3に記載の光触媒
    を備えた照明器具。
  5. 【請求項5】 前記光源がほぼ球状に形成された球状光
    源であり、 前記面状の光触媒が前記球状光源の上方を回転体状に覆
    う、 ことを特徴とする請求項1、2、3、又は4に記載の光
    触媒を備えた照明器具。
  6. 【請求項6】 前記光源がほぼ棒状に形成された棒状光
    源であり、 前記面状の光触媒は、前記棒状光源の上方を長手方向全
    体にわたって、かつ幅方向に傾斜した姿勢で覆う、 ことを特徴とする請求項1、2、3、又は4に記載の光
    触媒を備えた照明器具。
  7. 【請求項7】 取り付け部材と、 該取り付け部材に下方から取り付けられたほぼ球状の球
    状光源と、 前記取り付け部材及び前記球状光源の側方を全周にわた
    って覆うカバーと、 紫外線の照射により活性化して有害物質を分解する面状
    の光触媒と、を備え、 前記球状光源及び前記取り付け部材の側方と、前記カバ
    ーとの間にほぼ上下方向の円筒状の通風路を設け、 前記取り付け部材と前記カバーの上端部との間に、環状
    の、前記通風路の排気口を設け、 該通気口を閉塞するように前記光触媒を逆円錐台状に配
    設するとともに、該光触媒に、多数の通気孔を設ける、 ことを特徴とする光触媒を備えた照明器具。
  8. 【請求項8】 水平に配置された棒状の棒状光源と、 紫外線の照射により活性化して有害物質を分解する面状
    の光触媒と、を備え、 該光触媒を、前記棒状光源の側方及び上方をほぼ全長に
    わたって覆う、上に凸状のなだらかな曲面で形成して、
    前記棒状光源と前記光触媒との間に通風路を形成すると
    ともに、前記光触媒の上部に多数の通気孔を設ける、 ことを特徴とする光触媒を備えた照明器具。
  9. 【請求項9】 水平に配設された相互に平行な2本の棒
    状光源と、 紫外線の照射により活性化して有害物質を分解する面状
    の光触媒と、 前記棒状光源を覆うカバーと、を備え、 前記光触媒を、前記棒状光源の上方をほぼ全長にわたっ
    て覆うとともに幅方向の外側が高くなるように傾斜させ
    て配設し、 前記カバーを、前記棒状光源を挟んで前記光触媒と対向
    するように形成し、 前記光触媒と前記カバーとの間に通風路を形成するとと
    もに、前記カバーの下部に前記通風路の吸気口を設け、
    前記光触媒の上端部と前記カバーの上端部との間に前記
    通風路の排気口を設ける、 ことを特徴とする光触媒と備えた照明器具。
  10. 【請求項10】 前記光触媒の上部に多数の通気孔を設
    ける、 ことを特徴とする請求項9に記載の光触媒を備えた照明
    器具。
  11. 【請求項11】 ほぼ同じ高さでかつ周方向を等分する
    位置に配置された複数の球状光源と、 紫外線の照射により活性化して有害物質を分解する面状
    の光触媒と、 前球状光源の下方及び外側を椀状に覆うカバーと、を備
    え、 前記光触媒を、前記複数の球状光源の上方を円板状に覆
    うように配設し、 前記光触媒の外周縁と、前記カバーの上端縁との間に、
    吸気口及び排気口となる環状の開口部を設ける、 ことを特徴とする光触媒を備えた照明器具。
  12. 【請求項12】 前記光触媒が二酸化チタンであり、金
    属チタン板又はチタン合金板の表面を酸化させることで
    前記面状の光触媒を形成する、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10、又は11に記載の光触媒を備えた照明器
    具。
  13. 【請求項13】 前記金属チタン板又はチタン合金板に
    おける前記二酸化チタンを形成する面に凹凸を設ける、 ことを特徴とする請求項12に記載の光触媒を備えた照
    明器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000315420A (ja) * 1999-04-30 2000-11-14 Shimadzu Corp 空気清浄機能付照明装置

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