JP3061508U - 点火装置用点火コイル - Google Patents
点火装置用点火コイルInfo
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- H01F38/12—Ignition, e.g. for IC engines
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- H01F27/34—Special means for preventing or reducing unwanted electric or magnetic effects, e.g. no-load losses, reactive currents, harmonics, oscillations, leakage fields
- H01F27/36—Electric or magnetic shields or screens
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- H01F27/366—Electric or magnetic shields or screens made of ferromagnetic material
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両の電気的機構での点火コイルの作動時の
機能障害のおそれを回避することである。 【解決手段】 第1のコアはアース電位に導電接続され
ている。
機能障害のおそれを回避することである。 【解決手段】 第1のコアはアース電位に導電接続され
ている。
Description
【0001】
本考案は、閉磁路を形成する2つの部分から成るコア複合体を有しており、こ のコア複合体は第1のコアと第2のコアとから成り、第1のコアは点火コイルの 作動時にアース電位に接続されている第2のコア内に配置されており、第1のコ アと第2のコアとは電気的に分離されて空隙によって別個に設けられており、た コイル体が第1のコア上に配置されており、コイル体は1次巻線および2次巻線 を有しており、1次巻線は1次端子の接触素子に導電接続されており、例えば車 両の内燃機関に配設される点火装置用点火コイルに関する。
【0002】
例えばヨーロッパ特許出願第0379641号明細書から、閉じた磁気回路を 形成する2つの部分から成るコア複合体を有する点火コイルが公知である。この 閉じた磁気回路は空隙を有しており、この空隙を介して回路の磁気特性が作用す る。空隙は2つの部分から成る構造を利用して第1のコアを小さな寸法で形成す ることにより得られる。空隙を形成する第1のコア上に、通常は1次巻線および 2次巻線を有するコイル体が配置されている。
【0003】 点火コイルを内燃機関に取り付けるために、通常はコイル体を支持しない第2 のコアに1つまたは複数の孔が設けられている。このような固定部は導電的に構 成され、同時に第2のコアのアース接続部としても利用される。これに対して第 1のコアはアース電位すなわちグラウンドには接続されていない。
【0004】 点火コイルの作動時には、ドイツ連邦共和国特許第3741003号公報に記 載されている複数の点火コイルから成るモジュール構造でも使用可能な点火コイ ルにおいても、点火過程に起因する障害エネルギが発生する。この障害エネルギ はインダクタンス結合部およびキャパシタンス結合部を介して点火コイルの1次 巻線に加わる。
【0005】 障害エネルギのレベルは点火コイルまたは点火コイルモジュールの構造形式と コイルの内燃機関への取り付け形式とに依存する。
【0006】 障害エネルギが充分に高い場合、1次端子を内燃機関の他の電気的ユニットへ 少なくとも間接的に接続する接続部を介して制御装置または無線受信器で不所望 の機能障害が発生することがある。
【0007】
本考案の課題は、上述の欠点を回避することである。
【0008】
この課題は、第1のコアはアース電位に導電接続されている構成により解決さ れる。
【0009】
課題を解決するために点火コイルは次のように構成されている。すなわちコア 複合体のうち内燃機関に固定されている第1のコアがアース電位に接続されてお り、障害エネルギは第1のコアへの入力結合により、すでに内燃機関への固定に よってアース電位に接続されている第2のコアと同様に流出される。
【0010】 これにより点火コイルの作動による車両の電気的機構での機能障害のおそれは 回避される。
【0011】 車両の点火コイルの障害を低減される付加的な障害除去手段の使用を省略する ことができる。
【0012】 本考案を実現する有利な実施形態は従属請求項に記載されている。
【0013】
本考案の実施例を図示し、この図に則して詳細に以下に詳細に説明する。
【0014】 図1の点火装置用点火コイル11は特に車両の内燃機関に配置するために設け られている。点火コイル11は複数の点火コイルから成る点火コイルモジュール の一部分であってもよい。
【0015】 点火コイル11は閉磁路を形成するために2つの部分から成るコア複合体12 を有しており、このコア複合体は多層形の導磁性材料から成る。
【0016】 コア複合体12はコイル体13を支持する棒状の第1のコア14と、磁路を閉 じるフレーム状の第2のコア16とから成る。第1のコア14は対称的な配置で 第2のコア16内に挿入されている。2つのコア14、16は点火コイル11の 作動時に相互に磁気的に作用結合する。これらのコアは第1のコア14の前面に 接する空隙17によって位置的に相互に分離されている。
【0017】 コイル体13は密接する配置で、低電圧が加わる1次巻線18と高電圧が加わ る2次巻線とを支持している。
【0018】 1次巻線18は1次端子22の接触素子21に導電接続されている。この1次 端子22は図示しないプラグの差込に使用される。このプラグを介して1次巻線 18は車両の点火装置の他の部分と導電接続されている。
【0019】 さらに1次端子22は、点火コイル11の作動のためにアース電位に接続され ている第1の接触素子23を有している。
【0020】 点火コイル11の作動時に発生する障害エネルギを電磁的結合を用いて第1の コア14を介して流出させるために、第1の導電接続線路24が第1のコア13 と第1の接触素子23との間に設けられており、障害エネルギをアース電位へ流 出させる。
【0021】 第1の接触素子23はこの場合2次巻線19に接続されている金属条片状の電 流レール(母線路)26の一部分であり、この電流レールから第1の接続線路2 4が分岐している。
【0022】 点火コイル11を内燃機関10へ固定するために第2のコア16を通る孔27 が設けられている。通常の固定手段28、例えば孔27に通されるねじにより、 第2のコア16も同様にアース電位に導電接続されている。固定手段は一方では 第2のコア16に密着しており、他方では電気的にアース電位に置かれている内 燃機関10に固定されている。
【0023】 特に第1のコア14と第1の接触素子23との間の第1の接続線路の配設が例 えば構造上または製造技術上の理由から不都合である場合には、前述の手段に代 えて第1のコア14のアース電位への接続を2つのコア14、16間の第2の接 続線路を介して行ってもよい。これにより第1のコアの障害エネルギはアース電 位へ流出される。
【0024】 このように点火コイル11の作動時に発生して第1のコア14に入力結合され る障害エネルギは簡単に低コストで実現される手段で流出される。その際に点火 コイル11または点火コイルモジュールに付加的な障害除去手段は必要ない。
【図1】本考案の実施例を示す断面図である。
10 内燃機関 11 点火コイル 12 コア複合体 13 コイル体 14 第1のコア 16 第2のコア 17 空隙 18 1次巻線 19 2次巻線 21、23 接触素子 22 1次端子 24、29 接続線路 26 電流レール 27 孔 28 固定手段
Claims (4)
- 【請求項1】 閉磁路を形成する2つの部分から成るコ
ア複合体(12)を有しており、 該コア複合体は第1のコア(14)と第2のコア(1
6)とから成り、前記第1のコアは点火コイル(11)
の作動時にアース電位に接続されている第2のコア内に
配置されており、前記第1のコアと第2のコアとは電気
的に分離されて空隙(17)によって別個に設けられて
おり、 コイル体(13)が前記第1のコア(14)上に配置さ
れており、 該コイル体は1次巻線(18)および2次巻線(19)
を有しており、前記1次巻線は1次端子(22)の接触
素子(21)に導電接続されている、例えば車両の内燃
機関(10)に配設される点火装置用点火コイルにおい
て、 前記第1のコア(14)はアース電位に導電接続されて
いる、ことを特徴とする点火装置用点火コイル。 - 【請求項2】 前記第1のコア(14)は第2のコア
(16)に接続されているか、および/またはアース電
位に置かれる1次端子の接触素子(23)に接続されて
いる、請求項1記載の点火コイル。 - 【請求項3】 前記接触素子は電流レール(26)の一
部分である第1の接触素子(23)として構成されてお
り、該第1の接触素子(23)に前記第1のコア(1
4)を導電接続する第1の接続線路(24)が前記電流
レールから分岐している、請求項2記載の点火コイル。 - 【請求項4】 前記第2のコア(16)はアース電位に
置かれる内燃機関(10)に導電的に固定されており、
前記第1のコア(14)は第2の接続線路(29)を介
して第2のコア(16)に導電接続されている、請求項
2記載の点火コイル。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE29802913.8 | 1998-02-19 | ||
DE29802913U DE29802913U1 (de) | 1998-02-19 | 1998-02-19 | Zündspule für Zündanlagen |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3061508U true JP3061508U (ja) | 1999-09-24 |
Family
ID=8052925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999000725U Expired - Lifetime JP3061508U (ja) | 1998-02-19 | 1999-02-17 | 点火装置用点火コイル |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3061508U (ja) |
BR (1) | BR9900578A (ja) |
DE (1) | DE29802913U1 (ja) |
FR (1) | FR2775826B3 (ja) |
IT (1) | IT246505Y1 (ja) |
-
1998
- 1998-02-19 DE DE29802913U patent/DE29802913U1/de not_active Expired - Lifetime
-
1999
- 1999-02-04 IT IT1999MI000065U patent/IT246505Y1/it active
- 1999-02-11 BR BR9900578-6A patent/BR9900578A/pt active Search and Examination
- 1999-02-16 FR FR9901831A patent/FR2775826B3/fr not_active Expired - Lifetime
- 1999-02-17 JP JP1999000725U patent/JP3061508U/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE29802913U1 (de) | 1999-06-17 |
IT246505Y1 (it) | 2002-04-09 |
FR2775826B3 (fr) | 2000-02-18 |
ITMI990065U1 (it) | 2000-08-04 |
ITMI990065V0 (it) | 1999-02-04 |
BR9900578A (pt) | 2000-01-18 |
FR2775826A3 (fr) | 1999-09-10 |
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