JP3060418U - カレンダー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 日付や曜日、祝祭日等の区別と時間の掌握を
行わせやすく、教育性や娯楽性を有するカレンダーの提
供。 【解決手段】 本考案のカレンダーは、台紙或いは台板
に、日付の数字が印刷されたシールが貼られ、台紙或い
は台板の各シール貼着面に、各種の文字や図形が印刷さ
れている。本考案は、使用者が毎日シールを剥がすこと
で、時間を掌握することができ、またシールを剥がした
後に出現する文字或いは図形により毎日学習する効果を
提供しうる。上記シールは、月や日付の別や、平日と週
休二日、祭日の別に応じて異なる異なる色や形状を以て
設けられ、それにより使用者の注意を促し区別を行いや
すくする効果を提供するようにしてある。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種のカレンダーに関し、台紙或いは台板に異なる色及び形状の剥が せる日付シールが貼られ、台紙或いは台板の日付シールを剥がした所に学習すべ き文字や図形が設けられて、教育効果を有する年間カレンダーに関する。

【０００２】

【従来の技術】

一般に見られるカレンダーには、図１のように、台紙に１２か月分の日付が印 刷されたものがあるが、これは僅かに日付と曜日を表示する機能を有するのみで 、教育効果や娯楽性を有してはいなかった。また、このようなカレンダーは日め くり式のカレンダーと異なり、明確に日付の掌握を行わせることができず、この ことが長く業者及び消費者にとって問題とされていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、毎日剥がすシールを貼設した年間カレンダーを提供し、消費者がこ のシールを毎日剥がすことで、過ぎた日々と将来の日々とを区別できるようにし 、並びに消費者に啓蒙、学習、娯楽及び教育の効果を提供し、また日付を確実に 掌握させることで時間の大切さを知らしめることができるようにすることを課題 としている。

【０００４】 本考案は上述の毎日剥がすシールを貼設した年間カレンダーにおいて、月の違 いと日付の違い及び週休二日或いは祭日を、異なる色、形状のシールを使用する ことで、消費者が明確に区別できるようにし、特に子供が楽しく時間の間隔を身 につけると共に、シールを剥がした後に出現する文字或いは図形により学習が行 えるようにし、また、剥がした後のシールを文献の整理やシール用途或いは子供 のシール遊びに用いることができるようにすることを課題としている。

【０００５】

【課題を解決するための手段】 請求項１の考案は、カレンダーの台紙又は台板１に、年と月を示す数字と曜日 を示す文字が印刷され、該台紙又は台板に、日付の数字が印刷されたシールが貼 られ、台紙或いは台板の各シール貼着面に、各種の文字や図形が印刷されてなる 、カレンダーとしている。

【０００６】 請求項２の考案は、上記シールが任意の形状、色、配列形式を有するものとさ れたことを特徴とする、請求項１に記載のカレンダーとしている。

【０００７】 請求項３の考案は、上記シールが、重複着脱可能な粘着剤を以て台紙又は台板 に貼着してあることを特徴とする、請求項１に記載のカレンダーとしている。

【０００８】

【考案の実施の形態】

本考案のカレンダーは、台紙或いは台板に、日付の数字が印刷されたシールが 貼られ、台紙或いは台板の各シール貼着面に、各種の文字や図形が印刷されてい る。本考案は、使用者が毎日シールを剥がすことで、時間を掌握することができ 、またシールを剥がした後に出現する文字或いは図形により毎日学習する効果を 提供しうる。上記シールは、月や日付の別や、平日と週休二日、祭日の別に応じ て異なる異なる色や形状を以て設けられ、それにより使用者の注意を促し区別を 行いやすくする効果を提供する。

【０００９】

【実施例】

図２に示されるように、本考案は、年数字１３、月数字１４、曜日１５を印刷 してあるカレンダーの台紙又は台板１に、日付を代表する数字１１１、１２１を 設けてあるシール１１、１２が貼られ、月毎に異なる色のシールが貼られ、また 平日と休日、即ち週休二日及び祝祭日で円形シール１１と方形シール１２が使い 分けられている。使用者は毎日、その日付に対応するシールを剥がすことで、過 去と現在及び未来を掌握でき、時間の大切さを実感できる。また、シールの色、 形の違いにより、剥がす楽しみが味わえる。シールの色、形状は各種変化が可能 である。

【００１０】 また、上記シールは、重複着脱可能な粘着剤を以て台紙又は台板に貼着してあ り、剥取後に、他物品のシール用途或いは文献整理用のラベル或いは子供のシー ル遊び等に再利用可能である。

【００１１】 カレンダーの製品としての付加価値を増すために、本考案では、各日付シール １１、１２に対応する台紙又は台板１のシール貼着面に、文字１６、英文字１７ 、図形１８等が設けられる。この台紙又は台板１のシール貼着面に設けられるも のは、使用者の必要に応じて各種変化が可能である。

【００１２】 図３に示されるのは、本考案の一つの実施例であり、台紙又は台板１のシール 貼着面に文字１６が設けられている。この実施例は漢文による経典の教えが記載 されている。週休二日及び祝祭日は日付数字１２１を印刷した方形シール１２を 以て示され、平日は日付数字１１１を印刷した円形シール１１を以て示されてい る。

【００１３】 続いて、図４は本考案のもう一つの実施例を示す。カレンダーの台紙又は台板 １のシール貼着面には英文字１７が印刷されている。その配列はアルファベット 順であっても、或いは単語や文章を表示するものであってもよい。このように本 考案は楽しく学習させる効果を提供しうる。

【００１４】 また、図５に示される実施例では、台紙又は台板１のシール貼着面に図形１８ が印刷されている。この実施例では台湾の音声記号が記されている。

【００１５】 さらに、図６に示される実施例では台紙又は台板１のシール貼着面に漢詩１９ が印刷されている。

【００１６】

【考案の効果】

本考案のカレンダーは、台紙或いは台板に、日付の数字が印刷されたシールが 貼られ、台紙或いは台板の各シール貼着面に、各種の文字や図形が印刷されてい る。本考案は、使用者が毎日シールを剥がすことで、時間を掌握することができ 、またシールを剥がした後に出現する文字或いは図形により毎日学習する効果を 提供しうる。上記シールは、月や日付の別や、平日と週休二日、祭日の別に応じ て異なる異なる色や形状を以て設けられ、それにより使用者の注意を促し区別を 行いやすくする効果を提供するようにしてある。

【図面の簡単な説明】

【図１】従来のカレンダーの平面図である。

【図２】本考案の斜視図である。

【図３】本考案の実施例である。

【図４】本考案の別の実施例である。

【図５】本考案のさらに別の実施例である。

【図６】本考案のさらにまた実施例である。

【符号の説明】

１ 台紙又は台板 １１ 円形シール １１１ 日付数字 １２ 方形シール １２１ 日付数字 １３ 年数字 １４ 月数字 １５ 曜日 １６ 文字 １７ 英文字 １８ 図形 １９ 漢詩

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 カレンダーの台紙又は台板１に、年と月
   を示す数字と曜日を示す文字が印刷され、該台紙又は台
   板に、日付の数字が印刷されたシールが貼られ、台紙或
   いは台板の各シール貼着面に、各種の文字や図形が印刷
   されてなる、カレンダー。
2. 【請求項２】 上記シールが任意の形状、色、配列形式
   を有するものとされたことを特徴とする、請求項１に記
   載のカレンダー。
3. 【請求項３】 上記シールが、重複着脱可能な粘着剤を
   以て台紙又は台板に貼着してあることを特徴とする、請
   求項１に記載のカレンダー。