JP3060575U - 固形石鹸 - Google Patents

固形石鹸

Info

Publication number
JP3060575U
JP3060575U JP1998010360U JP1036098U JP3060575U JP 3060575 U JP3060575 U JP 3060575U JP 1998010360 U JP1998010360 U JP 1998010360U JP 1036098 U JP1036098 U JP 1036098U JP 3060575 U JP3060575 U JP 3060575U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soap
solid
present
state
solid soap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1998010360U
Other languages
English (en)
Inventor
康策 中島
Original Assignee
名鋳産業合資会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 名鋳産業合資会社 filed Critical 名鋳産業合資会社
Priority to JP1998010360U priority Critical patent/JP3060575U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3060575U publication Critical patent/JP3060575U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detergent Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使い古した石鹸を収容部に固着させた状態で
新しい石鹸と共に使用することができ、最後まで効率よ
く使用することができる固形石鹸を提案する。 【解決手段】 固形石鹸1の上面若しくは下面、又は上
下両面に、使い古した石鹸3を収容可能な収容部2を設
けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、使い古した石鹸を収容部に固着させた状態で新しい石鹸と共に使用 することができ、最後まで効率よく使用することができる固形石鹸に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、手や身体を洗浄するために各種形状の固形石鹸が用いられている。 これら従来の固形石鹸は、その多くが表面が緩やかな凸面状であり、その表面に 商標等のマークが溝として刻印されているものも知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の固形石鹸は最後まで効率よく使用することができるよう なものではなかった。即ち、固形石鹸は使用を重ねる毎に次第に薄肉になり、や がては扁平状から薄い板状になって使用しにくくなり、著しく強度が低下して手 の力で容易に変形したり折れたりして急激に消費されていた。或いは薄板状にな った石鹸が石鹸箱内にて湯水に溶け、廃棄したり、ドロドロのスラリー状になっ て浴室や洗面所の床へ漏れたり、排水溝を通じて屋外へ排出されていた。さらに スラリー状になった石鹸が浴室或いは洗面所の床等に付着すると、床面が滑り易 くなるので、人がそこで滑って転倒し、大きな事故が発生したりすることが危惧 される。
【0004】 そこで、薄板状になった石鹸を新しい石鹸の表面に付着させたり、網状の袋材 の中に薄板状になった石鹸を入れて吊すなどして最後まで使う試みもなされてい るが、十分な効果は得られない。何故なら、新しい石鹸は前述のように表面が凸 面状に形成されているので、薄板状の石鹸が十分に固着できず、使用に際して簡 単に剥がれ落ちてしまっていた。なお、前述のように商標等のマークが溝として 形成されているものもあるが、接触面積が向上することによる接合強度の上昇は 極めて軽微なものに過ぎなかった。また、網状の袋材に入れて湯水との常時の接 触を回避しても、使用する際には手で揉んだりすることで容易に軟化、変形して 結局極めて短時間でなくなってしまうものであった。
【0005】
【課題を解決するために手段】
本考案は前記に鑑み提案されたものであって、固形石鹸の上面若しくは下面、 又は上下両面に、使い古した石鹸を収容可能な収容部を設けたことを特徴とする 固形石鹸に関するものである。
【0006】
【作用】
前記構成を有する本考案の固形石鹸は、使い古した石鹸を収容部に固着させた 状態で新しい石鹸と共に使用することができ、最後まで効率よく使用することが できる。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案の固形石鹸について、図示実施例に基づいて以下に詳細に説明する。
【0008】 本考案の固形石鹸1は、図1に示す実施例では長方形板状に形成し、図2に示 す実施例では楕円板状に形成したが、特に限定するものではなく、その他、円板 状などどのような形状でも良く、任意の形状に成形することができる。 そして、図1の実施例では断面長方形状の浅い溝が、図2の実施例では断面楕 円形状の浅い溝が、それぞれその表面に形成されている。この浅い溝が使い古し た石鹸を収納可能な収容部2である。その収納部2の形状についても特に限定す るものではなく、任意の形状に形成することができるが、固着当初は十分な固着 強度に達していないので、ズレ動いたとしても剥離しないように側壁が立面状の 窪み形状が望ましい。また、図面の実施例では収容部2を上面のみに形成してい るが、上下両面に形成するようにしてもよい。 なお、商標等のマークを刻印する場合には、収容部2の底面に設けるようにし ても良い。
【0009】 図3〜図6は、前記収容部2に使い古した石鹸3を収容して一体に固着する状 態を示したものである。 まず、図3及び図4に示すように使い古した石鹸3を本考案の固形石鹸1の収 容部2にあてがい(図3)、張り付ける(図4)。このとき、使い古した石鹸3 及び固形石鹸1の両方が乾燥している場合、その表面に湯水を少し付けておくこ とが望ましい。 次に、図5に示すように張り付けた使い古した石鹸3の上面に手4をあてがっ て押し付ける。 こうして図6に示すように使い古した石鹸3と本考案の固形石鹸1とを一体に 固着することができ、極めて簡単な操作であるため、老若男女が容易に実施する ことができる。
【0010】 使い古した石鹸3は、背後を固形石鹸1に保護された状態となるので、通常の 使用に際して従来のように変形したり折れたりして異常に石鹸が消費されるよう なこともなく、最後まで効率よく使用することができる。 また、こうして一体化した固形石鹸1が使用を重ねる毎に次第に薄肉になった 後には、新たな固形石鹸1に対して再度同様な手順を繰り返して行えば良い。
【0011】 なお、使い古した石鹸3については、あまり無理して極端に薄肉になったもの を用いるよりは、それより以前で少し使いにくいと感じた時点で本考案の固形石 鹸1と固着させるようにした方がよい。
【0012】 以上本考案を図面の実施例に基づいて説明したが、本考案は前記実施例に限定 されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載の構成を変更しない限りど のようにでも実施することができる。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の固形石鹸は、使い古した石鹸を収容部に固着させ た状態で新しい石鹸と共に使用することができ、最後まで効率よく使用すること ができる。 即ち、固形石鹸の形状に関係なく使い古して薄板状になった石鹸を元の新しい 石鹸の形状に近い状態へ容易に復帰させることができる。 また、使い古して薄板状になった石鹸を本考案の固形石鹸に固着する操作は極 めて簡単であり、年齢に関係なく、老若男女が容易に使い古した石鹸を未使用状 態に近い状態の固形石鹸へ戻すことができ、これを新品同様に再使用することが できる。 したがって、固形石鹸を捨てることなく、最後まで使い切ることができる。 そのため、多数回使用して薄板状になって著しく強度が低下した石鹸を従来で はそのまま無理に使用して変形したり折れたりして急速に消費されていたが、こ れらを解消して適正に効率よく使用することができる。 また、従来は湯水を吸収してスラリー状になった石鹸の廃棄したり、ドロドロ のスラリー状になって浴室や洗面所の床への漏れたり排出されていたりしたが、 これらも解消できる。さらに、スラリー状態になった石鹸の浴室や洗面所への付 着がなくなるので、そこでの人の転倒による大きな事故の発生も防止することが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本考案の固形石鹸の一例を示す斜視図、
(b)側断面図である。
【図2】(a)本考案の固形石鹸の別の一例を示す斜視
図、(b)側断面図である。
【図3】使い古した石鹸を本考案の固形石鹸の収容部に
あてがう状態を示す側断面図である。
【図4】使い古した石鹸を本考案の固形石鹸の収容部に
張り付ける状態を示す側断面図である。
【図5】張り付けた使い古した石鹸の上面に手をあてが
って押し付ける状態を示す側断面図である。
【図6】使い古した石鹸が本考案の固形石鹸の収容部に
一体に固着された状態を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 固形石鹸 2 収容部 3 使い古した石鹸 4 手

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固形石鹸の上面若しくは下面、又は上下
    両面に、使い古した石鹸を収容可能な収容部を設けたこ
    とを特徴とする固形石鹸。
JP1998010360U 1998-12-28 1998-12-28 固形石鹸 Expired - Lifetime JP3060575U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998010360U JP3060575U (ja) 1998-12-28 1998-12-28 固形石鹸

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998010360U JP3060575U (ja) 1998-12-28 1998-12-28 固形石鹸

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3060575U true JP3060575U (ja) 1999-09-07

Family

ID=43194389

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1998010360U Expired - Lifetime JP3060575U (ja) 1998-12-28 1998-12-28 固形石鹸

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3060575U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09294664A (ja) * 1996-05-02 1997-11-18 Seitai Energ Kenkyukai:Kk 飲料容器等の受台

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09294664A (ja) * 1996-05-02 1997-11-18 Seitai Energ Kenkyukai:Kk 飲料容器等の受台

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4965008A (en) Bar of soap having a recessed portion for receiving another, used, piece of soap
JP3060575U (ja) 固形石鹸
US4422546A (en) Soap dish
EP0288149A2 (en) Improvements in or relating to soap tablets
TW541219B (en) Fastening device for polishing paper cloth
JP3066716U (ja) 固形石鹸
EP0518974A4 (en) An improved soap cake
CN217852668U (zh) 一种香皂盒
JPH028300A (ja) 固形石けん
US3560101A (en) Disposable swab and holder
US3108392A (en) Soap guards
AU651815B2 (en) An improved soap cake
JPS584822Y2 (ja) 固形洗剤用容器
KR200229556Y1 (ko) 비누 받침대
CN217659493U (zh) 一种用于皂体起泡的皂盒
JPH049908Y2 (ja)
JPH0925500A (ja) 固形石鹸
JP4309507B2 (ja) パウダー容器
RU2142000C1 (ru) Способ безотходного употребления куска мыла и кусок мыла для его реализации
JPS5923012Y2 (ja) 印肉容器
JP2002363600A (ja) 凹みを設けた石鹸
JP3895499B2 (ja) 積層合成樹脂製容器本体
JP3048629U (ja) 固形石鹸
JP2001329299A (ja) 接着できる固形石けん
KR100576784B1 (ko) 닦아내는 물품