JP3059269U - 植木鉢用栄養素及び酸素自然供給具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 植木鉢の植物が容易に植物用栄養素及び酸素
が自然に吸収できる器具を提供する。 【解決手段】 パイプＡは、パイプ、石灰、オカラを用
いた円筒１の周囲に複数の穴２をあけ、上部に花弁３を
設ける。プラスチック棒Ｂは、略釘状で、丸味をおびた
頭部を取手部４とし、そのやや下に、パイプＡの上部の
花弁３の個所で止まるストッパー５を設け、下部は逆円
錐体の形状とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は植木鉢用栄養素及び酸素自然供給具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、植木鉢の植物の栄養素の供給には、液体の栄養素を容器に入れ密封し、 使用時に容器の先端を切り取り穴をあけ、穴の部分を下に土に挿入し供給するも のがあった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の技術で述べた栄養素供給具においては、雨、水やり等により土が壊れ穴 がふさがるという問題点があった。

【０００４】 本考案は、従来の技術の有する問題点に鑑みなされたものであり、その目的と するところは、土の崩れ等により穴がふさがれ栄養素の供給に支障をきたさない こととともに酸素が容易に供給できる植木鉢用のパルプ、石灰、オカラを単独、 または、混合した栄養素及び酸素の自然供給具を提供しようとするものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案における植木鉢用栄養素及び酸素自然供給 具は、パルプ、石灰、オカラ等を素材とし、植物用栄養素（エキス）を含浸させ 形状は円筒体とし、円筒の周囲には複数の穴をあけ、円筒の上部の外側に花弁を 設けパイプを形成する。

【０００６】 円筒を土に挿入するプラスチック棒は、プラスチック製で形状は、略釘の形状 であるが、頭に取手部を設け、その下の棒の全長の約８分の１の位置に、円筒の 上部で止まるストッパーを形成し、下部は逆円錐の形状をする。

【０００７】 パイプ（円筒）にプラスチック棒を入れパイプ（円筒）の上部の花弁の部分で 、ストッパーが止まり、プラスチック棒の取手部を押すと、ストッパーによって 、パイプ（円筒）は土に挿入され、挿入後、取手部を握り、プラスチック棒を引 き抜きパイプ（円筒）は土の中に残る。

【０００８】

【考案の実施の形態】

本考案の実施の形態について、図面を参照して説明する。 図１、図２において、素材はパルプ、石灰、オカラを用い、植物用栄養素（エ キス）を含浸させ円筒体に形成し、円筒１の周囲に複数個の穴２をあけ、上部の 周りに花弁３を設けパイプＡを形成する。

【０００９】 また、パイプＡを土に挿入するプラスチック棒Ｂはプラスチックを用い、略、 釘の形状とし、釘の頭の部分は、上部が丸味をおびた形状の部分を取手部４とし 、取手部４の下の棒の約８分の１に位置にストッパー５を設けた形状に形成する 。

【００１０】 図３においては、パルプ、石灰、オカラ等を素材として、円筒１を形成し、円 筒１の周囲に複数個の穴２をあけ、上端の周りには、花弁３を設けパイプＡを形 成する。

【００１１】 図４においては、プラスチックを用い略釘の形状とし、上端の釘の頭の部分に 丸味をおびた取手部４とし、取手部４の下の棒の全長の約８分の１の位置にスト ッパー５を設け、下部は逆円錐体としたプラスチック棒Ｂを形成する。

【００１２】

【考案の効果】

本考案は、上記のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。

【００１３】 円筒に含浸させた植物用の栄養素（エキス）、栄養液は、水やり、雨等の水分 に溶け植物が容易に栄養分を吸収できる。

【００１４】 パイプ（円筒）の中空部分に空気が自然に入り、酸素が周囲の穴から自然に植 物は吸収でき、植物の活性化を図り、根腐れをも防止する。

【００１５】 パイプ、石灰、オカラ等を用い栄養素を含浸させ周囲に複数の穴をあけた円筒 状のパイプは、約６ケ月後には、土の中で分解され栄養源となる。

【００１６】 プラスチック棒によって、子供でも容易に土の中にパイプを挿入できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】パイプにプラスチック棒を入れた正面図であ
る。

【図２】パイプにプラスチック棒を入れた斜視図であ
る。

【図３】パイプの斜視図である。

【図４】プラスチック棒の斜視図である。

【符号の説明】

Ａ パイプ Ｂ プラスチック棒 １ 円筒 ２ 周囲穴 ３ 花弁 ４ 取手部 ５ ストッパー

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 パルプ、石灰、オカラ等を素材とし植物
   用栄養素（エキス）を含浸させ、円筒（１）の形状とさ
   し、円筒（１）の周囲には複数の穴（１）の形状とし、
   円筒（１）の周囲には、複数の穴（２）をあけ、上端の
   周りに、花弁（３）を設けたパイプ（Ａ）と該パイプを
   土に挿入するプラスチック棒（Ｂ）とからなる植木鉢用
   栄養素及び酸素自然供給具。
2. 【請求項２】 プラスチック棒（Ｂ）は、略、釘の形状
   であって、上部の取手部（４）から棒の全長の約８分の
   １の位置に、ストッパー（５）を形成してなる請求項１
   記載の植木鉢用栄養素及び酸素自然供給具。