JP3061275B2 - 投写型液晶表示装置 - Google Patents
投写型液晶表示装置Info
- Publication number
- JP3061275B2 JP3061275B2 JP63096221A JP9622188A JP3061275B2 JP 3061275 B2 JP3061275 B2 JP 3061275B2 JP 63096221 A JP63096221 A JP 63096221A JP 9622188 A JP9622188 A JP 9622188A JP 3061275 B2 JP3061275 B2 JP 3061275B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- polarizing plate
- light
- crystal light
- projection type
- Prior art date
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- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液晶ライトバルブにより形成した画像を投
写レンズにより拡大投写する投写型の液晶表示装置に関
する。
写レンズにより拡大投写する投写型の液晶表示装置に関
する。
従来、透過型の液晶ライトバルブを形成する偏光板
は、液晶パネル本体に直接貼りつけて用いるのが一般的
であった。
は、液晶パネル本体に直接貼りつけて用いるのが一般的
であった。
しかし、従来の投写型液晶表示装置では、第2図に示
す通り第2の偏光板4の温度上昇が直接液晶ライトバル
ブ3に伝わる。この為、液晶ライトバルブ3の温度上昇
が著しくなるので、液晶ライトバルブ3の配向が乱れ画
質が劣化する。また、第2の偏光板4を液晶ライトバル
ブ3に貼り付ける際に液晶ライトバルブ3に力がかか
り、液晶ライトバルブ3の配向の不良につながる。また
第2の偏光板4もしくは液晶ライトバルブ3のどちらか
に不良が生じた時、どちらか一方のみを取り変えること
は困難なため、両方不良品として扱わざるを得ず、これ
らは投写型液晶表示装置にとって大問題である。
す通り第2の偏光板4の温度上昇が直接液晶ライトバル
ブ3に伝わる。この為、液晶ライトバルブ3の温度上昇
が著しくなるので、液晶ライトバルブ3の配向が乱れ画
質が劣化する。また、第2の偏光板4を液晶ライトバル
ブ3に貼り付ける際に液晶ライトバルブ3に力がかか
り、液晶ライトバルブ3の配向の不良につながる。また
第2の偏光板4もしくは液晶ライトバルブ3のどちらか
に不良が生じた時、どちらか一方のみを取り変えること
は困難なため、両方不良品として扱わざるを得ず、これ
らは投写型液晶表示装置にとって大問題である。
そこで、本発明はこのような問題点を解決するもの
で、その目的とするところは、第2の偏光板4及び液晶
ライトバルブ3の温度上昇を抑え、画質の劣化を防ぎ、
不良を少なくして、見やすく、光投写効率の高い低コス
トな投写型液晶表示装置を提供することにある。
で、その目的とするところは、第2の偏光板4及び液晶
ライトバルブ3の温度上昇を抑え、画質の劣化を防ぎ、
不良を少なくして、見やすく、光投写効率の高い低コス
トな投写型液晶表示装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、本発明第1の投写型液
晶表示装置は、光源からの光を変調する複数の液晶ライ
トバルブと、前記液晶ライトバルブにより変調された光
を合成するダイクロイックプリズムとを備えた投写型液
晶表示装置であって、それぞれの前記液晶ライトバルブ
と前記ダイクロイックプリズムの光入射面との間には偏
光板が設けられ、前記各偏光板は前記ダイクロイックプ
リズムの光入射面に固着され、前記各液晶ライトバルブ
は前記各偏光板から離して設置されていることを特徴と
する。
晶表示装置は、光源からの光を変調する複数の液晶ライ
トバルブと、前記液晶ライトバルブにより変調された光
を合成するダイクロイックプリズムとを備えた投写型液
晶表示装置であって、それぞれの前記液晶ライトバルブ
と前記ダイクロイックプリズムの光入射面との間には偏
光板が設けられ、前記各偏光板は前記ダイクロイックプ
リズムの光入射面に固着され、前記各液晶ライトバルブ
は前記各偏光板から離して設置されていることを特徴と
する。
本発明第2の投写型表示装置は、上記第1の投写型表
示装置において、前記各液晶ライトバルブを挟んで前記
ダイクロイックプリズムの光入射面とは反対の側に入射
側偏光板が設けられ、前記各液晶ライトバルブは前記各
入射側偏光板から離して設置されていることを特徴とす
る。
示装置において、前記各液晶ライトバルブを挟んで前記
ダイクロイックプリズムの光入射面とは反対の側に入射
側偏光板が設けられ、前記各液晶ライトバルブは前記各
入射側偏光板から離して設置されていることを特徴とす
る。
以下に本発明の1実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明の1実施例を表わす基本構成図を平面
的に示したものである。光源1Rを出射した光は、カラー
フィルタ7Rによって赤色光に、光源1Gを出射した光は、
カラーフィルタ7Gによって緑色光に、光源1Bを出射した
光はカラーフィルタ7Bによって青色光に波長選択され、
第一の偏光板2R2G2Bによってそれぞれ偏光を受ける。偏
光を受けた光は、液晶ライトバルブ3R3G3Bによってそれ
ぞれの色に対応した画像情報を得て、更に第2の偏光板
4R4G4Bを介してダイクロイックプリズム5に到達する。
ダイクロイックプリズムとは、それぞれの選択された光
を合成するダイクロイックミラーを斜辺にコーティング
したプリズムである。ここでRGB3色が合成され、カラー
画像として投写レンズ6より拡大投写され、前方のスク
リーン上に画像が投影される。この時、第2の偏光板4R
4G4Bはダイクロイックプリズムに貼り付けて固着してあ
るため、液晶ライトバルブ3R3G3Bは、直接第2の偏光板
4R4G4Bの温度上昇の影響を受けない。また、ダイクロイ
ックプリズム5の熱容量が多いため、第2の偏光板4R4G
4Bの温度上昇は抑えられる。更に、投写する画像を十分
に明るくする為には、それぞれの光学部品の透過効率を
高める必要があり、偏光板4R、4G、4Bとダイクロイック
プリズム5を粘着剤で貼り合せることによりそれぞれの
プリズム入射面の表面反射を防ぎ、透過効率を高めるこ
とができる。
第1図は、本発明の1実施例を表わす基本構成図を平面
的に示したものである。光源1Rを出射した光は、カラー
フィルタ7Rによって赤色光に、光源1Gを出射した光は、
カラーフィルタ7Gによって緑色光に、光源1Bを出射した
光はカラーフィルタ7Bによって青色光に波長選択され、
第一の偏光板2R2G2Bによってそれぞれ偏光を受ける。偏
光を受けた光は、液晶ライトバルブ3R3G3Bによってそれ
ぞれの色に対応した画像情報を得て、更に第2の偏光板
4R4G4Bを介してダイクロイックプリズム5に到達する。
ダイクロイックプリズムとは、それぞれの選択された光
を合成するダイクロイックミラーを斜辺にコーティング
したプリズムである。ここでRGB3色が合成され、カラー
画像として投写レンズ6より拡大投写され、前方のスク
リーン上に画像が投影される。この時、第2の偏光板4R
4G4Bはダイクロイックプリズムに貼り付けて固着してあ
るため、液晶ライトバルブ3R3G3Bは、直接第2の偏光板
4R4G4Bの温度上昇の影響を受けない。また、ダイクロイ
ックプリズム5の熱容量が多いため、第2の偏光板4R4G
4Bの温度上昇は抑えられる。更に、投写する画像を十分
に明るくする為には、それぞれの光学部品の透過効率を
高める必要があり、偏光板4R、4G、4Bとダイクロイック
プリズム5を粘着剤で貼り合せることによりそれぞれの
プリズム入射面の表面反射を防ぎ、透過効率を高めるこ
とができる。
以上説明したように本実施例によれば、従来液晶ライ
トバルブに貼り付けてあった第2の偏光板を、ダイクロ
イックプリズムに貼り付けるという簡単な方法で、液晶
ライトバルブ及び第2の偏光板の温度上昇を抑えること
ができる。従って第2の偏光板の熱変形が生じにくくな
り、画質の劣化を抑えることができる。また、従来のよ
うに、第2の偏光板を、液晶ライトバルブに貼り付けな
いため、液晶ライトバルブに余分な力がかからず、不良
数を少なくすることができる。さらに、第2の偏光板も
しくは液晶ライトバルブのどちらか一方に不良が生じた
時、従来は、両方不良品として扱わざるを得なかった
が、両者を分離したことによって、どちらか一方のみを
取り変えればよく、低コスト化につながるという絶大な
る効果がある。
トバルブに貼り付けてあった第2の偏光板を、ダイクロ
イックプリズムに貼り付けるという簡単な方法で、液晶
ライトバルブ及び第2の偏光板の温度上昇を抑えること
ができる。従って第2の偏光板の熱変形が生じにくくな
り、画質の劣化を抑えることができる。また、従来のよ
うに、第2の偏光板を、液晶ライトバルブに貼り付けな
いため、液晶ライトバルブに余分な力がかからず、不良
数を少なくすることができる。さらに、第2の偏光板も
しくは液晶ライトバルブのどちらか一方に不良が生じた
時、従来は、両方不良品として扱わざるを得なかった
が、両者を分離したことによって、どちらか一方のみを
取り変えればよく、低コスト化につながるという絶大な
る効果がある。
以上述べたように、本発明の投写型液晶表示装置によ
れば、それぞれの液晶ライトバルブの光入出射面側に設
けられた第1の偏光板、第2の偏光板が、それぞれの液
晶ライトバルブから離して設置されていることにより、
液晶ライトバルブに余分な力がかからず、不良数を少な
くすることができる。また、偏光板もしくは液晶ライト
バルブのどちらか一方に不良が生じた場合でも、いずれ
か一方を交換すれば良く、低コスト化につながるという
効果がある。
れば、それぞれの液晶ライトバルブの光入出射面側に設
けられた第1の偏光板、第2の偏光板が、それぞれの液
晶ライトバルブから離して設置されていることにより、
液晶ライトバルブに余分な力がかからず、不良数を少な
くすることができる。また、偏光板もしくは液晶ライト
バルブのどちらか一方に不良が生じた場合でも、いずれ
か一方を交換すれば良く、低コスト化につながるという
効果がある。
さらに、第1の偏光板、第2の偏光板が、それぞれの
液晶ライトバルブから離して設置されており、かつ、第
2の偏光板がダイクロイックプリズムの光入射面に貼り
付けられていることにより、液晶ライトバルブの温度上
昇を抑えることができる。さらにまた、本発明では、第
2の偏光板で発生した熱がプリズムに伝わるため、第2
の偏光板の温度上昇を防止することが可能となる。
液晶ライトバルブから離して設置されており、かつ、第
2の偏光板がダイクロイックプリズムの光入射面に貼り
付けられていることにより、液晶ライトバルブの温度上
昇を抑えることができる。さらにまた、本発明では、第
2の偏光板で発生した熱がプリズムに伝わるため、第2
の偏光板の温度上昇を防止することが可能となる。
第1図は、本発明の実施例を表わす基本構成図、第2図
は、従来例を示す基本構成図であって 図中の 1 1R、1G、1B……光源 2 2R、2G、2B……第1の偏光板 3 3R、3G、3B……液晶ライトバルブ 4 4R、4G、4B……第2の偏光板 5……ダイクロイックプリズム 6……投写レンズ 7R、7G、7B……カラーフィルタ
は、従来例を示す基本構成図であって 図中の 1 1R、1G、1B……光源 2 2R、2G、2B……第1の偏光板 3 3R、3G、3B……液晶ライトバルブ 4 4R、4G、4B……第2の偏光板 5……ダイクロイックプリズム 6……投写レンズ 7R、7G、7B……カラーフィルタ
Claims (1)
- 【請求項1】光源からの光を変調する複数の液晶ライト
バルブと、前記液晶ライトバルブにより変調された光を
合成するダイクロイックプリズムとを備えた投写型液晶
表示装置であって、 それぞれの前記液晶ライトバルブの光入射面側には第1
の偏光板が設けられ、 それぞれの前記液晶ライトバルブの光出射面側には第2
の偏光板が設けられ、 前記第1の偏光板、前記第2の偏光板は、それぞれの前
記液晶ライトバルブから離して設置され、かつ、前記第
2の偏光板は、前記ダイクロイックプリズムの光入射面
に貼り付けられていることを特徴とする投写型液晶表示
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63096221A JP3061275B2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 | 投写型液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63096221A JP3061275B2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 | 投写型液晶表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01267587A JPH01267587A (ja) | 1989-10-25 |
JP3061275B2 true JP3061275B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=14159181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63096221A Expired - Lifetime JP3061275B2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 | 投写型液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3061275B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5653522A (en) * | 1993-08-25 | 1997-08-05 | Kopin Corporation | Display panel mount for projection dislay system |
US5624174A (en) * | 1993-08-25 | 1997-04-29 | Kopin Corporation | Display panel mount for projection display system |
US5455678A (en) * | 1993-08-25 | 1995-10-03 | Kopin Corporation | Method for mounting light valves for projection display system |
KR20050015152A (ko) * | 2003-08-04 | 2005-02-21 | 삼성전자주식회사 | 프로젝터 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62109024A (ja) * | 1985-11-07 | 1987-05-20 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 画像投影用の液晶パネル組合せ構造 |
JP2714939B2 (ja) * | 1986-07-01 | 1998-02-16 | セイコーエプソン株式会社 | 投写型カラー表示装置 |
JPS6367979A (ja) * | 1986-09-10 | 1988-03-26 | Sony Corp | プロジエクタ |
-
1988
- 1988-04-19 JP JP63096221A patent/JP3061275B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01267587A (ja) | 1989-10-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |