JP3059833U - 立体型四目並べゲ―ム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の五目並べは先手必勝であり、それを改良
した連珠も定石を知る練達者が必ず初心者に勝つためゲ
ームとしての妙味に欠ける。また平面に競技材料を広げ
る盤上ゲームのため、外的刺激によりすぐ盤面が崩れ再
現が困難だった。上記欠点を克服し参加・観戦・交代が
簡単で盤面が安定した新ゲームを提供する。 【解決手段】本考案は盤面を立体化し上部の開口部より
甲乙が交互に投入した円盤状チップが連通部から落下し
底部に止まり、正面７列６段の貫通孔から甲乙チップの
並びが見える構成とし、先に縦横斜めに四目並べば勝ち
のルールとした。一方的落下・投入口選択・貫通孔の甲
乙充足状況によりゲーム進展予測は困難で、年齢制限な
く・短時間で勝敗が付き・思索力や推理力育成に資する
公平型ゲームとなった。立体化確保や一体収納にも工夫
を加えた実用的携帯型ゲームである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案はゲームに関し、特に一体型ケースに収納され持ち運び簡便で室内や屋 外の小空間で手軽に遊べる余暇利用用健全ゲームに関し、更に学校副教材用・企 業景品用・飲食店の開店祝いや常備用備品として活用する事ができ国籍を問わず どの世代の人も楽しむことができる立体型四目並べゲームに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来の類似ゲームには囲碁を子供向けにアレンジした五目並べと、近代に入っ て五目並べを改良した連珠がある。五目並べも連珠も、縦横の道線を引いた平面 盤を用い、対戦者二名のうち先手がまず中央に黒石を打ち、次に後手の白と先手 の黒が交互に道線の交点に石を並べてゆく。五目並べも連珠も縦・横・斜めのい ずれかに早く連続した五目を並べた方が勝者となるが、先手や定石が勝負に大き な影響を与えるため定石を知る練達者と初心者の勝敗結果は予め予測できる。

【０００３】 五目並べも連珠も使用する石はともに囲碁用の黒白の碁石である。また五目並 べで使う盤は一般向けの広い碁盤を転用するものであり、対戦者が使用する石数 には制限がない。連珠で使用する盤は平面に道線が縦横に１５線引かれ石を置く 交点が１６９個ある独自の連珠盤であり、理論的には対戦者双方が８４個まで石 を打てる。五目並べも連珠も打ち筋が明確であり、練達者相互では勝負は即決し 、練達者と初心者では必ず練達者が勝ち、双方が初心者なら無駄な長考となる。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

五目並べは技量や訓練に関らず、先手必勝の原則が貫徹する。誰でも少し練習 すると先手が必ず五目を先に作れて短時間に勝敗が決する欠点があり、子供用遊 びの域を出ない。他方で連珠は五目並べの先手必勝を制限するために様々な新設 ルールを設けたが、ルールが繁雑過ぎる難がある。先手の黒石への三々・四々・ 長連（五目以上の六目などでの勝利．）の禁じ手は先手牽制へは有効だが、黒石 と白石の禁じ手の違いのルール理解や運用は面倒で、初心者は取り付きにくい。

【０００５】 五目並べも連珠も平面盤面に交互に石を打つ盤上ゲームである。このためゲー ム中に子供が近寄ったり電話やトイレで席を立つ際に何気なく盤に触れるとすぐ 並び目が崩れ、盤面再現が困難でノーゲームとなるのが重大欠点であった。

【０００６】 五目並べも連珠も先手がまず中央に黒石を打つが、次に白がまたその次に黒が 盤面のどこに石を打つかは各自の自由だ。そこで五目並べも連珠も定石を知る練 達者は打ち筋に従い、初心者はその場の思い付きで位置決めすることになる。こ の条件では練達者は初心者の無知を利用しつつ妨害を最少限に押さえて逸早く五 目を作ることができ、初心者が熟考の末に練達者に逆転し得るゲームの面白味は ない。力が互角でも先手必勝の五目並べは公平ルールとは言えぬ。また先手必勝 を制限し禁じ手を定める連珠も定石が勝敗を左右するので、予備知識の少ない対 戦者が力を発挿する余地は少なく、思考力形成や推理力訓練には不向きである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

本考案は上記課題を解決するために、先手後手の有利不利がなく、簡便公平な ルール実施が可能で、盤面の並び目が固定した、立体型四目並べゲームとした。 本考案の課題克服手段の第１は、簡便な立体形状の確保である。上部に複数の チップ挿入孔を備え、正面に複数の貫通孔を持つ薄板状の直方体の本体は単独で は自立できない。薄板状の本体の立体的支持は外部固定もあり得るが、本考案は 本体下部を台座のレール状溝に差し込み簡易立体型固定を可能とした。 第２に上部に７列の横長の連通型の挿入孔を有し正面に縦横計４２個の貫通孔 を持つ本体を、同型外枠の２枚張り合わせとしネジ止めで正確に位置固定した。 この工夫により、万一孔つまりした場合にも容易に分解修理が可能となった。 第３に円盤状チップ直径を、本体上部のチップ投入孔よりやや小さく正面貫通 孔よりやや大きく定め、更に円盤状チップを比重が高く重量のある厚手物とした 。この工夫により投入チップの中詰まりや下方チップとの重なりを防止し、目的 位置へ的確に落下し、貫通孔より定位置が正確に目視できるようになった。 第４に座台両脇の凹部を二種のチップ入れに活用した。この工夫によりゲーム 進行が速くなり、野外や店内ではありがちなチップ紛失の防止が可能となった。 第５に本体の長方形外形を座台内径よりやや小さくし、座台のチップ入れの上 部に本体を水平状に納める構成とし、一体収納型セットとして携帯の便を図った 。

【０００８】

【作用】

上記解決課題の解決手段の工夫により本考案の立体型四目並べゲームは、従来 の五目並べや連珠に比べてはるかに平明ルールで実用的な携帯型ゲームとなった 。 第１に本考案ゲーム外形は本体や二色チップを含めて軽書籍一冊程度に収まり 、持ち運び容易でいつでも・どこでも・誰でも小スペースでゲームが楽しめる。 第２に本考案ゲームの貫通孔は全部で４２個であり、交互に最後まで円盤状チ ップを投入しても各自２１回の投入でゲームセットだ。更に五目並べや連珠の五 目勝利に対し四目揃えば投了となる四目並べルールとしたため、１ゲームは平均 １０分・長くても１５分の短時間で終了し、気軽に競技・観戦・交代ができる。 第３に本考案は携帯便利で短時間で終わる簡便なゲームだが、４２個の貫通孔 の充足状況・７個の投入孔のどれに入れるかの選択・上部からのチップ落下の３ 点が可変要素のためゲーム進展の予測は困難だ。本ゲームに定石はなく練達者も 初心者の意表を突く投入に次の対応の修正を迫られるし、狙っていた四目が口惜 しくも崩されたり、逆に相手投入で予想外の四目の可能性が出る事もしばしばだ 。本ゲームは交互のチップ投入の複線的予測が勝敗に寄与する点で、世代を超え て思索力・集中力・判断推理力育成に最適であり、幼児よりの学習効果も高い。 本ゲームはルールが単純であるため大人も子供もすぐ参加できるし、外国人と の簡便なコミュニケーション・ツールにも最適だ。だが新作のため改善余地もあ り統一ゲーム規則を立体型四目並べゲーム協会で検討中だ。同準備会では幼児同 士の場合には三目並べルール可・初心者間では相互に「三」の告知義務を課す・ 中級者では長連禁止（四目のみ勝ちとし五目以上は評価しない）を答申している 。

【０００９】

【考案の実施形態】

本考案の好ましい実施例を、添付図面に触れつつ説明する。立体四目並べゲー ムのセット斜視図を図１で示す。本体Ａ上部には横７列のチップ投入口１、正面 には縦６段横７列の円形貫通孔２があり、短辺側面３は図３の片面２枚を張り合 わせ、５のゲート穴でネジ止めした。本体下部の４は左右同型の凹部差込溝であ り、座台Ｂの凸部スライド溝７に差し込み立板状に安定固定する。 座台Ｂの凹部チップ入れ６は出し入れの便のため、円形凹部状としている。ま た７のスライド溝の上部の左右の棚部分は、本体Ａの側面３より少し厚い幅を取 り、座台Ｂの縦横内径を本体Ａの縦横外形よりやや広くし、本体Ａを横に並べて 水平状にぴったりはめ込む事が出来る本体収納スペース８となっている。 ゲーム時は座台Ｂに本体Ａを立板状に固定し、Ａ上部１の７つの投入口のいず れかに、対戦者の甲乙が円盤状チップを交互に投入し、どちらが先に縦横斜めの 四目を先に作れるかを競う。ゲーム終了後はＢ座台の左右凹部６に２種のチップ を収め、本体Ａを座台Ｂの上部８棚に横に置いて全部をセット収納する。 本ゲーム用の円盤状チップＣは、本体上部の横長状の投入口１よりやや狭く本 体正面の円形貫通孔よりやや広い直径としてある。またチップを投入したときに 正確に開口連通部１０の底部に落下し重なることなく底部より１個ずつ積み上が るように、合成樹脂・木材・金属の内の適当素材を用い一体型抜きか張り合わせ で形成し一般硬貨位の厚さと重さを確保している。ゲーム時は凹部チップ入れ６ を受け皿とし、ゲーム終了後は６を収納箱とし、紛失を防ぐ工夫をしている。

【００１０】 図１で示した本考案ゲームの本体Ａに関し、図２〜図７で詳細図を示した。 図２は本体Ａ正面図であり、頭部の円盤状チップ投入口１は見えぬが、チップ Ｃよりやや小さい円形貫通孔２が縦６段横７列の計４２個並び投入状況がすぐ目 視できる。図２下方部の左右には座台へ本体を差し込み立体状に固定する凹部レ ール状溝４が削られている。また本体Ａを構成する同型の図３片面２枚を内側で 合わせ、４個のゲート穴５でネジ止めし又は凹凸処理で固定している。 図３は本体上部のチップ投入用の開口部１方向から見た本体平面図である。 図４は本体Ａを構成する同型２枚の片面裏面の正面図である。本体上部のチッ プ投入口よりチップが推力に落下する開口連通部１０が凹部をなし、連通部の両 端と連通部間の中柱と底部が等高の凸部となる構成である。本体の同型片面２枚 を図４裏面を内側に張り合わしゲート穴５でネジ止めすると、連通部１０に落下 したチップの数と位置を貫通孔２より正確に目視する事が出来る。 図５は本体を図４のａ線で切断したと仮定し、その切断面を投入口１方向から 見た断面平面図である。貫通孔２よりチップ投入状況を正面から目視できる。 図６は本体外形を３の短辺方向より見た場合の側面図である。図４片面２枚を 裏側を内側に張り合わせた縦１線の合わせ目と左右のレール状溝４が見えるが、 投入口１や開口連通部１０は外側からは見えない。 図７は本体を図４のｂ線で切断したと仮定し、切断面を短辺側面３方向から見 た断面側面図である。１から落したチップの投入状況は貫通孔２から目視できる 。

【００１１】 図１の斜視図で示した座台Ｂに関して、平面図８と切断面の側面図９を示す。 図８は座台の平面図であり、６は凹部にえぐれたチップ入れ部分、７は本体下 部の凹部レール状溝４を短辺側面９から差し込み本体を垂直に支持固定する噛み 合わせ凸部を持つ差込用溝である。なお収納スペース棚８は上からは見えない。 図９は座台Ｂを図８のｃ線で切断したと仮定し、その切断面を短辺側面９から 見た場合の断面側面図である。６は二種のチップ入れ、７は本体支持用凸部溝、 、７と等高の８棚部分は本体を横向きにはめ込む本体収納スペースである。

【００１２】 念のために図１斜視図で紹介した本体Ａ・座台Ｂ・円盤状チップＣの組み合わ せ断面構成図を、ゲーム時と収納時の２種類示しておく。 図１０は本体Ａの凸部溝７に座台Ｂの凹部溝４を差し込み垂直状に組み立て固 定されたゲーム時の基本構成を、図８のｃ線で切断したと仮定しその切断面を図 ８の短辺側面９から見た場合の組立時の断面側面図である。競技者は６に入れた 円盤状チップＣを投入口１より交互に落とし、連通部１０に垂直に落下したチッ プの数や並びを貫通孔２より確認し、互いに速く４目を作ることを競う。 図１１は座台Ｂに円盤状チップＣと本体Ａを収納したゲーム終了後の基本構成 を、図８のｃ線で切断したと仮定しその切断面を図８の短辺側面９の側から見た 場合の収納時の断面側面図である。座台の左右の凹部チップ入れに甲乙各２１枚 以上の円盤状チップを収め、Ｂ上部の左右の棚部分８と等高の溝７上部に本体Ａ を横に倒して水平状にはめ込み収納した場合の組み合わせ側面図である。

【００１３】

【考案の効果】

以上説明したように本考案の立体型四目ゲームは、従来の五目並べや連珠から 勝敗決定法を伝承するが、実際は全く独自の類のない携帯用思索型ゲームである 。 世界的構造不況下の現状において従来型技術・生活・生活様式の見直しが叫ば れているが、その根幹は論理的脈絡を重視する広角度の複眼的な思索力である。 受容型知識による応用技術と勤勉により世界の工業大国となった日本においても 、産業構造変化と途上国の追い上げに直面し国際化時代に対応した大局的視野で の柔軟な思索力育成の必要性が喧伝されているが、抜本的対策は未だしの状況だ 。 ２１世紀をにらむ国際化時代への新教養として英語力とコンピュータ操作の習 得が掲げられることが多いが、それらは本来の思索力練磨とは縁遠い。確かに英 語力は必要だが欧米圏とのコミュニケーション手段に過ぎず、コンピュータ操作 も必要だが現時点では情報収集と整理技術に過ぎない。正解のある定型的知識や 技術からは、現状矛盾を打破する思索や新技術への糸口は生まれようがない。 ゲーム世界においても、電子技術に依拠した二進法の反応型ゲームが大流行で ある。一人遊びのテトリスや二人用のテレビゲームの類にも組み合わせや場合選 択要素はある。だが判断は定型的で慣れと反射神経で容易に得点が増えるが、思 考力養成に資するとは言い難い。この事情は伝統ゲームでも同様で、本考案と関 連する五目並べや連珠は打ち筋の習得が結果を左右し、将棋や囲碁は思索的要索 は強くなるが定石駆使が勝敗に反映するため基礎力が違えば勝負にならない。 本考案は流行も伝統物も含めての従来ゲームの知識と慣れが勝敗を左右する難 点の克服をめざし、外国人にもすぐ分かる簡単な透明ルールを定め、大人も子供 もベテランや初心者の区別もなく、全条件を見通した論理的思考と打ち筋の推理 と心理的駆け引きを盛り込み公正結果が出るように工夫を施した。 個人の自立を掲げてもお題目で終わることが多い集団主義的伝統の強い日本で は、本考案の如き自他に共通の透明ルールを前提に、自他の心理的傾向差を理解 し、双方が打ち筋を推理し、心理的駆け引き含みで勝利を競う思索訓練は、ゲー ム判断を超えて自己表現力や対外交渉力育成教育へ寄与する所が大である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の立体型四目並べゲームの本体Ａと座台
Ｂと円形状チップＣの実施例を示す斜視図。概略図のみ
を示し、細部は各部の部分図で詳細に触れる。

【図２】本体Ａ表面の正面図。縦６段横７列の円形状貫
通孔と、４側のネジ止めゲート５と、本体を立体状に固
定するための座台Ｂへの凹部差込溝４を示す。

【図３】上部開口部より見た本体の平面図。片面２枚の
裏面を内側にした張り合わせ部と、横７列に並んだチッ
プ投入口１を示す。

【図４】本体片面を裏面から見た正面図。投入チップを
正確に位置決めする連通部１０、チップの位置と並びを
目視する貫通孔２、凹状の連通部に対して組立時には凸
部となる等高の両端と底部と中柱、同型２枚の片面固定
用のゲート穴５を示す。

【図５】本体を横７列の貫通孔の中央部で水平に切断し
たと仮定した場合の、本体上部より見た断面平面図。チ
ップ投入口１と貫通孔２の位置関連を示す。

【図６】本体を投入口を上に垂直に立てた状態で短辺横
側から見た側面図。片面２枚の張り合わせ線と凹部差込
溝４は見えるが、投入口や連通部は隠されている。

【図７】本体を投入口を上に立てた状態で縦６段の貫通
孔の中央部で垂直に切断したと仮定した場合の短辺横側
から見た断面側面図。チップ投入口１とチップが貯まる
開口連通部１０と貫通孔２の位置関連を示す。

【図８】座台Ｂを上向きにした平面図。チップ入れ６と
凸部スライド溝７を示す。

【図９】座台の長辺を短辺に平行に切断したと仮定した
場合の短辺方向から見た断面側面図。左右の凹部チップ
入れ６、本体を座台に差し込み立体状に固定保持する凸
部スライド溝７、本体収納スペース用棚８の位置関係を
示す。

【図１０】座台に本体を垂直に組み立てたゲーム時の本
考案の推定側面図。

【図１１】座台Ｂに本体Ａと円盤状チップＣを収納した
ゲーム終了時の推定側面図。

【図面符号の説明】

Ａ 本考案の立体四目並べゲームの本体 Ｂ 本ゲームの本体支持構造と部品収納セット箱を兼ね
た座台 Ｃ 本ゲームの競技材料の甲乙二種の円盤状投入用チッ
プ １ 横長の７列の円盤状チップ投入口 ２ 横７列縦６段計４２個ある円形貫通孔 ３ 片面２枚を裏面を内側に張り合わせた本体の短辺側
面 ４ 座台に水平に差し込む凹部差込溝 ５ 本体の片面２枚を連結する４個のネジ止め用ゲート
穴 ６ 座台の両側の凹部チップ入れ ７ 本体を垂直に支持固定するための座台の凸部スライ
ド溝 ８ 座台の本体収納スペース用棚 ９ 座台短辺側面 １０ 本体投入口下の円盤状チップを収める開口連通部 ａ 本体の横７列の貫通孔の中央部を水平に貫くと仮定
した切断線 ｂ 本体の縦６段の貫通孔の中央部を垂直に貫くと仮定
した切断線 ｃ 座台の長辺を短辺と平行に貫くと仮定した切断線

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】表面から裏面に貫通する少なくとも縦６段
   横７列の４２個以上の円形又は星形や角形などの貫通孔
   を有し、前記貫通孔の縦方向が連通するように設けら
   れ、上部に開口部を有する７列以上のチップ投入口を備
   えた本体と、前記本体を立てた状態でスライド式か押圧
   式で差込保持し固定する箱型の座台と、異なる色か模様
   か形状で競技者二名の持ち分を区分した２種類各２１個
   以上合計４２個以上の略円盤状チップの３点より構成さ
   れる、立体型四目並べゲーム。
2. 【請求項２】請求項１記載の前記ゲーム用本体であっ
   て、合成樹資材・木材又は金属の内の一つの素材を用
   い、少なくとも縦６段横７列の合計４２個以上の様々な
   形状の貫通孔を有し、上部に少なくとも７列の横長のチ
   ップ投入口を有し、下部に座台へ差し込み立体位置固定
   の安定性を高めるスライド式差込用の凹部レール状溝か
   押圧差込用の角部を備え、同型の片面２枚を連通口を内
   側にゲート部でネジ止めするか凹凸突起で張り合わせて
   固定し又は一体型抜きで形成した、外形は長方形で厚板
   状の略直方体である、立体型四目並べゲーム部品。
3. 【請求項３】請求項１記載の前記ゲーム用座台であっ
   て、合成樹脂材・木材・金属の内の一つの素材を用い、
   中央部に請求項１記載の本体下部を立体状に支持固定す
   る凸部スライド溝か押圧式差込溝を有し、左右の凹部を
   請求項１記載の甲乙二種のチップ受け皿と収納部に供
   し、ゲーム終了後は箱型の内面上部に請求項１記載の本
   体をはめ込み固定し収納ケースを兼ねた、一体型抜きか
   縦横部分の張り合わせか又は立体組み立てにより形成し
   た、立体型四目並べゲーム部品。