JP3059917U - 販売促進用表示装置 - Google Patents
販売促進用表示装置Info
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- JP3059917U JP3059917U JP1998010014U JP1001498U JP3059917U JP 3059917 U JP3059917 U JP 3059917U JP 1998010014 U JP1998010014 U JP 1998010014U JP 1001498 U JP1001498 U JP 1001498U JP 3059917 U JP3059917 U JP 3059917U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 POP物品類等の広告物に簡単に取り付ける
ことができ、且つ、その広告物を視覚的にも変化に富ん
だものとして表示し、購買者に購買意欲を強く訴えるこ
とができる、販売促進用表示装置を提供する。 【解決手段】 販売促進用表示装置10は、ケース12
を含む。ケース12は、その上面部に光センサQ6 を有
し、その正面部に発光手段D2 を有する。ケース12内
には、電気回路を具備する基板および電気回路の電源と
なるたとえば乾電池が配設される。電気回路は、発光手
段D2 を長周期間隔で複数回点滅発光させる。ケース1
2は、商品購買意欲を促進させる広告体20に取り付け
られ、表示部26を視覚的に強調する。
ことができ、且つ、その広告物を視覚的にも変化に富ん
だものとして表示し、購買者に購買意欲を強く訴えるこ
とができる、販売促進用表示装置を提供する。 【解決手段】 販売促進用表示装置10は、ケース12
を含む。ケース12は、その上面部に光センサQ6 を有
し、その正面部に発光手段D2 を有する。ケース12内
には、電気回路を具備する基板および電気回路の電源と
なるたとえば乾電池が配設される。電気回路は、発光手
段D2 を長周期間隔で複数回点滅発光させる。ケース1
2は、商品購買意欲を促進させる広告体20に取り付け
られ、表示部26を視覚的に強調する。
Description
【0001】
本願考案は、販売促進用表示装置に関し、特に、新商品,注目商品等の購買時 に、顧客の商品購買意欲を促進させるために、たとえばPOP物品類等の広告物 に適宜取り付けられ、顧客の商品に対する注目度を高めることができる、販売促 進用表示装置に関する。
【0002】
本願考案の背景となり、且つ、本願考案が適宜適用され得る従来の販売促進用 の広告物としては、たとえば形,色彩およびコピー(広告文)またはそれらの組 み合わせだけのPOP類等が多く見受けられる。
【0003】
しかしながら、従来の販売促進用の広告物では、独自性がなく変化に乏しいの が実情である。この場合、商品が陳列される小売店頭での所謂POP物品類の競 合では、メーカー主導型の標準的なものが多く、問屋レベルで作製されるPOP 類もそのほとんどが画一的なものとなっている。すなわち、従来の販売促進用の 広告物では、購買時における顧客への注目度を上げて商品の購買意欲を高める働 きが不十分なものであった。 このような状況下の中でも、その店、その地域の特色を生かして、所謂、対面 販売ではなく、陳列展示販売等の商取引において、購買意欲を上げるための顧客 へのアプローチには、POP物品類等の販売促進用の広告物の重要性が益々高く なってきている。 そして、現場のセールスマンおよび小売店などからは、商品や小売店の事情等 に応じて、つまり、ケースバイケースに応じて、セールスマンおよび小売店各自 が自ら工夫してPOP物品類等の広告物に適宜簡単に取り付けることができ、且 つ、その広告物を視覚的にも変化に富んだものとして表示し、購買者に購買意欲 を強く訴えることができる販売促進用表示装置が切望されている。
【0004】 それゆえに、本願考案の主たる目的は、POP物品類等の広告物に簡単に取り 付けることができ、且つ、その広告物を視覚的にも変化に富んだものとして表示 し、購買者に購買意欲を強く訴えることができる、販売促進用表示装置を提供す ることである。
【0005】
請求項1にかかる本願考案は、販売促進物品,広告物品等、商品購買意欲を促 進させる物品に適宜取り付けられる販売促進用表示装置であって、発光手段と、 発光手段を長周期間隔で複数回点滅発光させる電気回路とを含む、販売促進用表 示装置である。 請求項2にかかる本願考案は、請求項1にかかる販売促進用表示装置において 、電気回路が、比較的長い周期を有する第1の無安定マルチバイブレータと、比 較的短い周期を有する第2の無安定マルチバイブレータと、第1の無安定マルチ バイブレータおよび第2の無安定マルチバイブレータを接続するスイッチングト ランジスタとを含み、発光手段は、第2の無安定マルチバイブレータに接続され 、第1の無安定マルチバイブレータには、発光手段を作動させるホトトランジス タまたはホトダイオード等の光センサとが接続されるものである。 請求項3にかかる本願考案は、請求項2にかかる販売促進用表示装置において 、第1の無安定マルチバイブレータのトランジスタには、スイッチングトランジ スタのベース抵抗と、ショットキーダイオードが接続され、第1の無安定マルチ バイブレータが1回作動した時に、第2の無安定マルチバイブレータが複数回作 動して、前記発光手段が複数回点滅発光するものである。 請求項4にかかる本願考案は、請求項2または請求項3にかかる販売促進用表 示装置において、第1の無安定マルチバイブレータと第2の無安定マルチバイブ レータとが、それぞれ、2つのトランジスタを固定抵抗,電解コンデンサを介し てループ状に接続した回路により構成されるものであって、第1の無安定マルチ バイブレータの一方のトランジスタのベース側と電池等の電源の陽極側との間に 光センサが接続され、第1の無安定マルチバイブレータの他方のトランジスタの コレクタ側と第2の無安定マルチバイブレータの一方のトランジスタのコレクタ 側との間にスイッチングトランジスタが接続され、第2の無安定マルチバイブレ ータの他方のトランジスタのコレクタ側とスイッチングトランジスタのコレクタ 側との間に、LED発光ダイオードからなる発光手段が接続され、スイッチング トランジスタのベース抵抗と、第1の無安定マルチバイブレータの他方のトラン ジスタのコレクタに固定抵抗を介して接続されたショットキーダイオードとが接 続され、第1の無安定マルチバイブレータの2つのトランジスタと第2の無安定 マルチバイブレータの2つのトランジスタとは、それぞれ、電源の陰極側に接続 されるものである。 請求項5にかかる本願考案は、その一方主面側に文字,図柄,模様,広告文等 の表示部が形成され、その他方主面側に請求項1ないし請求項4のいずれかにか かる販売促進用表示装置が取り付けられ、表示部の少なくとも一部が点滅発光さ れる、広告体である。 電気回路が作動することにより、発光手段が、長周期間隔で複数回点滅発光す るため、購買者に視覚的変化に富んだ表示が可能となり、購買者の購買意欲を強 く刺激することが可能となる。 ホトトランジスタ,ホトダイオード等の光センサは、光の信号を感知してそれ を電気信号に変換する。夜間や消灯時など光が感知されない場合、第1の無安定 マルチバイブレータの1つのトランジスタのベース電流がほぼ零になるので、そ のトランジスタのコレクタ電流もほぼ零になり作動しない。そのため、第1の無 安定マルチバイブレータおよび第2の無安定マルチバイブレータを接続するスイ ッチングトランジスタが作動せず、第2の無安定マルチバイブレータも作動しな い。 第1の無安定マルチバイブレータおよび第2の無安定マルチバイブレータの周 期の違いにより、第1の無安定マルチバイブレータが比較的長い周期で1動作す ると、第2の無安定マルチバイブレータのLED発光ダイオード等の発光手段は 、複数回の点滅発光が繰り返される。 ショットキーダイオードは、スイッチングトランジスタのベース電流の逆流を 防止し、第2の無安定マルチバイブレータの周期に悪影響を与えないようにして いる。ベース抵抗は、スイッチングトランジスタを駆動させる機能を有し、第1 の無安定マルチバイブレータの1つのトランジスタがオン状態のとき、スイッチ ングトランジスタもオン状態になる。 電気回路の電源として乾電池等の電池を用いた場合、装置自体の小型化,軽量 化が図られるため、広告物品等への取り付けも簡単となる。
【0006】 本願考案の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行 う以下の考案の実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0007】
図1は、本願考案にかかる販売促進用表示装置の一例を示す図解図であり、図 2は、その回路図である。 販売促進用表示装置10は、ケース12を含む。ケース12には、電気回路1 4を具備した基板(図示せず)および電気回路14の電源VB としてのたとえば 2つのアルカリマンガン単4形の乾電池などが配設される。基板には、トランジ スタQ1 ,Q2 ,Q3 ,Q4 ,スイッチングトランジスタQ5 、ホトトランジス タQ6 、電解コンデンサC1 ,C2 ,C3 ,C4 ,C5 、固定抵抗R1 ,R2 , R3 ,R4 ,R5 ,R6 ,R7 ,R8 ,R9 ,R10、ショットキーダイオードD 1 およびLED発光ダイオードD2 が、たとえば図2に示すような回路構成を有 するように配設される。この場合、ホトトランジスタQ6 は、光を感知すること ができる位置、たとえばケース12の上面部から露出するように配設される。ま た、LED発光ダイオードD2 は、ケース12のたとえば正面部から露出するよ うに配設される。ケース12の背面部からは、乾電池のリード端末がテープ等の 固着手段により巻かれて絶縁され、出されている。
【0008】 電気回路14は、図2に示すように、第1の無安定マルチバイブレータ16お よび第2の無安定マルチバイブレータ18を含む。第1の無安定マルチバイブレ ータ16は、トランジスタQ1 ,Q2 を固定抵抗R1 ,R2 ,R3 ,R4 および 電解コンデンサC2 ,C3 などを介してループ状に接続した回路により構成され る。同様に、第2の無安定マルチバイブレータ18は、トランジスタQ3 ,Q4 を固定抵抗R6 ,R7 ,R8 ,R9 および電解コンデンサC4 ,C5 などを介し てループ状に接続した回路により構成される。トランジスタQ1 ,Q2 ,Q3 , Q4 は、NPNトランジスタで形成される。
【0009】 トランジスタQ1 のエミッタは、乾電池の陽極側に接続される。トランジスタ Q1 のコレクタは、固定抵抗R1 を介して、乾電池の陽極側に接続される。また 、トランジスタQ1 および固定抵抗R1 の直列回路と並列に電解コンデンサC1 が接続される。トランジスタQ1 のベースには、ホトトランジスタQ6 が固定抵 抗R2 を介して接続される。ホトトランジスタQ6 のエミッタは固定抵抗R2 に 接続され、ホトトランジスタQ6 のコレクタは乾電池の陽極側に接続される。
【0010】 ホトトランジスタQ6 のコレクタには、スイッチングトランジスタQ5 が接続 される。スイッチングトランジスタQ5 は、PNPトランジスタで形成され、そ のエミッタがホトトランジスタQ6 のコレクタと接続される。スイッチングトラ ンジスタQ5 のベースには、固定抵抗R5 を介して、トランジスタQ2 のコレク タが接続される。
【0011】 トランジスタQ2 のコレクタには、ショットキーダイオードD1 が接続される 。ショットキーダイオードD1 のカソードとトランジスタQ2 のコレクタとが接 続される。ショットキーダイオードD1 のアノードは、固定抵抗R4 を介して、 ホトトランジスタQ6 のコレクタと接続される。また、ショットキーダイオード D1 のアノードは、電解コンデンサC3 を介して、トランジスタQ1 のベースに 接続される。
【0012】 スイッチングトランジスタQ5 のコレクタには、固定抵抗R6 を介して、トラ ンジスタQ3 のコレクタが接続される。トランジスタQ3 のエミッタは、乾電池 の陰極側に接続される。トランジスタQ3 のベースは、固定抵抗R7 を介して、 スイッチングトランジスタQ5 のコレクタに接続される。また、トランジスタQ 3 のベースは、電解コンデンサC4 を介して、LED発光ダイオードD2 のカソ ードに接続される。LED発光ダイオードD3 のアノードは、固定抵抗R10を介 して、スイッチングトランジスタQ5 のコレクタに接続される。
【0013】 トランジスタQ3 のコレクタには、電解コンデンサC5 を介して、トランジス タQ4 のベースに接続される。また、トランジスタQ4 のベースは、固定抵抗R 8 を介して、スイッチングトランジスタQ5 のコレクタに接続される。トランジ スタQ4 のエミッタは、乾電池の陰極側に接続される。トランジスタQ4 のコレ クタは、固定抵抗R9 を介して、スイッチングトランジスタQ5 のコレクタに接 続される。また、トランジスタQ4 のコレクタは、LED発光ダイオードD2 の カソードに接続される。
【0014】 上述の電気回路14では、ホトトランジスタQ6 が光センサとしての機能を有 し、LED発光ダイオードD2 が発光手段としての機能を有する。第1の無安定 マルチバイブレータ16および第2の無安定マルチバイブレータ18は、所謂、 し張発振回路の機能を有し、LED発光ダイオードD2 を一定の周期で複数回点 滅させるものである。
【0015】 電解コンデンサC1 は、乾電池が消耗してきた場合に、乾電池の内部インピー ダンスを低下させる機能を有する。ホトトランジスタQ6 は、昼間は第1の無安 定マルチバイブレータ16を作動させ、夜間または消灯時には、第1の無安定マ ルチバイブレータ16を停止させるものである。固定抵抗R5 は、スイッチング トランジスタQ5 を安定して駆動させるベース抵抗であって、トランジスタQ2 がオンのとき、スイッチングトランジスタQ5 もオンとなる。固定抵抗R10は、 LED発光ダイオードD2 に流れる電流を規格許容値に押さえる機能を有する。 固定抵抗R10を設けないと、LED発光ダイオードD2 に過大電流が流れて破損 する恐れがある。
【0016】 この電気回路14では、スイッチングトランジスタQ5 によりLED発光ダイ オードD2 を点滅発光させるための点滅電流を第1の無安定マルチバイブレータ 16に安定して供給し、且つ、第1の無安定マルチバイブレータ16の周期に影 響を与えないようにするため、スイッチングトランジスタQ5 のベースに固定抵 抗R5 (ベース抵抗)が接続され、さらに、固定抵抗R5 にショットキーダイオ ードD1 が接続されている。すなわち、ショットキーダイオードD1 は、スイッ チングトランジスタQ5 へのベース電流の逆流を防止している。しかも、電圧降 下の小さいショットキーダイオードD1 を用いることによって、乾電池の電圧が 低電圧になるまで長時間用いることが可能となる。言い換えると、ショットキー ダイオードD1 は、スイッチングトランジスタQ5 のスイッチング速度の改善機 能を有するものである。
【0017】 この電気回路14では、第1の無安定マルチバイブレータ16のトランジスタ Q1 ないしQ2 のいずれか一方のベース電流をほぼ零にすると、そのトランジス タのコレクタ電流もほぼ零となる。そのため、スイッチングトランジスタQ5 が 作動せず、第2の無安定マルチバイブレータ18も作動しない。
【0018】 また、この電気回路14では、第2の無安定マルチバイブレータ18が第1の 無安定マルチバイブレータ16のトランジスタQ2 に同期して作動し、且つ、第 1の無安定マルチバイブレータ16の作動周期が第2の無安定マルチバイブレー タ18の作動周期よりも長く形成されている。そのため、第1の無安定マルチバ イブレータ16のトランジスタQ1 ,Q2 が、図3(B)に示すように、比較的 長い作動周期T1 で1回作動すると、第2の無安定マルチバイブレータ18のL ED発光ダイオードD2 は、図3(A),(B)に示すように、トランジスタQ 2 がオンのときに、作動周期T2 で点滅発光する。
【0019】 すなわち、単一の無安定マルチバイブレータだけでは、第1の無安定マルチバ イブレータ16のトランジスタQ1 ,Q2 の作動周期T1 中に、トランジスタQ 2 がオンとなり、LED発光ダイオードD2 が1回だけ点灯するだけであるが、 本実施例では、比較的作動周期の長い第1の無安定マルチバイブレータ16と、 比較的作動周期の短い第2の無安定マルチバイブレータ18とを組み合わせた無 安定マルチバイブレータを構成するため、図3(A),(B)に示すように、ト ランジスタQ2 がオンのとき、トランジスタQ4 のオン,オフが2回繰り返され る。したがって、LED発光ダイオードD2 は、図3(A)に示すように、2回 点滅発光するものである。
【0020】 なお、第1の無安定マルチバイブレータ16の作動周期および第2の無安定マ ルチバイブレータ18の作動周期適宜調整することによって、LED発光ダイオ ードD2 をたとえば2回以上点滅発光させるようにしてもよい。また、光センサ としては、ホトトランジスタ以外に、ホトダイオードなどの他の手段を用いても よい。さらに、発光手段としては、LED発光ダイオード以外に、ランプなどの 他の手段を用いてもよい。
【0021】 本願考案にかかる販売促進用表示装置10は、たとえば図4,図5に示すよう に、所望の広告体20に適宜取り付けられる。広告体20は、POP物品類等を 含む。広告体20の正面部には、キャッチフレーズ,広告文(コピー)等の表示 部22が形成されている。 販売促進用表示装置10を広告体20に取り付ける場合、例えば、先ず、広告 体20の正面部に販売促進用表示装置10のLED発光ダイオードD2 を露出さ せるために、広告体20の所定の位置にカッター等で貫通孔24が開けられる。 次に、広告体20の背面部よりケース12が接着剤,粘着テープ等の取着手段に より取り付けられる。そして、乾電池のリードを配線することにより、販売促進 用表示装置10が簡単に広告体20に取り付けられる。
【0022】 なお、販売促進用表示装置10は、たとえば図4,図5に示された広告体20 に限らず、たとえば図6に示すように、その一方主面側に図柄,文字等を組み合 わせた表示部26が形成された広告体20にも適用される。また、この販売促進 用表示装置10は、商品に適した種々の広告宣伝デザインを有する吊り下げ形式 の広告体やスタンド形式の広告体にも適宜用いられる。いずれにしても、図4, 図5および図6に示すように、広告体20の強調したいポイントにLED発光ダ イオードD2 を露出させるようにして取り付けるものである。
【0023】 本実施例の販売促進用表示装置10が取り付けられたPOP物品等の広告体2 0は、広告宣伝デザインをLED発光ダイオードD2 を長周期間隔で複数回点滅 発光させることにより視覚的に変化に富んだアピールができ、小売店頭等での広 告体20の注目度を上げることができる。そのため、商品に対する顧客の購買意 欲を高めることができる。しかも、販売促進用表示装置10の構造が簡単で小型 軽量なものとなっているので、販売促進用表示装置10を容易に所望の広告体2 0に取り付けることができる。したがって、セールスマン等のPOP技術の向上 にも極めて貢献するものである。さらに、この販売促進用表示装置10が取り付 けられた広告体20は、電気回路14の構成により、昼間は作動し、夜間ないし 消灯時には作動せず、不作動時の乾電池の消耗電流も極力小さくすることができ る。そのため、乾電池の寿命も長くすることができ、たとえば3か月程度の間に わたってメンテナンス無しで用いることができる。
【0024】
本願考案によれば、POP物品類等の広告物に簡単に取り付けることができ、 且つ、その広告物を視覚的にも変化に富んだものとして表示し、購買者に購買意 欲を強く訴えることができる、販売促進用表示装置が得られる。
【図1】本願考案にかかる販売促進用表示装置の一例を
示す図解図である。
示す図解図である。
【図2】図1の販売促進用表示装置の電気回路図であ
る。
る。
【図3】図1,図2の販売促進用表示装置の点滅周期の
動作を示すタイミングチャートであり、(A)はLED
発光ダイオードの動作を示し、(B)は第1の無安定マ
ルチバイブレータの動作を示し、(C)は第2の無安定
マルチバイブレータの動作を示すタイミングチャートで
ある。
動作を示すタイミングチャートであり、(A)はLED
発光ダイオードの動作を示し、(B)は第1の無安定マ
ルチバイブレータの動作を示し、(C)は第2の無安定
マルチバイブレータの動作を示すタイミングチャートで
ある。
【図4】図1,図2の販売促進用表示装置の使用状態の
一例を示す正面図解図である。
一例を示す正面図解図である。
【図5】図1,図2の販売促進用表示装置を図4の広告
体に取り付ける方法の一例を示す取付工程図である。
体に取り付ける方法の一例を示す取付工程図である。
【図6】図1,図2の販売促進用表示装置の使用状態の
他の例を示す正面図解図である。
他の例を示す正面図解図である。
10 販売促進用表示装置 12 ケース 14 電気回路 16 第1の無安定マルチバイブレータ 18 第2の無安定マルチバイブレータ 20 広告体 22,26 表示部 24 貫通孔 VB 電源 Q1 ,Q2 ,Q3 ,Q4 トランジスタ Q5 スイッチングトランジスタ Q6 ホトトランジスタ D1 ショットキーダイオード D2 LED発光ダイオード R1 ,R2 ,R3 ,R4 ,R5 ,R6 ,R7 ,R8 ,R
9 ,R10 固定抵抗 C1 ,C2 ,C3 ,C4 ,C5 電解コンデンサ T0 ,T1 ,T2 周期
9 ,R10 固定抵抗 C1 ,C2 ,C3 ,C4 ,C5 電解コンデンサ T0 ,T1 ,T2 周期
Claims (5)
- 【請求項1】 販売促進物品,広告物品等、商品購買意
欲を促進させる物品に適宜取り付けられる販売促進用表
示装置であって、 発光手段および前記発光手段を長周期間隔で複数回点滅
発光させる電気回路を含む、販売促進用表示装置。 - 【請求項2】 前記電気回路は、比較的長い周期を有す
る第1の無安定マルチバイブレータと、比較的短い周期
を有する第2の無安定マルチバイブレータと、前記第1
の無安定マルチバイブレータおよび前記第2の無安定マ
ルチバイブレータを接続するスイッチングトランジスタ
とを含み、前記発光手段は、前記第2の無安定マルチバ
イブレータに接続され、前記第1の無安定マルチバイブ
レータには、前記発光手段を作動させるホトトランジス
タまたはホトダイオード等の光センサが接続される、請
求項1に記載の販売促進用表示装置。 - 【請求項3】 前記第1の無安定マルチバイブレータの
トランジスタには、前記スイッチングトランジスタのベ
ース抵抗と、ショットキーダイオードが接続され、前記
第1の無安定マルチバイブレータが1回作動した時に、
前記第2の無安定マルチバイブレータが複数回作動して
前記発光手段が複数回点滅発光する、請求項2に記載の
販売促進用表示装置。 - 【請求項4】 前記第1の無安定マルチバイブレータお
よび前記第2の無安定マルチバイブレータは、それぞ
れ、2つのトランジスタを固定抵抗,電解コンデンサを
介してループ状に接続した回路により構成されるもので
あって、 前記第1の無安定マルチバイブレータの一方のトランジ
スタのベース側と電池等の電源の陽極側との間に前記光
センサが接続され、 前記第1の無安定マルチバイブレータの他方のトランジ
スタのコレクタ側と前記第2の無安定マルチバイブレー
タの一方のトランジスタのコレクタ側との間に前記スイ
ッチングトランジスタが接続され、 前記第2の無安定マルチバイブレータの他方のトランジ
スタのコレクタ側と前記スイッチングトランジスタのコ
レクタ側との間に、LED発光ダイオードからなる発光
手段が接続され、 前記スイッチングトランジスタのベース抵抗と、前記第
1の無安定マルチバイブレータの他方のトランジスタの
コレクタに固定抵抗を介して接続された前記ショットキ
ーダイオードとが接続され、 前記第1の無安定マルチバイブレータの2つのトランジ
スタおよび前記第2の無安定マルチバイブレータの2つ
のトランジスタは、それぞれ、前記電源の陰極側に接続
される、請求項2または請求項3に記載の販売促進用表
示装置。 - 【請求項5】 その一方主面側に文字,図柄,模様,広
告文等の表示部が形成され、その他方主面側に前記販売
促進用表示装置が取り付けられ、前記表示部の少なくと
も一部が点滅発光される、広告体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998010014U JP3059917U (ja) | 1998-12-16 | 1998-12-16 | 販売促進用表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998010014U JP3059917U (ja) | 1998-12-16 | 1998-12-16 | 販売促進用表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3059917U true JP3059917U (ja) | 1999-07-13 |
Family
ID=43193755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998010014U Expired - Lifetime JP3059917U (ja) | 1998-12-16 | 1998-12-16 | 販売促進用表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3059917U (ja) |
-
1998
- 1998-12-16 JP JP1998010014U patent/JP3059917U/ja not_active Expired - Lifetime
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