JP3061291U - マスク - Google Patents

マスク

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JP3061291U
JP3061291U JP1999000511U JP51199U JP3061291U JP 3061291 U JP3061291 U JP 3061291U JP 1999000511 U JP1999000511 U JP 1999000511U JP 51199 U JP51199 U JP 51199U JP 3061291 U JP3061291 U JP 3061291U
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liquid
gauze
mask
partition
impregnated
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JP1999000511U
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Inventor
敬子 藤井
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敬子 藤井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 清水、点鼻薬等を含浸させて、これをマスク
の使用中において継続的に吸入し、消臭、防塵、抗菌、
抗ウイルス、鼻炎解消等を図る。 【解決手段】 表面に表ガーゼ5を備えた有孔板からな
る表側隔板1と、裏面に裏ガーゼ6を備えた有孔板から
なる裏側隔板3を、夫々の一側部で開閉可能に連結する
とともに他側部で分離可能に連結する。更に、前記両隔
板1,3間に液体を含浸できかつ通気性を有する保液体
19を取脱可能に介在させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はマスクに関するもので、より詳しくは、ガーゼ等を使用して、病原菌 や塵埃等の吸入を防ぐマスクに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、家庭用として使用される前記のマスクは、風邪等の病気時に、自己の病 原菌を口外へ放出することを防止したり、病原菌や花粉等を口から吸い込むこと を防止すること目的として単にガーゼを複数層に重合して形成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、風邪、鼻炎、花粉症等においては、それらに適する液薬を鼻、のど へ吸入することが早期治療上有効である。
【0004】 前記従来のマスクにおいては、単にガーゼを重合したのみで、鼻、のどを保護 するのみであるため、前記の液薬を吸入する場合は、そのマスクを外して行わな ければならず、また、液薬の吸入は一時的に多量に吸入され、適量で長時間にわ たって吸入して治療することができない。
【0005】 そこで本考案は、液薬や清水等の液体を含浸させた保液体を収納して、マスク をした状態で、必要な液薬や清水などの液体を継続的に吸入できるマスクを提供 することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、請求項1記載の第1の考案は、表面に表ガーゼ を備えた有孔板からなる表側隔板と、裏面に裏ガーゼを備えた有孔板からなる裏 側隔板を、夫々の一側部を支点として他側部が開閉するように連結するとともに その他側部を分離可能に連結し、更に、前記両隔板間に、液体を含浸できかつ通 気性を有する保液体を取脱可能に介在させたことを特徴とするものである。
【0007】 請求項2記載の第2の考案は、前記第1の考案において、前記表側隔板と裏側 隔板のいずれか一方の下部に、前記保液体の下端部が嵌入する有底状の受液部を 設けたことを特徴とするものである。
【0008】
【考案の実施の形態】
図に示す実施例に基づいて本考案の実施の形態について説明する。 図において、1は合成樹脂板などの腰がある薄板からなる表側隔板で、多数の 通気孔2を形成した多孔板で形成されている。3は同じく合成樹脂板などの腰が ある薄板からなる裏側隔板で、多数の通気孔4を形成した多孔板で形成されてい る。そして、これら両隔板1,3の一側部1a,3aは相互に縫糸7により連結 され、他側部は開閉可能に分離されている。
【0009】 前記表側隔板1の表面には表ガーゼ5が備えられ、裏側隔板3の裏面には裏ガ ーゼ6が備えられている。表ガーゼ5及び裏ガーゼ6の夫々の一側部5a,6a は前記縫糸7で表側隔板1及び裏側隔板3に固着され、表ガーゼ5の他側部5b は縫糸7aで表側隔板1の他側部1bに固着され、裏ガーゼ6の他側部6bは縫 糸8で裏側隔板3の他側部3bに固着されている。
【0010】 また、前記表ガーゼ5の一側部5aと裏ガーゼ6の一側部6aは一側方向へ延 長した状態で連続しており、該部にゴム紐通し穴9が上下方向に貫通状態で形成 されている。
【0011】 裏ガーゼ6の他側部6bは内側へ折り返して前記縫糸8で裏側隔板3に固着さ れ、この折り返し部にゴム紐通し穴10が上下方向に貫通状態で形成されている 。
【0012】 前記両ゴム紐通し穴9,10には耳掛けゴム紐11,12が挿通されている。 更に一方の耳掛けゴム紐11の後部にはベルト13が設けられ、他方の耳掛けゴ ム紐12には止片14が設けられ、両耳掛けゴム紐11,12を耳に掛けた状態 で、ベルト13を後頭部に回して止片14に止めることにより、強風時にマスク が外れないようにしている。このベルト13の他端部と止片14を止めるには、 例えば雄雌からなる面ファスナー15で分離可能に止める。
【0013】 前記表側隔板1と表ガーゼ5の他側部には一方の止具16が設けられ、裏側隔 板3と裏ガーゼ6の他側部には前記一方の止具16に対応する他方の止具17が 設けられている。該止具16,17は分離可能な止具からなり、例えば、ハトメ 、ホック、雄雌からなる面ファスナーを使用する。
【0014】 前記表側隔板1の内側の下端部には上面が開口した有底状の受液部18が形成 されている。該受液部18は、図1及び図2に示すように、表側隔壁1の内側に 、合成樹脂製の帯状の薄板18aを、その両側と底部を表側隔板1に水密的に固 着して形成されている。
【0015】 なお、前記表ガーゼ5及び裏ガーゼ6は、夫々ガーゼを必要層に重ねて形成さ れている。 19は液体を含浸できるとともに通気性を有する保液体で、角型網目の布20 にガーゼ21を必要層に巻いたものである。また、このガーゼ21自体も複数層 に形成されている。更に、該保液体19の大きさは、該保液体19を両隔板1, 3に介在して両隔板1,3を閉じた場合に、保液体19が両隔壁1,3から突出 することなく収納される大きさに形成され、かつ、保液体19の下部が図2に示 すように前記受液部18内に入る大きさに形成されている。
【0016】 以上の構造であるから、表側隔板1と裏側隔板3を図1のように開き、保液体 19を、その下端部を図2に示すように受液部18に嵌入して両隔板1,3に介 在し、両隔板1,3を閉じて止具16,17により図3に示すように固着する。
【0017】 また、使用者が健康であるが、大気中の病原菌、塵埃、花粉等の吸入を防止し たり、鼻穴或いはのどに湿気をもたせたい場合には、保液体19に清水を予め適 量含浸させるか或いは保液体19を両隔板1,3間に介在した後、該保液体19 に上部からスポイド等により清水を適量含浸させる。
【0018】 これにより、病原菌等の吸入を防止できるとともに空気が乾燥している場合に 湿気を、マスクをしている期間中吸入し、鼻やのどを保護することができる。 また、鼻詰まり、初期の風邪、鼻炎、花粉症等の場合には、点鼻薬等を前記清 水と同様にして適量含浸させることにより、マスクをしている期間中、その点鼻 薬等を空気とともに継続的に適量ずつ吸入でき、気分が爽快になるとともに治療 効果もある。
【0019】 更に、消臭性や抗菌性をもたせたい場合には、保液体19に消臭液や抗菌剤を 含有させることもできる。 また、前記保液体19に含浸させた液体が流下して保液体19の下端から垂れ 落ちた場合には、その液体は受液部18内に溜まり、マスクから垂れ落ちること がない。 また、保液体19を交換する場合には、両隔板1,3を開くことにより容易に 交換できる。
【0020】 なお、前記実施例においては、受液部18を表側隔板1に設けたが、裏側隔板 3の内側下部に設けてもよい。 更に、前記表側隔板1と裏側隔板3の中央部より若干上部に位置した部分をマ スクの前側へ脹らませて、この脹らませた凹部に使用者の鼻の頭部が嵌るように すると、使用上有効である。
【0021】
【考案の効果】
以上のようであるから、本考案のマスクの使用に際しては、先ず、両隔板を開 いてこれらの間に保液体を介在し、その後両隔板を閉じて連結する。これにより 、保液体は両隔板により良好に保持される。
【0022】 そして、使用者が健康であるが、大気中の病原菌、塵埃、花粉等の吸入を防止 したり、鼻穴或いはのどに湿気をもたせたい場合には、保液体に清水を予め適量 含浸させるか或いは保液体を両隔板間に介在した後、該保液体に上部からスポイ ド等により清水を適量含浸させる。
【0023】 これにより、病原菌等の吸入を防止できるとともに空気が乾燥している場合に 湿気を、マスクをしている期間中吸入し、鼻やのどを保護することができる。 また、鼻詰まり、初期の風邪、鼻炎、花粉症等の場合には、点鼻薬等を前記清 水と同様にして適量含浸させることにより、マスクをしている期間中、その点鼻 薬等を空気とともに継続的に適量ずつ吸入でき、気分が爽快になるとともに治療 効果もある。
【0024】 更に、消臭性や抗菌性をもたせたい場合には、保液体に消臭液や抗菌剤を含有 させることもできる。したがって、消臭、防塵、抗菌、抗ウイルス、更に鼻炎、 花粉症等の解消に有効である。
【0025】 また、請求項2記載の考案によれば、前記保液体に含浸させた液体が自然流下 して保液体の下端から垂れ落ちた場合には、その液体は受液部内に溜まり、マス クから垂れ落ちることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す斜視図。
【図2】図1の縦断面図。
【図3】図1における開放側の拡大横断面図で、両隔板
を閉じた状態を示す。
【符号の説明】
1 表側隔板 3 裏側隔板 2,4 通気孔 5,6 ガーゼ 16,17 止具 18 受液部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に表ガーゼを備えた有孔板からなる
    表側隔板と、裏面に裏ガーゼを備えた有孔板からなる裏
    側隔板を、夫々の一側部を支点として他側部が開閉する
    ように連結するとともにその他側部を分離可能に連結
    し、更に、前記両隔板間に、液体を含浸できかつ通気性
    を有する保液体を取脱可能に介在させたことを特徴とす
    るマスク。
  2. 【請求項2】 前記表側隔板と裏側隔板のいずれか一
    方の下部に、前記保液体の下端部が嵌入する有底状の受
    液部を設けたことを特徴とする請求項1記載のマスク。
JP1999000511U 1999-02-08 1999-02-08 マスク Expired - Lifetime JP3061291U (ja)

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