JP3061007U - ペットボトル飲料用の氷 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷蔵されたペットボトル飲料を携帯する場
合、特に夏場においては短時間で暖まり、その味覚が落
ちてしまう。 【解決手段】 ペットボトル２０の飲み口２２から投入
する大きさの氷１２を、袋状又は容器状に形成した収納
体１０内に収納して構成する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、ペットボトル飲料を保冷するために用いる、ペットボトル飲料用 の氷に関するものである。

【０００２】

【考案が解決しようとする課題】

近年、ミネラルウォーターや清涼飲料水の容器としてペットボトルが普及して いる。このペットボトルは、ＰＥＴ樹脂をブロー成形して製作され、軽くて丈夫 で衛生的であることから、様々な飲料容器に使われている。こうしたペットボト ル入り飲料において、５００ミリリットル程度のペットボトルは冷蔵されて販売 され、携帯されることが多いが、特に夏場においては短時間で暖まり、その味覚 が落ちてしまう。

【０００３】 この考案は、こうした課題を解決することを目的とするもので、冷蔵されたペ ットボトル飲料を保冷するために用いる、ペットボトル飲料用の氷を提供するも のである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

この考案のペットボトル飲料用の氷は、かかる課題を解決するため、袋状又は 容器状に形成した収納体内に、ペットボトルの飲み口から投入する大きさの氷を 収納して構成するものである。

【０００５】

【考案の実施の形態】

以下に、この考案の実施の形態を図面の実施例に基づいて説明する。 図１は、この考案の最初の実施例で、ビニールなどの軟質シート材で、スティ ック形（筒状）の袋状に形成した収納体１０内に、ペットボトル２０の飲み口２ ２から投入する氷１２を収納したものである。この氷１２は、ペットボトル２０ の飲み口２２から投入することが可能な大きさに形成されている。収納体１０の 上端に近接した位置には、簡単に切り離すことができるように切割線１１が形成 されている。

【０００６】 このペットボトル飲料用の氷は、図３に示すように、切割線１１を切り離し、 ペットボトル２０の飲み口２２から氷１２を投入して用い、飲料をこの氷１２で 保冷する。

【０００７】 図２は、この考案の別の実施例で、収納体１０を、樹脂材で筒形容器状に形成 し、この収納体１０内に、ペットボトル２０の飲み口２２から投入する氷１２を 収納したものである。この収納体１０の上端にキャップ１３が取り付けられ、キ ャップ１３を取り外し、前例と同様にペットボトル２０の飲み口２２から氷１２ を投入して用いる。

【０００８】 この考案のペットボトル飲料用の氷は、ペットボトル２０の飲み口２２から投 入可能な大きさであれば、氷１２を、球、立方体、錐体のほか、動物、キャラク ター等の具象体など、任意の形状に形成することができる。また、氷１２に、繊 維質、ミネラル、ビタミン等の養分などを含ませて形成しても良い。さらに、収 納体１０の形状は筒状に限られるものではなく、デザイン、彩色を施し、趣を加 えて製作することもできる。

【０００９】

【考案の効果】

この考案は以上のように、袋状又は容器状に形成した収納体１０、内に収納し た氷１２を、ペットボトル２０の飲み口２２から投入することで、冷蔵された飲 料の味覚を夏場においても長く保つことができるものである。

【００１０】 また、小さなものであるからペットボトル２０とともに携帯して邪魔にならず 、簡単な構成であるから廉価に製作されるなどの効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の最初の実施例の斜視図。

【図２】他の実施例の斜視図。

【図３】使用状態を示す斜視図。

【符号の説明】

１０ 収納体 １２ 氷 ２０ ペットボトル ２２ 飲み口

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 袋状又は容器状に形成した収納体（１
   ０）内に、ペットボトル（２０）の飲み口（２２）から
   投入する大きさの氷（１２）を収納した、ペットボトル
   飲料用の氷。